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OCI技術資料 : コンピュート・サービス 概要

OCI技術資料 : コンピュート・サービス 概要

OCIの技術説明資料 コンピュートサービスの概要編 (Level 100) です。

OCIの基本サービスである、コンピュート・インスタンスの種類、カスタム・イメージやBYOIなどのイメージ操作、ブート・ボリューム、インスタンス・プールを利用した自動スケーリング、インスタンス・メタデータについて解説しています。
2024/4/26 OS技術サポートの内容の明記、Windows ServerのBYOL、BYOH Guest OS、RHEL BYOS、インスタンスで課金が発生するポイントの記載、その他のページの修正、扉ページや順番の整理
2024/2/21 VMインスタンスシェイプに関するスライドをアップデート(専用仮想マシンホストをサポートされていないシェイプから削除等)
2024/2/13 フレキシブル・インスタンス、バースト可能インスタンスの情報を更新。GPUシェイプの表記を統一。
2024/1/17 コンピュート・ シェイプの選択のスライドにて、仮想マシンの説明を一部変更
2024/1/16 DVHの制限事項を修正、usable ocpu数の記載ミス修正。フッターを2024に修正。
2023/12/5 コンピュート・インスタンスのライフサイクルで、停止時の課金の記述を変更
2023/11/1 P. 9, 21, 22にStandard.E5の情報を追加
2023/10/23 P. 6のスクリーンショットを修正
2023/10/20 拡張メモリVMインスタンスを追加、シェイプ一覧表を修正
2023/4/18 RHELイメージのBYOIについて文言を変更。インポートとエクスポートの図を修正
2023/4/7 シェイプ、イメージを最新情報に更新(特にGPUシェイプのページ)
2022/12/14 シェイプ、イメージを最新情報に更新、価格表を更新
2022/6/21 シェイプ,イメージを最新情報に更新
2022/3/3 シェイプなど最新情報に更新
2022/1/14 シェイプなど最新情報に更新
2021/10/22 シェイプなど最新情報に更新
2021/8/12 サポートOS一覧を最新情報に更新
2021/8/4 シェイプの種類など最新情報に更新
2021/5/25 スペック一覧、カスタムイメージ/バックアップの使い分け記載修正
2021/5/19 シェイプの種類など最新情報に更新
2020/10/22 更新版アップロード
2020/10/20 更新版アップロード
2020/7/3 更新版をアップロード
2020/4/20 更新版をアップロード

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  1. インスタンス作成時に指定する項目 • 必須: • インスタンス名、アベイラビリティ・ドメイン、イメージ、インス タンスタイプ(VM/BM)、シェイプ、VCN、サブネット、コン パートメント • オプション: •

    ブート・ボリューム・サイズ、ブート・ボリュームの暗号方式 (In-transit / Key Management)、SSHキー、 User Data、フォルト・ドメイン(指定しなければ自動で決定さ れる)、タグ、プライベートIP、パブリックIPのアサイン、容量 タイプ、保護インスタンス、DNSレコード、起動オプション (準仮想化/SR-IOV)、起動時スクリプト、可用性構 成、Oracle Cloudエージェント コンピュート・インスタンスの作成 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 5
  2. 1コアからスタート、ベアメタル、GPUなど、高いコストパフォーマンスで幅広く提供 用途に応じてインスタンスのシェイプを選択可能 • VMもベアメタルも、同じインフラ(ネットワーク、ハードウェア、ファームウェア、API)上で提供 コンピュート: シェイプの選択 インスタンス の種類 シェイプ タイプ

    VMインスタンス ベアメタルインスタンス • 仮想マシン環境 - OCPU数、メモリサイズを必要に応じて 柔軟に選択可能 - 開発環境から本番環境まで利用可 能な汎用的なインスタンス • 専有サーバー環境 - コンピュートリソース(CPU、メモリー)を必 要とするワークロード用の物理サーバー 環境 - 性能重視アプリケーション向け Standard 汎用タイプ 一般的なワークロー ド向け Dense I/O NVMe SSD内蔵 タイプ I/O性能重視ワーク ロード向け GPU GPU搭載タイプ AI、機械学習、 HPC向け Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 7 HPC/Optimized HPCワークロード用の 高クロック数のコアとク ラスタリング用ネットワー ク Bare Metal Compute Virtual Machine
  3. VMでもベアメタルでも柔軟に選択可能 VMインスタンス • 仮想マシンインスタンス • 必要なリソースのサイズ(シェイプ)を選択可能 • メモリサイズ、 Local SSDサイズ(DenseIOの場合)、VNIC、

    ネットワーク帯域はOCPU数に応じて決定される • フレキシブル・インスタンスでは、OCPU数とメモリサイズを個別 に指定可能 • Oracle提供イメージ、またはイメージ持ち込みも可能 • Linux, Windows ベアメタルインスタンス • 大量のCPUや大容量メモリが必要なアプリケーションに 対応できるベアメタル型インスタンス • インスタンス間のネットワーク帯域はPerformance SLAの対象 • ハイパーバイザーの導入およびゲストOSの持ち込み (Bring-Your-Own Hypervisor Guest OS)も可能 • KVM, Hyper-V コンピュート: インスタンスの種類 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 8 Bare Metal Compute Virtual Machine ベアメタル 仮想マシン
  4. OCPUとメモリサイズをそれぞれ任意の値で設定できるため、必要なスペックに応じたリソースを利用可能 Flexible Shape • 任意のOCPU数、メモリサイズを選択可能(インスタンス起動後に シェイプのリサイズも可能) • 最小メモリ:1×OCPU数(GB) • 最大メモリ:64×OCPU数(GB)(途中でシェイプごとに上限あり)

    • ネットワーク帯域、VNIC数はOCPU数に応じて決まる(途中でシェ イプごとの上限値あり) • 最大ネットワーク帯域:1×OCPU数(Gbps) • Optimized3シェイプでは4×OCPU数(Gbps) • 最大VNIC数:2OCPUまで2個、それ以降は+1OCPUごとに+1個 • Optimized3シェイプでは2×OCPU数(個) • サポートされるシェイプ • VM.Standard.E4.Flex (AMD) • VM.DenseIO.E4.Flex (AMD) * • VM.Standard3.Flex (Intel) • VM.Optimized3.Flex (Intel) • VM.Standard.A1.Flex (Ampere Arm) • VM.Standard.E5.Flex (AMD) VMインスタンスのフレキシブル・シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 9 *現時点ではVM.DenseIO.E4.Flex はCPUとメモリサイズの柔軟な設定、シェイプ のリサイズが不可能
  5. • 標準シェイプのVMインスタンスよりも多くのOCPUとメモリを搭載できる「拡張メモリーVMインスタンス」 • 標準シェイプと拡張メモリーVMシェイプのOCPU数、メモリ、ネットワーク帯域の最大値 • メモリーとネットワーク帯域の最大値はインスタンスのOCPU数にも依存する。標準シェイプ/拡張メモリーVMともに、1 OCPUあたり 最大メモリ 64 GB、ネットワーク帯域

