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NTT TechConference #2 Closing Keynote

NTT TechConference #2 Closing Keynote

NTT TechConference #2の閉会挨拶資料です。
https://ntt-developers.github.io/ntt-tech-conference/02/

Twitter Hashtag: #NTTTech

Transcript

  1. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation #2 Thursday, August 10, 2017

    Tamachi Granpark Closing Keynote Hikaru Suzuki
  2. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 2 Hikaru Suzuki (鈴木 光)

    About me NTTテクノクロス(株)クラウド&セキュリティ事業部長 通称 “ひかるさん”冗談で“最強(高)の労務費”と呼ぶ人もいます 前職は、NTT ソフトウェアイノベーションセンタ(SIC)所長 でした。 通称 “ひかるさん”一部の若者達からは“God Suzuki”と呼ばれていたそうです 本日のクロージングに招かれたのは前職のご縁だと思います 2012年にNTTコミュニケーションズからSICに帰任して、 2017年にSIC所長を退任するまで、 NTT研究所のOSS(オープンソースソフトウェア)への取り組みを 推進して参りました < https://www.ntt-tx.co.jp/ >
  3. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 3 私がSIC所長時代に力を入れていたことは、 ①SICが取り組むOSSがNTTグループの事業を支える存在になることと ②世界に伍せるOSSトップガン人材を育成することでした。 その取り組みの軌跡は、SICのホームページに掲載して参りました。

    SICのホームページをご覧ください http://www.sic.ecl.ntt.co.jp/ トップページから センタのご紹介をクリック
  4. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 4 SICのホームページをご覧ください http://www.sic.ecl.ntt.co.jp/ OSSコミュニティに貢献するSIC主要メンバをクリック 各コミュニティ毎に

    トップガン人材を紹介
  5. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 5 OSSトップガン人材としてコミュニティで活躍中の方々を紹介しています http://www.sic.ecl.ntt.co.jp/profile/community_member.html SICのホームページをご覧ください http://www.sic.ecl.ntt.co.jp/

  6. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 6 なぜOSSに注力したのか? OSSコミュニティのガバナンスのオープン性 (PTLには、卓越したマネジメント能力が要求される) OSSコミュニティのコントリビュータの評価の透明性

    ⇒ 優れた信用・評判システム (Stackalyticsのような定量評価の仕組みが確立していることに加えて、 コアデブさん達には忍耐力とボランティア精神・責任感が要求される) ソースコードの万国共通性 (日本人の苦手な言語の壁をコードが補ってくれることを期待できる。 良いコードを書けば、公正に尊敬・評価される。 良いものは残り、出来の悪いものはすたれる=自然淘汰作用が働く) 10年の歴史を持つOSSセンタの存在も大きかったですが 台湾にてSDNハンズオンセミナー 参加者の質問に、 Ryuのソースコードを使って 説明する藤田(智)さん 特にオープンソースは分け隔てなく ソースコードで対話が可能 誰も登らない山 よりも 皆が登る山
  7. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 7 なぜOSSに注力したのか? 事業会社の期待が顕在化 (エンドユーザの要望はもちろんのこと、カスタマイズの容易性、維持管理フェーズ での業者選定の自由度の拡大、などOSSの利点が認知されてきた)

    ⇒知財やオーサライズなどの社内手続きも整備されました 経営幹部の理解 (IRキャラバンなどでの投資家からのプラス評価など、 OSS活動が経営面で高い評価の原動力の一つとなり始めた) Apache HadoopやOpenStack、JubatusやRyuなど、 OSSセンタ以外のOSS活動の成果が出始めていたことも大きいです オープンイノベーションとの親和性の高さ (他者とのコラボレーションに逆風となる権利の帰属や対価の問題が少ない) 技術者採用の容易性 (ポピュラーなOSSは、有スキル者の人口が多い。 特に学生は大学でOSSを使って卒業研究を行うことが多い。)
  8. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 8 フィードバック 商用化 要件 改善

    事 業 の ビ ジ ネ ス O S S の R & D OpenStack SWIFT(オブジェクトストレージ)は良いスパイラルが回っている典型例です 事業とR&Dが車の両輪のような関係 http://www.sic.ecl.ntt.co.jp/
  9. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 9 出典:NTT R&Dフォーラム(2015.2) NTTデータ木谷執行役員(当時)講演 (関連ニュースリリース)

    http://www.nttdata.com/jp/ja/news/release/2015/011500.html 「研究所のOSSへの取り組み」が事業に貢献している事が重要です
  10. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 10 「研究所のOSSへの取り組み」が事業に貢献している事が重要です リーダー アジア太平洋地域におけるクラウド・マネージドホスティングでコム社がリーダーに NTTコミュニケーションズ

    チャレンジャー ビジョナリー ニッチプレイヤー 庄司社長 OpenStack、CloudFoundry、 Docker(moby ?)、Ryu/GoBGPなど クラウドサービスを支える OSSのR&Dに感謝しています
  11. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 11 OpenStackの導入、競争力のある産業の創出、コ ミュニティ貢献度の観点で評価されたユーザに送ら れるOpenStack Superuser

