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OMO Niigata Vol.1_Business Proposal

Office NoMad
December 27, 2021

OMO Niigata Vol.1_Business Proposal

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December 27, 2021
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  1. OMO Niigata Vol.1 - 実施企画案 - 知事政策局 広報広聴課 高橋 智計

    土木部 営繕課 桝潟 晃弘 産業労働観光部 商業・地場産業振興課 阿部 良平 2018.1.26 関係各位
  2. 2 本企画の趣旨 イベント参加者が共有するストーリー Our Proposal 1人の幸せを本気で考えられない人に、 みんなの幸せが考えられますか? 公共の利益を考えるべき公務員が 1人のことだけを考えることに 果たして意味はあるのか?

    来年度、"100万円"の予算とともに、あなたにあるミッションが与えられました。 そのミッションとは、あなたの周りの人を"1人"選び、その人の抱える問題を見つけて、それ を解決し、その人を幸せにすること。 この3日間で、あなたはプロジェクトリーダーとして仲間を集め、その人を笑顔にするための プランをチームで作り、審査員にプレゼンしてください。 「One for a Million, a Million for One」とは・・・? 自治体職員による、自治体職員のための、 地域活性化プロジェクトを本気で考えるイベント
  3. 3 新潟県の自治体職員の現状(個人的感想) 自治体職員ってどうなの? 事務処理能力が高い!丁寧! つまらない仕事もちゃんとやる責任感! 攻守のバランスが驚くほど”守備”寄り 案件へのあきらめが驚くほど早い Uターンかつ民間出身の高橋の感想 すげぇ!と思ったこと(ポジティブ) すげぇ!と思ったこと(ネガティブ)

    トップダウンの案件は超ハイスピード! 通常の案件は驚くほど前に進まない 職務専念義務 要は、自分の職務に専念しないとダメ、ってこと。 事務分掌 あなたの職務はこれですよ、と書いた紙。 基本、これ以外の仕事はできない。 ヒラの職員が何か仕事をしようと思ったら、係長、課長補佐、 課長の決裁(紙資料を作ってハンコを押してもらう)が必要 利益という共通指標がないため、他部署の人間を巻き込みづ らく、部署を越えた連携事業が極めてやりづらい 業務の成果(特に新しい取り組み)が評価されづらい仕組 みと、それによる徒労感 全体の奉仕者 公平な仕事をしないとダメ、ということ。極論、特定の 団体や個人のための仕事ができないことに。 ここ、ポイント なぜ??
  4. 4 今、自治体に何が求められているのか 人口減少、少子高齢化をはじめ、 様々な課題を抱える中で、自治体 職員が果たすべき役割は非常に大きい 職員一人ひとりの意識 を変えることからはじめよう! しかし、すぐに組織を変えるのは難しい まずは・・・ ー

    Mind Up!! - 県内の自治体職員の数 県 庁 職 員 6,219 市町村職員 25,055 合 計 31,274 新潟県は今後どうなっていくのか? 全国より約10年早いテンポで進む 人口減少 新潟県の未来を背負う職員は・・・? 少子高齢化による自治体財政の悪化 税収減による行政サービスの質の低下 でも、このままでいいわけがない!
  5. 5 本企画の目指すビジョン 新潟県の行政職員約30,000人のうち、 まずは0.1%の職員の意識を変える 前例やしがらみにとらわれず、今何をしなけれ ばならないのか、自分の頭で考える力を 考えるだけ、口だけではなく、自分の手を動 かし、期限までに一つの形を作れる力を 目指すマインドマップの形とは? 県庁と市町村の職員同士がチームになるこ

    とで、県内の地域課題を共有する 様々な専門分野の知識、経験を持つ職員 同士の協力で、新しいプロジェクトを創出 審査員、コーチ、メンターに民間の方を入れ、 官民の壁を越える経験を得る機会を作る イベントとして実施する意義 + 県内外のメディアを巻き込むことで、新潟県の公務員たちが 新しい取り組みに挑戦している、という話題を全国に発信する 審査員や見学者に、官・民、両方面に影響力のある方を巻き込み、 新しい試みが潰されないように! 民間経験の長い私にしかできない、トガったイベントの形を作り、県庁内部 から全く新しいムーブメントを巻き起こしたい!
  6. 6 OMO Vol.1の位置づけ 今、自治体職員に求められている能力 山積する地域課題の中で、”何が問題になっているのか”を読み解く 「問題発見能力」 01 とりあえず、ハンコとか、決裁とか、普段の業務にまとわりつく色々なしがらみを忘れ、 悩んでいる1人の人をどうしたら幸せにできるのか、本気で考えてみる! 02

