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Oracle Exadata Cloud Service バックアップ構成

Oracle Exadata Cloud Service バックアップ構成

oracle4engineer

May 25, 2021
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  1. 1. ExaCS におけるバックアップ • バックアップ手法の選択 2. UI/API (Control Plane ベース)

    のバックアップ • 自動バックアップの構成 • オンデマンド・バックアップ • 既存データベースのリストア • バックアップから新規データベースの作成 3. bkup_api を使用したバックアップ • 自動バックアップの構成 • 自動バックアップの実行状況確認 • 自動バックアップの構成変更手順 • オンデマンド・バックアップ • 既存データベースのリストア 参考情報 アジェンダ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 3 本資料の内容は、本資料作成時点のものであり、ExaCS における各種 動作や表示は予告なく変更される場合がございますことご了承ください。
  2. バックアップ手法の検討順序 • Exadata Cloud Service におけるデータベースのバックアップについては UI/API を使用した Control Plane

    ベースの RMAN バックアップ を利用することを第一に検討する。 • UI/API を用いた自動バックアップ構成が要件に合わない場合には、 設定の選択範囲に幅のある bkup_api を使用した RMANバックアップ の利用を次に検討する。 ExaCS におけるバックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 5 Object Storage ExaCS 取得先 自動バックアップ頻度 自動バックアップの保持期間 Object Storage (自動構成: お客様の直接の アクセスは不可) 週次(毎週日曜日) フル(Level 0) 日次差分増分(Level 1) 指定した期間 (7/15/30/45/60日から選択) オンデマンド・バックアップ(フル)につ いては上記期間とは別に長期保持 可能
  3. Exadata Cloud Service における 2 つのバックアップ手法: 設定可能範囲の違い (1/2) ExaCS におけるバックアップ

    Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 6 UI/API(Control Plane ベース) bkup_api (CLI ツール) 取得したバックアップの表示 UI に表示 CLI より都度表示 (UI に反映されない) バックアップの保存先 • オラクル管理の Object Storage 同一リージョン内に 自動割当て お客様は直接のアクセスは不可 • お客様管理の Object Storage お客様にて準備が必要 • ローカル (Exadata) ストレージ VM クラスタ作成時に、Exadata スト レージの構成で「ローカル・バックアップ用 にストレージを割当て」の有効が必要 自動バックアップのスケジューリング Control Plane によるスケジューリング /etc/crontab によるスケジューリング 日次の自動バックアップ時刻設定 2 時間のバックアップ・ウィンドウから選択 時刻指定 (hh:mm) 週次の自動フル・バックアップ実行日 日曜日 日〜土曜日を選択可能 自動バックアップの保持期間 7, 15, 30, 45, 60 日から選択 Object Storage: 1 〜 90 の任意の日数を指定 ローカル・ストレージ: 1 〜 14 の任意の日数を指定
  4. Exadata Cloud Service における 2 つのバックアップ手法: 設定可能範囲の違い (2/2) ExaCS におけるバックアップ

    Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 7 UI/API(Control Plane ベース) bkup_api (CLI ツール) アーカイブログのバックアップ・スケジュール /etc/crontab によるスケジューリング アーカイブログのバックアップ頻度 30 分ごと 15, 20, 30, 60, 120 分ごとなど任意に 設定可能 (30 分ごとがデフォルト) RMAN 圧縮 low none, basic, low, medium, high から 選択 (デフォルトは low) RMAN セクションサイズ 64 GB GB 単位で指定 (デフォルトは 64GB) RMAN チャネル数 ノードあたり 4 システム全体で最大 64、 ノードあたり 1 〜 32 を指定 (デフォルトはノードあたり 4) RMAN リカバリ・カタログ 利用しない 利用可能 (デフォルトは利用しない) Data Guard 構成時 スタンバイ・データベースでのバックアップ 不可 取得したバックアップから 新しいデータベースの作成 可能 不可
  5. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 9 UI/API (Control

    Plane ベース) のバックアップ 自動バックアップの構成
  6. データベース・バックアップの自動取得が設定可能 • 設定に基づき、特定の時間に日次で自動で取得される • Object Storageへのバックアップは全て暗号化される • 保持期間は、7/15/30/45/60から選択可能 • バックアップ・ジョブの開始時間帯(2時間毎)の選択が可能

    前提条件 • Object Storageへのアクセスが可能なネットワーク設定 自動データベース・バックアップ概要 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 10 取得先 頻度と種類 保持期間 補足 Object Storage 週次フル(Level 0) 日次差分増分(Level 1) 指定した期間 (7/15/30/45/60日) ・スタンバイ・データベースでは自動取得されない (プライマリ・ロールに切り替わると自動取得) OCI Documentation Exadata Cloud Service > Managing Exadata Database Backups OTN連載 : もしもみなみんがDBをクラウドで動かしてみたら 第20回 Object Storage ExaCS
  7. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 自動バックアップの構成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 11 • UI よりバックアップを行うデータベースの 詳細ページへアクセス • ユーザは別途 Object Storage の 事前準備は必要なく、自動バックアップ の設定が可能 • ただし、Object Storage の利用 量に応じた課金は発生 「自動バックアップの構成」をクリック
  8. 自動バックアップの構成 自動バックアップの構成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 12

    「自動バックアップの有効化」 をチェック バックアップの保持期間: 7、15、30、45、60 日から 選択 バックアップ・スケジューリング (UTC): Anytime もしくは 2 時間のバックアップ・ウィンド ウから選択 「変更の保存」 をクリックして完了
  9. バックアップ・リソース 自動バックアップの構成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 13

