令和トラベルの1人目QAエンジニアとして2ヶ月間で行ったことを紹介します。
◆イベント QA Test Talk Vol.1 : https://test-talk.connpass.com/event/247698/
◆令和トラベル https://www.reiwatravel.co.jp/
1人目QA奮闘記〜QAチームができる前とできた後〜株式会社令和トラベル QA Engineer miisan (2022/6/16)
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本日のアジェンダ020301 自己紹介プロダクト品質における取り組みプロセス・リリースにおける取り組み04 チーム・組織における取り組み
Self introduction自己紹介
自己紹介株式会社令和トラベル QA Engineer (QA GM)miisan /@mii________san大学卒業後、ERPパッケージの開発・QAを担当しプロダクト開発やメンバー育成プロジェクトの立ち上げに関わる。2018年よりメルペイにQAエンジニアとして参画し、決済や与信領域を主に担当しながら、プロダクトのリリースに幅広く関わる。2021年からEngineering ManagerとなりQAチームを索引した後、2022年4月より現職の令和トラベルで1人目QAエンジニアとして奮闘中。また、スタートアップ含むIT企業でQAエンジニアとして組織作りやプロセス改善など活動する他、女性エンジニアのエンパワーメント(Women TechmakersAmbassador)含むD&I活動を推進している。趣味はカメラと旅行。日本47/47都道府県制覇、海外20ヶ国以上。世界遺産や海底40mのダイビングなど、陸海問わずあたらしい世界をもとめ旅する✈
「え、miisanって1人目QAだったの?」自己紹介
「え、miisanって1人目QAだったの?」自己紹介今年の4月に転職しました!!詳しく知りたい人はnoteをチェック!!https://note.com/mii3king/n/n779449885d42
詳細気になる方やフランクにキャリア相談したい・会社に興味ある...などMeetyご連絡ください👍https://meety.net/matches/jaxUrcYhOgzW
1人目QAのイマ本日のテーマ創業2年目スタートアップ企業のQAチームのリアル
私の2ヶ月を振り返る前にプロダクトについて振り返ろう。
2022年4月5日についにアプリ『NEWT』リリース
コアローンチを3社中2社で経験!…が、お気づきでしょうか。。
タイムライン2022年4月1日令和トラベル待望のQA爆誕!!miisan 入社2022年4月5日令和トラベル待望のプロダクトローンチ!!NEWT リリース
ということで、非常に祭(カオス)モードからのスタートを切った2ヶ月を振り返る!
3つの観点プロセス・リリースチーム・組織010203プロダクト
プロダクトのタイムライン2022年4月1日miisan 入社2022年4月〜新機能開発スタートNEWT リリース2022年4月5日ハワイキャンペーン2022年4月中旬グアムキャンペーン2022年5月中旬2022年5月後半Web版NEWTリリース
Coming Soon…https://newt.net/lss2022
プロダクト品質における取り組み見出し ネクストステップ ファーストステップ 共通認識を揃える: 品質・QAについて共通認識を作る・標準化 ● PM ● Backend Engineer ● Client Engineer ● Frontend Engineer ● QA Engineer ● Designer ● Machine Learning Engineer 改善活動の繰り返し: 定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上 現在 定量的な品質管理: プロダクト品質を定量的にはかり、見える化 当たり前品質の向上 問題点の可視化 改善サイクル
プロダクト品質における取り組み1. 共通認識を揃える品質・QAについて共通認識を作る・標準化①QAチームの役割・チームで品質を作ることについての整理- 品質を守るだけでなく、品質をプロダクト全体で育む- 正しいプロダクトを、正しい人に、正しいタイミングで届ける②品質指標の明示化と優先度を決めた取り組み実施- 当たり前品質向上:リグレッションテスト・テストケースの情報資産化- 魅力的品質の向上:探索的テスト・お触り会の取り組みと交通整備③品質基準を定義- リリース基準を定義- プライオリティ・優先順位の可視化
プロダクト品質における取り組み2. 定量的な品質管理プロダクト品質を定量的にはかり、見える化①新機能開発における不具合分析- QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化②インシデント分析- インシデント数とリリースの変更失敗率を可視化