    最大1 Gbps。 つまり、最大値である 1760 GB のメモリーを利用するには 最低 28 OCPU 必要 • 容量予約、プリエンプティブル・インスタンス、バースト可能インスタンスはサポートされていない • アプリケーションの設定を変更し、NUMA対応させる必要あり(設定方法はアプリケーションによる) 拡張メモリーVMインスタンス Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 10 標準シェイプ 拡張メモリーVM サポートされるシェイプ名 OCPU数 メモリ(GB) OCPU数 メモリ(GB) ネットワーク帯域 VM.Standard3.Flex 32 512 56 896 32Gbps VM.Standard.E3.Flex 64 1024 114 1760 40Gbps VM.Standard.E4.Flex 64 1024 114 1760 40Gbps より大きなOCPU数とメモリが利用可能に
  6. 第三世代AMD EPYC(AMD Milan)を搭載、コストパフォーマンスに優れたシェイプ 第三世代AMD EPYC (AMD Milan) プロセッサを搭載した新たなシェイプ • 仮想マシン・インスタンス:Standard.E3と同じくフレキシブル・インスタンス。1

    ~ 64 OCPU。1 OCPUあたり1~64 GBメモリ(最大1024GB) • ベアメタル・インスタンス:128 OCPU、2,048 GB メモリー 価格はE3と変更なし。X7 (Standard2) と比べて23%安価。競合他社と比べて57%~61%安価(2021年3月)。 • OCPU $0.025/ OCPU Per Hour • Memory $0.0015/Gigabytes Per Hour • 例)1 OCPU + 16 GBのインスタンスの場合、$0.049/hour E3と比較し、整数演算は最大15%、浮動小数点演算は最大21%、Javaベースのワークロードは最大24%の性能向上。 日本語ブログ(性能検証結果含む) • アナウンス: 第3世代 AMD EPYCプロセッサを使用したOracle Cloud コンピュート E4 プラットフォーム AMDプロセッサ Standard.E4 シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 11
  7. 第四世代AMD EPYC(AMD Genoa)を搭載、よりコストパフォーマンスを追求したシェイプ • 第四世代AMD EPIC (AMD EPYC 9J14, コードネーム

    Genoa) を搭載したE4の後継シェイプ • 仮想マシン・インスタンス(VM.standard.E5.Flex):1~94 OCPU, 1 OCPUあたり1~64GB メモリ(最大1049GB) • ベアメタル・インスタンス(BM.standard.E5.192):192 OCPU, 2,304GB メモリ • 価格はE4と異なる • 時間当たりOCPU数: ¥4.20 • 時間当たりメモリ (GB): ¥0.28 • E4から性能とプライスパフォーマンスが向上(Blog) • コア当たり33%高い性能、2倍のメモリ帯域幅 • VMインスタンスは32%のパフォーマンス向上、5%のプライスパフォーマンス向上 • ベアメタル・インスタンスは2倍のパフォーマンス向上、21%のプライスパフォーマ ンス向上 • 注意点 • 2024/2/9現在、プリエンプティブル容量、拡張メモリVMインスタンス、 保護インスタンス、DVHには未対応 • 2024/2/9現在、日本ではNRTのみの提供 AMDプロセッサ Standard.E5シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 12 パフォーマンスが E4の2.00倍 プライス・パフォー マンスは1.21倍 BMパフォーマンス プライス・パフォー マンスは1.05倍 パフォーマンスが 1.32倍 VMパフォーマンス
  8. Intelプロセッサを搭載した最新シェイプ Stadard3 • Intelプロセッサ搭載のX9ベースのStandard3シェイプ • Intel Xeon Platinum 8358(ベース周波数2.6GHz、最大ターボ周波数3.4GHz) •

    VMシェイプはフレキシブル・シェイプ • Standard2に比べて約60%の性能向上 • 価格 • 他のIntelシェイプとの比較 • VM.Standard2.1 = ¥ 8.932 per hour • VM.Standard3.Flex ( 1 OCPU + 15 GB mem ) = ¥ 5.60 + ¥ 3.15 = ¥ 8.75 per hour • VM.Optimized3.Flex ( 1 OCPU + 15 GB mem ) = ¥ 7.56 + ¥ 3.15 = ¥ 10.71 per hour Intelプロセッサ Standard3 シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 13 シェイプ OCPU メモリー ネットワーク BM.Standard3.64 64 1024 GB 2 x 50 Gbps VM.Standard3.Flex 1 – 32 1-64 GB per OCPU 、Max 512GB 1 Gbps per OCPU 、Max 32 Gbps SKU 価格 メトリック Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Standard - X9 ¥5.60 OCPU Per Hour Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Standard - X9 - Memory ¥0.21 Gigabyte Per Hour 同じOCPU数、メモリサイズであれば Standard2よりも安価 BM.Standard2.52とBM.Standard3.64の性能比較
  9. 超低コストな開発向けシェイプ ArmベースのAmpere A1 コンピュート・シェイプ • OCI初のArmアーキテクチャのインスタンス • 1コア当たり1スレッド • VM.Standard.A1.Flex

    • OCPU数とメモリサイズをカスタマイズ可能なフレキシブル・シェイプ • BM.Standard.A1.160 • 超低コスト - 1コアあたり1セント(¥1.4)/時間 • あらゆるワークロードで高い価格性能を発揮 • MySQL、JavaなどのOracleのソフトウェアをサポート • Armの開発者を強力に支援 • Always Freeでの利用 • 4 x Ampere A1 コア、24GBメモリー • Arm Acceleratorプログラム • 申請することで365日有効な無償クレジットを提供 ArmベースのAmpereプロセッサ Standard.A1 シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 14 AMD Milan, Intel Ice Lakeとのコストパフォーマンス比較
  10. 超高速IOを実現するローカルNVMeを搭載したDenseIOシェイプ • AMDプロセッサでローカルNVMeを搭載した、DenseIO E4シェイプのリリース • プロセッサ: AMD EPYC 7J13。ベース周波数2.55GHz、最大ターボ周波数3.5GHz •