    「データベース情報」の「バックアップ」セクション に、自動バックアップの有効、最終バックアッ プ時刻、バックアップ保持期間、バックアッ プ・スケジュールの情報が表示される バックアップが作成されると「最終バックアップか らのデータベースの作成」ボタンが有効になる リソース「バックアップ」セクションに、設定直後 のバックアップ、その後の日次やオンデマンドの バックアップがリストされる
  10. Data Guard アソシエーション構成時のスタンバイ・データベース側では自動バックアップは構成不可 【参考】Data Guard アソシエーション構成時の自動バックアップ構成 Copyright © 2021, Oracle

    and/or its affiliates 14 スタンバイ側のデータベース詳細ページでは、 バックアップに関するボタン・メニューは無く、 自動バックアップは構成できない • Data Guard アソシエーション構成時 には、プライマリ・データベースでのみ 自動バックアップ構成が可能
  11. スイッチオーバーで自動バックアップ構成が引き継がれるわけではない 【参考】Data Guard アソシエーション構成時の自動バックアップ構成 Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 15 スイッチオーバーすることにより、スタンバイ・ データベースはプライマリ・データベースにロー ルが変更されるが、自動バックアップが 引き継がれて構成されるわけではない。
  12. バックアップの状況確認 • バックアップの状況例 自動バックアップの構成 Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 16 Anytime で設定されたバックアップ・スケジュールは、今回の場合 は 18:13 (UTC) あたりで毎日実行されていることがわかる 自動バックアップ構成時に、最初に実行されたバックアップ時刻 (今回は 2:34 (UTC) に最初のバックアップを開始) UI ではすべて「増分バックアップ」と表示されているが、 実際には Level 0 のフル・バックアップが自動バック アップの設定直後と日曜日に行われ、その他は Level 1 の差分増分バックアップがなされる
  13. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 17 UI/API (Control

    Plane ベース) のバックアップ オンデマンド・バックアップ
  14. 概要 任意の時点でフルバックアップを取得可能 • フル・増分バックアップで取得するよりも、リストア時間の短縮が見込める • スタンドアロン・バックアップとして長期保存が可能 (自動バックアップの保持期限の対象外) • コンソール or

    APIから実行可能 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 18 OCI Documentation Exadata Cloud Service > Managing Exadata Database Backups OTN連載 : もしもみなみんがDBをクラウドで動かしてみたら 第20回 Object Storage ExaCS
  15. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 19 • UI よりバックアップを行うデータベースの 詳細ページへアクセス • ユーザは別途 Object Storage の 事前準備は必要なく、オンデマンド・バッ クアップの実行が可能 • ただし、Object Storage の利用 量に応じた課金は発生 「バックアップの作成」をクリック
  16. バックアップの作成 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 20

    オンデマンド・バックアップの名前を入力 「バックアップの作成」 をクリックして実行
  17. データベース詳細ページでの確認 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 21

    オンデマンド・バックアップは「ユーザーに よって開始された完全バックアップ」とし て表示される
  18. スタンドアロン・バックアップからの確認 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 22

    オンデマンド・バックアップは スタンドアロン・バックアップとしてリストされる
  19. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 23 UI/API (Control

    Plane ベース) のバックアップ 既存データベースのリストア
  20. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 24 「リストア」をクリック
  21. 既存データベースのリストア 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 25

    最新にリストア: データベースを、データ損失の可能性が最 も低い最後の既知の正常な状態にリストア タイムスタンプにリストア:指定したタイムスタンプにデータ ベースをリストア SCN にリストア:指定したSCNを使用してデータベースをリ ストア 上記選択後「データベースのリストア」をクリック
  22. • データベース DBYO の PDB である PDB1 にはユーザー TESTUSER に表として

    test_table1 が存在 • ユーザー TESTUSER とそのスキーマ内のオブジェクトを削除 UI を使用したリストア簡易確認: 初期状態とユーザーの削除 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 26 SQL> show pdbs CON_ID CON_NAME OPEN MODE RESTRICTED ---------- ------------------------------ ---------- ---------- 2 PDB$SEED READ ONLY NO 3 PDB1 READ WRITE NO SQL> conn testuser/Welcome101@PDB1 Connected. SQL> select * from test_table1; COL1 COL2 ---------- ---------- 1 0522-0236 SQL> drop user testuser cascade; User dropped. SQL> select username from dba_users where username='TESTUSER'; no rows selected
  23. UI を使用したリストア簡易確認: タイムスタンプにリストア 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 27 「リストア」をクリック ユーザー削除前の時間を指定 「データベースのリストア」をクリック
  24. • ユーザー TESTUSER の存在を確認して、表の内容を確認 UI を使用したリストア簡易確認: リストアの確認 既存データベースのリストア Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 29 SQL> alter session set container=PDB1; Session altered. SQL> select username from dba_users where username='TESTUSER'; USERNAME -------------------------------------------------------------------------------- TESTUSER SQL> connect testuser/Welcome101@PDB1; Connected. SQL> select * from test_table1; COL1 COL2 ---------- ---------- 1 0522-0236 SQL>
  25. Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 30 UI/API (Control

    Plane ベース) のバックアップ バックアップから新規データベースの作成
  26. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 ①最新のバックアップから新規データベースの作成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 31 最新のバックアップからデータベースを作成する場合は 「最終バックアップからのデータベースの作成」をクリック
  27. Exadata VM クラスタ > Exadata VM クラスタの詳細 > データベース・ホームの詳細 >

    データベース詳細 ②選択したバックアップから新規データベースの作成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 32 リストア(新規データベースを作成)したいバックアップ を選択してアクション(3ドット)メニューをクリック 「データベースの作成」をクリック
  28. スタンドアロン・バックアップ ③オンデマンド・バックアップから新規データベースの作成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 33

    リストア(新規データベースを作成)したいバックアップ のアクション(3ドット)メニューをクリック 「データベースの作成」 をクリック
  29. バックアップからのデータベースの作成 バックアップから新規データベースの作成 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 34

