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GIGAスクール時代の情報教育とICT活用

 GIGAスクール時代の情報教育とICT活用

東京学芸大学附属学校初任者研修
2022年08月25日

Naoki Kato

August 25, 2022
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Transcript

  1. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の今後の在り方等に 関する検討会議 (R2-R3) ・委員 :ICT活用教育アドバイザー派遣事業(H28-) ・アドバイザー :学習者用デジタル教科書のクラウド配信等の 設計に関する検証事業(R4-) ・有識者会議 座長
  2. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 加藤直樹 東京学芸大学 ICTセンター

    教育情報化研究チーム 専門:情報工学 Human Computer Interaction 特にペン入力 ペン入力I/Fの教育への利用 文科省:デジタル教科書の今後の在り方等に 関する検討会議 (R2-R3) ・委員 :ICT活用教育アドバイザー派遣事業(H28-R3) ・アドバイザー :学習者用デジタル教科書のクラウド配信に関する フィージビリティ検証事業(R4-) ・有識者会議 座長
  3. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 自己紹介 今日のネタ l これから必要な力

    l GIGA時代のICT活用環境 l 個別最適な学び・協働的な学びとICT l デジタル教科書とは l 教育の情報化と高校 l プログラミング教育とは
  4. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに GIGAスクールネットワーク構想 一人一台端末 +

    高速大容量ネットワーク 資質・能力の一層の確実な育成 教員による把握 個別最適な学び 情報共有・交流の拡大 COVID-19対策 オンライン学習
  5. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 産業(工業)革命? 画像引用:SCF2015webサイト http://scf.jp/ja/essay/a005.php

    →石炭→石油・電気 農業→軽工業→重工業 労働力:人→コンピュータ 判断:人→コンピュータ AI,IoT?
  6. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の背景 国家戦略(IT総合戦略本部) (H26~H28/2016.4) l

    一定数の突出した能力を有するIT人材育成 l 新たな産業をリードする高度なIT人材育成 (参考)人材育成におけるプログラミング教育の位置付け等に係る調査報告書 現社会 Industry4.0 (第四次産業革命) 高度なIT利活用社会 (超スマート社会)
  7. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 近い将来すべての人に求められるもの 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼
  8. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学習指導要領における情報教育の方針 情報及び情報技術を適切かつ効果的に 活用して、問題を発見・解決したり自

    分の考えを形成したりしていくために 必要な資質・能力 (小学校学習指導要領解説 p.51) 情報活用能力 言語能力 問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 加速度的に進展 し続ける社会 Industry4.0 (第四次産業革命)
  9. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに なんと日常的なICT活用が世界一!! グラフ:国立政策研究所 OECD

    生徒の学習到達度調査(PISA) 2018 年調査補足資料から抜粋 ネットでチャットをする 一人でゲームをする
  10. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに でも,あれれ??? グラフ:国立政策研究所 OECD

    生徒の学習到達度調査(PISA) 2018 年調査補足資料から抜粋 Eメールを使う SNSに参加する 実用的な情報を検索する
  11. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに そして,ほぼすべて最下位!! グラフ:国立政策研究所 OECD

    生徒の学習到達度調査(PISA) 2018 年調査補足資料から抜粋 コピー疲れました
  12. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 高校生の実情 文部科学省 情報活用能力調査(高等学校)

    調査結果 平成28年3月 調べ物はするけど 分析やレポートには どうやってるんだろう?
  13. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 世界中でCS(プログラミング)教育 l イスラエル

    n 2000年,高校で「Computer Science」 l ハンガリー n 2003年 「Informatica」6~10歳で必修 l イングランド(英国) n 2014年 「Computing」5~13歳で必修 l フィンランド n 2016年から必修化(教科横断型) l オーストラリア n 2016年「Digital Technologies」
  14. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 国家戦略(IT総合戦略本部) (H26~H28/2016.4) l

