Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AnsibleとCloudFormationの組み合わせでトレーニング環境を運用している話/a...
Search
mito
February 10, 2021
Technology
2
3.1k
AnsibleとCloudFormationの組み合わせでトレーニング環境を運用している話/ansible-and-cfn
mito
February 10, 2021
Tweet
Share
More Decks by mito
See All by mito
クラウドリフトとクラウドシフトで変わる運用/CODT2023
mito201
0
140
クラウドネイティブエンジニアを育成する/CNDT2022
mito201
1
610
Backlogをサポート窓口として活用する/JBUG_Summer_2022
mito201
0
820
sudo_pip_installするときはよく考えて!/sudo_pip_install_ansible
mito201
0
1.1k
VBAで始める手のひらの上の自動化/vba_faile-coordination
mito201
0
1.2k
JANOG48_NW運用自動化の拡大/janog48_nwauto
mito201
2
240
VBAから見たAnsiblePlaybookとの比較/diff-vba-ansible
mito201
0
530
Other Decks in Technology
See All in Technology
Observability — Extending Into Incident Response
nari_ex
1
250
ヘンリー会社紹介資料(エンジニア向け) / company deck for engineer
henryofficial
0
370
プレイドのユニークな技術とインターンのリアル
plaidtech
PRO
1
350
HonoとJSXを使って管理画面をサクッと型安全に作ろう
diggymo
0
180
ゼロコード計装導入後のカスタム計装でさらに可観測性を高めよう
sansantech
PRO
1
340
Copilot Studio ハンズオン - 生成オーケストレーションモード
tomoyasasakimskk
0
220
難しいセキュリティ用語をわかりやすくしてみた
yuta3110
0
390
AIとともに歩んでいくデザイナーの役割の変化
lycorptech_jp
PRO
0
870
マルチエージェントのチームビルディング_2025-10-25
shinoyamada
0
150
OSSで50の競合と戦うためにやったこと
yamadashy
3
970
スタートアップの現場で実践しているテストマネジメント #jasst_kyushu
makky_tyuyan
0
130
Linux カーネルが支えるコンテナの仕組み / LF Japan Community Days 2025 Osaka
tenforward
1
120
Featured
See All Featured
Easily Structure & Communicate Ideas using Wireframe
afnizarnur
194
16k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
45
7.7k
Balancing Empowerment & Direction
lara
5
700
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
10
890
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1371
200k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
272
21k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
40
2.1k
The Invisible Side of Design
smashingmag
302
51k
Building Better People: How to give real-time feedback that sticks.
wjessup
369
20k
Transcript
AnsibleとCloudFormationの組み合わせで トレーニング環境を運用している話 2021/2/10 Ansible Night Online 2021.02 伊藤雅人 @mizuto1217
はじめに 2 ✘ Ansibleトレーニングで使用する環境を毎回構築しています ✘ 毎回構築する[運用]です ✘ 本日のLTでは、このトレーニング環境構築について話します
AnsibleとCloudFormationの組み合わせ AnsibleからCloudFormationをコールしています 3
CloudFormation ✘ トレーニング環境を1セット作成 ✘ 1セット=複数のサーバや複数の ルータ ✘ EIPの付与やVPCの設定などを 行う Ansible
✘ 任意のセット数分、 CloudFormationをまわす ✘ パッケージのアップデートや Ansibleのインストール、 ファイルのダウンロードなどを 行う 4 役割
AnsibleとCloudFormationの組み合わせ ✘ 作成数のコントロールがとてもしやすい ✘ 毎回変わるIPアドレスや固定のログインID等のパラメータ一覧表を Templateモジュール使って、自動生成できる ✘ AnsibleやCloudFormationではコントロールしにくい部分は、 予めイメージを用意し、それを元に作成する 5
特徴
運用してわかったこと ✘ 数クリックで構築できるため作業者の負担が少ない ✘ トレーニング内容に合わせて、機器の追加や変更もしやすい ◦ 文字通りyamlが設計書(=あるべき姿) ✘ 初期化より、毎回構築のほうがとても効率的 ◦
把握しづらい状態から元に戻すより、いちから作成する方が トラブルもない ◦ インスタンスを残す必要がないのでコストが抑えられる 6
運用してはまったこと ✘ EC2のリソース制限に引っかかって、中途半端な状態のインスタンスが 生成された ◦ ログインできない、疎通が取れないなど ✘ AMIが消えていた ◦ WindowsServerで特定月までアップデートされたAMI
✘ 一部のリソースが削除されず残っており、EC2の利用料金が チョット↑上がっていた 7
運用して改善したいこと ✘ トレーニング環境の構築速度の向上 ◦ 15セットの作成で3時間程度かかっている ◦ インスタンス作成を並列で行う必要があるけど、 どう実現させるか ✘ べきとう性を担保できないモジュールの使い方を改善
8
まとめ ✘ 定型作業はやはり自動化が鉄板です ◦ 特に、失敗しても再実行するだけでいい状況は自動化しやすい ✘ 自動化により、裏側の事情への意識が薄くなっていた ◦ どれだけリソースを使っているか抜け落ちていた ✘
まだまだ自動化できることはあるぞーぅ! ◦ 手作業をさらに減らす、かける工数をひたすら減らす 9
ご視聴ありがとうございました 10