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DI(依存性注入)
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村上優稀
October 21, 2025
Programming
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DI(依存性注入)
Nest.jsのDIを理解する社内勉強会用の資料
村上優稀
October 21, 2025
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Transcript
DI(依存性注⼊)勉強会
⽬次 • DI(依存性注⼊)とは • Nest.jsではどう実現している? • 起動時にアノテーションの⽬印⾒てることに触れたい • Honoが軽量で良いのはLambdaとかで起動時間短くできるというのも 触れたい
• シングルトンとは? • シングルトン故の注意点は? • リクエストスコープの話とか触れたい • DTO触れたい
DI(依存性注⼊)とは DI ( Dependency Injection) 依存関係を外部から注⼊する設計⼿法 IoC(制御の反転)を実現するための⼿法
制御の反転がない時
制御の反転がない時 クラスBの設計が変わり、 クラスBがクラスCを必要と するようになると
制御の反転がある時 オブジェクト"b"を作成する責任を オブジェクト“a”から外部に移し、 その外部でオブジェクト"b"を作成して オブジェクト"a"に注⼊するようにします。
DIとは依存関係を外部から注⼊する設計⼿法 外部って具体的に何? →DIコンテナ(IoCコンテナ) ※DIコンテナ以外でDIする⽅法もあるらしいが、今⽇は触れない
Nest.jsではどうDIしてる? DIコンテナへ登録可能 ですよの⽬印 DIコンテナから 注⼊してもらってる
Nest.jsではどうDIしてる? DIコンテナ Cats Service Cats Controller 注⼊ DIコンテナへの登録 アプリケーション起動時に、 必要な依存関係を整理し、
必要なクラスのインスタンスをDIコンテナに ⽣成するというのをNest.jsはやっている。 Honoが軽量て⾔われるのは、 DIとかやってなくて、起動速い。 Lambdaのコールドスタートとか気にするなら、 Honoにメリットがある。
DIでテストしやすくなるのはなぜか? DIがないと 1. 本物のデータベースが必要になる 2. テストが不安定になる 3. テストが遅くなる
DIでテストしやすくなるのはなぜか? DIを使うことで UserServiceはDatabaseServiceのインスタ ンスをnewしなくなり、 コンストラクタで受け取るだけになった。 どのDatabaseServiceインスタンスを使う かの決定権は、UserServiceの外側 (Nest.jsのDIコンテナ)に委ねられます。
DIでテストしやすくなるのはなぜか? DIを使うことで テスト時には本物のDatabaseServiceの代わりに、 都合の良いモックを簡単に注⼊できる
このコードの問題点はなんでしょうか?
シングルトン https://docs.nestjs.com/fundamentals/injection-scopes Nest.jsの公式ドキュメントを読んでいると、シングルトンが登場する
シングルトンとは • そのクラスのインスタンスが1つしか ないことを保証する設計パターンのこと。 また、そのインスタンスのこと。 • Nest.jsではDIコンテナ管理されるク ラスはデフォルトでシングルトンとなる。 • インスタンスが⼀つしか必要ないって
時に使われることが多い。 • スレッドプール、ログ記録⽤クラス、 データベースドライバーなど
1. Aさんが/loginをリクエストします。 2. AuthServiceのloginメソッドが実⾏され、 this.currentUserにAさんの情報がセットされます。 3. Aさんの処理が終わる前(awaitの隙間など)に、 Bさんが/loginをリクエストします。 4. 同じAuthServiceインスタンスのloginメソッドが実⾏され、
this.currentUserがBさんの情報に上書きされます。 5. Aさんのリクエスト処理が再開し、 /profileにアクセスします。 6. getProfileメソッドがthis.currentUserを返しますが、 中⾝はBさんの情報になっています。 AさんがBさんの情報にアクセスできてしまい、 セキュリティインシデントになる。 アプリケーションの起動から終了まで、単⼀のインスタン スが共有されることに注意!
シングルトン故に気を付けるべきこと • DIコンテナ管理のクラスはシングルトンになるので、 リクエスト固有の情報を持たないようにする • サービスはステートレスにすべき • もしくはScope.REQUESTでリクエストごとに新しいインスタ ンスが⽣成されるようにする •
データはDTOでやり取りすると決めておけば、ステートレスに なりやすいかも (アーキテクチャとは、「ある選択肢を選びやすくする」「あ る⾏動が不快になるようにする」という性質を環境に与えるも の)