    価格 • OCPU、メモリ、NVMeの単価が別々に設定されており、シェイプに応じてそれぞれ必要数を合計した金額になる ローカルNVMe搭載 DenseIO E4シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 15 シェイプ OCPU メモリー ローカルNVMe ネットワーク BM.DenseIO.E4.128 128 2048 GB 54.4 TB NVMe SSD Storage (8 drives) 2 x 50 Gbps VM.DenseIO.E4.Flex 8 128 GB 6.8 TB NVMe SSD Storage (1 drives) 8 Gbps 16 256 GB 13.6 TB NVMe SSD Storage (2 drives) 16 Gbps 32 512 GB 27.2 TB NVMe SSD Storage (4 drives) 32 Gbps SKU 価格 メトリック Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Dense I/O - E4 - OCPU ¥3.50 OCPU Per Hour Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Dense I/O - E4 – Memory ¥0.21 Gigabyte Per Hour Oracle Cloud Infrastructure - Compute - Dense I/O - E4 - NVMe ¥8.568 NVMe Terabyte Per Hour 例)BM.DenseIO.E4.128 ¥3.50 x 128 OCPU + ¥0.21 x 2048 GB Memory + ¥8.568 x 54.4 TB NVMe ≒ ¥ 1344.179/ Hour
  11. Intelプロセッサでクロック数の高いHPC向け最適化シェイプ • 第三世代Intel Xeonプロセッサ(Ice Lake)をベースにした optimized3 インスタンス • X7に比べてプロセッサ周波数は50%向上(Base frequency

    3.0 GHz, max turbo frequency 3.6 GHz)、2倍のPCIe帯域、 OCPUあたり4倍のネットワーク帯域。 • 現時点でシングルスレッドの性能が最も高いシェイプ • VMインスタンスはE3やE4と同じく、フレキシブル・インスタンス • BMインスタンスはRDMAをサポートするクラスターネットワークを構成でき、3.84TBのローカルNVMe領域を持つ。HPCに最適 Optimized3 シェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 16 Metric X7 VM 8 OCPU X9 VM 8 OCPU X9 vs X7 per core SPECrate®2017 Integer 40.3 75.80 1.88 SPECrate®2017 Floating Point 49.1 99.40 2.02 Stream Triad Rate 61.8 94.72 1.53 SPECjbb Max-jOPS 22868 38964 1.70 SPECjbb Critical-jOPS 13604 26679 1.96 インスタンス OCPU メモリー 内蔵ストレージ ネットワーク BM.Optimized3.36 36 512 GB 3.84 TB NVMe 100 Gbps VM.Optimized3.Flex 1 - 18 1-256 GB なし 4 Gbps per OCPU (max 40 Gbps) X7との性能比較
  12. AI、HPC、およびグラフィクスの演算を高速化するGPUを配備 • CPUに加えてNVIDIAグラフィック・プロセッサを搭載したシェイプ。機械学習やHPC、グラフィクス処理に最適。 • 用途に応じてGPUの種類やVM/ベアメタルなどのシェイプを選択可能 • GPU.A100 (GPU.GM4) シリーズ: CPU:E4、

    GPU:NVIDIA A100(80GB) • GPU.A10 (GPU.GU1) シリーズ: CPU:X9、 GPU:NVIDIA A10 • GPU4シリーズ: CPU:E3、 GPU:NVIDIA A100(40GB) • GPU3シリーズ: CPU:X7、 GPU:NVIDIA Tesla V100 GPUシェイプ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 17 • GPU.A100シリーズ • ベアメタルで提供。 各GPUメモリサイズがBM.GPU4の2倍 (合計320GBの違い)。大規模AIモデルトレーニングに最適。 • ハイスループット、超低レイテンシRDMAクラスタ・ネットワー キングを利用可能(詳細はこちら) • GPU.A10シリーズ • 仮想マシンとベアメタルで提供。グラフィック、機械学習推論 ワークロード向き(詳細はこちら) • GPU3シリーズ(V100 GPU)よりも安価に高性能を提供 • ただし、倍精度浮動小数の演算能力はV100 GPUの方が上 回るので用途に応じて使い分けを行う(右図赤丸)
  13. インスタンス作成時の「配置」の拡張オプションの選択肢 • オンデマンド • 通常のインスタンス • プリエンプティブル • キャパシティが回収される可能性がある。 •

    課金:通常の50% • 容量予約 • 事前に確保したキャパシティ上にインスタンスを作成 • 容量予約を作成してからインスタンスを作成していない期間は通 常の85%の費用で予約。インスタンス起動中は100%。 • 専用ホスト • 他のテナンシーとハードウェアを共有せずに専用ホスト上にインス タンスを作成。 • 専用仮想マシンホスト作成時点から全Billed OCPU分の課金。 VMインスタンスの容量タイプの選択 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 18
  14. 専用仮想マシン・ホスト(Dedicated Virtual Machine Hosts) • テナンシ専用のサーバー上にVMインスタンスを配置することが可能 • 他のお客様との共有環境ではなく、完全にお客様専用のサーバーを使用 • DVH上の各VMインスタンスは同一テナント内の別コンパートメントにも配置可能

    • ユースケース • セキュリティ上の理由などで、物理サーバーとして独立した環境の上にVMが必要な場合 • BYOL要件によって専用の物理サーバー上でVMを動作させる必要がある場合 • 専用仮想マシン・ホストでサポートされない機能 • 自動スケーリング、容量予約、インスタンスプール、バースト可能インスタンス、ライブ移行 • 使用可能シェイプ(2023/3現在、前世代シェイプを除く。詳しくはこちらから) 専用仮想マシンホスト (Dedicated Virtual Machine Hosts) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 19 専用仮想マシン・ホスト VMインスタンス VMインスタンス VMインスタンス • 各VMインスタンスごとにはCompute課金は発生せず、 専用仮想マシンホストを作成した時点で、Billed OCPU分の課金が発生 • VMインスタンスごとにWindowsの場合のWindows 課金や、そのほかライセンスが必要なソフトウェアがある 場合は別途必要 VMインスタンス Shape Instance Type Billed OCPU Usable OCPU DVH.Standard3.64 X9-based VM host 64 60 DVH.Standard.E4.128 E4-based VM host 128 124 DVH.Optimized3.36 X9-based optimized VM host 36 32
  15. • 短期利用向きのインスタンスで、他でキャパシティ必要になった場合には キャパシティが回収され、インスタンスが終了 (terminate)される。オンデマンド・インスタンスの50%の価格で利用可能。 • インスタンスが突然削除されても問題がない場合は、プリエンプティブル・インスタンスを利用することでコストを削減することが可能。 • VM.Standard.E2.Micro、VM.DenseIO.E4.Flex以外のすべてのVMシェイプでサポート(2022/12現在) • プリエンプティブル・インスタンスの注意点