プロダクト品質における取り組み3. 改善活動の繰り返し定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上①QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化・分析
プロダクト品質における取り組み3. 改善活動の繰り返し定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上①QAフェーズにおける不具合の傾向を可視化・分析上流部分で改善できる取組み(Specの整備方法・コミュニケーションの取り方)
プロダクト品質における取り組み3. 改善活動の繰り返し定常リリースの安定化によるプロダクトの品質の向上②インシデント数とリリースの変更失敗率を可視化- 優先順位・発生要因・振り返り状況などを可視化新機能開発起因のインシデント < 初期リリースにおける潜在的リスク
プロセス・リリースにおける取り組み見出し ネクストステップ・現在 ファーストステップ QAプロセスの整理: リリースサイクルを決める ● PM ● Backend Engineer ● Client Engineer ● Frontend Engineer ● QA Engineer ● Designer ● Machine Learning Engineer 運用・改善: 持続可能なリリース計画 リリーストレインスタート
プロセス・リリースにおける取り組みfreaturedevstagingproduction開発done単体・結合テストリリース前
プロセス・リリースにおける取り組みbranch1.1.0-1例) Ver 1.1.0branch1.1.0-2branch1.1.0-3開発期間・探索テスト・受け入れ・操作性・機能性・・・iOS(1日)Submmitbranch 1.1.0をサブミット開発期間全体QA期間修正期間1-2日3-4日機能QA リグレッションAnd(1日)審査コードフリーズ1 コードフリーズ2 リリースOK
プロセス・リリースにおける取り組み直近目指しているフローfreaturedevstagingproductiondev donex曜日開発done単体テストPM/デザインチェックリグレッションUnitTestIn QAy曜日In QAz曜日QA donex曜日結合テスト受け入れテスト修正対応
チーム・組織における取り組み見出し 取組み2 取組み1 QAチーム作り: プロダクトのスケールや組織の変化を考慮した取組み ● PM ● Backend Engineer ● Client Engineer ● Frontend Engineer ● QA Engineer ● Designer ● Machine Learning Engineer 採用活動: チームメンバー探し ロードマップ作成 社外発信
チーム・組織における取り組み1. QAチーム作りプロダクトのスケールや組織の変化を考慮した取組み①QAチームの戦略作り- 品質・生産性・チーム・組織についてそれぞれ半年先のロードマップを作成- 方向性の検討②多様性・スペシャリティを伸ばすチーム作り
チーム・組織における取り組み2 .採用活動チームメンバー探し①JDの作成- JDの再定義- JDを2つに分ける②社外発信- エンジニア組織全体の社外発信・イベント発信の推進- 勉強会やイベントの登壇今後も定期的にイベント開催予定です。メンバー登録よろしくhttps://reiwatravel.connpass.com/
Looking back振り返り
サマリ ● 現在と未来の話が同時並行で動く ○ 『トレード・オン』という考え方 ● 短距離走から長距離走へ、考え方・組織のあり方が変わる時 ○ 『カオス』フェーズへ ● プロダクト・プロセス・チーム、それぞれまだまだ取組みの過程 ○ やりたいこと、理想とはまだ離れているのでこれから! ざっくり2ヶ月を振り返ると.......
サマリ ● 現在と未来の話が同時並行で動く ○ 『トレード・オン』という考え方 ● 短距離走から長距離走へ、考え方・組織のあり方が変わる時 ○ 『カオス』フェーズへ ● プロダクト・プロセス・チーム、それぞれまだまだ取組みの過程 ○ やりたいこと、理想とはまだ離れている ざっくり2ヶ月を振り返ると.......やったことを簡単に表すと ...地図(方向性)を作ったり、道中の課題を整備したり、健康診断を行い課題を明らかにしたり、そこからチームで考えたりした。
Our Values大切にしていること
で、結局のところ...安心感をつくる信頼関係を築くってことだったと思う
2つの想うコト“All for Customer experience“ = お客さま体験を第一に考える旅をすることが日常ではないからこそ、1回1回の体験にこだわる品質作り = チーム戦チーム戦にわき役はいない
まだまだ挑戦は続くよ
Thank you !! 何かあれば @mii________san まで