    VMクラスタの選択: 同一リージョン内の ExaCS VM クラ スタから選択可能 データベース・ホームの構成: 「既存のデータベース・ホーム からの選択」か、または「新規のデータベース・ホームの作 成」を選択可能。ただし、バックアップと同じデータベース・ バージョン/RU からの選択になる。 データベース名:データベース名を入力 一意のデータベース名の接頭辞 (オプション): DB_UNIQUE_NAME はデータベース名とこの接頭辞を 組み合わせて構成される パスワード: SYS, SYSTEM, PDB 管理アカウントに使 用するパスワードを入力 ソース・データベースの TDE ウォレットまたは RMAN パス ワードを入力 上記入力後「データベースの作成」をクリック
  30. データベース・バックアップの自動取得が設定可能 • 設定に基づき、特定の時間に日次で自動で取得される • バックアップは暗号化される ローカル Exadata ストレージへのバックアップ: 前提条件 •

    Exadata ストレージの構成で「ローカル・バックアップ用にストレージを割当 て」の有効が必要 Object Storage へのバックアップ: 前提条件 • Object Storageへのアクセスが可能なネットワーク設定 • 利用する Object Storage バケット作成済み • Object Storage へのアクセス権のあるユーザを利用 bkup_api を使用したデータベース・バックアップ概要 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 37 OCI Documentation Exadata Cloud Service > Managing Exadata Database Backups by Using bkup_api 取得先 保持期間 頻度と種類 補足 ローカル (Exadata)・ストレージ 1 から 14 日で指定 週次フル(Level 0) 日次差分増分(Level 1) ・スタンバイ・データベースでは自動取得されない (プライマリ・ロールに切り替わると自動取得) Object Storage 1 から 90 日で指定 Object Storage ExaCS ローカル Exadata Storage
  31. ① Object Storage の準備例 (1/3) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates 38 • メニューから「ストレージ」を選択、「オブジェクト・ストレージ」の「バケット」を選択
  32. ① Object Storage の準備例 (2/3) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates 39 「バケットの作成」をクリック 「バケット名」を入力 「作成」をクリック
  33. ② 認証トークンの準備例 (2/2) • ユーザーから、Object Storage へのバックアップに利用するユーザーを選択 bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright

    © 2021, Oracle and/or its affiliates 42 「トークンの生成」をクリック 「説明」を記入して「トークンの生成」をクリック トークンを記録して「閉じる」をクリックして完了
  34. ③ バックアップ構成ファイルの作成例 • VM クラスタノードへアクセスし、バックアップ構成ファイル (以下の例では bkup_yodb.cfg ファイル) を作成 •

    バックアップ構成ファイルで設定可能なパラメータがすべて記載されているテンプレート /var/opt/oracle/bkup/cfg/cfg.tmpl をコピーしてバックアップ構成ファイルを準備してもよい bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 43 # cd /var/opt/oracle/ocde/assistants/bkup # vi bkup_yodb.cfg # cat bkup_yodb.cfg bkup_oss=yes bkup_oss_url=https://swiftobjectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/v1/xxxxx/bucket-yodb [email protected] bkup_oss_passwd=_G>4W9IY76xqX3XwR}s# bkup_oss_recovery_window=15 bkup_daily_time=06:45 # chmod 600 bkup_yodb.cfg # ls –l bkup_yodb.cfg -rw------- 1 root root 262 May 19 01:06 bkup_yodb.cfg Object Storage への バックアップを有効化 バックアップ先の Object Storage の URL バックアップ先の Object Storage へのアクセス・ ユーザー名 認証トークン Object Storage への バックアップの保持期間 毎日の自動バックアップ 実行時刻 ※ ローカル・ストレージへの自動バックアップ構成時には下記パラメータを記載 bkup_disk=yes bkup_disk_recovery_window=XX (1 から 14 の間の数字を設定)
  35. ④ 自動バックアップの構成例 • バックアップするデータベース (以下の例では yodb) に対して、作成したバックアップ構成ファイルから自動バックアップ を構成 • 構成完了後、バックアップ構成ファイルからは

    bkup_oss_passwd エントリは自動削除される。 bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 44 # pwd /var/opt/oracle/ocde/assistants/bkup # ./bkup –cfg bkup_yodb.cfg –dbname=yodb Starting BKUP Logfile is /var/opt/oracle/log/yodb/bkup/bkup_2021-05-19_01:09:22.40836364884.log Config file is bkup_yodb.cfg dbname: yodb ... ... ... The DBaaS instance database id is: 74358292 Deleting unencrypted autobackups. #### Completed Execution.
  36. ⑤ 自動バックアップ構成の確認例 (1/6) • /etc/crontab にバックアップ実行のエントリを確認 • bkup_api bkup_start エントリが日次のバックアップの実行

    • bkup_api bkup_archlogs エントリはデータベース作成完了時点で存在するが、 自動バックアップの構成に伴い改めて更新されてエントリされる bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 45 # cat /etc/crontab ... ... 45 06 * * * oracle /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start --cron --dbname=yodb 0,30 * * * * oracle /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_archlogs --cron --dbname=yodb
  37. ⑤自動バックアップ構成の確認例 (2/6) • 自動バックアップが構成されたデータベースに対して bkup_api から構成ファイルを出力 • 出力された構成ファイルを確認 bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順

    Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 46 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api get config --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : get_config -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_70db9b78_20210519012315.903898.log File /var/opt/oracle/bkup_api/tmpl/bkup-yodb-210519-012317.cfg created # cat /var/opt/oracle/bkup_api/tmpl/bkup-yodb-210519-012317.cfg #### #### This is the Backup config for the DB : yodb #### Please refer to <link> for more details about each parameter #### ... ... ... 次頁に続く
  38. ⑤自動バックアップ構成の確認例(3/6) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates

    47 #### Instance Level Parameters #### # Enable automatic backup. Can be set to yes or no bkup_cron_entry=yes # Enable automatic cleanup of archive logs when backups are not # configured using tooling. Can be set to yes or no bkup_archlog_cron_entry=yes #Enable backup of config files. Can be set to yes or no bkup_cfg_files=yes # Time of the daily incremental backup. The format must be hh:mm bkup_daily_time=06:45 # Archive log frequency in minutes. Valid values are 15,20,30,60,120.... bkup_archlog_frequency=30 ... ... ... 次頁に続く bkup_api による自動バックアップ構成 ツールによりバックアップが構成されない場合、 アーカイブログを自動的にクリーンアップする システムおよびデータベース構成ファイルのバックアップを有効にする アーカイブ・データベース・ログ・ファイルの自動バックアップの間隔を設定 (デフォルトは 30 分) 毎日の自動バックアップ実行時刻の設定 ※青字のパラメータは③バックアップ構成ファイルの作成例で設定していたパラメータ
  39. ⑤自動バックアップ構成の確認例(4/6) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates

    48 #### This section is applicable for configuring backups to OSS #### # Enable backup to oss container. Can be set to yes or no bkup_oss=yes ## Below parameters are required if backups to OSS are configured # Recovery window of oss. Must be between 1 and 90 bkup_oss_recovery_window=15 # OSS url. Example: https://storage.oraclecorp.com/v1/Storage-test/test bkup_oss_url=https://swiftobjectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/v1/xxxxx/bucket-yodb # OSS username [email protected] # OSS password #bkup_oss_passwd= #Default day on which level0 backups are taken for OSS bkup_oss_l0_day=Sun ... ... ... 次頁に続く Object Storage へのバックアップを有効化 週次の Level 0 のフルバックアップを実施する曜日 (デフォルトは日曜日) Object Storage へのバックアップの保持期間 Object Storage のロケーション 上記 Object Storage への書込み権限を持つユーザ名 ※青字のパラメータは③バックアップ構成ファイルの作成例で設定していたパラメータ
  40. ⑤自動バックアップ構成の確認例(5/6) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates

    49 #####RMAN custom configuration such as compression, section size ######### #compression, valid values are none,basic,low,medium,high bkup_rman_compression=low #If custom section size is preferred, set the following two values. #bkup_set_section_size to yes and a valid bkup_section_size. bkup_set_section_size= #section size value in G, example 20G bkup_section_size= #parallelism, number of channels per node to be used by RMAN #set value to default for using recommended values based on service, operation bkup_channels_node=default ... ... ... 次頁に続く 自動バックアップに適用する圧縮レベル RMAN セクション・サイズ (デフォルト 64GB) を 変更したい場合は yes をセットする 変更したいRMAN セクション・サイズを設定 自動バックアップに使用されるノードあたりの RMAN チャネル数を設定: 「default」 の場合はサービスに基づく推奨値が設定される (Quarter Rack の場合は合計の RMAN チャネル数は 8 (ノードあたり 4))
  41. ⑤自動バックアップ構成の確認例 (6/6) bkup_api を使用した自動バックアップの構成手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 50 #### This section is applicable when using a rman catalog #### # Enables RMAN catalog. Can be set to yes or no. bkup_use_rcat=no ## Below parameters are required if rman catalog is enabled # RMAN catalog user bkup_rcat_user= # RMAN catalog password #bkup_rcat_passwd= # RMAN catalog conn string bkup_rcat_conn= 既存の RMAN リカバリ・カタログはデフォルトは使用しない設定で、 使用する場合は yes に変更する必要がある RMAN リカバリ・カタログを使用する場合には、そのリカバリ・カタログ・ユーザー名 RMAN リカバリ・カタログを使用する場合には、そのリカバリ・カタログ・ユーザーのパスワード RMAN リカバリ・カタログを使用する場合には、そのリカバリ・カタログの接続文字列
  42. 【参考】bkup_api get_config_info で見る自動バックアップの構成内容 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates

    51 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api get_config_info --all --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : get_config_info -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_eca10839_20210519012846.332955.log { "bkup_cfg_db_spec": "dbcfg.spec", "bkup_cfg_files": "yes", "bkup_cfg_os_spec": "oscfg.spec", "bkup_cfg_recovery_window": ”15", "bkup_cron_entry": ”yes", "bkup_daily_time": ”06:45", ... "bkup_oss": "yes", "bkup_oss_recovery_window": ”15", "bkup_oss_url": "https://swiftobjectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/v1/xxxxx/bucket-yodb", "bkup_oss_user": ”[email protected]", "bkup_rman_retention": "16", "bkup_script_loc": "/var/opt/oracle/dbaas_acfs/yodb/bkup", "bkup_type": "oss", ... "fra_loc": "/var/opt/oracle/dbaas_acfs", "opc_oss_url": "https://swiftobjectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/v1/xxxxx", "oss_base": "bucket-yodb", "oss_url": "https://swiftobjectstorage.ap-tokyo-1.oraclecloud.com/v1/xxxxx/bucket-yodb", "oss_user": ”[email protected]" } • bkup_api get_config_info 出力例 (一部関連のないパラメータの出力結果は省略しています)
  43. /var/opt/oracle/dbaas_acfs/<DB名>/bkup/dbcfg.spec • bkup_cfg_files=yes が設定されている場合、各バックアップには、dbcfg.spec ファイルで指定されている データベース構成ファイルとディレクトリが含まれる。以下は dbcfg.spec ファイル例。 【参考】 バックアップに含まれるデータベース構成ファイルとディレクトリ

    Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 53 ### Oracle_Home configuration files. # # Doc Spec dbcfg.spec # DB id dbid # # Directories /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/admin/yodb_nrt1sx/xdb_wallet /u02/app/oracle/admin/yodb_nrt1sx/xdb_wallet /var/opt/oracle/dbaas_acfs/yodb/db_wallet # Note: tde_wallet must be backed up in a different location than DATA bkup. /var/opt/oracle/dbaas_acfs/yodb/wallet_root/tde /u02/app/oracle/admin/yodb/cat_wallet #/u01/app/oraInventory # # Single files /var/opt/oracle/dbaas_acfs/yodb/opc/opcyodb.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/dbs/opcyodb.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/dbs/orapwyodb1 /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/network/admin/listener.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/network/admin/sqlnet.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/network/admin/yodb/sqlnet.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/network/admin/tnsnames.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/network/admin/yodb/tnsnames.ora /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/rdbms/lib/env_rdbms.mk /u02/app/oracle/product/19.0.0.0/dbhome_5/rdbms/lib/ins_rdbms.mk # # Creg /var/opt/oracle/creg/yodb.ini
  44. バックアップの実行状況確認例 • bkup_api list によるバックアップの状況確認例 bkup_api を使用した自動バックアップの実行状況 Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates 55 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api list --dbname=yodb BaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : list -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_951e7308_20210520095541.683995.log -> Listing all backups Backup Tag Completion Date (UTC) Type keep ---------------------- ----------------------- ----------- -------- TAG20210519T064701 05/18/2021 21:47:01 full False TAG20210520T064747 05/19/2021 21:47:47 incremental False TAG20210521T064745 05/20/2021 21:47:45 incremental False TAG20210522T064704 05/21/2021 21:47:04 full False TAG20210523T064744 05/22/2021 21:47:44 incremental False TAG20210524T064742 05/23/2021 21:47:42 incremental False 自動バックアップ構成後最初のバックアップ は Level 0 のフルバックアップが実行 その後の毎日は Level 1 の増分バック アップが実行 週次で Level 0 のフルバックアップ(この例 では毎週土曜日に設定)が実行
  45. 【参考】自動バックアップ構成時のフル (Level 0) バックアップ フルバックアップ後の bkup_api bkup_status の結果例 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 56 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_status --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : bkup_status -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_9ee631c4_20210520042605.802442.log Warning: unable to get current configuration of: type * Current backup settings: * Last registered Bkup: 05-18 21:45 UTC API::170547:: Starting dbaas backup process * Bkup state: finished ************************************************** * API History: API steps API:: NEW PROCESS 170547 API:: Starting dbaas backup process API:: Your new dbaas backup tag is TAG20210519T064701 API:: BKUP COMPLETE YOUR BKUP TAG TAG20210519T064701 ************************************************* * Backup steps -> 2021-05-19 06:45:26.941473 - API:: invoked with args : -dbname=yodb -uuid=4cd731c4b82211ebb7830010906c2cfd -level0 -> 2021-05-19 06:45:29.310825 - API:: Oracle database state is up and running -> 2021-05-19 06:46:01.820405 - API:: DB instance: yodb -> 2021-05-19 06:46:01.826722 - API:: Validating the TDE wallet ...... -> 2021-05-19 06:46:04.801892 - API:: TDE check successful. -> 2021-05-19 06:46:04.801951 - API:: Performing Full Backup to Cloud Storage -> 2021-05-19 06:46:05.887616 - API:: Executing rman instructions -> 2021-05-19 06:47:06.324937 - API:: ....... OK -> 2021-05-19 06:47:06.324968 - API:: Full Backup to Cloud Storage is Completed -> 2021-05-19 06:47:46.336779 - API:: VALIDATING DATABASE BACKUPS: -> 2021-05-19 06:47:46.336847 - API:: Starting backup of config files -> 2021-05-19 06:47:46.882868 - API:: Determining the oracle database id -> 2021-05-19 06:47:46.906943 - API:: DBID: 74358292 -> 2021-05-19 06:47:46.922273 - API:: Creating directories to store config files -> 2021-05-19 06:47:46.986477 - API:: Enabling RAC exclusions for config files. -> 2021-05-19 06:47:47.826656 - API:: Compressing config files into tar files -> 2021-05-19 06:47:47.871410 - API:: Skipping configuration files backup from legacy code. -> 2021-05-19 06:47:47.920260 - API:: Uploading config files to cloud storage -> 2021-05-19 06:47:51.957753 - API:: Removing temporary location /var/opt/oracle/log/yodb/obkup/4cd731c4b82211ebb7830010906c2cfd. -> 2021-05-19 06:47:54.354760 - API:: Config files backup ended successfully -> 2021-05-19 06:48:11.728730 - API:: All requested tasks are completed * * RETURN CODE:0 ################################################## bkup_api にて Level 0 のフルバックアップが 実行されていることが確認できる
