Lock in $30 Savings on PRO—Offer Ends Soon! ⏳
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
スタートアップチームで学んだエンジニアの心構え / The attitude of t...
Search
mtskhs
January 31, 2020
Technology
1
1.8k
スタートアップチームで学んだエンジニアの心構え / The attitude of the engineer who learned from the start-up team
presentated at NTT Tech Conference #4
mtskhs
January 31, 2020
Tweet
Share
More Decks by mtskhs
See All by mtskhs
マジ価値を早く届ける意思決定のススメ 〜情報をそろえ、決めすぎを避ける〜/ A Decision-Making Approach for Delivering Better Products Faster
matsu0228
0
59
後進育成のしくじり〜任せるスキルとリーダーシップの両立〜
matsu0228
7
4k
EMがマジ価値を届けきるために考え行動したこと / Engineering Manager's thoughts and actions to deliver outcome
matsu0228
0
10k
Cloud Firestore With Go
matsu0228
0
960
Goとの歩み / History with Go
matsu0228
0
130
ReactNativeにおけるパフォーマンスチューニング/ Performance tuning in ReactNative
matsu0228
2
1.6k
Goにおける API Client実装パターン / API Client implementation pattern in Go
matsu0228
8
8.5k
expo開発におけるCI/CD / CICD on development of expo
matsu0228
0
900
SpoLiveの爆速開発を支えるGAE/Goノウハウ / Practice of GAE&Go supporting SpoLive super fast development
matsu0228
1
250
Other Decks in Technology
See All in Technology
Knowledge Work の AI Backend
kworkdev
PRO
0
270
AWSインフルエンサーへの道 / load of AWS Influencer
whisaiyo
0
220
ペアーズにおけるAIエージェント 基盤とText to SQLツールの紹介
hisamouna
2
1.7k
ActiveJobUpdates
igaiga
1
320
Introduce marp-ai-slide-generator
itarutomy
0
130
[2025-12-12]あの日僕が見た胡蝶の夢 〜人の夢は終わらねェ AIによるパフォーマンスチューニングのすゝめ〜
tosite
0
180
AI with TiDD
shiraji
1
290
2025-12-27 Claude CodeでPRレビュー対応を効率化する@機械学習社会実装勉強会第54回
nakamasato
4
1.1k
Identity Management for Agentic AI 解説
fujie
0
470
事業の財務責任に向き合うリクルートデータプラットフォームのFinOps
recruitengineers
PRO
2
220
AWS re:Invent 2025~初参加の成果と学び~
kubomasataka
1
190
「もしもデータ基盤開発で『強くてニューゲーム』ができたなら今の僕はどんなデータ基盤を作っただろう」
aeonpeople
0
250
Featured
See All Featured
How to build an LLM SEO readiness audit: a practical framework
nmsamuel
1
580
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
38
3k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.3k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
286
14k
Organizational Design Perspectives: An Ontology of Organizational Design Elements
kimpetersen
PRO
0
45
Side Projects
sachag
455
43k
Groundhog Day: Seeking Process in Gaming for Health
codingconduct
0
65
Leadership Guide Workshop - DevTernity 2021
reverentgeek
0
170
Designing Experiences People Love
moore
143
24k
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
820
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