    100万円を1円も余らせない!お金の活きた使い方を本気で考えてみる! 03 民間の方も交えて本気で考えることで、民間の方とのギャップが埋まり、 パートナーになれる! その問題を正しく分析し、解決すべき課題として設定し、共有できる 「課題設定能力」 他部局、他組織の職員や民間団体等と連携し課題に取り組む 「調整力」 課題解決に向け、切り口を考え具体的なプランニングに落とし込む 「企画力」 税金に頼らず、関わる事業者が継続できる事業の仕組みを作る 「コスト感覚」 etc... この2点に 着目
  7. 7 問題発見→解決に至るフェーズ プランニングのステップ 01 顧客分析 (カスタマーインサイト) 対象がどんな人なのか、抱えている問題は何なのか、ど のような時にそれを感じるかなど、細かく分析する 02 問題の構造分析

    (見える化) 問題を「ループ図」にして”見える化”し、問題の因果 関係と、自分たちでも解決できそうな課題を発見する 03 課題解決の手法 発見した課題を解決するための取り組みを、具体的 なアイデアに落とし込んでいく 04 アイデアの共有 事業のステイクホルダーに向けて、分かりやすいように、 プランを言語化し、資料に落とし込み、共有する 大丈夫、チームでやれば、 3日でできる!
  8. 8 各フェーズのポイント 事前セミナー 1/31(水) ・講師より、地域の現状と、県内の具体的な先行事例を紹介 ・講師より、問題の発見方法等についての具体的な手法を紹介 ※不参加の方には後日資料を送付 本番日 2/16(金)~2/18(日) ・初

    日:自らの問題をプレゼンし、共感する仲間を作る ・2日目:チームで、民間の方を交えながら協働する コーチングを受けながら、プランの問題点をチームで共有 ・3日目:限られた時間の中でプランとしてまとめ、プレゼンする イベント後 ・主催者からのプレスリリースを通じ、各チームのプロジェクトを周知 ・審査員等を含めた参加者からの意見を集約し、報告書を作成 Point.2 “No Talk, All Action” Point.1 個人の意識改革 Point.3 参加して終わり、ではもったいない ✓ 地域が抱える問題に対する意識改革 ✓ 問題の周囲への共有とイベント参加意欲の向上 ✓ 問題を発見する具体的手法についての学び ✓ 議論だけではなく、まず第一歩を踏み出すこと ✓ 官民を超えた個人的なネットワークの構築 ✓ サービス対象の分析とニーズ検証の経験 ✓ 自らの限界を超える「超我」感覚の実感 ✓ 3日間という限られた時間で一つの形を作る ✓ 参加者が職場でも評価されるような取組を目指す ✓ 各プロジェクトのアーカイブ化と次へのステップへ ✓ 民間からの直接の声をいかに業務に活かすか
  9. 9 問題発見の手法 -ペルソナの設定- プロフィール 年齢、性別、居住地 35歳、男、新潟市中央区在住、3年前に東京からUターン 家族構成 独身 生活パターン 平日は通常勤務、土日休、週末はプライベートで活動

    学歴・免許・スキル 早稲田大学卒、車、二輪免許、狩猟免許有り 価値観、物の考え方 熱しやすく醒めやすい、おもしろいものしか興味がない 収入・貯蓄性向 宵越しの金は持たない 趣味・興味の対象 独自の価値観あり、つるむのが苦手 職業 就職の有無、業種、雇用形態 県 広報広聴課 一般行政、民間(マスコミ関連)からの中途採用 会社・組織の規模 県職員 約20,000人 業種、役職、責任範囲 広報係 主任、決裁権なし その仕事に必要なスキルや知識 県内の情報、マスコミとのリレーション、構成力 業務上の課題 今の業務は向いているが、それだけに組織の意思決定とのギャップが・・・ 情報源 新しい情報の入手の方法 SNS、2ちゃんまとめ 雑誌やブログ、Webサイト、SNS Facebook、Instagram 友人との情報交換ツール SNS、イベント等 情報入手のデバイスと利用シーン スマホ、起きている間はほぼリアルタイムにチェック 私、高橋(新潟県 広報広聴課 広報係)の場合 公務員っぽくなくない? あー、それでね… まあ、民間に比べるとね ここがポイント!! 前職のスキルを活かせるはず なんだけど・・・
  10. 10 ループ図とレバレッジポイント -高橋の場合- やりたいことは 休日やるしかない 行政の仕事に やりがいが持てない 金がなくなる 公務員は副業禁止で、 稼げない

