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絶対わかる RME Babyface Pro 完全入門

絶対わかる RME Babyface Pro 完全入門

RME製品を「初めて・雰囲気」で使っているという方向けの解説動画に使った資料です。

動画
https://youtu.be/LtbU9ya3yKs

■関連リンク
Fireface UFX/802/UCX/UC、Babyface /Pro/FS Windowsドライバ(USB接続)(ファームウェアも含む)
https://synthax.jp/drivers-fireface-ucufx-windows.html

TotalMix FX プレイリスト(国内代理店公式チャンネル)
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_3JVzZsXEATFr_0R8z4Xjgfl9NX99Ad5

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nekomatu

April 11, 2021
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Transcript

  1. RME Babyface Pro 完全入門 公開日2021/04/10 もくじ • BabyFace Pro •

    端子類(インターフェース)の紹介 • 12in12outと端子の名称 • ドライバとファームウェアの違い • ファームウェアアップデートの仕方 • TotalMix FX • TotalMixってそもそもなに? • メインアウトプットの設定 • ルーティングの見方・設定の仕方 • よくあるトラブル • パソコンの音がでない • 録音した音が片方からしか聞こえない 絶対わかる
  2. はじめに • RME製品が「初めて・雰囲気」で使っているという方向けの動画です • この動画をみると、公式YouTubeチャンネルを視聴して理解できるよう になります • TotalMix FX プレイリスト(国内代理店公式チャンネル)

    • https://www.youtube.com/playlist?list=PL_3JVzZsXEATFr_0R8z4Xjgfl9NX99Ad 5
  3. 端子類(インターフェース)の紹介 • 背面 • 2つの入力 2つの出力 (L・R) • 右側面 •

    標準プラグ入力(モノラル) • ラインとギター兼用 • ヘッドホン出力 • 標準プラグとミニプラグ。共通 • 左側面 • オプティカル(光)入出力 • MIDI • USB • DC - オプションの電源をつなぐ
  4. 12in12outについて • 入力が12ch、出力が12ch • 2つの入力 2つの出力 (L・R) • 数えてみると足りない 1

    2 3 4 5,6 • ADATコンバータをつなぐと 物理的に使えるようになる
  5. 12in12outについて • 入力が12ch、出力が12ch • 2つの入力 2つの出力 (L・R) • 数えてみると足りない 1

    2 3,4 6,7 5,6 • ADATコンバータをつなぐと 物理的に使えるようになる 出力も同じ
  6. 端子の名称 物理的な位置 TotalMixでの名称 WDM/MMEでの名称 ASIOでの名称 背面 AN1/2 スピーカー Analog(1+2) 右側面(IN3,

    IN4) Instr 3/4 Analog(3+4) ← 右側面(ミニ・標準共通) PH3/4 Analog(3+4) ← 光端子 AS 1/2 SPDIF/ADAT(1+2) ← 光端子(ADAT利用時) ADAT 3/4, 5/6, 7/8 ADAT(3+4), (5+6), (7+8) ← • 表記がTotalMixとWDMとASIOで異なる • WDM/MMEとは、Windowsのサウンド設定から見える標準ドライバーのこと • イヤホンから音を出したい時は「Analog(3+4)」を選ぶ • 略語 • AN = Analog • Instr = Instrument(楽器) • PH = Phone • AS = ADAT/SPDIF
  7. ドライバーとファームウェアの違い • ドライバーはPCで動くソフトウェア • TotalMixもこれに含まれています! • ファームウェアは機材の中で動くソフトウェア • FUTと呼ばれるフラッシュアップデートツールで行う •

    国内正規代理店からどちらもダウンロードできる • https://synthax.jp/drivers-fireface-ucufx-windows.html • 不定期更新。半年に一度観にいくと良い ファームウェア フラッシュアップデートツールで行う ドライバー (TotalMixを含む)
  8. ドライバーとファームウェアの違い • ドライバーはPCで動くソフトウェア • TotalMixもこれに含まれています! • ファームウェアは機材の中で動くソフトウェア • FUTと呼ばれるフラッシュアップデートツールで行う •

    国内正規代理店からどちらもダウンロードできる • https://synthax.jp/drivers-fireface-ucufx-windows.html • 不定期更新。半年に一度観にいくと良い ファームウェア フラッシュアップデートツールで行う ドライバー (TotalMixを含む) ここから先は最新版が適用されている前提
  9. RME Babyface Pro 完全入門 目次 • BabyFace Pro • 端子類(インターフェース)の紹介

    • 12in12outと端子の名称 • ドライバとファームウェアの違い • ファームウェアアップデートの仕方 • TotalMix FX • TotalMixってそもそもなに? • メインアウトプットの設定 • ルーティングの見方・設定の仕方 • よくあるトラブル • 録音した音が片方からしか聞こえない
  10. TotalMixってそもそもなに? • BabyFace Proを制御するためのコントローラーアプリ • パソコンで処理をしているようにみえるが、実際は全てデバイスの中で実行 • -> 安定動作する •

    iPad版アプリがあるのもそのおかげ • 主な機能 • ミキサー・ルーティング機能 • エフェクト機能 • 設定ファイル読み出し・書き出し機能
  11. ルーティングについて • BabyFace Proはルーティングしないと音が出ない • 他のサウンドデバイスと大きく異なるポイント。初心者殺し。 • 理解するとなんでもできるようになる! • 順番に解説

    1. メインアウトプットの設定 2. まずはともかくPCの音がでるようにする 3. 音が出るまでの流れ(チャンネルについて) 4. TotalMixのルーティングとミキサー 画面の見方、ミキサー ルーティングの設定方法(MixierViewとMatrixView) ループバック
  12. メインアウトプットの設定 • メインアウトプットとは一番右下に鎮座している出力先のこと • 文字通り、普段聞くのに使うアウトプット先。特別扱いされている。 • 青色枠 ROUTING MODEにある”NAMES”ボタンによって表示名が変わるので注意 •