    • 起動後にシェイプ変更したり、停止/再起動を行うことはできない。 • インスタンス構成やインスタンスプールには利用できない。 • インフラメンテナンス時のマイグレーションも行えない • 価格 • SKU自体は変わらず、標準価格の 50% で計算される。 • E4の場合の例:1 OCPU + メモリー 2GB のインスタンスの場合 • 標準単価: E4 - OCPU ¥3.50 OCPU Per Hour • 標準単価: E4 - Memory¥0.21 Gigabyte Per Hour • (OCPU ¥3.50 x 1 + メモリー ¥0.21 x 2) x 0.5 = 3.92 x 0.5 = ¥1.96 / hour プリエンプティブル・インスタンス (Preemptible Instance) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 21 注)Windows OS課金は対象ではなく、100%課金
  16. • 通常はCPU使用率が低く、時々スパイクが発生するようなワークロードのコストを最適化 • インスタンス作成時にOCPU数とベースラインCPU使用率 (12.5% or 50%) を設定 • 通常時にベースライン以下でCPUを利用し、必要な際に自動でベースラインを超えて最大100%までバースト(最大1時間連続)

    • いつでも必要なだけバーストできるとは限らず、CPU使用状況とサーバーのリソース状況に応じてバースト • 複数のバースト可能インスタンスでコアを共有(オーバーサブスクリプション)しているため、必ずしも必要な時にバーストできるとは限らない • おおよそインスタンスのCPU使用率が一定期間ベースラインを下回った分、後にバースト可能に • VM.Standard3.Flex, VM.Standard.E3.Flex, VM.Standard.E4.Flex , VM.Standard.E5.Flexをサポート (2024/2現在) • バースト可能インスタンスのSKUがあるわけではなく、元のOCPUの価格にベースラインCPU使用率をかけて計算 • メモリは通常のインスタンスと同様に設定したサイズで課金 • 例:1 OCPU ベースライン12.5% + メモリー 2GB のインスタンスの場合 • 標準単価:E4 - OCPU ¥3.50 OCPU Per Hour • 標準単価:E4 - Memory¥0.21 Gigabyte Per Hour • OCPU ¥3.50 x 1 x 0.125 + メモリー ¥0.21 x 2 = ¥0.4375 + ¥0.42 = ¥0.8575 / hour バースト可能インスタンス (Burstable Instance) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 22 50% 100% 0% 注)Windows OS課金もベースラインOCPUで計算される Burstable Instance
  17. VMインスタンス シェイプ一覧 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 24

    OCPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network帯域 (Gbps) Price/Hour VM.Standard3.Flex 1 – 32 1 - 512 N/A 1 /OCPU Max 32 [OCPU] ¥5.60 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour VM.Standard.E5.Flex 1 - 94 1 - 1049 N/A 1/OCPU Max 40 [OCPU] ¥4.20 OCPU Per Hour [Memory] ¥ 0.28 Gigabyte Per Hour VM.Standard.E4.Flex 1 – 64 1 – 1024 N/A 1 /OCPU Max 40 [OCPU] ¥3.50 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour VM.Standard.A1.Flex 1 - 80 1 – 512 N/A 1 /OCPU Max 40 [OCPU] ¥1.40 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour VM.DenseIO.E4.Flex 8, 16, 32 128, 256, 512 6.8, 13.6, 27.2 8, 16, 32 [OCPU] ¥3.50 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour [NVMe] ¥8.568 NVMe Terabyte Per Hour VM.Optimized3.Flex 1 - 18 1 - 256 N/A 4 /OCPU Max 40 [OCPU] ¥7.56 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour GPU OCPU GPU Memory (GB) CPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network 帯域 (Gbps) Price/Hour VM.GPU.A10 1, 2 15, 30 24, 48 240, 480 N/A 24, 48 ¥280.00 GPU Per Hour VM.GPU3 1, 2, 4 6, 12, 24 16, 32, 64 90, 180, 360 N/A 4, 8, 24.6 ¥413.00 GPU Per Hour
  18. ベアメタル・インスタンス シェイプ一覧 (1/2ページ) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates.

    25 OCPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network帯域 (Gbps) Price/Hour BM.Standard3 64 1024 N/A 2 x 50 [OCPU] ¥5.60 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour BM.Standard.E5 192 2304 N/A 1 x 100 [OCPU] ¥4.20 OCPU Per Hour [Memory] ¥ 0.28 Gigabyte Per Hour BM.Standard.E4 128 2048 N/A 2 x 50 [OCPU] ¥3.50 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour BM.Standard.A1 160 1024 N/A 2 x 50 [OCPU] ¥1.40 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour BM.DenseIO.E4 128 2048 54.4 2 x 50 [OCPU] ¥3.50 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour [NVMe] ¥8.568 NVMe Terabyte Per Hour BM.Optimized3 36 512 3.84 2 x 50 1 x 100 (RDMA) [OCPU] ¥7.56 OCPU Per Hour [Memory] ¥0.21 Gigabyte Per Hour
  19. ベアメタル・インスタンス シェイプ一覧 (2/2ページ) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates.

    26 GPU OCPU GPU Memory (GB) CPU Memory (GB) Local NVMe (TB) Network帯域 (Gbps) Price/Hour BM.GPU.A100-v2.8 8 128 640 2048 27.2 2 × 50 16 × 100 (RDMA) ¥560 GPU Per Hour BM.GPU4 8 64 320 2048 27.2 1 x 50 8 x 200 (RDMA) ¥427 GPU Per Hour BM.GPU.A10 4 64 96 1024 7.68 2 x 50 ¥280 GPU Per Hour BM.GPU3 8 52 128 768 N/A 2 x 25 ¥413 GPU Per Hour
  20. マシン・イメージからインスタンスを作成 • インスタンスで使用するOSイメージを下記のオプションから選択 ブート・ボリュームによってインスタンスを起動 • インスタンス作成時に必ずブート・ボリュームが作成される • ブート・ボリュームによってインスタンスを迅速に起動することが可能 • ブート・ボリュームはAD内でのみ有効

    コンピュート・インスタンスのイメージ コンピュート インスタンス イメージ ブート ボリューム AVAILABILITY DOMAIN REGION AVAILABILITY DOMAIN プラットフォーム・イメージ Oracleから提供されるOCI用標準イメージ パートナー・イメージ プリ・ビルドされたOracleのエンタープライズイメージ、また、OCI用 のソリューションイメージや、パートナー提供のイメージ コミュニティ・イメージ 他のコミュニティ・メンバーが使用するコミュニティ・メンバーによって 作成および公開されたもの カスタムイメージ あらかじめ登録したカスタムイメージを利用 ブート・ボリューム 既存のブート・ボリュームを利用 イメージOCID Oracle提供イメージのOCIDを指定 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 28
  21. OCIコンピュート・サービスで提供されるプラットフォーム・イメージ プラットフォーム・イメージはOCI用に提供されている標準OSイメージで、特別な用途のソフトウェアなどは含まれない。 Name Version Oracle Linux Oracle Linux 9 UEK

