PyCon JP 2025「すごい広島」コミュニティポスター制作記 / The making of a community poster of Great Hiroshima at PyCon JP 2025

PyCon JP 2025 振り返り @ すごい広島 with Python

日記バージョン
PyCon JP 2025でコミュニティポスター発表をした - ワタタツの日記!(2025-10-28)
https://nyoho.jp/diary/?date=20251028

Transcript

1. PyCon JP 2025 「すごい広島」コミュ ニティポスター制作記 PyCon JP 2025 副座長 Nyoho 2025 年10 月29 日 1
2. アジェンダ コミュニティポスター応募の背景 タイトルとコンセプト 制作プロセスと試行錯誤 2
3. 主催メンバーとしての挑戦 PyCon JP 2025 の主催メンバーをしながら、片手間にポスターも作 った 「すごい広島 with Python 」をどう表現するかが課題 忙しい座長の代わりに「わしがダイビングキャッチ」( 制作を引き受 け) 3
4. ポスターの概要 タイトル:Hyper-Local and Globally Connected: The “Sugoi Hiroshima” Model for Sustainable Python Communities ( 超ローカ ルかつグローバルに繋がる: 持続可能なPython コミュニティのため の「すごい広島」モデル) 長いね 広島のローカルコミュニティの維持・継続する取り組みを紹介 4
6. コンセプトづくり 「すごい広島」既存のロゴはあるが なんとなく新しい印象で見せたい 手がきシルエットから 3D 化を構想 6
7. 最近のNano Banana で生成チャレンジ Nano Banana にロゴを読み込ませ、20th Century Fox 風の演出を 依頼 金ぴかではなく岩の質感、下からのサーチライトを指定 何度も生成して雰囲気の良いテイストを選択 7
8. prompt ロゴの岩の部分をもっと奥行きの長さを今の5 倍ぐらいの長さに 伸ばしてください。奥行きというのは元のロゴの画像のx,y 平面に 対して垂直な方向のことです。20th Century fox はかなり奥行き に伸びています。そして、ロゴの上側の表面が暗いので、もう少 しふんわりライトを当てて下さい。ロゴだけに。すると後ろの夜 空とのコントラストが出るはず。 “ “ 8
10. 奥行き調整の苦闘 「奥行きを 5 倍に延ばして」 と指示するも意図が伝わら ず ←そっちではないwww いろんな言語表現で奥行き を指示したが伝わらない 10
11. 指示の例 ( 失敗) 岩のロゴの部分の奥行きの長さが変わっていません。5 倍の幅が あるようにしてください。画面に対して前後の方向です。 “ “ 11
12. 奥行き調整の苦闘 テキストだけでなく画像に ピンクで矢印を描いて説明 それでも理解されず、最終 的には自分で別に inpainting して仕上げ 12
13. 仕上げの工夫 生成画像の横幅を加工し、ポスター上部のメインビジュアルに 時間との戦いの中、メインビジュアルによって質感が得られた AI と人力のハイブリッドで完成させられた 13
14. コンテンツ面の遊び心 「すごい広島」の開催回数をあえて棒グラフ化 (matplotlib) どう見ても常に 1 ずつ増えるグラフにセルフツッコミ 視覚的なギャグで足を止めてもらう仕掛けに 14
16. 印刷と準備 Day 0 にポスタープリンタで印刷、仕上がりを現地で確認 実際の大きなサイズで出力された姿にテンションが上がる 16
21. 何の話じゃ 21