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株式会社オプティマインド会社説明資料

OPTIMIND
December 12, 2022

 株式会社オプティマインド会社説明資料

OPTIMIND

December 12, 2022
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  1. © 2023 OPTIMIND Inc. 現場の課題 EC市場の急成長による 小口多頻度化 EC市場の急成長による 荷物量の増加 76

    万人 52 万人 配送ニーズの増加 働き手の減少 少子高齢化による 運転重視社の減少 2030年には全国の荷物のうち35%が運べなくなるという試算も 6.0兆 円 13.3 兆円 231 兆円 316 兆円 2015年 2030年 2013年 2021年 2013年 2021年 BtoC BtoB
  2. © 2023 OPTIMIND Inc. 業界課題 労働規制の厳格化 進まぬIT化 環境への責任 モノが届くのが「当たり前」でなくなってしまう カーボンニュートラル

    の要請 物流コスト・リスク増大 業界別DXに未着手の割合 1 医療・福祉 78.7% 2 漁業 75.0% 3 生活関連S・娯楽 66.5% 4 運輸業・郵便業 66.2% 5 宿泊・飲食S 65.8% ・・・ 21 情報通信(情報S) 36.8% 22 金融・保険 35.7% 23 情報通信(通信) 32.1% 24 情報通信(放送) 23.1% 2024年問題 ・時間外労働の上限規制の適用 ・時間外割増賃金率引き上げ 持続可能性 ・環境負荷を下げる取り組み
  3. © 2023 OPTIMIND Inc. 社名 株式会社オプティマインド 設立 2015年6月22日(2018年2月 株式化) 代表取締役

    松下 健 社員数 61名(2023.11時点) 資本金 1億円 累計調達額 31億1,300万円 外部株主 技術顧問 久保幹雄(東京海洋大学 海洋工学部 教授) 柳浦睦憲(名古屋大学大学院 情報学研究科 教授) 橋本英樹(東京海洋大学 海洋工学部 准教授) トヨタ自動車株式会社 三菱商事株式会社 株式会社ティアフォー 未来創生3号投資事業 有限責任組合 Logistics Innovation Fund 投資事業有限責任組合 寺田倉庫株式会社 KDDI新規事業育成 3号 投資事業有限責任組合 株式会社MTG Ventures 会社概要
  4. © 2023 OPTIMIND Inc. 立教大学卒業後、AOI Pro.に 入社。BOOKOFFでPR・マーケ ティング・ブランディング業 務に従事し企画開発責任者 に。2016年クックパッド入

    社、MBOしたロコガイドで toC・toBのマーケティング統 括、小会社経営など経験。 2023年オプティマインド参 画。障がい福祉事業スタート アップの経営にも従事。 989年岡山県倉敷市出身。株 式会社デンソーウェーブに新 卒入社後、先行技術開発部門 に所属し、機械学習関係の技 術開発に従事。データを中心 としたソフトウェアエンジニ アリング全般に取り組むべく 2020年9月よりオプティマイ ンドへ参画。 一橋大学社会学部卒業後、東 邦ガス株式会社入社。営業を 経験後、財務部にて原価計算 や固定資産管理を担当。その 後考査部に所属し、J-SOX対 応を含めた内部監査に従事。 2018年10月より株式会社スタ メンにて内部監査室長として 東京マザーズ市場(現グロー ス市場)へのIPOを支える。 新日本製鐵(現:日本製鉄) に新卒入社後、海外JVの経 営管理、海外営業、人員合 理化・構造改革等を担当。 PwCコンサルティングに転職 後、組織・人事戦略設計、 人事システム導入などのプ ロジェクトに参画。2021年5 月より株式会社オプティマ インドに参画。 2015年、名古屋大学大学院在 学中にオプティマインドを創 業。名古屋大学大学院情報学 研究科博士前期課程修了、後 期課程に在籍中。専門は組合 せ最適化アルゴリズム。 Forbes Asia 30 UNDER 30 2020に選出。 名古屋大学大学院環境科研 究科都市環境学専攻にて都 市計画・交通工学を専攻、 中退。2015年、h-worksを起 業。2016年よりオプティマ インドに参画。2018年、取 締役副社長に就任。現在、 Chief Product Officer。 代表取締役 松下 健 取締役COO 吉川 治人 取締役CPO 斉東 志一 執行役員CTO 柏原 良太 社内役員 執行役員事業開発室長 梅沢 徳宏 常勤監査役 岩田 修
  5. © 2023 OPTIMIND Inc. 非常に多くの条件を考慮しながら 最適な配車計画の作成が求められる 車両の割り当て (配車) 配送ルート 順序

