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Keynoteから考える、AIエージェント時代で何が変わるのか?

 Keynoteから考える、AIエージェント時代で何が変わるのか?

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June 03, 2026

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Transcript

  1. 0 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. Keynoteから考える、 AIエージェント時代で何が変わるのか?

    Google Cloud Next ‘26 Re:Cap ー Agentic Eraの幕開け ー 2026年6月1日 NRIネットコム株式会社 デジタルソリューション事業本部 クラウド事業推進部 高梨 友之
  2. 1 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. ⚫名前:高梨 友之

    ⚫所属:クラウド事業推進部 ⚫お仕事: 主にAWSでインフラ構築や、運用業務を行っています。 GoogleCloudはほぼ触れたことがない状態での参加でした。 自己紹介 #nncstudy
  3. 2 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. お品書き #nncstudy

    ⚫2日間のKeynote概要 ⚫AIエージェントを利用した開発 ⚫組織でAIエージェントを使う ⚫まとめ(開発者はどうなっていくか?)
  4. 4 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 1日目 Opening

    keynote: The agentic cloud 「AIのパイロット版の時代は終わり、エージェントの時代(Agentic Era)が到来した」 ⚫ これからのビジョンと全体アーキテクチャを提示する講演 ⚫ Google Cloudが提示したのは5つの枠組み↓ ⚫ これら5つの枠組みで、「エージェントを組織・企業で使うため」のすべてを提供する = Gemini Enterprise Agent Platform (旧Vertex AI) が発表された 2日間のKeynote概要 #nncstudy ・Agent Task Force: 即戦力となる特化型エージェント群 ・Agent Platform and Models: エージェント構築・管理の中核プラットフォーム ・Agentic Defense: 自律化されたセキュリティ体制 ・Agentic Data Cloud: エージェントの判断基準となるデータ基盤 ・AI Hypercomputer: 基盤となるインフラストラクチャ
  5. 5 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 1日目 Gemini

    Enterprise Agent Platform (旧Vertex AI) 2日間のKeynote概要 #nncstudy
  6. 6 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 2日目 Developer

    Keynote AIエージェントを使った7つのデモ! ⚫ 初日Keynoteを受けて、「どうAIエージェントを使うか?」を見せる講演 ⚫ ラスベガスでマラソン大会を計画・シミュレーションを行うAIエージェントを作る ⚫ Build agents with Agent Platform ⚫ Creating multi-agent systems ⚫ Enhancing agents with memory ⚫ Debugging agents at scale ⚫ Intent to infrastructure with Gemini Cloud Assist ⚫ Build and share no-code agents ⚫ Securing agents ⚫ 具体的なAIエージェントでの開発をイメージできた! 2日間のKeynote概要 #nncstudy
  7. 9 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. AIエージェント開発の考え方 考え方①:役割毎にAIエージェントを作る

    ⚫ 巨大な1つのAIにすべてをやらせようとすると破綻する。 ⚫ マイクロサービスアーキテクチャのように、役割を単一化した「AIエージェントのチーム」を作ることが基本になる。 考え方②:AIエージェント同士が動的に会話・連携する ⚫ A2A(Agent-to-Agent)プロトコル ⚫ エージェント同士が「Agent Card(自身のスキル)」を提示し合い、動的に会話・連携する。 ⚫ これまで人間が頑張って書いていたAPIの繋ぎ込みコードを、エージェントが自律的に解決するようになる。 AIエージェントを使った開発 #nncstudy
  8. 10 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. AIエージェント開発の考え方 Google

    Cloudでの実現例(Day 2デモ) ⚫ マラソン大会のシミュレーションにおいて「計画役」「評価役」「シミュレータ役」の3つのエージェントを分割。 ⚫ エージェント同士がAPIのハードコーディングなしで能力を提示し合い、自律的に通信する「A2A(Agent-to- Agent)プロトコル」が発表された。 AIエージェントを使った開発 ラスベガス マラソン大会シミュレーター マラソン計画 エージェント 評価エージェント シミュレーター エージェント A2Aプロトコル #nncstudy
  9. 13 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 自律するAIをどう統制するか ⚫

    エージェントが勝手にデータベースを書き換えたり、予算以上のコストを発生してしまうかもしれない。 →AIエージェントひとつひとつを区別できるアイデンティティを設定。 →アイデンティティごとにアクセス管理を行う。 Google Cloudでの実現例 ⚫ 財務評価AIエージェントには、財務DBの読み取り権限のみを設定する。 →この最小権限を担保するために、「Agent Identity / Gateway」を利用する。 組織でAIエージェントを使う #nncstudy
  10. 14 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. AIによる自律デバッグ・セキュリティ対策 ⚫

    マルチエージェントが複雑に絡み合うと、エラーが起きた際に人間がログを追うのは不可能(AIのブラックボックス 化)になり、可観測性(Observability)の担保が必須となる。 ⚫ セキュリティに関しても、AIエージェントが攻撃することを想定しなければ対応しきれない。 Google Cloudでの実現例(Day 2デモ) ⚫ Agent Observability: エージェントの推論経路やツール呼び出しをエンドツーエンドでトレースする仕組み。 ⚫ デモでは、エラー原因(トークン超過)をAIが自ら特定し、開発環境内で「イベント圧縮頻度を上げる」というソース コードの修正まで自動提案・適用する様子が示された。 ⚫ 開発段階で、攻撃役AI(Red Agent)と修正役AI(Green Agent)を戦わせ、人間がデプロイする前にコード の脆弱性を自律的に潰す仕組み = Wiz を導入。 組織でAIエージェントを使う #nncstudy
  11. 16 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. Google Cloudの動き

    ⚫ これまで述べてきた要素をすべてパッケージ化したのが、今回発表されたGemini Enterprise Agent Platform。 ⚫ Google自身の新規コードの75%がAI生成という実績も踏まえて、AIエージェント時代のベストプラクティスを提示し、 提供を開始しようとしている。 ⚫ ほとんどのサービス・機能は、現在プレビューでのリリースということには注意が必要。 まとめ #nncstudy
  12. 17 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 今後どのようなエンジニアが必要になるか ⚫

    エンジニア全体の役割は「コードをゼロから書くこと」から、自律的に動く「AIエージェントチームの設計」と「権限・ルール の統制」へと変わっていくのではないだろうか。 ⚫ インフラエンジニア的には、AIエージェントを稼働させる基盤を設計・構築とセキュリティ統制など、今と大きくやること は変わらないかもしれない。しかし、その比重はよりシステム全体を統制、管理する視点へシフトしていくかもしれない ⚫ これらはどのクラウドでも変わらないはず まとめ #nncstudy
  13. 18 Copyright(C) NRI Netcom, Ltd. All rights reserved. 参考 #nncstudy

    ⚫ 資料内で利用している写真はすべて発表者がGoogle Cloud Next 2026基調講演にて、撮影したものです。 ⚫ 以下Google Cloud Next 2026 イベント利用規約に基づき掲載しております。 https://www.googlecloudevents.com/next-vegas/tos