370
20k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.3k
Transcript
スタートアップチームで学んだ エンジニアの心構え NTT Tech Conference #4 Hisayuki Matsuki Twitter: @mtskhs
about me • 松木久幸(@mtskhs) ◦ Backend Engineer / Gopher ◦
スポーツAI解説アプリ(SpoLive) ◦ GoにおけるAPI Client @Go Conference Autumn ▪ https://speakerdeck.com/matsu0228/api-client-implementation-pattern-in-go ◦ Agile (シリコンバレーで3ヶ月働いて体感した自立型組織のススメ) ▪ https://speakerdeck.com/matsu0228/organizationtheory-of-engineering 2
3
SpoLive ラグビー・サッカーの試合に対応中 4
Contents 自分が重要だと思う 心構え について • #1 共通認識 • #2 集中
• #3 楽しむこと 話さないこと • 技術的なトピック 5
#1 Common Ground 開発で一番難しいのは? 6
#1 Common Ground 開発で一番難しいのは? 何を作るか 決めること 7 詳細まで認識を合わせること • 背景・目的をメンバーが常に理解しておく
• どのような効果が見込めるか把握することで、実装コス トを踏まえた提案をできるようにしておく 正解は誰にも判断できない(常に変化が求められる) • 常にプロダクトのフィードバックを把握し、今後の改善を 回しやすくする手段を考える
#1 Common Ground 開発で一番難しいのは? 何を作るか 決めること 8 価値向上のために、時には「発散」が必要 • サービス価値のために良いものを作る
• 既存の仕様を捨ててでも価値を提供する • プロダクトチームに、これらの思考ができるメンバー(UXデ ザイナー 等)が必要だし、エンジニアが持っていると強い ◦ 会話をすることにより、その思考を学習する c.f. 書籍 正しいものを正しく作る
#2 Concentration • 限られたリソースでサービス改善・運用するためにはどうす ればよいか? ◦ 集中 ( = やらないことを決めること)
が重要 • 技術選定 ◦ できる限り、運用・監視が不要なように ◦ e.g. GAE / firebase + expo • 開発の進め方 ◦ セットアップなどは自動化して、ドキュメントよりも動く環 境を整える c.f. アジャイルマニュフェスト 9
#3 Enjoy • プレッシャーがキツイ・・ 前向きに変換するには? ◦ 仕事を 楽しむ こと! •
自分に限らずメンバーが主体的になるためにも ◦ c.f. エンジニアリング組織論への招待 承認欲求を満たす ことの大切さ • ドッグフーディングは当然に、フィードバックや周りの声を聞く ◦ フィードバックの仕組み化(アプリ内で評価を促す・分析基 盤の構築) c.f. スポーツ解説アプリ SpoLive における分析基盤の構築 https://qiita.com/mtskhs/items/ca10f926900303f09bf8 10
Summary • サービス価値向上のために、共通認識をもち自律的に動け る組織となることが大切 ◦ 決めるための、前提知識を共有しておく ◦ メンバーの成長のための会話。役割をオーバーラップで きると強い •
集中するために小さく保つ ◦ アーキテクチャ選定 • 楽しくやる ◦ ドッグフーディング・フィードバックを受ける・周りに発信し てみる ◦ 楽しさを見つける(スキル向上・対外発表) 11
参考書籍等 • 正しいものを正しく作る ◦ https://www.amazon.co.jp/dp/B07SGCH8R6 • エンジニアリング組織論への招待 ◦ https://www.amazon.co.jp/dp/B079TLW41L •
アジャイルマニュフェスト ◦ https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html 12
参考書籍等 • 正しいものを正しく作る ◦ https://www.amazon.co.jp/dp/B07SGCH8R6 「6−2 視座、視野を越境する」 にて、 普段感じていたモヤモヤ(決めたどおりに作る ことは容易だが、それでよいのか)が言語化さ
れて腑に落ちました。 また、チーム内のUXデザイナーとの会話で今 までにない視点(現状仕様が〜だから、ではな くあるべき姿を考える)で考えることができまし た。 13
参考書籍等 • エンジニアリング組織論への招待 ◦ https://www.amazon.co.jp/dp/B079TLW41L 「2-3 心理的安全性の作り方」のアクノレッジメ ントとストーリーテリングの項目で、「承認」の大 切さが述べられている ある行動に対するフィードバック・承認により、
よいチームになっていくことができることを実感 している。 14
参考書籍等 • アジャイルマニュフェスト ◦ https://agilemanifesto.org/iso/ja/manifesto.html ドキュメントも大切だが、「動くソフトウェア」も大切とする考え 方。プロダクトは変化が大きいので変更されにくい「ドキュメント」 よりも「すぐ動かして確認できること」が大切だと感じる。 15