    仕事に興味がなくなる 行政職員として 成長しない やりたいことを、 業務としてやれないか? ▼ 業務として無理なら、 人事の制度を活用でき ないか? ▼ OMOの立ち上げ フィード バック + + + + + + やりたいことは 休日やるしかない レバレッジ(てこ)ポイント はどこか? 最も少ない労力、コストで構造を 変化させるポイント見つけ出し、そ のポイントに対して対策を打つ 仕事を辞めたくなる “負”の自己強化ループ
  11. 11 イベントの流れ 1st Day 18:00 受付開始 18:30 懇親会 19:30 ピッチ(個人プレゼン)

    20:00 チーム作り 20:30 作業開始 21:00 解散 2nd Day 09:00 作業開始 12:00 昼食 14:00 コーチング 18:00 夕食 21:00 解散 3rd Day 09:00 作業開始 12:00 昼食 15:00 コーチング 17:00 プレゼンテーション 18:00 審査 18:30 結果発表・講評 19:00 懇親会 21:00 解散 週末の3日間に問題発見から課題解決プランの策定までを凝縮。 最終的にプランをプレゼン、審査員と参加者からの採点、講評という形でフィードバックをもらう
  12. 12 審査員 1982年生まれ、宮崎県出身。 2008年に総務省に入省。入省後に熊本県庁に出向、2010年 に本庁に戻り、人事採用、公営企業会計制度の改正を行う。 2013年から神奈川県庁に出向し、現在は自治振興部、市町村 課長として従事。 広く深い人脈を生かして、『よんなな会』を主宰し、官僚と47都道 府県の地方自治体職員を繋いでいる。 入省後に受験した司法試験に合格。

    脇 雅昭 氏 総務省官僚/よんなな会代表 新潟県新潟市出身。 新潟を拠点に活動するフードユニット「DAIDOCO」メンバー。 個人/地域/企業/行政/団体と様々な人々と協働しながら、空 間を楽しむ仕組みを提案。 主に農業や飲食業、場作り、まちづくり、コミュニケーションツールな どの企画、広報戦略に関わり、プロジェクト伴走型のコンサルティン グ事業を展開する。2017年4月 「シンクボード株式会社」設立、 代表取締役就任。 山倉 あゆみ 氏 シンクボード株式会社 代表取締役 プランニングディレクター
  13. 14 コーチ 新潟市中央区本町 出身 新潟市広報戦略アドバイザー 翻訳・通訳、栄養士、SSI認定利酒師、日本酒学講師、国際 SAKE&FOODアドバイザー アメリカ・オーストラリアへ短期留学の後、長期でカナダへ留学し、そ のまま現地のカルティエ代理店にて就職、店長職に就く。3年後帰 国し、オランダに本社を置くエンジニア開発の会社にて統括本部長

    として勤務。オランダ、イギリス、中国、香港、日本にて勤務。現在 は日本でカナダ人の夫と子育てをしながら「海外から見た日本の魅 力」の発信や企業、自治体のサポートサービスなど、様々な仕事に 従事する。 デュケット 智美 氏 Niigata Sake Lovers 代表 新潟県新潟市出身。 2004年4月~2015年8月末まで三井物産(株)に在籍、海外 営業・事業投資・経理の各職務に従事。 在籍中の2012年4月より2年間、財務省関税局に課長補佐と して出向。APEC域内における貿易諸手続きのシングル・ウィンド ウ化推進をリードした他、ミャンマーへの日本型通関システム導入 のODAプロジェクト等を担当。 2015年退職後に新潟へ拠点を移し、家業として不動産を通じ た魅力ある街づくりに取組むほか、2016年1月に(株)NEPPU JAPANを設立、中小企業へのコンサルティングを通じて県内産業 の活力創出に励んでいる。 また事業以外では「新潟今昔写真プロジェクト」共同代表としてス マホアプリの運営を手がけるほか、「ミチシルベ(新潟市移住者応 援有志の会)」副会長を務めている。 2016年3月グロービス経営大学院修了(MBA・経営学修士)。 富山 聡仁 氏 (株)NEPPU JAPAN 代表取締役
  14. 15 コーチ 多田 朋孔 氏 十日町市地域おこし実行委員会 事務局長 樺沢 敦 氏