    Awardsを、APACで初 めて受賞(2015年10月) 事業で広く使われていることはコミュニティでも高く評価されています
  12. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 12 トップガン層 OSSコミュニティを先導するPTL・コアデブ層 中級層 OSSのソースコードを読み、

    的確な開発・保守支援を行い、 OSSコミュニティに貢献するコントリビュータ層 初級層 OSSを利用するユーザ層 OSS人材の育成 10年以上の歴史を有するNTT OSSセンタが、NTTグループ10社のOSS人材の育成・交流の場 として数百名の実績を挙げてきました。 現在はOSSセンタを含むSIC全体がOSSトップガン人材の「輩出の場」としての役割を 果たしています。 NTTテクノクロスは この層を厚くして ビジネスを担います
  13. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 13 人材獲得競争は熾烈です。MITの最寄り駅の看板はAmazon一色でした 本気でロボットをやりたい人、集まれ~

  14. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 14 MITの最寄り駅の看板はAmazon一色でした マルチリンガルの人、集まれ~

  15. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 15 MITの最寄り駅の出口の正面にはGoogleの看板が... MITの近くにはGoogleやMicrosoftが陣取ってインターン用の拠点を整備

  16. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 16 http://www.ntt-labs.jp/saiyo/people/people02.html NTTの採用ホームページにもOSSトップガン人材が登場しています

  17. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 17 NTT Tech Conf #1(https://ntt-developers.github.io/ntt-tech-conference-01/)でも

    SICメンバ7名が講演を行い、@IT様が記事を掲載して下さいました。 http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1702/20/news020.html (DevOps石井研究主任、Docker須田研究員、OpenStack市原研究員) その他にも、色々な場や媒体で発信しています。 OSSトップガン人材による啓発活動にも力を入れています でも、NTT研究所のOSS活動への 組織を挙げての注力は、 まだまだ世間には認知されていません
  18. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 18 次に必要な打ち手は、OSSトップガン人材の「Hireling」でしょう トヨタはAIに注力していることを一発で世に知らしめました。 NTTもセキュリティ分野の トップガン人材の採用を

    ファーストターゲットとして プロフェッショナル社員制度を 立ち上げました。 この制度を OSS分野にも展開して 象徴的なビッグネームの OSSトップガン人材を 採用して頂けることを 期待しています。 NTTも「Hireling ready」です
  19. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 19 NTTコミュニケーションズの オープンソースベースの クラウドサービスと連携!! NTT

    OSSセンタとも連携!! https://www.ntt-tx.co.jp/ NTTテクノクロスはOSSビジネスを担う中級層を増やしていきます 中級層 OSSのソースコードを読み、 的確な開発・保守支援を行い、 OSSコミュニティに貢献するコントリビュータ層 https://www.ntt-tx.co.jp/products/privatecloud/
  20. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 20 若い方たちにお伝えしたいこと OSSに取り組むことの喜び 自分の書いたコードが広く世界にひろまる 自分の書いたコードが長く世に使われる

    ビッグネームや若き俊英との多くの出会いがある 英語とプログラミングの技量が高まる
  21. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 21 イノベーションは勝ち組以外に機会あり 陸生脊椎動物の祖先は、 水中を自在に泳ぐ魚類の優等生(条鰭類)からではなく、 競争に負けて、水辺に追いやられていた種族から発生

    しかし、後から考えれば、上陸した種族は、陸上生活に必要な機能を、合理的 かつ効率的に備えている。(目を増やすというような、無駄な進化はしていない) 次のイノベーションの担い手は、現在の市場の 勝ち組以外から起きる可能性は高い ある環境(市場)に最適化すると、別の環境(市場)には 適応しにくくなる。 【イノベーションのジレンマ】 「イノベーション」の実現には、的確な未来予測と、適切な打ち手が必要
  22. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 22 米国IT業界のエポックメーカー達の年齢 ビル・ゲイツ:BASIC 1974年(19歳) スティーブ・ジョブズ:Apple

    Ⅰ 1976年(21歳) マイケル・デル:BTO 1984年(19歳) リーナス・トーバルズ:Linux 1991年(22歳) ショーン・ファニング:Napstar 1999年(19歳) マーク・アンドリーセン:Mosaic 1993年(21歳) マーク・ザッカーバーグ:Facebook 2004年(20歳) 明治元年(1868年)の維新の三傑(+坂本竜馬)の年齢 西郷 隆盛:1828年生まれ(39歳) 木戸 孝允:1833年生まれ(34歳) 大久保 利通:1830年生まれ(37歳) 坂本 竜馬:1836年生まれ(31歳) ジム・クラークのような 年長のパートナーとの 連携協力が、良い成果 創出の一助となるケース も多い。 イノベーションは若者に機会あり
  23. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 23 日本は資源の乏しい国ですが、 「人財」と「知の泉」は無限です。 TechConfで良い仲間と出会って下さい

  24. Copyright© 2017 NTT TechnoCross Corporation 24 Thank you very much.

    See you at the Next Conference !! ご清聴ありがとうございました