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20251006_01-7

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October 18, 2025
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南まさし PRO

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  1. 音更川の河岸浸食対策検討と本発表の概要 1 河岸侵食の危険度(ランク)の設定 ※i-RICの予測計算結果も参考 H28.8洪水における侵食幅・延長の検証 H28.8洪水による音更川における被災への対応 中規模洪水が連続した(前期洪水)後に大規模洪水(後期 洪水)が発生し、河岸侵食により堤防決壊等が発生 河岸侵食の危険箇所への対応方針 中規模洪水(前期洪水)の影響分析

    ※I-RICの計算結果を基に要因整理 H23.9洪水による音更川における被災への対応 中規模洪水により河岸侵食が多発するとともに 堤防の一部流出が発生 H23.9洪水の河岸侵食の要因と侵食幅・延長の整 理 今回の発表ではi-RICを活用しながら検討した音更川河岸浸食対策の概要を事例紹介する
  2. H23.9洪水の概要・被害状況 2 ※本資料の数値は速報値であるため、今後の調査で変わる場合があります。 音更川 (ナイタイ雨量観測所) :十勝川水系 アメダス総降水量分布 (平成23年9月1日15時~7日9時) (作図のためのデータはアメダス(資料提供)帯広測候所) •

    9月1日に日本の南方海上から北上した台風12号や、熱帯低気圧周辺の暖湿気が北日本へ流入した影響で、前線の活動が活 発化し、道内各地に記録的な大雨を降らせた。音更川流域のナイタイ雨量観測所では、9月1日から9月7日にかけての総雨量 383mmが記録され、音更川では河岸侵食が多発するとともに、堤防の一部流出が発生した。 音 更 川 → 侵食幅 20m~ (13箇所) 40m~ ( 9箇所) 60m~ ( 1箇所) 80m~ ( 3箇所) 中 上 流 区 間 下 流 区 間 音更地点 堤防一部流出の経過 堤防一部 流出箇所 KP18.2付近 堤防一部 流出箇所 H23.9.7 9:24撮影(発見後約2時間経過) KP18.2付近 H23.9.7 10:38撮影(発見後約3時間経過) 堤防一部 流出箇所 KP18.0 KP18.2付近 H23.9.7 13:49撮影(堤防流出の停止) 流出延長144m (13:30時点) 流出延長134m(10:30時点)
  3. 音更地点実績流量ハイドログラフ 0 100 200 300 400 500 600 700 800

    45 55 65 75 85 95 105 115 125 135 時間(hr) Q (m3/s) S56.8出水 H15.8出水 H23.9出水 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 3出水の比較による平成23年出水の河岸侵食の要因抽出 蛇行頂部の移動量の想定 • 平成23年洪水では、出水前の河道形状が蛇行していたこと、また長時間の洪水によって砂州が移動し蛇行が発達したことにより、 河岸侵食が多発したと考えられた。 • このため、河岸侵食対策の優先箇所の設定に当たり、将来の1出水(中規模出水)によって平成23年洪水と同様に蛇行頂部が横 断方向80m・縦断方向250m移動するものと仮定し、移動後の河道形状を考慮した危険度(ランク)設定を行っていた。 項目 S56出水 H15出水 H23出水 出水前 出水後 河岸侵食箇所 少ない 少ない 多発 河道形状 直線河道が蛇行河道へ変化 蛇行河道に大きな変化なし 蛇行が大きく発達 出水継続時間 長い 短い 長い H23出水は、出水前の 河道形状が河岸侵食 に大きく影響していた と考えられる。 (H17年撮影) (H22年撮影) (H23年撮影) (S56年撮影(出水時)) (S57年撮影) (H13年撮影) 出水前の河道形状と出水継続時間が大きく影響 H23出水では、長時間の洪水流 出によって、砂州が移動し蛇行 が発達したことにより、河岸侵食 が多発したと考えられる。 【平成15年出水と平成23年出水との比較】 ・出水前の河道形状がともに単列の蛇行河道 ・平成23年出水は平成15年出水と比べ蛇行の 発達が著しい。 689m3/s 725m3/s 526m3/s 3 音更川のH28.8洪水前までの河岸侵食対策 【昭和56年出水と平成23年出水との比較】 ・ピーク後の出水継続時間がともに長い ・昭和56年は、直線河道が蛇行形状に変化 ・平成23年は出水前蛇行していたため、蛇行が発達した。 危険度(ランク)設定の考え方 0 20 40 60 80 100 120 0 5 10 15 20 25 30 35 距離標(KP) 侵食幅(m) 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 30 35 距離標(KP) 侵食延長(m) 0 20 40 60 80 100 120 0 5 10 15 20 25 30 35 距離標(KP) 侵食幅(m) 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 30 35 距離標(KP) 侵食延長(m) 40m:平成23年出水前 までの堤防防護ライン H23.9洪水の侵食幅、侵食延長縦断図(蛇行頂部の移動量) 蛇行の下流への移動 →侵食延長を250mに設定 側方侵食 →侵食幅を 80mに設定 なi-RIC Nays2D_ver4.0 i-RIC Nays2D_ver4.0による計算結果
  4. H28.8洪水の概要 • 8月17日~23日の1週間に3個の台風が北海道に上陸し、道東を中心に大雨により河川の氾濫や土砂災害が発生した。また、 8月29日から前線に伴う降雨があり、その後、台風第10号が北海道に接近し、串内観測所では8月29日から8月31日までの 累加雨量が515mmを超えるなど、各地で大雨となった。 4 アメダス降雨量分布 (平成28年8月15日1時~24日24時) (日本気象協会 配布資料から転載)