    7 Oracle Linux 8 UEK 7 Oracle Linux 7 UEK 6 Oracle Linux 6 UEK 4 Oracle Autonomous Linux Oracle Autonomous Linux 7 UEK 6 Oracle Autonomous Linux 8 UEK 7 Oracle Linux Cloud Developer Oracle Linux 8 UEK 6 Ubuntu 22.04 LTS 20.04 LTS 18.04 LTS CentOS CentOS 7 CentOS Stream 8 Windows Server 2022 2019 2016 2012 R2 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 29
  22. Linux イメージ • 自動生成されるOSユーザー:sudoとssh v2が可能 • Oracle Linux/CentOS:ユーザー名 opc •

    Ubuntu: ユーザー名 ubuntu • ファイアウォールルールのデフォルトセットは SSH アクセスだけを許可 (ポート 22) Windows イメージ • OTP (ワンタイムパスワード) 付きで自動的に作成されるユーザー名 opc • マイクロソフトから最新の windows 更新プログラムを入手する windows update ユーティリティを含む • ファイアウォール・ルール設定ではRDP (port 3389)アクセスが可能 • ただし、VCNのセキュリティ・ルールはデフォルトではRDPは許可されていないので設定が必要 起動時スクリプト • User Data(Cloud-init (Linux)、cloudbase-init (Windows))を使用した起動時スクリプトの実行が可能 プラットフォーム・イメージのデフォルト設定について Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 30
  23. • インスタンスのブートボリュームのカスタム・イメージを作成することで、同じ構成の インスタンスを複数作成可能 • カスタム・イメージから作成するインスタンスは、イメージ作成時のカスタマイズ、設定、イ ンストールされたソフトウェアを含む • 追加でアタッチされているブロック・ボリュームのデータは含まない • イメージ作成プロセス中はインスタンスはシャットダウンし、数分間利用できない。

    プロセスが終了するとインスタンスは再起動 • 最大数はService Limitで定義 • Windowsでは下記2種類のカスタム・イメージをサポート • 一般化イメージ : インスタンス固有情報がクリアされたイメージ。Sysprepで一般化されている。複 数のクローン・インスタンスを作成する場合はこちらを選択 • 特殊化イメージ: 元インスタンスのポイントインタイム・スナップショット。インスタンスのバックアップ向 け カスタム・イメージ インスタ ンス ブート ボリューム AVAILABILITY DOMAIN REGION AVAILABILITY DOMAIN インスタ ンス カスタム イメージ ブート ボリューム Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 31
  24. イメージのインポート/エクスポートによって、イメージファイルからカスタム・イメージを 作成することや、テナントやリージョンをまたがった共有を行うことが可能に • インポート:Object Storage内のイメージ・オブジェクトをもとにカスタム・イメー ジを作成 • エクスポート:カスタム・イメージからObject Storageにイメージ・オブジェクトを 保存

    • インポート/エクスポートの最大サイズ: 400GB • その他のカスタムイメージの制限はマニュアル参照 インポート時のモードは三種類 • ネイティブ・モード: Oracle提供イメージからエクスポートされたカスタムイメージの場合。 最新の OS で最高のパフォーマンスを提供 • 準仮想化(Paravirtualized, PV)モード: WindowsもしくはLinux Kernel 3.4以 上のカスタム・イメージの場合。パフォーマンスと互換性のバランスの取れたモード • エミュレート(Emulation)モード: そのほかのカスタム・イメージの場合。エミュレート NIC、ブロックブート、レガシーBIOS カスタム・イメージのインポート/エクスポート ブート ボリューム AVAILABILITY DOMAIN REGION Export オブジェクト ストレージ REGION カスタム イメージ Import インスタ ンス カスタム イメージ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 32 コピー
  25. 右図のバージョンのOSについてインポートと下記の動作が保証さ れており、技術サポートがオラクルから提供される。 • Linuxイメージ:SSHを使用したアクセス • カスタムLinuxイメージのインポートのガイドに従う必要あり • Windowsイメージ:RDPを使用したアクセス • カスタムWindowsイメージのインポートのガイドに従う必要あり

    カスタム・イメージへのインポートがサポートされているOS Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 33 OSの種類 OSのバージョン CentOS 4.0, 4.8, 5.11, 6.9, 7, Stream 8 or later Debian 5.0.10, 6.0, 7, 8 or later Flatcar Container Linux 2345.3.0 or later FreeBSD 8, 9, 10, 11, 12 or later openSUSE Leap 15.1 Oracle Linux 5.11, 6.x, 7.x, 8.x, 9.x Red Hat Enterprise Linux Red HatとOCIのRed Hat Certified Cloud and Service Provider (CCSP)プログラムからのサポート: サポートされるシェイプとイメージをこちらからご確認く ださい OCIからの限定サポート: 4.5、5.5、5.6、5.9、5.11、 6.5、6.9、7以上 SUSE 11, 12.1, 12.2 or later Ubuntu 12.04, 13.04 or later Windows Server 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022
  26. オンプレミスのOSイメージファイルをカスタム・イメージとしてインポートする手法 • 想定されるユースケース • オンプレミスからのクラウドへの移行 • Windows Serverライセンスの持ち込み (Bring Your

    Own License, BYOL) • VMDKもしくはQCOW2フォーマットのOSイメージをインポートし、OCIコン ピュートの仮想マシン・インスタンスとして起動する • 注)持ち込むOSイメージ上のすべてのライセンス要件を満たす必要あり Bring Your Own Image (BYOI) インスタ ンス カスタム イメージ ブート ボリューム AVAILABILITY DOMAIN REGION AVAILABILITY DOMAIN On-P オブジェクト ストレージ QCOW2 VMDK Upload Import Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 34
  27. ベアメタル・インスタンスにハイパーバイザーを導入し、その上にゲストOSを持ち込む手法 • 利用可能なハイパーバイザー: KVMまたはHyper-V ※ ESXiは利用不可 → Oracle Cloud VMware

    Solution (OCVS)でのみESXi利用可 • KVM:マーケットプレイスのKVMイメージを利用(詳細は独自のKVMの導入) • Hyper-V:Windows Server Datacenterプラットフォーム・イメージを利用(詳細は独自のHyper-Vの導入) Bringing Your Own Hypervisor Guest OS Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 35 Bare Metal Instance Hypervisor (KVM/Hyper-V) Guest VM1 Guest VM2 ・・・ ユーザーによる管理 Oracleによる管理
  28. BYOLと併せてWindows Server仮想マシンイメージの持ち込みが必要 • OCIで提供するWindows ServerイメージへのBYOLしたライセンス適用は不可 持ち込み先はベアメタル、OCVSのみ ベアメタル・インスタンス(BM)での稼働 • Oracle Linuxのプラットフォーム・イメージを利用してBMインスタンスを作成、そのOS(KVM)の上で持ち込んだWindows仮想マシンを稼働させる

