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テスト嫌いな自分の苦手意識がなくなった話

 テスト嫌いな自分の苦手意識がなくなった話

みなさん、テストを“書かされて“いないでしょうか?

私は以前、テストコードに対する苦手意識が高く、テストコードも合わせてリリースするルールがあるから書く、という気持ちで書いていました。
約1年間抱いていた苦手な思い、なんと丸一日で(ほぼ)なくなりました!
やったことは、テストコードに特化したペアプロです。

テストコードへの苦手意識がなくなったことで、プロダクトコードも書くことが楽になりました。
プロダクトコードと並行してテストコードを書くようにもなったため、コミット単位も見やすくなりました。

このLTでは、

・ ペアプロ中に意識して取得した知識
・ 苦手意識がなくなったことで得たメリット
をお話しします!

Maki Hayashi

January 12, 2024
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Transcript

  1. ペアプロを通じて得た内容の一部 ② • テストコードの書き順を知ること → テストケースを明確にし、テストのメソッドの中身は下から書く 1. 何をAssertするか(確認 Assert) 2.

    テスト対象のメソッドを実行(実行 Act) 3. このテストで気にしないでいい部分をスタブ・モック化(準備 Arrange) 13 特に、テスト駆動開発(Test Driven Development: TDD)を取り入れている場 合、〔中略〕想定する振る舞いをテスト・ケースにあらかじめ書き出しておき、 その書き出した想定に見合ったシステムにするためにはどう開発するのか、とい うことを考えるようにします。 単体テストの考え方/使い方 p.59
  2. • 構成要素の使い方を知ること ペアプロを通じて得た内容の一部 ③ → スタブとモックの使い分け等 14 • モックはテスト対象システムからその依存に向かって行われる外部に向かうコ ミュニケーション(出力)を模倣し、そして検証するのに使われる。

    〔中略〕 • スタブは依存からテスト対象システムに向かって行われる内部に向かうコミュ ニケーション(入力)を模倣するのに使われる。 単体テストの考え方/使い方 p.133
  3. まとめ 22 • テストペアプロ、コスパいい • 苦手克服きっかけの要素 ◦ テストケースを洗い出せるようになる ◦ テストコードの書き順を知る

    ◦ 構成要素の使い方を知る • プロダクトコードの実装にも効果あり • プロダクトコードとテストコードを並行して書くと、CIを都度回せて よりハッピーに!