    ラストワンマイル配車の難しさ Uターン 禁止 時間指定あり 通学時間帯は 通れない道 左寄せで駐車 ? ?
  6. © 2023 OPTIMIND Inc. 考慮条件の多さ故の 高い業務負荷 ベテランの カン・コツへの依存 慢性的な人材不足と 変動費の高騰

    時間指定、作業内容、車格制 限、入出庫方法、駐車位置など 細かな軒先条件等の考慮が必要 道の広さや時間帯別の渋滞状況、 左付けや取り回しを考慮した 回り方など長年の経験が必要 荷物の持ち運びなど負荷が高く、 人材の入れ替わりが多く、庸車 コストも高騰 ラストワンマイル配車の課題
  7. © 2023 OPTIMIND Inc. 「最適化」された配車計画 国内最高峰のアルゴリズム研究による「メタヒューリスティクス技術」を用いて、人間 の頭では解き切れない複雑な配送計画問題を解決。配送コース数の削減や、稼働時間の 圧縮を実現する。 「時間帯ごとの道路混雑」や「Uターンや右折の運転負担」等も考慮でき、現場にとっ ての、最適なルートを提案。

    「全点間経路探索」による圧倒的な計画精度 • 全配送先の組み合わせ(ペア)に対して「二点間経路探索」を実施し た上で、全体最適となる車組み・訪問順を計算する手法を採用※ • 比較的長い計算時間を要するものの、生成される解の質(最適性) が高いという特性を持つシステム構造 全点間経路探索 (各配送間の移動コストを算出) メタヒューリティクス (全体コストを最小化する組み合わせを計算) ルージアの強み“適合性”
  8. © 2023 OPTIMIND Inc. 「ズレない」自動配車 実際の走行速度データ利用から生まれる再現性 実際の走行車両から収集したビッグデータを用いて経路探索を行うため、従来の配車 システムのような「計画通りに走れない」という悩みを解決。 あらかじめ精度の高い 計画を作れるからこそ、配送現場は運行・配送に集中できる。

    • 日本全国のドライブレコーダーGPSデータ数十万台/数億件の保有し 解析し、道1本1本の時間帯別走行速度を推定 • 時間帯別走行速度をベースに2点間の移動時間を算出 *特許取得済「最適経路決定装置及び最適経路決定プログラム」 ルージアの強み“可走性”
  9. © 2023 OPTIMIND Inc. ラストワンマイルは様々な業界に関わる、 巨大マーケット。 荷主・運送会社、自社物流・委託物流を問わず、幅広い配送業態で累計 180社以上の企業様にご提供。 18 対象業種・業界

    アパレル 宅配 宅食 店舗配送 LPガス 建築資材 コンビニ アパレル ダンボール 家具 ウォーター サーバー 食品卸 リネン 一般廃棄物 運送会社 食品メーカー 鉄鋼製品 対象業種 取引先企業(一部抜粋)
  10. © 2023 OPTIMIND Inc. 能動アンテナ 本質マイニング 前のめりディシジョン 自分が学びや思考、想いを能動的に 発信。 自らアンテナを張って情報を受信。

    得られた情報に、自らの考えを添え 再発信。情報を連鎖させる。 ビジネス側は顧客すら気づかない現 場に眠る本質課題を見つける。 エンジニア側は商品の先、顧客への 本質価値を追求する。 全員がオーナーシップをもって、 意思決定。 やることだけでなく、やらないこ とも含め、自分から意思を持って 決める。 20 行動指針
  11. © 2023 OPTIMIND Inc. 大切にしている文化・価値観 管理主義的にルールで縛るのではなく、性善説に基づき可能な限りルールは作らない。 その代わり、目的やコンテキストを丁寧に説明。 経営数値の公開 / 預金残高の公開

