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1人目QA奮闘記/QA Engineer's Struggle

miisan
June 16, 2022

1人目QA奮闘記/QA Engineer's Struggle

令和トラベルの1人目QAエンジニアとして2ヶ月間で行ったことを紹介します。

◆イベント
QA Test Talk Vol.1 : https://test-talk.connpass.com/event/247698/

◆令和トラベル
https://www.reiwatravel.co.jp/

miisan

June 16, 2022
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Transcript

  1. 1人目QA奮闘記
    〜QAチームができる前とできた後〜
    株式会社令和トラベル QA Engineer miisan (2022/6/16)

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  2. 本日のアジェンダ
    02
    03
    01 自己紹介
    プロダクト品質における取り組み
    プロセス・リリースにおける取り組み
    04 チーム・組織における取り組み

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  3. Self introduction
    自己紹介

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  4. 自己紹介
    株式会社令和トラベル QA Engineer (QA GM)
    miisan /@mii________san
    大学卒業後、ERPパッケージの開発・QAを担当しプロダクト開発やメンバー育成プロ
    ジェクトの立ち上げに関わる。
    2018年よりメルペイにQAエンジニアとして参画し、決済や与信領域を主に担当しなが
    ら、プロダクトのリリースに幅広く関わる。
    2021年からEngineering Managerとなり
    QAチームを索引した後、
    2022年4月より現職の令和トラベルで
    1人目QAエンジニアと
    して奮闘中。
    また、スタートアップ含む
    IT企業でQAエンジニアとして組織作りやプロセス改善など活
    動する他、女性エンジニアのエンパワーメント
    (Women Techmakers
    Ambassador)含むD&I活動を推進している。
    趣味はカメラと旅行。日本
    47/47都道府県制覇、海外
    20ヶ国以上。世界遺産や海底
    40mのダイビングなど、陸海問わずあたらしい世界をもとめ旅する✈

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  5. 「え、miisanって1人目QAだったの?」
    自己紹介

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  6. 「え、miisanって1人目QAだったの?」
    自己紹介
    今年の4月に転職しました!!
    詳しく知りたい人はnoteをチェック!!
    https://note.com/mii3king/n/n779
    449885d42

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  7. 詳細気になる方やフランクにキャリア相談したい・会社に興味ある
    ...
    などMeetyご連絡ください👍
    https://meety.net/matches/jaxUrcYhOgzW

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  8. 1人目QAのイマ
    本日のテーマ
    創業2年目スタートアップ企業の
    QAチームのリアル

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  9. 私の2ヶ月を振り返る前に
    プロダクトについて振り返ろう。

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  10. 2022年4月5日についにアプリ『NEWT』リリース

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  11. コアローンチを3社中2社で経験!
    …が、お気づきでしょうか。。

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  12. タイムライン
    2022年4月1日
    令和トラベル待望のQA爆誕!!
    miisan 入社
    2022年4月5日
    令和トラベル待望のプロダクトローンチ!!
    NEWT リリース

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  13. タイムライン
    2022年4月1日
    令和トラベル待望のQA爆誕!!
    miisan 入社
    2022年4月5日
    令和トラベル待望のプロダクトローンチ!!
    NEWT リリース

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  14. ということで、
    非常に祭(カオス)モードからの
    スタートを切った2ヶ月を振り返る!

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  15. 3つの観点
    プロセス・リリース
    チーム・組織
    01
    02
    03
    プロダクト

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  16. プロダクトのタイムライン
    2022年4月1日
    miisan 入社
    2022年4月〜
    新機能開発スタート
    NEWT リリース
    2022年4月5日
    ハワイキャンペーン
    2022年4月中旬
    グアムキャンペーン
    2022年5月中旬
    2022年5月後半
    Web版NEWTリリース

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  17. Coming Soon…
    https://newt.net/lss2022

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  18. プロダクト品質における取り組み
    見出し ネクストステップ

    ファーストステップ

    共通認識を揃える:

    品質・QAについて共通認識を
    作る・標準化

    ● PM

    ● Backend Engineer

    ● Client Engineer

    ● Frontend Engineer

    ● QA Engineer

    ● Designer

    ● Machine Learning Engineer


    改善活動の繰り返し: 

    定常リリースの安定化による
    プロダクトの品質の向上 

    現在

    定量的な品質管理: 

    プロダクト品質を定量的には
    かり、見える化

    当たり前品質の向上 問題点の可視化 改善サイクル

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  19. プロダクト品質における取り組み
    1. 共通認識を揃える
    品質・QAについて共通認識を作る・標準化
    ①QAチームの役割・チームで品質を作ることについての整理
    - 品質を守るだけでなく、品質をプロダクト全体で育む
    - 正しいプロダクトを、正しい人に、正しいタイミングで届ける
    ②品質指標の明示化と優先度を決めた取り組み実施
    - 当たり前品質向上:リグレッションテスト・テストケースの情報資産化
    - 魅力的品質の向上:探索的テスト・お触り会の取り組みと交通整備
    ③品質基準を定義
    - リリース基準を定義
    - プライオリティ・優先順位の可視化

