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Aurora Serverless v2 のスケールの傾向を実際に確認してみた

maroon1st
January 13, 2023

Aurora Serverless v2 のスケールの傾向を実際に確認してみた

2022年6月25日に開催した JAWS-UG横浜 #45 Aurora Serverless v2 LT祭! での発表内容です
https://jawsug-yokohama.connpass.com/event/249571/

maroon1st

January 13, 2023
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Transcript

  1. 2 自己紹介 大栗 宗(@maroon1st) アライアンス統括部 某SIer → クラスメソッド → 某外資 →

    クラスメソッド(2 回目) 現在のクラメソ歴は半年 (累計 6 年) です! パートナー様のサービスをメインに取り扱っています。 ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛してます。 Cloudflare, Google Cloud, AWS, etc
  2. 6 負荷の内容 • DB エンジン:Aurora PostgreSQL 14.3 • インスタンスタイプ:Aurora Serverless

    v2 • ACU:0.5 ACU 〜 128 ACU • 使用ツール:HammerDB version 4.4 • ベンチマーク:TPROC-C (TPC-C ライクな倉庫の在庫管理を 模したワークロード) • データセットサイズ:2000 warehouses • 同時実行ユーザー数:64 ユーザー
  3. 9 低い ACU から負荷をかけた場合 • 負荷をかけ始めてから ACU が上昇するまで若干のラグが ある •

    最初に 4 ACU 以上上昇し、以降 15 秒程度ごとに 0.5 ACU ずつ上昇 • 負荷がなくなると 5 分ごとに ACU が大きく低下する
  4. 11 一定の ACU から負荷をかけた場合 • 低 ACU と同様に負荷をかけ始めてから ACU が上昇する

    まで若干のラグがある • 15 秒程度ごとに 0.5 ACU ずつ上昇して、 90 秒程度ごとに 2 ACU ずつ上昇している • 負荷がなくなると 5 分ごとに ACU が大きく低下する
  5. 12 まとめ • 負荷が無い状態から ACU が上がるまで若干のタイムラグ は存在する • ドキュメント通り現在の ACU

    が高いほど大きくスケールす る(速いではなく一回の増加量が増える) • スケールアップに比べてスケールダウンは一気に下る
  6. 15