    • Windows Serverのプラットフォーム・イメージを利用してBMインスタンスを作成、そのOS(Hyper-V)上で持ち込んだWindows仮想マシンを稼働させ る(この場合のホストマシンのWindows Server ライセンスはSPLAが適用されるため有償) Oracle Cloud VMware Solution(OCVS)での稼働 • OCVSのvSphere環境でWindows Serverの仮想マシンを稼働させる Windows Server OSライセンスをBYOLしてOCIで利用する方法 2024/4/26 Copyright © 2024, Oracle and/or its affiliates | Confidential: Internal 36
  29. あ BYOH Guest OS 例:Ubuntu 6.x、 RHEL 3.x、CentOS 5.4、Windows Server

    2003やWindows Server 2008などの古 いOS OCIコンピュート・サービスで導入方法ごとに利用可能なOS Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 37 CentOS 4.0, 4.8, 5.11, 6.9, 7, Stream 8 or later Debian 5.0.10, 6.0, 7, 8 or later Flatcar Container Linux 2345.3.0 or later FreeBSD 8, 9, 10, 11, 12 or later openSUSE Leap 15.1 Oracle Linux 5.11, 6.x, 7.x, 8.x, 9.x Red Hat Enterprise Linux Red HatとOCIのRed Hat Certified Cloud and Service Provider (CCSP)プロ グラムからのサポート: サポートされるシェイプ とイメージをこちらからご確認ください OCIからの限定サポート: 4.5、5.5、5.6、5.9、 5.11、6.5、6.9、7以上 SUSE 11, 12.1, 12.2 or later Ubuntu 12.04, 13.04 or later Windows Server 2012, 2012 R2, 2016, 2019, 2022 プラットフォーム・イメージ Oracle Autonomous Linux 7, 8 Oracle Linux 6, 7, 8, 9 Oracle Linux Cloud Developer 8 CentOS 7, Stream 8 Ubuntu 18.04, 20.04, 22.04 Windows Server 2012 R2, 2016, 2019, 2022 OCIで提供されるイメージを導入 パートナ・イメージ Alma Linux, Rockey Linux, MySQL Server Standardなど VMで利用 〇 〇 × BMで利用 〇 × 〇 BYOI
  30. Red Hat Enterprise Linux (RHEL) の導入手順 Copyright © 2024 Oracle

    and/or its affiliates. 38 現在、RHELはプラットフォーム・イメージやパートナ・イメージとしてOCIで提供されていないため、以下の手順にてBYOI で導入する。 1. イメージを用意する • Red HatカスタマーポータルからKVMゲストイメージをダウンロード • Red HatのImage BuilderツールでQCOW2イメージを作成 • 既存環境の仮想マシンや物理サーバをイメージファイル化 2. イメージをObject Storageへアップロード 3. アップロードしたイメージをカスタムイメージとして以下の設定でインポート • ファイル形式:QCOW2 • 起動モード:Paravirtualized mode 4. 認定シェイプに合わせて、シェイプの互換性を編集 5. 作成したカスタム・イメージからインスタンスを作成 参考: RHEL runs on OCI supported by Oracle and Red Hat (Certified RHEL Versions and OCI Compute Shapesの表は最新のものではないことに注意)
  31. OSの起動やSSH接続(RDP接続)を超えた詳細な内容の技術サポートの提供有無は、OSによって方針が異なる。 OCIにおけるOSの技術サポート Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 39

    OSの種類 Oracle Linux CentOS (CentOS Streamを除く) RHEL その他の Linux Windows Server オラクルから提供される 技術サポートの方針 Oracle Linux Premier Supportを提供(パッ チ提供や技術支援など を含むサポート) リポジトリをOracle Linux Public Yumに 変更することでOracle Linux Premier Supportを提供 リポジトリをOracle Linux Public Yumに変更すること でOracle Linux Premier Supportを提供 (あるいは、Red Hatのサ ブスクリプションに基づき、 Red Hatから技術サポート を受けることも顧客は選択 可能。詳細は後続ペー ジ) 特に無し(必要 に応じて別途 OSベンダー等と 有償のサポート 契約を行う) OSの起動やネット ワーク疎通などに関 する限定的な技術 サポートを提供 (詳細は後続ペー ジ) オラクルから技術サポー トを提供しているバー ジョン(2024年4月現 在) Version 9, 8, 7, 6, (5, 4, 3)* 出典:Lifetime Support Policy: Coverage for Oracle Open Source Service Offerings * Version 5, 4, 3はSustaining Support (Premier Support/Extended Supportより限定的なサポート。詳細はOracle Open Source Support Policies) 無し Microsoftのサポー ト終了に達してい ないバージョン
  32. OCIにおけるOSの技術サポート(RHEL詳細) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 40 RHEL

    OSへの技術サポートは以下の二つのパターンから選択する。 • パターンA: Red Hat社からサポートを受ける → Red Hatのサブスクリプションに基づいて現行の方法と同じようにRed Hatからのサポートを受けられる • Red Hat Cloud Accessプログラムに基づいて、Red Hat社とのサブスクリプション契約をOCIに持ち込む(Bring Your Own Subscription, BYOS) • 互換性とパフォーマンスが認定されたRHELバージョンとシェイプの組み合わせに該当する必要あり(Red Hat Ecosystem Catalog) • パターンB: Oracleからサポートを受ける → パターンAより幅広いバージョンで無償サポートを受けられる • 更新の取得先をOracle Linux Public Yumに切り替えることでOracle LinuxとしてOracle Linux Premier Supportを適用 • 手順:Getting Started How to Connect to Oracle Linux Yum Server • サポートされるバージョン:Lifetime Support Policy: Coverage for Oracle Open Source Service Offerings • サポートの内容:Oracle Open Source Support Policies
  33. OCIにおけるOSの技術サポート(Windows Server詳細) Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 41