    一定数の突出した能力を有するIT人材育成 l 新たな産業をリードする高度なIT人材育成 + l あらゆる国民層に対して ITに係る能力を醸成するための取組 l 特に若年層に対するプログラミング教育 (参考)人材育成におけるプログラミング教育の位置付け等に係る調査報告書 現社会 Industry4.0 (第四次産業革命) 高度なIT利活用社会 (超スマート社会)
  15. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学習指導要領における情報教育の方針 情報及び情報技術を適切かつ効果的に 活用して、問題を発見・解決したり自

    分の考えを形成したりしていくために 必要な資質・能力 (小学校学習指導要領解説 p.51) 情報の科学的な理解に裏打ちされた 情報活用能力を育むことが重要 情報活用能力 言語能力 問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 加速度的に進展 し続ける社会 Industry4.0 (第四次産業革命)
  16. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 体系的な情報活用能力の育成 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  17. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 知識の伝達に効率的な 一斉授業
  18. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU はじめに 学ぶ内容と学び方の変化 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 主体的で対話的な深い学び 個別最適な学びと協働的な学び ICT活用 児童生徒が主体の授業
  19. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU GIGAスクール構想のICT環境 なぜ見せるのか Working Memory

    作動記憶 )))))))))))))))) )))))))))))))))) 感覚記憶 音韻 ベース イメージ ベース 言語的 モデル 視空間的 モデル 二重経路 long-term memory 長期記憶 二重符号化
  20. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU GIGAスクール構想のICT環境 学習中に要求される処理(Mayer 2010,福本訳) essential

    (本質的処理) extraneous (外的処理) generative (生成的処理) coherence (一貫性) signaling (シグナリング) redundancy (冗長性) spacial contiguity (空間的近接性) temporal contiguity (時間的近接性) segmenting (分割) pre-training (事前練習) modality (様式) multimedia (マルチメディア) personalisation (個別化) : : 減少 < > 減少
  21. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU GIGAスクール構想のICT環境 一人一台端末の活用のメリット 読んで 見て

    聴いて 考えて 書いて 話して 撮って 強 化 可視化・表現 認知 思考 様々な チャンネル
  22. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 個別最適な学び 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び
  23. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 個別最適な学び 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び 支援が必要な子への 重点的対応 進度や到達度 に応じた対応 自己調整しながら 学習を進める 公立中学では ほんと難しいですよね
  24. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 指導の個別化には l 子供の状態把握が必要(あたりまえ)

    左上:練馬区立仲町小学校 右下:東原義訓「教育データの活用」より Schooltakt, classroom等 机間巡視 の効率化 デジタルドリル 進度や到達度 把握の高度化 個別対応 の時間の確保
  25. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT (夢ではなくなってきた)AI教材 上:東原義訓「教育データの活用」より 下:COMPASS

    Inc.webサイトより(https://qubena.com/blog/pr-20220726/) デジタルドリル 進度や到達度の把握と 教材選択に自動化
  26. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 個別最適な学びとICT 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び メディア選択の機会 メディアを活用する力 + メディア選択の力 の育成に繋がったか
  27. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT メディア選択の場面 l ICTを使いこなせるようにすることが重要

    調べる 表現・可視化する 従来のメディアがよいと 思えばそれを使うので 良い が
  28. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 個別最適な学びとICT 個別最適な学び 指導の個別化

    学習の個性化 自己調整しながら 学習を進める 個々に合った 方法・教材・時間 での学び 個々に合った 目的 での学び 自分に合った学び方 自分の学び(興味)の広げ方 個に応じた指導 協働的な学び 自己評価の機会
  29. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 個別最適な学びとICT 自己評価→改善の力 l “個別最適な学び”の実行力

    思考 学びの振り返り (短期~長期) 表現・可視化 ICT ICT・AI 学び方の調整
  30. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学び 協働的な学びとICT 対話・議論 自立

    協働 説明 理解 問題 発見 解決法 探索 計画 実行 解決 振り返り 探求的活動/体験活動 個別最適な学び 協働的な学び 社会において 個の学びの 深化 協働的活動力 の育成
  31. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学び 協働的な学びとICT 対話・議論 自立

