サーバレス開発 〜 関連する小さなサービス群を１プロジェクトにまとめた際のCIは？

2022年11月21日、22日開催の CloudNative Days Tokyo 2022 にて「サーバレス開発 〜 関連する小さなサービス群を１プロジェクトにまとめた際のCIは？」というタイトルで発表した際のスライドです。

https://cloudnativedays.jp/cndt2022

Transcript

1. 1 サーバレス開発 関連する小さなサービス群を １プロジェクトにまとめた際のCIは？ 舟木 将彦 (@mfunaki) CircleCI合同会社 Principal Developer Advocate
2. 2 Agenda SAMを使ったLambda関数の開発とは？ CircleCIを使ったビルド、テスト、デプロイ 変更された関数だけを再ビルド、再テスト、再デプロイ デモ おわりに 1 2 3 4 5
3. 3 SAMを使った Lambda関数の開発とは
4. 4 Lambda関数のサンプル実装例 sam-java-app sam-nodejs-app
5. 5 CircleCIを使った ビルド、テスト、デプロイ
6. 6 リポジトリ内の .circleci/config.yml ファイル中に記述する。 CircleCIを使った自動ビルド、テスト、デプロイ設定
7. 7 CircleCIを使った自動ビルド、テスト、デプロイ設定 初期設定 ・リポジトリの内容をチェックアウト ・AWS CLI をインストール 　　＋OpenID Connectトークンを設定 ・AWS SAM CLI をインストール ビルド ・sam build コマンドを実行し、 　コンテナイメージを作成 テスト ・mvn test コマンドを実行 デプロイ ・sam deploy コマンドを実行し、 　sam-java-app スタックを新コンテナで更新
8. 8 変更された関数だけを 再ビルド、再テスト、再デプロイ
9. 9 Lambda関数(サーバレス)を開発〜テスト〜デプロイする上で、 ・相互依存する関数や共通モジュールがあるので、1 Repo で 　提供するサービスに関わる全関数のコードを管理したい ・とはいえ、コード変更時はLambda関数単位でビルド〜テスト〜 　デプロイしたい(時間を節約) ・合わせて、ビルド〜テスト〜デプロイ定義はLambda関数ごとに 　完結させたい　(他のLambda関数を知らなくても良い) Lambda関数単位で開発〜テスト〜デプロイ管理 sam-java-app sam-nodejs-app
10. 10 CircleCIの設定(コンフィグ)を ・あらかじめ(静的に)定義して実行するのではなく、 ・変更内容(状況)に合わせてその場で動的に(ダイナミックに) 　組み合わせて実行する ダイナミックコンフィグ sam-java-app sam-nodejs-app cci-sam-sample config.yml config.yml config.yml
11. 11 親コンフィグ (cci-sam-sample) 設定
12. 12 子コンフィグ (sam-java-app, sam-node-app) 設定
13. 13 デモ
14. 14 実行例 sam-nodejs-app + sam-java-app 更新時 sam-java--app更新時
15. 15 おわりに
16. 16 CI/CD を開発／運用プロセスに取り込むにあたり、 ・自動化手順が肥大化し、見通しが悪くならない様 　（メンテナンス性が低下、属人化しない様） ・局所的な変更・追加に対して、影響範囲内に絞った 　自動化や ・さらに、共通モジュール（ライブラリ）を切り出し＋ 　個別実装の間で依存関係を定義 →(人依存をできるだけ減らし)サービスの質・量を高める おわりに
17. Thank you. 17