    • OracleからはWindows Server OSに対して、限定的なサポートのみ提供 • 限定サポートの内容 • OSが起動すること • OSがネットワークに接続すること • アタッチされたストレージが、想定どおりに接続して動作すること • Oracleからのサポートを受けるための条件 • Windows ServerのバージョンがMicrosoftのサポート終了に達していないこと • (BYOIしたイメージの場合) 既定のインポート方式で作成されたこと • (BYOIしたイメージの場合) すべてのMicrosoftライセンス要件を満たしていること • Windowsの一般的な動作などOracleからのサポート範囲外については、顧客自身でMicrosoft社などとのサポー ト契約 • プレミア・サポート契約 • プロフェッショナル・サポート契約 参考: Microsoft Windowsのサポート・オプション
  34. ブート・ボリューム • ブート、OS領域が格納されるボリューム • イメージから新規インスタンス作成時に新規のブート・ボリュームが作成され、インスタンス を削除するまでインスタンスに関連付けられる • インスタンス削除時には、ブートボリュームも削除するか残すかを選択可能 • 最小サイズ:デフォルト

    or 50GB のうち大きいほう ~ 最大サイズ: 32TB ブート・ボリュームのメリット • 数分以内にインスタンスを起動可能 • ブロックボリュームと同様の耐久性、永続性があり、データを保存可能 • デフォルトで暗号化 • インスタンス・スケーリング • インスタンス削除後に、残したブート・ボリュームで別シェイプのインスタンスを起動することが可能 • ベアメタルでもVMでも同じブートボリュームを利用可能 • ただしローカルNVMe上のデータは手動でバックアップ/リストアが必要 • トラブルシューティングと修復 • インスタンスの問題(sshログインできないなど)が発生した場合、インスタンスを一時停止し、別の インスタンスでデータ・ボリュームとしてアタッチして修復 ブート・ボリューム ブート ボリューム terminate launch インスタ ンス インスタンス ブート ボリューム Stop Attach インスタ ンス インスタ ンス ブート ボリューム 別シェイプへのスケーリング 別インスタンスでのアタッチ Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 43
  35. ブート・ボリュームのバックアップ • ブロック・ボリュームと同様の仕組みでブート・ボリュームもバックアップが可能(手動 実行かバックアップ・ポリシーによる自動化 ) • インスタンスを起動しままでも、crash-consistentなバックアップであれば取得可能 • 電源喪失やハード・クラッシュが発生した場合の状態と同じ •

    通常は問題なくOS起動できるが、確実に起動可能なイメージを作成するためには、カスタム イメージの作成を行う • アプリケーションの整合性も考慮する場合は、アプリの停止やファイルシステムのsyncなどを行 い静止点の確保を行う • リストア時にはあらたなブート・ボリュームが作成される • リストアしたブート・ボリュームを使用して新規インスタンスを作成可能 ユースケース • 以前の状態(バックアップ取得時点)の新規ボリュームを作成 • 同一リージョンの別ADに新規ボリュームとしてリストア ブート・ボリュームのバックアップ/リストア ブート ボリューム AVAILABILITY DOMAIN REGION AVAILABILITY DOMAIN ブート ボリューム インスタ ンス バック アップ Backup Restor e Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 45
  36. カスタム・イメージとブート・ボリュームのバックアップの使い分け カスタム・イ メージ カスタム・イメージはエクスポートして、リージョン やテナントをまたいで利用可能 Cons Pros カスタム・イメージ作成時にインスタンスはシャットダウン され、完了するまで数分間はインスタンス使用不可 ブート・ボ

    リュームの バックアップ インスタンス停止状態で取得するため、確実 に静止点を確保した起動可能イメージを作 成可能 サービス・リミットの制限 ダウンタイム不要。 動作中のOSの状態をバックアップとして保存 できる インスタンス稼働中に取得するブート・ボリュームのバッ クアップは、Crash-consistentなバックアップ。静止点 の確保はユーザー側で行う必要がある。 増分バックアップやリージョン間コピーなどのバッ クアップ機能を利用可能 テナンシーをまたいで利用することはできない Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 47
  37. インスタンス構成 • コンピュート・インスタンスを作成する際の構成情報の定義 • ベース・イメージ、シェイプ、メタデータ情報、ブロック・ボリューム、ネットワーク構成 (VNIC、サブネット)の設定 • 既存のインスタンスをもとに作成される インスタンス・プール •

    同じインスタンス構成に基づいた複数のコンピュート・インスタンスをプロビジョニ ングする • 同一リージョン内に限る • 一括で管理可能(起動/停止/終了) • 作成済みのインスタンス・プールのサイズ(インスタンス数)を変更することでス ケールアウトが可能 • インスタンス・プールを削除すると、そのPoolに紐づくインスタンスや関連ボリュー ムも削除される インスタンス・プール:複数インスタンスのプロビジョニング インスタンス構成 Instance Pool Provisioning インスタンス数: 3 既存インスタンス →数を変更してスケーリング Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 49
  38. インスタンス・プールの自動スケーリング Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 50 メトリックベースの自動スケーリング

    • モニタリングによって取得されたメトリックを使用し、あらかじ め設定した閾値に基づいて自動的にインスタンス・プール のインスタンス数を増減 • ポリシーに設定可能なメトリック:CPU使用率、メモリ使用率 • 負荷がピークの期間はスケール・アウト、負荷が低い期間 はスケール・インしてコストをセーブする スケジュールベースの自動スケーリング • あらかじめスケジュールした時間に自動的にインスタンス・ プールのインスタンス数を増減 • 繰り返し実行もしくは1回のみのスケジューリングが可能 • 実行スケジュールはcron表記で定義 • ユースケース • 平日朝にインスタンス数をスケールアウトし、夕方に減らす • 年間のうち年度末のみ特に負荷が増大するので、その3日間 だけスケールアウトする スケールアウト スケジュール メトリック (CPU,メモリ使用率) OR 最小サイズ 初期サイズ 最大サイズ 初期サイズ スケールイン CPU使用率70%以上で2インスタンス追加 CPU使用率20%以下で2インスタンス削除 毎日朝9時に2インスタンス追加 毎日夜20時に2インスタンス削除 12/30~1/3のみ2インスタンス追加 インスタンス・プールがスケールインする際のインスタンス終了順序の判断 ADにまたがって均等なインスタンス数 → フォルトドメインにまたがって均等 → フォ ルトドメイン内では古いものから先に終了 インスタンス・プール インスタンス・プール
  39. スケジュール・ベースの自動スケーリングによってインスタンス停止/起動 が可能 常時起動しておかなくてよいインスタンスを自動停止させてコストを削減することも可能 ライフサイクル・ステートに対するスケジュールベースの自動スケーリング Copyright © 2024 Oracle and/or its

    affiliates. 51 トリガー 自動スケーリング ポリシー コンピュート・インスタンス 停止 インスタンス・プール スケジュール 朝 9:00 – 起動 夜 18:00 – 停止 起動 ライフサイクル・アクション • 起動 • 強制停止 • 再起動 • 強制再起動
  40. 各インスタンスにログインし、http://169.254.169.254 のエンドポイントにアクセスすることでインスタンスのメタデータを取得可能 • インスタンスの OCID、名前、コンパートメント、シェイプ、リージョン、AD、作成日、状態、イメージ、および SSH 公開キー、など • CLI または