    説明 理解 問題 発見 解決法 探索 計画 実行 解決 振り返り 探求的活動/体験活動 社会において 学びの過程の共有 批評しあいの機会 協働的な学び 個別最適な学び 個の学びに 戻ったか 協働 協働する力を 育めたか
  32. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学びとICT 考えの共有を含む学びのサイクル 読んで 見て

    聴いて 考えて 書いて 話して 撮って 他の人考えの 理解・比較 可視化・表現 認知 共有 思考
  33. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学びとICT うまくいく相互評価 左上:小平市立小平第三小学校,左下:小平市立小平第五小学校 音読の相互評価(2年

    ) 体育演技の相互評価(2年) プレゼン資料の相互評価(5年) (育てる観点もあるが)評価できる力があるかが重要
  34. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 協働的な学びとICT 協働的な学びの位置付け 個の活動 協働的な活動

    個の活動 最終成果物 最終成果物 純粋な 知識・技能 の学び 考えどころ がある 学び 共同・協働 活動がある 学び
  35. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 学習者用デジタル教科書と教材(現在) 「デジタル教科書」 2019年度より教育課程の一部で

    教科書として利用可能に 紙の検定教科書 同一内容を電磁的に記録 学習者用コンピュータ 教材コンテンツ ビューア 学習者用 デジタル教科書・教材
  36. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 学習者用デジタル教科書の流れ(文科省) H25 2013

    学びのイノベーション事業 学習者用デジタル教科書・ 教材等の機能の在り方 H26 2014 H27 2015 H28 2016 (デジタル教材等の標準化事業) 「デジタル教科書」の位置付けに 関する検討会議 第2期教育振興基本計画 H29 2017 H30 2018 最 終 ま と め ガ イ ド ラ イ ン 教育基本法改正 R1 2019 実 践 事 例 集 「デジタル教科書」の効果的な活用の 在り方等に関するガイドライン検討会議 R2 2020 デジタル教科書の効果・影響等 に関する実証研究事業 デジタル教科書の今後の 在り方等に関する検討会議
  37. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 学習者用デジタル教科書の流れ(文科省) H25 2013

    学びのイノベーション事業 学習者用デジタル教科書・ 教材等の機能の在り方 H26 2014 H27 2015 H28 2016 (デジタル教材等の標準化事業) 「デジタル教科書」の位置付けに 関する検討会議 第2期教育振興基本計画 H29 2017 H30 2018 最 終 ま と め ガ イ ド ラ イ ン 教育基本法改正 R1 2019 実 践 事 例 集 「デジタル教科書」の効果的な活用の 在り方等に関するガイドライン検討会議 R2 2020 デジタル教科書の効果・影響等 に関する実証研究事業 デジタル教科書の今後の 在り方等に関する検討会議 4年後,10年後には 「デジタル教科書」 そして 「教科書」 が大きく変わるかも
  38. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 本文から一部分を抜き出して活用 l 書き写し不要や,自由な移動によって

    思考に集中・深化 右下画像:東京書籍学習者用デジタル教科書サンプルサイト上で作成 書くことが 苦手な子も
  39. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 多様な見え方 l 読む/見る(聴く)ことの自由度が向上

    画像:光村図書出版学習者用デジタル教科書体験版サイトより作成 巻物スクロール 総ルビ 拡大 物理的な制約 からの解放 読み上げ 個に応じた支援
  40. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 様々な連動教材 l 児童生徒主体の活動へ

    左上画像:教育出版学習者用デジタル教科書サンプルサイトより作成 右上画像:東京書籍学習者用デジタル教科書サンプルサイトより作成 インタラクティブ教材 動画教材 音声教材
  41. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 「聴く」活動 l 英語

    l 音楽 l 国語など 右上画像:東京書籍学習者用デジタル教科書サンプルサイトより作成 動画教材 音声教材 生徒のペース・判断で 繰り返し,必要な部分だけ 「聴く」ことが可能 自分の声,姿を 録音・録画 客観的な振り返りへ
  42. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 国語が好きだ 4 7

