Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
抜擢されるには
Search
Ryuya Nakamura
January 08, 2024
Business
19
14k
抜擢されるには
2024/1/9 LayerX 全社週次定例 by nrryuya
Ryuya Nakamura
January 08, 2024
Tweet
Share
More Decks by Ryuya Nakamura
See All by Ryuya Nakamura
AIオンボーディングとAIプロセスマイニング
nrryuya
5
1.7k
アルファを作る人になる
nrryuya
0
310
学生時代のキャリア探索の心がけ
nrryuya
0
210
フィードバックされやすい人になろう
nrryuya
31
22k
間違いが許されなくてもLLMが使えるユースケースとは @GenAI Playground Meetup #01
nrryuya
13
6.2k
20240725 LLMによるDXのビジョンと、今何からやるべきか @Azure OpenAI Service Dev Day
nrryuya
4
2.5k
「知的単純作業」を自動化する、地に足の着いた大規模言語モデル (LLM) の活用
nrryuya
9
13k
20240130 エンプラDXにおける2024年の生成AIトレンド予測 @生成AI新年会2024
nrryuya
2
2.3k
20240125 開発側・ビジネス側という壁を作らない LLMアプリ開発 @生成AI Conf
nrryuya
8
4k
Other Decks in Business
See All in Business
Management Workflow
dskst
2
220
VISASQ: ABOUT US
eikohashiba
15
500k
The “AI×UX Explorer” – From AI Theatre to UX Magic #UXCE25
bennoloewenberg
1
190
Introduction of Elastic Infra Inc.
elasticinfra
0
600
Company Deck_2025.06
sixtypercent
0
100
株式会社TSIホールディングス会社案内
tsi_saiyou
0
4.8k
株式会社Domuz会社紹介資料(採用)
kimpachi_d
0
33k
プレイドのGo-To-Market活動
plaid
PRO
0
310
01_全社_FLUX採用ピッチ資料_Ver.5.1
flux
PRO
5
160k
c-slide_会社紹介資料テンプレート
coneinc
0
1.4k
メドピアグループ紹介資料
medpeer_recruit
10
130k
アジャイル開発組織における KA法実践の意義
hynym
PRO
0
140
Featured
See All Featured
Side Projects
sachag
455
42k
Rebuilding a faster, lazier Slack
samanthasiow
81
9k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
53
11k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
22
3.5k
The Language of Interfaces
destraynor
158
25k
Let's Do A Bunch of Simple Stuff to Make Websites Faster
chriscoyier
507
140k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
270
20k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.9k
Cheating the UX When There Is Nothing More to Optimize - PixelPioneers
stephaniewalter
281
13k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
46
14k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
20
1.3k
Build The Right Thing And Hit Your Dates
maggiecrowley
36
2.8k
Transcript
1 LayerX Inc. 抜擢されるには 2024/1/9 LayerX 全社週次定例 by nrryuya
2 • 抜擢 = 通常より急に、役割・責任が拡大すること ◦ チーム/プロジェクトのリーダー • LayerXが今後も急成長し続けるためには、どんどん「抜擢」が生まれるはず •
私は2020年にLayerXの執行役員に ◦ 客観的には「抜擢」だった ▪ 当時の私: 23歳、非正規雇用、高卒、運転免許なし(?) 「抜擢」と私
3 「抜擢」されるには? • 役割に抜擢される人物の条件とは?を4つ考えてみた ◦ 特に、リーダー・責任者的な立場を想定 • 注: ただし、抜擢ではない、標準的な昇進や役割拡大も重要 ◦
「抜擢」は負担も大きく、全員に勧められるわけではない
4 1. キャッチアップ能力が高いこと • 「抜擢」の定義からして、やったことないことを色々やることになる • 管掌範囲も急に広がる ◦ プロダクト、開発、マーケ、営業、マネジメント、採用、PR、etc. •
よって、働きながら色々同時並行で学ぶ能力がとても重要 • (詳細は前回の資料「キャッチアップ速度が速い #とは」を参照)
5 2. メンタル (器) の準備が整っていること • リーダー・責任者にとって、心の底から当たり前でないと厳しい「感覚」が色々ある ◦ うまくいったらみんなのおかげ、失敗したら自分のせい、結果責任、etc. ◦
「リーダーシップの本質」という本がおすすめです • 1日の全ての振る舞いが重要 ◦ SNS・飲み会での発言、休みの日の過ごし方、etc. ◦ 周りには常に「見られる」立場 • 大きな成果を上げることも大事だが、大崩れしないことも必須 ◦ サイバーエージェント藤田社長の言葉 「キレたらそこでゲームオーバー」 • 現状の役割ですらキャパオーバーしていたら、抜擢は難しい
6 • 「他の人ではなく、敢えてその人を選ぶ理由」になる武器があると良い ◦ 経験だけならもっと豊富な人が常に周りにいるはず • また、自分だけの価値があることで、周りがチャレンジを支える・補うのが自然になる ◦ 足りてない部分ばかりだと、周りに教えてもらう・助けられるだけになってしまう ▪
周囲との「交換条件」があると良い? (ドライな関係というわけではないが) • 当時の自分の場合: ブロックチェーンにかなり詳しかったこと ◦ 研究テーマが偶然、当時のLayerXの課題だった、ブロックチェーンのユースケース探求と 相性がよかった • チームにおける「超重要だけど緊急ではない」テーマにオタクのように取り組むのがいいのでは • 急がば回れ (?) ◦ 自分のキャリアは、(別の会社の) IS/FS/CSのインターンから始まった ◦ データ分析、エンジニア、研究と徐々にテック色が増していった 3. 尖った武器があること
7 • 時を待つ! • LayerXはきっと良い環境 ◦ 新規事業のアイデアより責任者の数が足りない状況 4. タイミング
8 以上! 今年もよろしくお願いします。