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マジ価値を早く届ける意思決定のススメ 〜情報をそろえ、決めすぎを避ける〜/ A Decisio...

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November 30, 2025

マジ価値を早く届ける意思決定のススメ 〜情報をそろえ、決めすぎを避ける〜/ A Decision-Making Approach for Delivering Better Products Faster

freee技術の日2025(https://freee-tech-day.freee.co.jp/2025/) での発表資料です。

資料内部リンク
* p19 "Disagree & Commit"について、[リーダーシップ・プリンシプル](https://www.aboutamazon.jp/about-us/leadership-principles)

* p22 [深いドメインと統合型経営プラットフォームを支えるモジュラモノリスの事例](https://speakerdeck.com/ogugu9/modular-monolith-that-support-deep-domains-and-integrated-management-platform?slide=12)

* p28 [freee支出管理開発本部の説明資料](https://speakerdeck.com/freee/company-presentation-materials-for-fleet-engineers-in-expenditure-management?slide=16)

* p31
* [freeeの中途エンジニアのポジション一覧](https://hire.wantedly.com/careers/freee/career_page_all_jobs?lang=ja&includeCasualVisits=false&jobFunctionId=116&locationId=80&experienceLevel=MID_CAREER&contractType=REGULAR_EMPLOYEE)
* [「支出管理」のポジション ](https://hire.wantedly.com/careers/freee/career_page_all_jobs/1500?lang=ja)

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November 30, 2025
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Transcript

  1.   この発表で得られること マジ価値を早く届けるための、 要件や作り⽅の意思決定⼒を⾼める具体的アプローチ • マジ価値 = ユーザーにとって本当に意味のあるもの • 早く届ける

    = 早く作る x 「シンプルに作る」 • 具体的アプローチ ◦ 1) 必要な観点‧情報をテーブルに並べる⽅法 ◦ 2) 意思決定を遅らせる⽅法 - 意図的に決めすぎず、少ないコストで検証する
  2.   PMMが詳しい領域 =Product Marketing Manager 前提:ロールによって詳しい領域が異なる エンジニアが 詳しい領域 PdMが詳しい領域 =ProductManager

    市場‧戦略 どんなユーザー‧領域か 業務要求 ニーズ‧要望 機能要件 提供する機能 設計 どう作るか
  3.   補⾜)満たす「ニーズ」によってスパイスが変わる ニーズ スパイス名 役割 特徴と効果 A食欲を そそる =さっぱりと辛 さ強め

    コリアンダー さっぱり感・爽 やかな香り 柑橘系のような爽やかな香りと、まろやかな甘み を持つ。さっぱり感を出すのに重要。 チリペッパー 強い辛さ 赤唐辛子の粉末。量によって辛さを強力に調整 できます。 B満腹感 =甘めな濃厚 ビーフ クローブ 濃厚な甘い香り ・コク 非常に強く甘く刺激的な香り。肉の臭みを消し、濃 厚なコクと風味を深める。 シナモン 甘く深い香り 独特の甘い香りで、欧風カレーの深い風味や甘さ を強調する。
  4.   実践した結果(1/2) • Before ◦ 何を作るかが話題の中⼼ ◦ 要求‧要件を考えるのはPdMだけ • After

    ◦ 要求‧要件から確認する会話が増えている ◦ 複数の⽬線で、良いプロダクトを早く届ける⼿段を考えられている 例) ‧この機能はこういう課題のために使われるのですよね?そうなら〜 ‧このユーザー課題に対してこの要件だと複雑でわかりにくいから、  別の要件にしたらどうだろうか?
  5.   話題の中⼼の変化 Before  エンジニア PdM Product Manager 市場‧戦略 どんなユーザー‧領域か 業務要求

    ニーズ‧要望 機能要件 提供する機能 設計 どう作るか After  エンジニア PdM Product Manager PMM Product Marketing Manager 話題の 中心 話題の 中心
  6.   実践した結果(2/2) やっていて難しいと思うこと‧分かってきたこと • 100%認識齟齬をなくせるわけではない ◦ →⼤きな認識齟齬をなくす、早期に気づけるようにしている • モデリングに議論が紛糾する ◦

    →時間を区切る、情報を集めたうえで再度考える • 誤解:何でもかんでも会話すればよいわけではない ◦ →前提を合わせて意思決定をスムーズにしていくこと ◦ →みんなで考えるが最後はオーナーが決定、Disagree & Commit※ ※ リーダーシップ‧プリンシプル - About Amazon Japan
  7.   やったこと1)変更可能性が⾼い場合には「変更しやすく保つ」 • 1)プロダクト⽴ち上げ期で不確実性が⾼く、プロダクトの⽅向が変わる可能性も ⼤きいといった状況下 ◦ ドメインを過剰に分断し、多数のマイクロサービスでシステムを構築する⽅針 • 検索要件 &

    データ整合性を保つなど、分割していると逆に複雑性があがり拡張が難 しそうなことも⾒えていた • マイクロサービスを2つに減らして可逆性を⾼めた 参考:深いドメインと統合型経営プラットフォー ムを支えるモジュラモノリスの事例
  8.   実践した結果 • 意思決定のタイミングを考える時には、その情報のレベルを考えていた • 1)変更しやすく保つ ◦ => 業務要求レベルで⾒通せていない状況 ◦

    あとから捨てやすいくらいシンプルにつくる / 可逆性を⾼めることが重要 • 2)コアな要件以外の意思決定を遅らせる ◦ =>副次的な要件‧設計レベルでの意思決定 ◦ つくりながら、リリースする前までに決定を伸ばしてもそれによるリスクは 少ない
  9.   まとめ • プロダクト開発する上で扱うべき情報には、レイヤーがある ◦ 市場‧戦略 / 業務要求 / 機能要件

    / 設計 • 良いプロダクトや早く届ける⽅法を突き詰めるために、情報をテーブルに並べよう ◦ 「市場‧戦略 / 業務要求」といった前提をエンジニアも理解する ◦ 「設計」から⽣じる⼯数‧将来の制約といった意思決定に必要な情報をPdMも理解す る、など • これらの情報がわかることにより、 ◦ エンジニアも「業務要求 / 機能要件」に基づき、どんなプロダクトを作るか考えられる ◦ 決め過ぎない⽅が良いこと、いつまでに決めれば良いかもクリアになっていく