    18 15 11 6 8 6 4 3 5 1 1 1 1 0 1 1 1 学期 2 学期 3 学期 とても思う そう思う どちらとも言えない そう思わない まったく思わない (無回答)
  43. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 観点別成績の変化 4月 月

    3月 月 活 活用 用 39.6 62.6 非 非活 活用 用 47.7 53.2 49.8 50.3 52.4 62.1 全 全国 国 56.4 62.5 4月 月 3月 月 活 活用 用 55.6 80.7 非 非活 活用 用 59.7 71.6 60.5 72.9 63.3 76.3 全 全国 国 61.4 76.1 読む 書く
  44. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 学習者用デジタル教科書とは 観点別成績の変化 4月 月

    3月 月 活 活用 用 75.4 78.0 非 非活 活用 用 81.8 66.5 81.2 71.1 83.7 71.0 全 全国 国 81.4 75.4 聞く話す
  45. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 その影響かな・・・ 文部科学省 情報活用能力調査(高等学校)

    調査結果 平成28年3月 調べ物はするけど 分析やレポートには どうやってるんだろう?
  46. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 コンピュータを使って処理・整理する力 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼 少なくとも現状 大学・社会では重要な力
  47. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 ただ,これから入ってくる生徒は 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  48. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 もしかしたら,いや,たぶん 高度IT人材 ミドルIT人材

    課題 発見 解決 新たな価値の創造 高度情報通信技術 AI技術 活用 こういうこと ができる 依頼 高校の学びで あたりまえに 活用できるかも とにかく 使う!
  49. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 普通教科“情報”を忘れてちゃダメですね 情報活用能力 言語能力

    問題発見・解決能力 基盤的な力 人間性 学びに向 かう力 思考力 判断力 表現力 知識 技能 創造 協働 自立 技術分野 情報に関する技術 プログラミング教育 基本的な操作 情報モラル 情報化と社会・産業 2021- 2022- 2020- 情報Ⅰ(必修) 情報Ⅱ AI・Data Science教育
  50. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 高校共通教科「情報科」の内容 l 情報Ⅰ(共通必修)

    n 情報社会の問題解決 pメディアリテラシ,情報モラル n コミュニケーションと情報デザイン pメディアリテラシ n コンピュータとプログラミング pコンピュータの仕組み,アルゴリズム,プログ ラミング,モデル化とシミュレーション n 情報通信ネットワークとデータの活用 p情報通信ネットワークの仕組み,情報セキュリ ティ技術,データベースの仕組み,データ処理 l 情報Ⅱ(選択)
  51. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 情報Ⅰの目的 情報技術 理

    解 ・ 活 用 情報社会 理 解 ・ 参 画 科学的に
  52. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 情報Ⅰの目的 情報技術 理

    解 ・ 活 用 情報社会 理 解 ・ 参 画 科学的に
  53. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 情報Ⅰの目的 情報技術 理

    解 ・ 活 用 情報社会 理 解 ・ 参 画 科学的に
  54. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 教育の情報化と高校 正直,なんでこんなこと学ぶんだろう? 上:Education Launge

    https://www.educational-lounge.com/?p=3576 右:高校化学Net参考書:http://ko-ko-kagaku.net/center-kagaku1/2010_4_4.html 下:古文単語 大学受験 一覧 https://tokyo-teacher.com/article/dj-32-jpc/dj-jpc-1-word/dj-jpc-word-1-list/ 雑学? 専門? ・・・情報は必修科目
  55. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 学習指導要領での記載 各教科等の特質に応じて, を,計画的に実施

    第3 1 (3) イ 児童がプログラミングを体験しながら, コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動 (小学校学習指導要領 p.8)
  56. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 学習指導要領での記載の意味 第3 1