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  20. プロダクト品質における取り組み
    2. 定量的な品質管理
    プロダクト品質を定量的にはかり、見える化
    ①新機能開発における不具合分析
    - QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化
    ②インシデント分析
    - インシデント数とリリースの変更失敗率を可視化

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  21. プロダクト品質における取り組み
    3. 改善活動の繰り返し
    定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上
    ①QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化・分析

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  22. プロダクト品質における取り組み
    3. 改善活動の繰り返し
    定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上
    ①QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化・分析
    上流部分で改善できる取組み
    (Specの整備方法・コミュニ
    ケーションの取り方)

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  23. プロダクト品質における取り組み
    3. 改善活動の繰り返し
    定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上
    ②インシデント数とリリースの変更失敗率を可視化
    - 優先順位・発生要因・振り返り状況などを可視化
    新機能開発起因のインシデント < 初期リリースにおける潜在的リスク

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  24. プロセス・リリースにおける取り組み
    見出し ネクストステップ・現在 

    ファーストステップ

    QAプロセスの整理: 

    リリースサイクルを決める 

    ● PM

    ● Backend Engineer

    ● Client Engineer

    ● Frontend Engineer

    ● QA Engineer

    ● Designer

    ● Machine Learning Engineer


    運用・改善:

    持続可能なリリース計画 

    リリーストレインスタート

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  25. プロセス・リリースにおける取り組み
    freature
    dev
    staging
    production
    開発done
    単体・結合テスト
    リリース前

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  26. プロセス・リリースにおける取り組み
    branch
    1.1.0-1
    例) Ver 1.1.0
    branch
    1.1.0-2
    branch
    1.1.0-3
    開発期間
    ・探索テスト
    ・受け入れ
    ・操作性
    ・機能性
    ・・・
    iOS
    (1日)
    Submmit
    branch 1.1.0
    をサブミット
    開発期間
    全体QA期間
    修正期間
    1-2日
    3-4日
    機能QA リグレッション
    And
    (1日)
    審査
    コードフリーズ1 コードフリーズ2 リリースOK

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  27. プロセス・リリースにおける取り組み
    直近目指しているフロー
    freature
    dev
    staging
    production
    dev done
    x曜日
    開発done
    単体テスト
    PM/デザイン
    チェック
    リグレッション
    UnitTest
    In QA
    y曜日
    In QA
    z曜日
    QA done
    x曜日
    結合テスト
    受け入れテスト
    修正対応

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  28. チーム・組織における取り組み
    見出し 取組み2

    取組み1

    QAチーム作り:

    プロダクトのスケールや組織
    の変化を考慮した取組み 

    ● PM

    ● Backend Engineer

    ● Client Engineer

    ● Frontend Engineer

    ● QA Engineer

    ● Designer

    ● Machine Learning Engineer


    採用活動:

    チームメンバー探し

    ロードマップ作成 社外発信

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  29. チーム・組織における取り組み
    1. QAチーム作り
    プロダクトのスケールや組織の変化を考慮した取組み
    ①QAチームの戦略作り
    - 品質・生産性・チーム・組織についてそれぞれ半年先のロードマップを作成
    - 方向性の検討
    ②多様性・スペシャリティを伸ばすチーム作り

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  30. チーム・組織における取り組み
    2 .採用活動
    チームメンバー探し
    ①JDの作成
    - JDの再定義
    - JDを2つに分ける
    ②社外発信
    - エンジニア組織全体の社外発信・イベント発信の推進
    - 勉強会やイベントの登壇
    今後も定期的にイベント開
    催予定です。
    メンバー登録よろしく
    https://reiwatravel.connpass.com/

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  31. Looking back
    振り返り

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  32. サマリ

    ● 現在と未来の話が同時並行で動く 

    ○ 『トレード・オン』という考え方 

    ● 短距離走から長距離走へ、考え方・組織のあり方が変わる時 

    ○ 『カオス』フェーズへ

    ● プロダクト・プロセス・チーム、それぞれまだまだ取組みの過程 

    ○ やりたいこと、理想とはまだ離れているのでこれから! 

    ざっくり2ヶ月を振り返ると.......

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  33. サマリ

    ● 現在と未来の話が同時並行で動く 

    ○ 『トレード・オン』という考え方 

    ● 短距離走から長距離走へ、考え方・組織のあり方が変わる時 

    ○ 『カオス』フェーズへ

    ● プロダクト・プロセス・チーム、それぞれまだまだ取組みの過程 

    ○ やりたいこと、理想とはまだ離れている 

    ざっくり2ヶ月を振り返ると.......
    やったことを簡単に表すと ...
    地図(方向性)を作ったり、道中の課題を整備したり、健康診断を行い課題を明らかにしたり、そこから
    チームで考えたりした。

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  34. Our Values
    大切にしていること

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  35. で、結局のところ...
    安心感をつくる
    信頼関係を築く
    ってことだったと思う

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  36. 2つの想うコト
    “All for Customer experience“
     = お客さま体験を第一に考える
    旅をすることが日常ではないからこそ、1回1回の体験にこだわる
    品質作り = チーム戦
    チーム戦にわき役はいない

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  37. まだまだ挑戦は続くよ


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  38. Thank you !!

    何かあれば @mii________san まで

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