  46. 【参考】自動バックアップ構成時の差分増分 (Level 1) バックアップ 差分増分バックアップ後の bkup_api bkup_status の結果例 Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 57 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_status --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : bkup_status -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_86516d8e_20210520095635.679983.log Warning: unable to get current configuration of: type * Current backup settings: * Last registered Bkup: 05-19 21:45 UTC API::254384:: Starting dbaas backup process * Bkup state: finished ************************************************** * API History: API steps API:: NEW PROCESS 254384 API:: Starting dbaas backup process API:: Your new dbaas backup tag is TAG20210520T064747 API:: BKUP COMPLETE YOUR BKUP TAG TAG20210520T064747 ************************************************* * Backup steps -> 2021-05-20 06:45:28.336736 - API:: invoked with args : -dbname=yodb -uuid=77c435cab8eb11eba1670010906c2cfd -level1 -> 2021-05-20 06:45:30.714696 - API:: Oracle database state is up and running -> 2021-05-20 06:46:03.365062 - API:: DB instance: yodb -> 2021-05-20 06:46:03.371723 - API:: Validating the backup repository ...... -> 2021-05-20 06:46:44.001039 - API:: Missing backups for restore, check log /var/opt/oracle/log/yodb/obkup/obkup_2021-05-20_06:45:28.213583254795.log. -> 2021-05-20 06:46:44.001076 - API:: Level0 backup should be initiated. -> 2021-05-20 06:46:44.001104 - API:: Validating the TDE wallet ...... -> 2021-05-20 06:46:47.392748 - API:: TDE check successful. -> 2021-05-20 06:46:47.392790 - API:: Performing Full Backup to Cloud Storage -> 2021-05-20 06:46:48.564425 - API:: Executing rman instructions -> 2021-05-20 06:47:53.392407 - API:: ....... OK -> 2021-05-20 06:47:53.392447 - API:: Full Backup to Cloud Storage is Completed -> 2021-05-20 06:48:34.477906 - API:: VALIDATING DATABASE BACKUPS: -> 2021-05-20 06:48:34.477975 - API:: Starting backup of config files -> 2021-05-20 06:48:34.871222 - API:: Determining the oracle database id -> 2021-05-20 06:48:34.878765 - API:: DBID: 74358292 -> 2021-05-20 06:48:34.884460 - API:: Creating directories to store config files -> 2021-05-20 06:48:34.917393 - API:: Enabling RAC exclusions for config files. -> 2021-05-20 06:48:35.697714 - API:: Compressing config files into tar files -> 2021-05-20 06:48:35.867051 - API:: Skipping configuration files backup from legacy code. -> 2021-05-20 06:48:35.914503 - API:: Uploading config files to cloud storage -> 2021-05-20 06:48:40.124033 - API:: Removing temporary location /var/opt/oracle/log/yodb/obkup/77c435cab8eb11eba1670010906c2cfd. -> 2021-05-20 06:48:42.062196 - API:: Config files backup ended successfully -> 2021-05-20 06:49:01.982676 - API:: All requested tasks are completed * * RETURN CODE:0 ################################################## bkup_api にて Level 1 の増分バックアップ が実行されていることが確認できる
  47. 【参考】自動バックアップのジョブ bkup_api list_jobs の結果例 Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 58 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api list_jobs --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : list_jobs -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_d335a7e2_20210520103939.640642.log UUID | DATE | STATUS | TAG | ACTION 2b5b243ab78a11eb8c470010906c2cfd | 2021-05-18 03:36:11 | success | None | archivelog-backup 5c0de992b78e11eb89c20010906c2cfd | 2021-05-18 04:06:11 | success | None | archivelog-backup ... c0c90992b7ee11ebbdc80010906c2cfd | 2021-05-18 15:36:11 | success | None | archivelog-backup f14da89eb7f211eb8e510010906c2cfd | 2021-05-18 16:06:10 | success | None | archivelog-backup 4c0cba7eb7f611ebbd0c0010906c2cfd | 2021-05-18 16:30:12 | success | TAG20210519T013113 | archivelog-backup 7ce3549cb7fa11eba6460010906c2cfd | 2021-05-18 17:00:11 | success | TAG20210519T020112 | archivelog-backup adc6c0d6b7fe11eba6fb0010906c2cfd | 2021-05-18 17:30:11 | success | TAG20210519T023107 | archivelog-backup ... 34b9b4bab82011ebb6460010906c2cfd | 2021-05-18 21:30:11 | success | TAG20210519T063104 | archivelog-backup 4cd731c4b82211ebb7830010906c2cfd | 2021-05-18 21:45:22 | success | TAG20210519T064701 | create-backup-full 66817d94b82411ebbf680010906c2cfd | 2021-05-18 22:00:29 | success | TAG20210519T070145 | archivelog-backup 96be9394b82811ebaed40010906c2cfd | 2021-05-18 22:30:11 | success | TAG20210519T073109 | archivelog-backup c7681e12b82c11eb8c5e0010906c2cfd | 2021-05-18 23:00:11 | success | TAG20210519T080110 | archivelog-backup ... 2dfbe948b8e511eb9e7a0010906c2cfd | 2021-05-19 21:00:11 | success | TAG20210520T060109 | archivelog-backup 5f3f778cb8e911eb98ec0010906c2cfd | 2021-05-19 21:30:11 | success | TAG20210520T063108 | archivelog-backup 77c435cab8eb11eba1670010906c2cfd | 2021-05-19 21:45:23 | success | TAG20210520T064747 | create-backup-incremental 900a3ba0b8ed11eb83480010906c2cfd | 2021-05-19 22:00:31 | success | TAG20210520T070152 | archivelog-backup c0ddfd1cb8f111ebbeaf0010906c2cfd | 2021-05-19 22:30:11 | success | TAG20210520T073103 | archivelog-backup 自動バックアップ構成前 (TAG はNone と表 示、アーカイブログのクリーンアップ・ジョブが 30 分ごとに実施されている 自動バックアップ構成後 (TAG が表示、アーカイブログのバックアッ プが 30 分ごとに実施される) 自動バックアップ構成後 (最初の 日次バックアップのためフルバック アップが実施される) 自動バックアップ構成後 (日次の 増分バックアップが実施される)
  48. バックアップの実行状況確認例 - Object Storage (1/2) Object Storage には、下記 3 つのディレクトリが作成