    最初にメインアウトプットを設定する • “Assigin▼”のボタン(図では隠れてます) • Main outの中から選ぶ • スピーカーならAN1/2 • ヘッドホン・イヤホンならPH3/4
  13. PCの音がでるようにする • 1.Windowsのスピーカー設定から出力先を選ぶ • スピーカーなら「スピーカー(RME)」イヤホンなら「Analog(3+4)」… • 2.音楽を適当に流す • 2.右下メインアウトプットのところをクリックする •

    分かりにくいがグレーに選択されている • 3.三段棚の真ん中のAN1/2,PH3/4のボリュームを0dbにする • 4.右下メインアウトプットのボリュームを上げる
  14. 小休憩 • 音がきちんと出力されたらオッケーです • 今どのような設定をしたか理解するために内部を解説します

  15. 音が出るまでの流れ(チャンネルについて) • 左がインプット、右がアウトプット • アンプ = 増幅器 = ゲインを上げると音が大きくなる •

    ボリューム = 抵抗器 フェーダーを絞ると音が小さくなる • チャンネルはくっつけて「ステレオ」にできる • 分離したらモノラル +48V アンプ (Gain) ボリューム 入力 パン ボリューム Left Right ミキサー 入力名 パン ゲイン フェーダー 出力先
  16. 設定したこと • 入力チャンネルのフェーダーをゼロにした • 音が絞られないようにした • 出力チャンネルのフェーダーを上げた • 完全に絞られてたボリュームを上げた ->

    音が出た
  17. TotalMixのルーティングについて 引用:User's Guide Babyface Pro FS, p42 • ミキサーの見方 •

    一番上が「ハードウェアインプット」 • 真ん中が「プレイバック」 • 一番下が「ハードウェアアウトプット」
  18. ミキサー ハードウェアインプット +48V アンプ (Gain) ボリューム 入力 パン Left Right

    ミキサー ソフトウェアインプット ボリューム アプリ パン ボリューム Left Right ハードウェアアウトプット
  19. ルーティングの基本概念 1. 入力を受けたいアウトプットチャンネルを選択する 2. インプットチャンネルのフェーダーを変える アウトプットチャンネルの数だけ フェーダー設定があると考える PH3/4 AN1/2 ADAT

    Inst3/4 PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4 PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4 PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4
  20. ルーティングの設定方法(MixerView) • 違いが分かりますか?

  21. ルーティングの設定方法(MixerView) • 違いが分かりますか? • 左画面は、AN1/2のアウトプットチャンネルの設定 • 右画面は、PH3/4のアウトプットチャンネルの設定

  22. ルーティングの設定方法(MixerView) • ミキサービューは「アウトチャンネル」を1つずつ開いていかないと 全体のルーティング構成が分からないという欠点がある PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4 PH3/4 AN1/2

    ADAT Inst3/4 PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4 PH3/4 AN1/2 ADAT Inst3/4
  23. ルーティングの設定方法(Matrix) • マトリックスビューはルーティング全部を俯瞰してみることができる • その他の設定ができない • ステレオとか入力ゲインとかパンとか • 縦軸がインプット •

    横軸がアウトプット • 交点がボリュームフェーダーの値 • グレーのところはミュート設定 • 実験 • ここで値を変更してビューモードに戻る • フェーダーの位置が変わっていることを確認する
  24. ループバックについて • アウトプットをインプットとしてしまう機能 • 何が便利か? • パソコンから出る音を録音したい時 • 通話アプリで相手の声を録音したい •

    ポイントは、同名だがアウトプットとインプットは別物と捉えること 再生アプリ PH3/4 (Output) ループバック無し DAW・レコーダーアプリ PH3/4 (Output) PH3/4 (Input) ループバック有り
  25. 小休憩 • ルーティングの基本について紹介した • ここからは・・・ • 録音した音が片方しか出ない時(トラブル対応) • ループバックを使う方法 •

    AN1->2 モード • BGMとナレーションを混ぜて録音する
  26. AN1->2モード • マイク録音した音を再生すると、片方からしか聞こえない • なぜか? • マイクはモノラル • 普通のアプリはWDMとしてデバイスを開く。これがステレオである •

    -> ステレオで録音される。AN1が左、AN2が右として扱われる • ステレオファイルを再生すると片方からしか聞こえないとなる • 解決方法 • 右と左に同じ音が録音されれば良い(モノラルのステレオ化) • その1.ループバックを使う方法 (従来からの方法) • アウトプットのAN1/2をステレオモードとループバックに設定する • インプットのAN1のパンを0(センター)にする • その2. AN1->2モードを使う (最新ファームウェアで搭載) • インプットのAN1/2をステレオモードにする • AN1->2を有効にする • アウトプットはいじらない
  27. BGMとナレーションを録音する方法 • マイクをAN1->2でステレオ化 • 音楽プレイヤーはADAT3/4(out)を選択 • AN1/2(out)はAN1/2(in)とADAT3/4(in)を入力 • ループバックしてoutをinに •

    録音アプリはAN1/2を録音 • さらに別ルーティングとしてPH3/4でモニター ADAT3/4 (Output) AN1/2 (Input) PH3/4 (Output) AN1/2 (Input) 録音アプリ
  28. 小休憩 • 慣れるまでは難しい • 同名のInputとOutputがあるところが混乱する • OutputをInputとしたい事が理解できればマスター! • 資料は以上 •

    TotalMix上でミックスビューとマトリックスビューの切り替えを見る • 録音の様子を紹介する