    アメダス降雨量分布 (平成28年8月29日1時~31日9時) (日本気象協会 配布資料から転載) 台風第7号・第11号・第9号・第10号 経路図 ※本資料の数値は速報値であるため、今後の調査で変わる場合があります。 8/16~8/31の雨量観測について ・串内観測所(空知郡南富良野町) 総雨量 888mm ・戸蔦別川上流観測所(北海道帯広市) 総雨量 895mm 台風11号 8/21上陸 台風7号 8/17上陸 台風9号 8/23上陸 台風10号 8/30 最接近 戸蔦別川上流観測所 8月29日~8月31日 累加雨量 505mm 串内観測所 8月29日~8月31日 累加雨量 515mm 水系名 十勝川 河川名 十勝川 札内川 音更川 利別川 地点名 帯広 茂岩 南帯橋 音更 利別 計画降雨量(1/150) ※利別川は1/100 [mm/3day] 245.7 214.8 335.8 235.0 203.3 今回雨量 [mm/3day] 205.8 168.9 374.2 225.2 92.6 確率規模 [1/N] 64 33 193 96 3 標本保有年 T8~H28 ◆雨量データ(観測所上流の平均雨量)
  5. H28.8洪水の被害状況 • 被災箇所は、特に第一次支川である札内川、音更川での発生が目立っている。 凡    例 既設護岸洗掘 天然河岸洗掘 築堤法尻洗掘 堤防決壊 十 勝

    川 札 内 川 音 更 川 利 別 川 十 勝 川 被災箇所図 霞堤部分の堤防決壊 札内川 札内川KP40.5左岸 堤防決壊状況 十勝川KP78.2左岸 河岸の被災状況 音更川KP9.0右岸 既設護岸の被災状況 音更川KP21.2左岸 堤防決壊状況 5 十勝川KP49.8左岸 築堤法尻洗掘 札内川KP7.5右岸 既設護岸の被災状況 十勝川KP95.4右岸 河岸の被災状況 河岸洗掘 音更川 20m以上の河岸侵食 34箇所 札内川 20m以上の河岸侵食 79箇所 十勝川上流 20m以上の河岸侵食 36箇所
  6. 6 H28.8洪水を踏まえた河岸侵食対策検討の必要性 • H28.8洪水では台風10号によるピーク(4山目)に至るまでの間に中規模の洪水(1~3山目)が発生している。 • H23洪水後の河岸侵食危険度ランクS・A箇所については、低水護岸を敷設した結果、H28.8洪水において堤防を防護できた。 • 一方、河岸侵食危険度ランクがCであった箇所において、 H28.8洪水で堤防が被災したことから、連続洪水を考慮した対策の検討 が必要となった。