    されバックアップ・データが保持される • file_chunk/<DBID>/backuppiece/ <YYYY-MM-DD> ディレクトリ • sbt_catalog ディレクトリ • ホスト名-<DBID>- ディレクトリ (次ページに記載) bkup_api を使用した自動バックアップの実行状況 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 59
  49. バックアップの実行状況確認例 - Object Storage (2/2) ホスト名-<DBID>- ディレクトリ ohcfgfiles_YYYYMMDD_HHMM.tar.gz • dbcfg.spec

    で指定したデータベース構成 ファイル群のバックアップ oscfgfiles_YYYYMMDD_HHMM.tar.gz • oscfg.spec ファイルで指定したシステム 構成ファイルのバックアップ bkup_api を使用した自動バックアップの実行状況 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 60
  50. バックアップ構成ファイルの編集 • 自動バックアップ構成されたデータベースに対して bkup_api から構成ファイルを出力 • 出力された構成ファイルを編集 • 編集した構成ファイルを使用して自動バックアップ構成を更新 •

    自動バックアップ構成の更新状況は bkup_api config_status で確認 bkup_api を使用した自動バックアップの構成変更手順 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 62 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api get config ¥ --file=/var/opt/oracle/bkup_api/cfg/bkup_yodb2.cfg --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : get_config -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_fcf3ea4c_20210520111450.486175.log File /var/opt/oracle/bkup_api/cfg/bkup_yodb2.cfg created # vi /var/opt/oracle/bkup_api/cfg/bkup_yodb2.cfg # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api set config ¥ --file=/var/opt/oracle/bkup_api/cfg/bkup_yodb2.cfg --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api configure_status –dbname=yodb
  51. 自動バックアップと同様の形式でのバックアップ取得 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 64

    # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : bkup_start -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_8c8e027e_20210520121812.885300.log UUID 034a494eb91a11eb87e50010906c2cfd for this backup ** process started with PID: 288507 ** see log file for monitor progress ------------------------------------- • バックアップの状況は bkup_api bkup_status で確認する • この場合は Level 1 に増分バックアップが実施 (下記は bkup_status の表示からの抜粋) • bkup_api list にオンデマンド・バックアップもリストされる * Backup steps -> 2021-05-20 12:18:39.794624 - API:: invoked with args : -dbname=yodb -uuid=034a494eb91a11eb87e50010906c2cfd -level1 Backup Tag Completion Date (UTC) Type keep ---------------------- ----------------------- ----------- -------- TAG20210519T064701 05/18/2021 21:47:01 full False TAG20210520T064747 05/19/2021 21:47:47 incremental False TAG20210520T122050 05/20/2021 03:20:50 incremental False
  52. フルバックアップの長期保存 オンデマンド・バックアップ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 65

    # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api bkup_start --keep --level0 --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : bkup_start -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_f823ae2a_20210520131431.322721.log UUID e0f8424eb92111eb869b0010906c2cfd for this backup ** process started with PID: 92518 ** see log file for monitor progress ------------------------------------- • バックアップの状況は bkup_api bkup_status で確認する (下記は抜粋) • bkup_api list --keep または --all で長期保存バックアップのリストを表示する (下記は抜粋) • --keep で、長期保存できるバックアップを取得可能 • --level0 で、Level 0 のフルバックアップを取得可能 * Backup steps -> 2021-05-20 13:14:57.709401 - API:: invoked with args : -keep -tag=JAAS -dbname=yodb - uuid=e0f8424eb92111eb869b0010906c2cfd -level0 Backup Tag Completion Date (UTC) Type keep ---------------------- ----------------------- ----------- -------- JAAS20210520T131506 05/20/2021 04:15:06 keep-forever True
  53. • 最新のバックアップからリストア • SCN を指定してリストア • タグを指定してリストア • 長期保存したフルバックアップのタグを指定してリストア •

    時刻(UTC)を指定してリストア • 時刻(環境に設定されたタイムゾーン)を指定してリストア bkup_api を使用したリストア実行コマンド一覧 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 67 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start --latest --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start --scn 50100 --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start –b TAG2014 --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start –b JAAS2014 --keep --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start –t ‘31-JAN-2014 14:50:07’ --dbname=yodb # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start –t ‘31-JAN-2014 14:50:07’ –noutc --dbname=yodb
  54. bkup_api を使用したリストア簡易確認: 初期状態 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or its

    affiliates 68 SQL> show pdbs CON_ID CON_NAME OPEN MODE RESTRICTED ---------- ------------------------------ ---------- ---------- 2 PDB$SEED READ ONLY NO 3 PDB1 READ WRITE NO 4 PDB1C READ ONLY NO 5 PDB1CS11 READ WRITE NO 6 PDB1CS1 READ ONLY NO SQL> alter session set container=PDB1; Session altered. SQL> select username from dba_users where username='TESTUSER'; USERNAME -------------------------------------------------------------------------------- TESTUSER SQL> connect TESTUSER/Welcome101@PDB1; Connected. SQL> select * from test_table1 order by 1; COL1 COL2 ---------- ---------- 1 AAA 2 0522-0220 3 0523-0450 • データベース yodb の PDB である PDB1 にはユーザー TESTUSER に表として test_table1 が存在
  55. bkup_api を使用したリストア簡易確認: ユーザーの削除 • ユーザー TESTUSER とスキーマ内のオブジェクトを削除 既存データベースのリストア Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 69 SQL> drop user testuser cascade; User dropped. SQL> select username from dba_users where username='TESTUSER'; no rows selected
  56. bkup_api を使用したリストア簡易確認: TAG を指定してリストア 既存データベースのリストア Copyright © 2021, Oracle and/or

