2022年6月25日に開催した JAWS-UG横浜 #45 Aurora Serverless v2 LT祭! での発表内容です https://jawsug-yokohama.connpass.com/event/249571/
Aurora Serverless v2 のスケールの 傾向を実際に確認してみた クラスメソッド株式会社 大栗 宗 1
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2自己紹介大栗 宗(@maroon1st)アライアンス統括部某SIer → クラスメソッド →某外資 → クラスメソッド(2 回目)現在のクラメソ歴は半年 (累計 6 年) です!パートナー様のサービスをメインに取り扱っています。ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛してます。Cloudflare, Google Cloud, AWS, etc
3Aurora Serverless v2 の特徴
4きめ細かいスケーリング!
5実際に付加をかけて確認してみました
6負荷の内容● DB エンジン:Aurora PostgreSQL 14.3● インスタンスタイプ:Aurora Serverless v2● ACU:0.5 ACU 〜 128 ACU● 使用ツール:HammerDB version 4.4● ベンチマーク:TPROC-C (TPC-C ライクな倉庫の在庫管理を模したワークロード)● データセットサイズ:2000 warehouses● 同時実行ユーザー数:64 ユーザー
7ベンチマークの実施方法このブログに書いたので見てください。MySQL 版もあります!https://dev.classmethod.jp/articles/benchmarking-postgresql-with-hammerdb/
8低い ACU から負荷をかけた場合
9低い ACU から負荷をかけた場合● 負荷をかけ始めてから ACU が上昇するまで若干のラグがある● 最初に 4 ACU 以上上昇し、以降 15 秒程度ごとに0.5 ACU ずつ上昇● 負荷がなくなると 5 分ごとに ACU が大きく低下する
10一定の ACU から負荷をかけた場合
11一定の ACU から負荷をかけた場合● 低 ACU と同様に負荷をかけ始めてから ACU が上昇するまで若干のラグがある● 15 秒程度ごとに 0.5 ACU ずつ上昇して、90 秒程度ごとに 2 ACU ずつ上昇している● 負荷がなくなると 5 分ごとに ACU が大きく低下する
12まとめ● 負荷が無い状態から ACU が上がるまで若干のタイムラグは存在する● ドキュメント通り現在の ACU が高いほど大きくスケールする(速いではなく一回の増加量が増える)● スケールアップに比べてスケールダウンは一気に下る
13編集後記昨日 Aurora Serverless v2 の調査をしてたら
14DeNA さんが素晴らしい検証をしてたhttps://engineering.dena.com/blog/2022/06/aurora-serverless-v2/
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