    音更水位観測所(音更川)の水位 (雨量はナイタイ観測所の値) 音更川 計画平面図 一定の高水敷幅が確保され ていたためランクCを設定 H23撮影 音更川KP21.2左岸の状況 蛇行頂部の移 動量最大値を 想定した場合 H23出水後の蛇行頂部 H28.8.24撮影 前期洪水により澪筋が堤防へ 近づく(ランクSに相当) H23出水後の蛇行頂部 H29.8.24の蛇行頂部 H28.8洪水後撮影 堆積 破堤箇所 70.5 71 71.5 72 72.5 73 73.5 74 74.5 75 75.5 8月15日 8月17日 8月19日 8月21日 8月23日 8月25日 8月27日 8月29日 8月31日 9月2日 9月4日 9月6日 水 位 ( m ) H28洪水水位 H23洪水水位 2016年 8月20日 2011年 8月22日 8月24日 8月26日 8月28日 8月30日 9月1日 9月3日 9月5日 9月7日 9月9日 9月11日 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 8月15日 8月17日 8月19日 8月21日 8月23日 8月25日 8月27日 8月29日 8月31日 9月2日 9月4日 9月6日 雨 量 ( m m ) 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 8月15日 8月17日 8月19日 8月21日 8月23日 8月25日 8月27日 8月29日 8月31日 9月2日 9月4日 雨 量 ( m m ) 8月20日 8月22日 8月24日 8月26日 8月28日 8月30日 9月1日 9月3日 9月5日 9月7日 9月9日 9月11日 計画高水位 氾濫注意水位 水防団待機水位 8月17日上陸 台風7号 8月21日上陸 台風11号 8月23日上陸 台風9号 8月30日最接近 台風10号 氾濫危険水位 避難判断水位 2011年降雨 2016年降雨 H28前期洪水 H28後期洪水 後期洪水により破堤が発生
  7. 7 項目 H28洪水再現① (4山目のみ) H28洪水再現② (1~4山目) ソルバ Nays2DH 1.0 流量

    H28年8月30日~9月2日 音更観測所流量 H28年8月17日~9月2日 音更観測所流量(10m3/s未満削除) 計算条件表 • H28.8洪水では台風10号によるピーク(4山目)に至るまでの間に中規模の洪水(1~3山目)が発生している。 • H23出水と同じような出水がトリガーとなって台風10号のピークで被災したのか検証するため、音更川を対象として、4山連続の場 合と、4山目のみ場合のシミュレーションを行った。 • 4山連続の計算による再現性の確認は、8/24時点と4山後の平面形状を航空写真との比較により行った。 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 0 50 100 150 200 250 300 350 400 Q[m3s-1] time[hr] H28洪水再現① ハイドログラフ H28洪水再現② ハイドログラフ 0 200 400 600 800 1,000 1,200 1,400 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 Q[m3s-1] time[hr] H28.8前期洪水の影響分析
  8. 8 H28.8前期洪水の影響分析 ①2hr(38.24m3/s) 計算開始時 KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 水深

    KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 変動高 KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 • 前期洪水後 KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 KP20 KP17 KP18 KP19 KP16 • 前期洪水計算開始時 • 後期洪水のみ流下後 • 前期+後期洪水後 • 前期+後期洪水後 • 後期洪水のみ流下後 • 前期+後期洪水の計算と後期洪水のみの計算では、後期洪水発生後の洗掘箇所が異なってい る。後期洪水発生前時点の地形が異なっているため、前期洪水の影響によるものと考えられる。 ③ピーク後 (889.21m3/s) 前期+後期洪水後 ③ピーク後 (889.21m3/s) 前期洪水発生後の主流路 洗掘深が異なる箇所 →前期洪水で作られた 地形の影響 計算開始時の 主流路 前期洪水 発生後の 主流路 ②275hr(228.64m3/s) 前期洪水後 ③ピーク後 (889.21m3/s) 後期洪水のみ 流下後 ① ② ③ 0 500 1,000 1,500 0 50 100 150 200 250 300 350 Q[m3s-1] time[hr] 計算開始時の主流路 前期洪水発生後の主流路 計算開始時の主流路 前 期 + 後 期 洪 水 後 期 洪 水 の み 前 期 + 後 期 後 期 の み
  9. 変動高差分図(1~4山連続計算変動高―4山のみ計算変動 高) 9 • 1~4山連続計算と4山のみ計算後の河床変動高差分図を示す。 • KP13.2~KP15.0、KP18.4~KP19.6付近では、河床変動高に差が見られ、計算後の河床低下位置も異なっている。4山目計算開始 時点までに河床高の相違が生じていることが要因と考えられる。 • 一方、KP16.6~KP18.0付近でも4山目計算開始時点で河床高の相違が生じているが、上記区間ほどの河床変動高の差は見られ