    / 経営会議の議事録公開 / ドキュメント文化 オープンでフラット 性善説に基づく ひとりひとりの幸せを重視 情報の非対称性を最小化し、全員が健全な意思決定を行えるよう、マネジメント層はもちろん、メン バーも自発的に情報をオープン。ポジションや年齢問わず、フラットな文化を実現。 フルリモートOK / フレックスタイム制 / 日報なし / 稟議なしのチーム予算 ・個人スキルアップ予算 ・旅費交 通費 一人ひとりの内発的動機やキャリアイメージに耳を傾け、会社としてできる限りサポート。 プライベートでの幸せも尊重。 バカンス休暇 / 入社時点での有休付与 / マネージャーとの1on1 / セミナーや学会参加の推奨 POINT 1 POINT 2 POINT 3
  12. © 2023 OPTIMIND Inc. 林 孝卓 取締役COO 松下 健 COO

    マーケティング 代表取締役社長 CPO CTO コーポレート部長 代表取締役社長 インサイドセールス ビジネスコンサルタント オペレーションコンサルタント デリバリーマネージャー プロダクトマネージャー プロダクトデザイン SA_前処理 SA_計画作成 SA_計画実行 SA_配送分析 最適化 地理情報 開発基盤 コーポレート HRチーム 組織図 ビジネス/Loogia事業部 プロダクト 開発 コーポレート 事業開発室 SA_プラットフォーム
  13. © 2023 OPTIMIND Inc. COO CPO ルージアの基本プロダクト CTO お客様ごとに プロジェクトチームを組成

    詳細はP29 マーケティング インサイドセールス ビジネスコンサルタント オペレーションコンサルタント デリバリーマネージャー PjM PjM PjM ProjectA ProjectB ProjectC プロダクトマネージャー 顧客ニーズ Backlog プロダクトデザイン 開発部_エンジニア ◀プロジェクト ビジネスコンサルタント・オペレーションコンサル タント・デリバリーマネジャーが密に連動して導入 を推進 ◀顧客ニーズ デリバリマネージャーとプロダクトマネージャーが 密に連動し、顧客ニーズを反映 組織横断型プロジェクトチーム 前処理 計画作成 配送分析 計画実行
  14. © 2023 OPTIMIND Inc. 61名 (2023年12月時点、役員含む) 33.5才 平均年齢 出身企業(一部抜粋) エンジニア

    30人 ビジネス 15人 子育て中メンバー 社員数 グローバルなバックボーン 32.7% 11.4% / 4ヶ国 開発 26人 プロダクト 6人 ビジネス 17人 コーポレート 8人 役員 4人 組織構成
  15. © 2023 OPTIMIND Inc. Road network date UIの提供(ブラウザ、API) 計画や配送状況の動的な管理など 最適化APIを用いてダイナミックな状況への

    対応なども行う 車両への割当と順序を決定 配送先(ノード)と配送先間の経路(エッ ジ)からなるグラフを扱う 配送先間の経路決定(最短経路問題) 交差点(ノード)と交差点間の道路 (エッジ)からなるグラフを扱う 道路の移動速度の予測モデルを作成 作業時間や停車位置などの解析 車両の移動軌跡記録したGPSデータを扱う 最適化対象となるデータを取得 地図情報を取得 Web APP Mobile APP Web API Controller Optimization Route searching Additional road network date Road network date ルージアの構成要素 Front/Backend  最適化アルゴリズム  地理情報
  16. © 2023 OPTIMIND Inc. CTO 道路の移動速度の予測モデルを作成 作業時間や停車位置などの解析、車両のGPSデータを扱う 最短経路問題を解き、配送先間の経路とコストを決定 個社ごとのデータソースとインテグレーションし、 Loogiaへのインプットデータを 整形する

    個最適な計画の作成、管理 個配送状況の動的な管理 モバイルアプリによる計画確認、動態管理 計画と実績のデータを分析し、ダッシュボードを作成。 より最適な計画のためのフィードバック 配送計画問題を解き、車両への割当と順序を決定 各チーム共通の開発基盤構築 前処理 配送分析 計画実行 開発基盤の構築 計画作成 Loogiaの基本プロダクト チーム ルージアのプロダクトと開発チーム 経路探索Eng 地図Data GPSData SaaS/PaaS SaaS/PaaS SaaS/PaaS SaaS/PaaS 最適化Eng SA_前処理 SA_計画作成 SA_計画実行 SA_配送分析 最適化 地理情報 開発基盤 SA_PF(共通基盤) プロダクト横断した共通機能の開発 認証基盤の開発や顧客情報の管理など各プロダクトを横断 した共通機能を開発
  17. © 2023 OPTIMIND Inc. • 学術レベルでの組合せ最適化研究をもとに、現場への実用性を追求した制約条件の開発と高速化(一部、特許取得済み) • 時間帯別速度、高速道路の有無など考慮した多点間経路探索アルゴリズム開発による可走性追求 Location Tech