    SDK を使用してインスタンスのカスタムメタデータを追加および更新することが可能 • バージョン1とバージョン2があり、 2020年7月以降Oracle Linuxイメージではバージョン2の利用が推奨 インスタンス・メタデータ [opc@tk-test1 ~]$ curl -H "Authorization: Bearer Oracle" -L http://169.254.169.254/opc/v2/instance/ { "availabilityDomain" : "TGjA:AP-TOKYO-1-AD-1", "faultDomain" : "FAULT-DOMAIN-3", "compartmentId" : "ocid1.compartment.oc1..xxxxxxxxxxxxxxxxxxx", "displayName" : "tk_test1", "hostname" : "tk-test1", "id" : "ocid1.instance.oc1.ap-tokyo-1.xxxxxxxxxxxxxxx", "image" : "ocid1.image.oc1.ap-tokyo-1.xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx", "metadata" : { "ssh_authorized_keys" : "ssh-rsa xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx" }, "region" : "ap-tokyo-1", "canonicalRegionName" : "ap-tokyo-1", "ociAdName" : "ap-tokyo-1-ad-1", "regionInfo" : { "realmKey" : "oc1", "realmDomainComponent" : "oraclecloud.com", "regionKey" : "NRT", "regionIdentifier" : "ap-tokyo-1" }, "shape" : "VM.Standard.E4.Flex", "shapeConfig" : { • Oracle Linuxイメージでのデータの取得(メタデータv2) – すべてのインスタンス情報の取得 – インスタンスにアタッチされているVNICに関する情報 – マルチパス対応のアタッチメントを持つインスタンスにアタッチされたボ リュームに関する情報: Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 53 http://169.254.169.254/opc/v2/instance/ http://169.254.169.254/opc/v2/volumeAttachments/ http://169.254.169.254/opc/v2/vnics/ Oracle Linuxイメージでの実行例
  41. コンピュート・インスタンスの状態 • 起動 (Start) • 停止 (Stop) • 再起動後もローカルNVMe領域のデータは保持される •

    インスタンス課金とWindows Server OS課金がシェイプによって停止/継続 • Standardシェイプ、VM.Optimizedシェイプ、VM.GPU.A10シリーズのシェイプ:インス タンス停止でインスタンス課金とWindows Server OS課金が共に停止 • Dense I/Oシェイプ、HPCシェイプ、BM.Optimizedシェイプ、VM.GPU.A10シリーズ以 外のGPUシェイプ:インスタンス終了までインスタンス課金とWindows Server OS課 金が共に継続 • 再起動 (Reboot) • 終了 (Terminate) • アタッチされているリソース(VNICとボリューム)は自動的にデタッチされる。IPアド レスも解放され、他のインスタンスで使用できるようになる。 • ブート・ボリュームは同時に削除するか残すか選択することが可能 • ローカルNVMe上のデータは消去されるので、必要な場合はバックアップを取 得しておくこと コンピュート・インスタンスのライフサイクル インスタンス (Standard) ブート・ ボリューム インスタンス (Dense I/O) ブート・ ボリューム ブロック・ボ リューム ブロック・ボ リューム NVMe NVMe Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 54
  42. アプリケーションへの影響を最小限に適切なサイズに変更 インスタンス再作成せずにVMインスタンスのシェイプを変更することが可能 (起動中のインスタンスはサイズ変更時に再起動が必要) • サポートされるシェイプ • VM StandardシェイプおよびVM Optimizedシェイプ:次のシェイプを含む(例外あり) •

    VM.Standard1シリーズ、VM.Standard.B1シリーズ、VM.Standard2シリーズ、 VM.Standard3.Flex、VM.Standard.E2シリーズ、VM.Standard.E3.Flex、 VM.Standard.E4.FlexおよびVM.Optimized3.Flex • 注)専用仮想マシンホスト上のVMインスタンスについては、DVH上で利用できるリソースの制限を受ける • 注)VM.Standard2シリーズのシェイプで実行されているWindows Server 2019インスタンスでは、同じシリー ズ内でのみシェイプを新しいシェイプに変更できる • VM.Standard.A1.Flex: OCPU数とメモリの量を変更が可能 • VM.GPU3シリーズ、VM.GPU.A10シリーズ:VM.GPU3またはVM.GPU.A10シリーズの任 意のシェイプに変更可能 • サポートされないシェイプ • VM.Standard.E2.1.Micro • VM.DenseIO.E4.Flex • VM.GPU2シリーズ VMインスタンスのシェイプ変更 Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 55 一般的な制限、注意事項 • インスタンス起動時に使用したイメージが、新しいシェイプに互換性を持っている必要がある。イメージの互換 シェイプはコンソールやCLIにて確認可能 • Marketplaceイメージはライセンスの制約上リサイズ不可な場合もある(例:Microsoft SQL Server) • セカンダリNICを構成している場合は再起動後に再構成が必要な場合もある • ハードウェア系統が変更となる場合は、ネットワークインターフェース名変更などが発生する場合もある
  43. コンピュート・インスタンスの課金は、コンピュート課金とストレージ課金の合計額となる。 • コンピュート • CPU部分 • OCPU数 × OCPU単価 ×

    時間 • メモリ • メモリ・サイズ × メモリ単価 × 時間 • (Windows Serverの場合)OS • OCPU数 × OS単価 × 時間 • ストレージ • ブート・ボリュームや追加のブロック・ボリューム • ボリューム容量 × ボリューム単価 × 時間 コンピュート・インスタンスで課金が発生するポイント Copyright © 2023 Oracle and/or its affiliates. 56
  44. Oracle Cloud Infrastructure マニュアル (日本語 / 英語) • https://docs.oracle.com/en-us/iaas/api/ -

    APIリファレンス • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/aqswhitepapers.htm - テクニカル・ホワ イト・ペーパー • https://docs.oracle.com/en-us/iaas/releasenotes/ - リリースノート • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/knownissues.htm - 既知の問題(Known Issues) • https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/General/Reference/graphicsfordiagrams.htm - OCIアイ コン・ダイアグラム集(PPT、SVG、Visio用) ※ 日本語版は翻訳のタイムラグのため情報が古い場合があります。最新情報は英語版をご確認ください Oracle Cloud Infrastructure マニュアル・ドキュメント Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 59
  45. Oracle Cloud Infrastructure 活用資料集 • https://oracle-japan.github.io/ocidocs/ チュートリアル - Oracle Cloud

    Infrastructureを使ってみよう • https://oracle-japan.github.io/ocitutorials/ Oracle Cloud ウェビナーシリーズ • https://www.oracle.com/goto/ocws-jp Oracle 主催 セミナー、ハンズオン・ワークショップ • https://www.oracle.com/search/events/_/N-2bu/ Oracle Cloud Infrastructure – General Forum (英語) • https://cloudcustomerconnect.oracle.com/resources/9c8fa8f96f/summary Oracle Cloud Infrastructure トレーニング・技術フォーラム Copyright © 2024 Oracle and/or its affiliates. 60
  46. Our mission is to help people see data in new

    ways, discover insights, unlock endless possibilities.