    ず、計算後の河床低下位置も近い。2ケースともに洪水前の主流路をある程度維持していたことが要因と考えられる。 →前期洪水(中規模洪水)の影響により最深河床の位置が移動すると、大規模洪水時に危険箇所の想定と異なる箇所で河岸侵 食が発生する可能性がある。 →前期洪水中の河床変動が小規模、あるいは蛇行形状をある程度維持できる場合、大規模洪水においても危険箇所の想定に近 い箇所で河岸侵食が発生する可能性がある。 河床変動高[m] 1~4山連続計算と4山の みの計算では河床変動 高に差が見られる 1~4山連続計算と4山のみ の計算で河床変動高に大き な差は見られない →前期洪水の影響が小さい 音更川KP17~18航空写真 (H25撮影) H28.8前期洪水の影響分析
  10. • H28.8洪水は、連続洪水・大規模洪水であったことから、音更川の堤防防護に当たり想定していた蛇行頂部の移動とは異なるもの も含まれていると考えられるが、H28.8前期洪水(連続洪水)、H28.8後期洪水(大規模洪水)の侵食幅・侵食延長を、中規模洪水を 対象としたH23.9洪水と同様の手法で計測した。 • その結果、侵食幅・侵食延長の最大値はともにH23.9洪水と同程度であることから、H28洪水の大規模洪水および連続洪水により 発生した河岸侵食量は、中規模洪水で蛇行が移動・発達するとした考え方の範囲内に含まれることが分かった。 10 H28.8前期・後期洪水の最大侵食幅・延長 4.0

    10.8 13.0 19.2 26.0 31.0 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 30 35 侵食延長(m) 距離標(KP) 4.0 10.8 13.0 19.2 26.0 31.0 0 20 40 60 80 100 120 0 5 10 15 20 25 30 35 侵食幅(m) 距離標(KP) 4.0 10.8 13.0 19.2 26.0 31.0 0 50 100 150 200 250 300 0 5 10 15 20 25 30 35 侵食延長(m) 距離標(KP) 4.0 10.8 13.0 19.2 26.0 31.0 0 20 40 60 80 100 120 0 5 10 15 20 25 30 35 侵食幅(m) 距離標(KP) H28.8前期洪水の最大侵食幅:概ね80m ⇒H23.9洪水と同値 H28.8前期洪水の最大侵食延長:概ね250m ⇒H23.9洪水と同値 H23.9洪水とH28.8前期洪水(連続洪水)の侵食幅・侵食延長計測グラフ H28.8後期洪水の最大侵食幅:概ね80m ⇒H23.9洪水と同値 H28.8後期洪水の最大侵食延長:概ね250m ⇒H23.9洪水と同値 H23.9洪水とH28.8後期洪水(大規模洪水)の侵食幅・侵食延長計測グラフ :H23.9洪水 :H28.8前期洪水 (H25~H28.8.24時点) :H23.9洪水 :H28.8後期洪水 (H28.8.24時点~H28洪水後)
  11. 河岸侵食対策実施の方向性 有 有 有 有 有 有 有 □ □