    (株)FARM8 代表取締役 第44代京都大学応援団長。 京都大学卒業後、コンサルティング会社に勤める。1社目では主に 中堅中小企業を対象として新規事業立ち上げや人材育成の支 援を行う。2社目では主に大企業を対象に組織開発、人材開発 を行う。 2010年より総務省の地域おこし協力隊として新潟県十日町市 にある当時6世帯13名の限界集落(高齢化率62%、年少人 口比率0%)だった池谷集落に家族で移住する。 地域おこし協力隊の3年間の任期終了後も池谷集落に定住し、 自身でも米、野菜、卵を生産しながら地域おこしの取り組みを継 続している。 2017年1月現在の時点で池谷集落は11世帯24名となり、限 界集落から脱却(高齢化率38%、年少人口比率21%)し、 「奇跡の集落」と呼ばれるようになっている。 池谷集落の取り組み以外では都会から田舎への移住支援や田 舎での起業支援研修の開催、地方創生フォーラムへの登壇、故 鳩山邦夫氏が本部長を務める地方創生実行統合本部地方創 生検証委員会や、内閣府の「食料・農業・経済研究会」において 現場の意見を政府に伝えるなど地方創生の分野で幅広く活動し ている。 1979年 新潟県長岡市生まれ。 名古屋での自動車営業、震災後長岡にてIT企業勤務を経て、 マーケティングコンサルタントとして企業支援等の活動と、子育て支 援の活動に従事。また市民協働のまちづくりを担うNPO法人の理 事兼コーディネーターとして、地域活動の支援や、まちづくり・産業 起こしなどのアドバイザーとしても力を入れ、2015年、地域プロ デュース株式会社FARM8を設立。 ・一般社団法人地域資源活用の会 専門家 ・地域団体商標関東地区コーディネーター(2015年) ・ゴールドマンサックス経営革新プログラムコーディネーター(2015 年) ・キリン社CSV事業 キリン絆プロジェクト地域コーディネーター ・米大使館主催SFCアントレプレナーシップ社会人メンター ・NPO法人市民協働ネットワーク長岡 理事 ・にいがたNPO基金設立・運営・選考委員 ・Asian Round Table(ART)設立メンバー
  15. 16 コーチ 岡本 幸樹 氏 株式会社ピハナコンサルティング 代表取締役 1982年、東京都生まれ。 早稲田大学政治経済学部を卒業後、日本生命保険相互会社 本店財務部、KPMG税理士法人国際事業アドバイザリー部にて、

    国内一部上場企業・外資系グローバル企業に対しての財務コン サルティング業務を経て、2011年、(株)ピハナコンサルティングを 創業。 デザイン×ITを活用した新規ビジネスデザインのコンサルティング事 業を手がけるとともに、インバウンドとアウトバウンドを掛け合わせた 伝統工芸産地・地方自治体の活性化プロジェクトを推進。現在 は、慶應義塾大学メディアデザイン研究科リサーチャーとして、福井 県鯖江市にて産官学連携プロジェクトを展開中。 ◦福井県鯖江市における伝統工芸みらいプロジェクト ◦しもきた商店街振興組合における訪日外国人観光客向けエリ アマップ製作プロジェクト ◦原宿表参道欅会における上海旅行博出展プロジェクト ◦復興庁「新しい東北」先導モデル事業 ◦文京区商店街エリアプロデュース事業 ◦根津地域における3商店街連携エリアマップ製作プロジェクト ◦白山上向丘商店街における情報発信改善プロジェクト
  16. 12月 1月 2月 3月 12 / 2 12 月 中

    1 / 31 2 月 上 旬 2 / 16 ~ 2 / 18 3 月 上 旬 3 月 下 旬 告 知 開 始 @ リ ノ ベ ー シ ョ ン ま ち づ く り 勉 強 会 公 式 Facebook ペ ー ジ 立 ち 上 げ ? 事 前 セ ミ ナ ー 事 前 プ レ ス リ リ ー ス 作 成 、 配 布 イ ベ ン ト 本 番 日 反 省 会 、 次 回 開 催 検 討 報 告 書 提 出 ・ 事 後 プ レ ス リ リ ー ス 作 成 、 配 布 17 今後のスケジュール 今 期 来 期 来 期 初回開催を皮切りに、内容をさらにブラッシュアップさせ、 将来的には年2回程度の定期開催を目指します 4月 5月 6月 7月 4 月 上 旬 4 月 下 旬 5 月 上 旬 5 月 下 旬 6 月 下 旬 7 月 中 旬 グ ル ー プ 自 主 研 究 エ ン ト リ ー グ ル ー プ 自 主 研 究 承 認 ( 見 込 み ) 第 2 回 開 催 検 討 会 告 知 開 始 事 前 セ ミ ナ ー 第 2 回 イ ベ ン ト 本 番 日
  17. 企画概要 22 開 催 名 称 OMO Niigata Vol.1 開

    催 日 時 平成30年2月16日(金)~2月18日(日) 開 催 場 所 新潟県警察庁舎4階 警察大会議室(新潟市中央区新光町4-1) ※初日の懇親会は県庁舎1階 ダイニング大助を予定 参 加 資 格 新潟県内の自治体職員(県職員、市町村職員を想定) 一般の方の見学自由 懇親会のみ別途参加費用 参 加 費 7,000円(初日の懇親会代含む) ※会期中の朝食、昼食、2日目の夕食、終了後の懇親会の費用は別途 参加者、支援者、お手伝いさん、 絶賛募集中です!!