1アジャイルなチームへの道はじめの一歩プロジェクトマネジメント Tips LT会 vol.22021/5/12 - Sakamoto Keisuke (@motikoma)
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1.自己紹介経歴- 2013年ヴォラーレ株式会社 (現:ナイル株式会社)に入社。Webアプリ開発のディレクションを担当。- 2016年に合同会社DMM.comに入社。UXリサーチャー, プロダクトオーナーとして従事。- 2018年に同グループの合同会社EXNOAに転籍。エンジニアに転身。大規模スクラムを経験。- 2021年3月に株式会社POLに入社。LabBaseの開発を担当。坂本 圭佑職種:エンジニア@motikoma
2.新チームへのジョイン, 新プロジェクトの開始● リモートワーク● スプリント開発(1週間)● 継続的な振り返り● メンバーが自発的にプロダクトの改善施策を提案● 困りごとを助け合う文化メンバーのモチベーション高いし、相談しやすい良いチームだ...!開発の進め方については伸び代がありそう新規プロジェクトが始まるタイミングでやり方を提案してみよう!プロダクト マネージャー デザイナー エンジニア チームリーダー (エンジニア)
3.これまでの開発の進め方プロダクトバックログが小さな価値単位で構成されていない● スプリントごとに価値を提供する意識が薄くなりがち→ 価値を提供するまでの時間が長いと、価値の検証が遅くなるスプリントゴール(目標)が設定されていない● チームではなく、自分にアサインされたチケットの完了に目を向けがち→ スプリントバックログにWIP状態のチケットが残っていても、プロダクトバックログから担当者がアサインされていないチケットを取ってしまう
4.実施したことプロダクトバックログを価値単位(ユーザーストーリー形式)で検討→ 直近やることは抽象度を操作してスプリント内で完成できる粒度に調整する棒グラフで自社データを表示することができるプロダクトバックログ(作業単位) プロダクトバックログ(価値単位)分析ページのUI実装分析ページのAPI実装期間指定で自社データを比較することができる円グラフで自社データを表示することができる・ ・ ・ ・ ・ ・ 地域指定で自社データを比較することができる
4.実施したことスプリントゴールの導入「自社データを棒グラフで期間比較することができる」協力してユーザーストーリーを完成させていくぞ!※スウォーミングスプリントバックログ棒グラフで自社データを表示することができる期間指定で自社データを比較することができる地域指定で自社データを比較することができるUI実装API実装ユーザーストーリー 作業スプリントゴール・・・・・・
5.所感ユーザーストーリーを採用すると小さな価値単位で反復的に検証しやすくなった● 従来よりも開発者間の認識齟齬が発覚するタイミングが早くなった● 「どこまで完成したのか明確で開発しやすい」by メンバースプリントゴールを設定すると自然な形でスウォーミングしやすくなった● スプリントゴール達成に向けて、メンバー間のコミュニケーションが増加● 個人ではなくチームとして取り組む意識が高まった
まとめユーザーストーリーとスプリントゴールを導入することで、小さな価値単位で反復的に検証しやすくなり、自然にスウォーミングできるようになった。その結果、プロジェクトの不確実性を前倒しで減少させることができた。アジャイルなチームへの道は まだまだこれからだ!
最後にPOLのメンバーが note にてテックノートを書いています。是非ご覧ください!
最後にご清聴いただきありがとうございました!