    (3) イ 児童がプログラミングを体験しながら, コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動 (小学校学習指導要領 p.8) プログラミング 論理的に考える力 のために 導入の背景
  57. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 プログラミング的思考 大きく複雑な 高度情報化社会における

    高度情報化社会における 大きな武器である 抽 象 化 モ デ ル 化 一 般 化 分解 構造化 手順化 評価 順序 分岐 反復 並列 演繹・帰納(類推,仮説) 問題 Computer 高速化・自動化 論理的思考・パタン認識 パ ラ メ タ ラ イ ズ アルゴリズム的思考
  58. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 プログラミング的思考 LEDを1と2と順に 光らせたい

    1を表示、 2を表示の 組み合わせかな。 分解 アルゴリズム的思考 うまくいかないぞ? なんで? はやすぎる! こうすればいい 論理的思考 パタン認識
  59. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 学習指導要領での記載 各教科等の特質に応じて, を,計画的に実施

    第3 1 (3) イ 児童がプログラミングを体験しながら, コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動 (小学校学習指導要領 p.8)
  60. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 プログラミング体験が重要な理由 l プログラミング体験は楽しい→主体性へ

    l 試行錯誤が容易 n 自分の考えが正しいかが確認できる n 間違ってたら容易に修正に挑戦できる コンピュータに・・・ 必要な論理的思考力 効果的に! 論理的思考への一番の手立て
  61. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU 小学校におけるプログラミング教育 もう一つの育む力 l これにも体験が必須

    プログラムの働きやよさ,情報社会がコンピュータをはじめと する情報技術によって支えられていることなどに気付き,身近 な問題の解決に主体的に取り組む態度やコンピュータ等を上手 に活用してよりよい社会を築いていこうとする態度などを育む こと (小学校学習指導要領解説 p.85) すごい やってみる のような態度
  62. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の位置付け 学習指導要領での記載 各教科等の特質に応じて, を,計画的に実施

    l 教科等の中でプログラミング教育 第3 1 (3) イ 児童がプログラミングを体験しながら, コンピュータに意図した処理 を行わせるために必要な論理的思考力 を身に付けるための学習活動 (小学校学習指導要領 p.8)
  63. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 電気の利用では創造的なプログラミングへ 写真:前原小、6年生がフィジカルコンピューティングで「電気」を学ぶ ICT教育ニュース

    2017年10月30日 入力 明るさ 温度 加速度 方位 ボタン 湿度 気圧 酸素濃度 : 出力 光 熱 音 動力 : 人がそばにいて 温度が高いと 温度に応じて 回る扇風機 自分たちで発想した アイデアを 自分たちで 作り上げていく
  64. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 系統的な学びが重要 創造的プログラミング ア

    ン プ ラ グ ド 情報化社会に関する 探究的課題の中での プログラミング プログラミング 導入 操作練習 教科の学びに 絡めた プログラミング 総合 教科 課程外 正多角形と円 電気の利用 楽しく創造的な 活動にするには
  65. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 Scratch+算数 三角形と四角形 正三角形

    二等辺三角形 三角形と四角形 (+角度) ひし形 平行四辺形 数をかぞえる 数をよむ 整数の性質 残りはいくら
  66. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 低学年 左上動画,右上動画:小平市立小平第七小学校 右下写真:武蔵村山市立富士見小学校

    Hour of code Visuit 2年国語:スイミー 3年国語:へんとつくり 1年生活:みんなで遊ぼう タンジブル教材
  67. ©2016- Naoki Kato, IML at TGU プログラミング教育の展開 総合的な学習の時間 左画像:教育ICTリサーチブログより https://blog.ict-in-education.jp/entry/2019/06/28/040000

    右画像:片山敏郎:総合的な学習におけるプログラミング教育カリキュラムのあり方,日本デジタル教科書学会発表予稿集 Vol.6, pp.45-46, 2017 探究的な活動 プログラミングの世界を探究 自動車の未来 ロボット社会 ドローンの世界