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Code4Lib conference 2013 report

Kosuke Tanabe
March 24, 2013
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Code4Lib conference 2013 report

Kosuke Tanabe

March 24, 2013
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  1. 今回気づいたこと • 小規模な、ある役割に特化した アプリケーションが多い – 今年はいわゆる「図書館システム」が話題に上るこ とはほとんどなかった • Ruby on

    Railsアプリが多い – 正確に言えばHydraとblacklightが多い – preconferenceで”RailsBridge”セッションが開催 • 「女性のためのRailsワークショップ」
  2. umlaut • Document delivery, 資料「入手」のためのソフ トウェア • SFX, Worldcat, Google

    Books, Amazonなどの APIを使用して入手先を案内する – ディスカバリーサービスの検索結果に表示される – FRBRのタスクの”Select”と”Obtain”に相当すると 思われる
  3. プラグイン化 • blacklightやumlautはRails Engineとして設計さ れている – gemでの提供 – やろうとすれば他のRailsアプリケーションにプラグ インとして追加することができる

    – たとえば、Next-L Enjuにumlautやblacklightを直接 追加することが可能 • 「小さなアプリケーションをつなぎあわせて、 大きなシステムを作る」という発想
  4. 常連校 • North Carolina State University (NCSU) からの 発表者は毎年おもしろい発表をしている •

    今年は”My #HuntLibrary” – 写真コンテスト兼アーカイブプロジェクト – 参加者はInstagramにハッシュタグをつけて写真を 投稿し、図書館はそれを収集して表示 – Instagramの“Likes”で投票、優秀賞を決定 • 参加者からもTwitterやIRCで賞賛の声 「ここは毎年すげえな」 「次回のホストはNCSUにやってもらおうぜ」