    • GPSなどのビックデータと地図をかけ合わせた速度予測モデルや危険度推定モデルの構築(一部、特許取得済み) • ドライバーから取得したデータから、到着時間や作業時間など解析し計画にフィードバック 複雑なアーキテクチャとインフラ、データ基盤構築 • 入力サイズによって計算負荷や応答速度への要求が大きく異なる計算リクエストの捌き • 大量の位置情報データを蓄積し、効率的に取り出せるデータ基盤構築 • 同期、非同期が複雑に絡み合う中でのバックエンドの設計 経験を必要とさせないUI/UX • 複雑に絡み合う専門性の高い上記の要素を感じさせない直感的な操作性の実装 • 「デザイン思考(ガレージ)」に基いたイノベーションを引き起こす為のプログラムとして、現場リサーチ、仮説検証を はじめとするプロダクトデザインプロセスを構築 組合せ最適化アルゴリズムと現場の架け橋 01 02 03 04 開発組織が挑む課題
  18. © 2023 OPTIMIND Inc. インサイドセールス ビジネス コンサルティング Loogiaを広くマーケット(顧客)に認知してもらうための施策検討 ・実行を担当。オプティマインドと顧客が接する入口を取り仕切 り、ビジネス拡大における要となる。

    Loogiaに関心のある顧客の業種・業態や大まかな課題感などがLoogia と適合しているかスクリーニングを行う。以降の商談プロセスの精度 ・効率性を左右するキープロセス。 顧客企業の意思決定者・購買担当者に対し、顧客課題の特定、解決 策をLoogiaを中心に提案。Loogiaの期待獲得最大化に向けソリュー ションセールスを行う。 顧客企業の現場責任者や配車担当者に対し、Loogia導入を踏まえた 新オペレーションやAPI連携など技術支援を実施。 提供価値最大化 に向けたオペレーション構築を行う。 Loogia事業部 チーム構成 マーケティング オペレーション コンサルティング
  19. © 2023 OPTIMIND Inc. パイプラインで見るチームの役割 各チームが相互連携し、顧客の課題解決ができるかどうか検証し、信頼あるサービスを提供。 リード獲得 リード育成 有望先選定 商談

    認知拡大 LPからの自然流 入、講演会やテ レアポなどを通 したリードの獲 得を行う 案件として柔ら かい/リードと して不十分な状 態にて、追加ヒ アリングやWEB 商談を行う • 顧客特性、課 題とLoogiaの マッチ度をも とに選定 • 上記選定から 優良リードと そうでない リードの見極 め IS商談をもと に顧客課題の 把握、商品紹 介を実施 LP/比較サイトな どを用いて、 ターゲットアカ ウントへの認知 拡大を目指す 提案 商品が現場に マッチするか /投資対効果 が出るか短期 間で検証後、 顧客課題に 沿った提案を 実施 導入支援 導入後に、現 場説明や利用 のサポートを 行う アップセル 利用率や商品 アップデートを 起因に、導入規 模の拡大を提案 マーケティング インサイドセールス ビジネス/オペレーションコンサルティング
  20. © 2023 OPTIMIND Inc. 完全週休2日制 (土日祝) 01 入社時に有休付与 (年間10日間 /

    1時間単位の時間有給制度あり) 忌引休暇、バカンス休暇 (使途指定なしの特別休暇を5日間付与) 交通費実費支給 (上限4万円/月) 各種社会保険完備 愛知県への引越費用の全額負担 (入社時) + 愛知県移住支援企業対象 02 03 04 05 06 基本情報
  21. © 2023 OPTIMIND Inc. リモートワークOK / フレックスタイム制 01 お誕生日祝い(お花 or

    スタバカード or 図書カード) 認定コーチによる、コーチング制度 どの役員とも、希望があればいつでも1on1 リファラル採用での食事代補助 02 03 04 05 06 07 チームビルディング予算 (四半期ごとに8,000円/人) 成長支援予算 (年間10万円)全社員対象 働き方・各種サポート