    □ □ □ □ 0.1 20.2 20.3 20.4 20.5 20.6 20.7 20.8 20.9 21.0 21.1 21.2 21.3 21.4 21.5 21.6 21.7 21.8 21.9 22.0 22.1 22.2 22.3 22.4 22.5 22.6 22.7 22.8 22.9 23.0 23.1 23.2 23.3 23.4 23.5 23.6 23.7 23.8 23.9 24.0 24.1 24.2 24.3 24.4 24.5 24.6 24.7 24.8 24.9 25.0 □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◦ ◦ ◦ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◦ ◦ □ □ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ □ □ □ □ ◦ ◦ ◦ ◦ □ □ □ ◦ ◦ ◦ □ □ □ □ □ □ □ □ × × × × × ◦ □ □ □ □ □ □ □ □ × × × × × × ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ × × ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ ◦ C A A A A C C C C C C C A C C C A B B B B A S S S S S S A S S S S S S C A C C C S S S S S S S S S 被 被 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 ①:堤防有無          右岸 ②:護岸有無(~H23) 有 有 有 有 ③:護岸有無(H24~) ④:護岸被災箇所(背面洗掘等) ⑤:危険度ランク_2波目まで考慮(既設護岸含む) ⑥:危険度ランク(既設護岸含む) ⑦:評価結果(H28後期洪水) ⑧:評価結果(H28前期洪水) KP 20.1 20.2 20.3 20.4 20.5 20.6 20.7 20.8 20.9 21.0 21.1 21.2 21.3 21.4 21.5 21.6 21.7 21.8 21.9 22.0 22.1 22.2 22.3 22.4 22.5 22.6 22.7 22.8 22.9 23.0 23 ⑧:評価結果(H28前期洪水) □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◦ ◦ ◦ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ □ ◦ ◦ □ □ ◦ ◦ ◦ ⑦:評価結果(H28後期洪水) □ □ □ □ □ □ □ □ × × × × × ◦ □ □ □ □ □ □ □ □ × × × × × × ◦ ◦ ◦ ⑥:危険度ランク(既設護岸含む) C A A A A C C C C C C C A ⑤:危険度ランク_2波目まで考慮(既設護岸含む) A S S S S S S A S S S S S S C A ④:護岸被災箇所(背面洗掘等) 被 ③:護岸有無(H24~) 有 有 ②:護岸有無(~H23) 有 ①:堤防有無          左岸 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 有 波目の危険度評価は、河道整正予定の め「C」、護岸無し→前期洪水では高水敷 より河岸侵食を防護 波目の危険度評価「S」、護岸無し→H28 期洪水で河岸侵食(40m以内に近づく) ・内岸側のため1・2波目の危険度評価「C」、護岸無し →H28後期洪水で河岸侵食(40m以内に近づく) の評価に基づき護岸整備すれば守れた 危険度を予測できなかった(内岸の侵食) ・1波目のランク評価「A」に基づき、 下流側含めて護岸整備 →H28後期洪水で河岸侵食を防護、ただし 下流側では低水路が護岸裏側に移動 既設護岸の効果無 (有) ・2 ・既 よ 既 (例)KP22.2~25.0 直線部や蛇行内岸側の箇所(危険度ランクCに相当) H28.8洪水を踏まえた河岸侵食の危険箇所への対応方針 ・これまでと同様に1波目の危険箇所の予測に基づき、 1波目のランクB・Cへの整備を確実に進 める。 ・全川の護岸整備が完了するまで期間を要するため、定期横断測量毎など定期的ににランクの 再設定を行い、護岸の整備箇所を選定する。 河岸侵食危険度は蛇行の移動を考慮して、2波目の危険度を予測できない。 11
  12. 12 まとめ ・H23.9洪水の被害を踏まえて、蛇行の移動を考慮した河岸侵食の危険度(ラン ク)を設定をした。 → i-RICの予測計算により整備計画流量程度の洪水などにも対応可能な危 険度設定となった。 ・H28.8洪水では4つの台風の影響により、中規模洪水が連続した【前期洪水】 後に大規模洪水【後期洪水】が発生し、連続洪水や大規模洪水も含めた検討を 行った。

    → i-RICを用いて前期洪水の影響分析を行った結果、箇所により差異が確認 できた。危険度設定は後期洪水まで評価できないことを結論付ける一助となっ た。 i-RICを活用した音更川河岸浸食対策検討 i-RIC活用への個人意見 川の中で連続的に発生する事象を可視化しながら客観的に評価できることは 非常に有用。考察できる能力と操作できる能力を養のは重要。