    its affiliates 70 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api list --all --dbname=yodb; DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : list -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_7212ec5d_20210523202817.234452.log -> Listing all backups Backup Tag Completion Date (UTC) Type keep ---------------------- ----------------------- ----------- -------- TAG20210519T064701 05/18/2021 21:47:01 full False TAG20210520T064747 05/19/2021 21:47:47 incremental False TAG20210520T122050 05/20/2021 03:20:50 incremental False JAAS20210520T131506 05/20/2021 04:15:06 keep-forever True TAG20210521T064745 05/20/2021 21:47:45 incremental False TAG20210522T064704 05/21/2021 21:47:04 full False TAG20210523T064744 05/22/2021 21:47:44 incremental False # var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_start -b TAG20210523T064744 --dbname=yodb; DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : recover_start -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_08795174_20210523180749.006720.log UUID 59400bf2bba611eba40a0010906c2cfd for this recovery ** process started with PID: 356118 ** see log file for monitor progress ------------------------------------- ここでは、この時点でのバックアップ からリストアすることにする。 リストアの実行
  57. 【参考】リストアの実行 TAG を指定したリストア後の bkup_api recover_status の結果例 (1/2) Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates 71 # /var/opt/oracle/bkup_api/bkup_api recover_status --dbname=yodb DBaaS Backup API V1.5 @2021 Multi-Oracle home -> Action : recover_status -> logfile: /var/opt/oracle/log/yodb/bkup_api_log/bkup_api_3e5f0ff0_20210523194241.076575.log Warning: unable to get current configuration of: type * Current backup settings: * Last registered Recovery: 2021-05-23 09:08:11 UTC API::356118:: Starting dbaas recovery process * Recovery state: finished * Progress PCT: 100.0 ************************************************** * API History: API steps API:: NEW PROCESS 356118 API:: Starting dbaas recovery process API:: Recovery using: TAG20210523T064744 ************************************************* * Backup steps -> 2021-05-23 18:08:18.599268 - API:: Logfile is /var/opt/oracle/log/yodb/orec/orec_2021-05-23_18:08:11.784556356130.log -> 2021-05-23 18:08:19.732676 - API:: RUNNING IN NON DATAGUARD ENVIRONMENT -> 2021-05-23 18:08:19.734479 - API:: Data mode only -> 2021-05-23 18:08:19.734781 - API:: Stopping GRID DB -> 2021-05-23 18:08:57.961094 - API:: State GRID DB -> 2021-05-23 18:08:58.446900 - API:: Executing SHUTDOWN ABORT...2021-05-23 18:08:58.451394 - Output from sql shutdown abort is: -> 2021-05-23 18:09:05.740530 - WARN: Tag validation will be performed when the DB instance at MOUNT stage.2021-05-23 18:09:05.740754 - API:: Catalog mode: 2021-05-23 18:09:05.741527 - Disabled -> 2021-05-23 18:09:10.555838 - API:: Checking prerequirements before recovery process. -> ORA-01034: ORACLE not available2021-05-23 18:09:12.045816 - API:: DB Status : 0 -> 2021-05-23 18:09:22.882149 - API:: Checking for PFILE in file system... -> 2021-05-23 18:09:22.901215 - API:: PFILE is missing in file system and will be recovered. -> 2021-05-23 18:09:25.093128 - API:: PFILE recovered to file system. -> 2021-05-23 18:09:25.093269 - API:: PFILE is present in file system. -> 2021-05-23 18:09:25.421744 - API:: Changing instance to MOUNT stage. -> 2021-05-23 18:09:25.422018 - API:: Shutting down the database...2021-05-23 18:09:25.427312 - DEBUG: SQL Executing set hea off set pagesize 5000 set linesize 400 set newpage none set feedback off prompt =START= shutdown abort; quit 次頁に続く
  58. 【参考】リストアの実行 TAG を指定したリストア後の bkup_api recover_status の結果例 (2/2) Copyright © 2021,

    Oracle and/or its affiliates 72 -> 2021-05-23 18:09:35.644836 - API:: (RMAN) Startup mount...2021-05-23 18:09:56.585236 - -> 2021-05-23 18:09:57.001787 - API:: Checking for PDBs directories. -> 2021-05-23 18:09:58.394404 - API:: Testing RMAN connection. -> 2021-05-23 18:10:12.553647 - API:: bkup_standby_enabled = no -> 2021-05-23 18:10:16.164310 - API:: Verifying backups dates .. -> 2021-05-23 18:10:43.137398 - API:: Performing PITR using SCN number 4203296 ...2021-05-23 18:10:43.137579 - API:: Checking if PITR is across incarnations ... -> 2021-05-23 18:10:43.137692 - API:: Determining current incarnation ... -> 2021-05-23 18:10:43.523343 - API:: Determining target incarnation for SCN: 4203296 ... -> API:: PITR is within current incarnation 2 -> 2021-05-23 18:10:43.902023 - API:: Starting all instances in mount mode -> 2021-05-23 18:10:43.902134 - API:: Shutting down the database...2021-05-23 18:10:43.908183 - DEBUG: SQL Executing set hea off set pagesize 5000 set linesize 400 set newpage none set feedback off prompt =START= shutdown abort; quit -> 2021-05-23 18:11:18.071606 - API:: State database verbose -> 2021-05-23 18:14:39.863937 - API:: Stopping GRID DB -> 2021-05-23 18:15:24.399770 - API:: State GRID DB -> 2021-05-23 18:15:24.882196 - API:: Starting GRID DB -> 2021-05-23 18:16:13.155815 - API:: State GRID DB -> 2021-05-23 18:16:15.347270 - API:: Recovery to SCN completed. -> Oracle Error Codes found: 2021-05-23 18:09:05.739637 - ORA-27101: shared memory realm does not exist 2021-05-23 18:09:05.739562 - ORA-01034: ORACLE not available ORA-01034: ORACLE not available2021-05-23 18:09:05.738283 - INFO : Checking for RMAN connection errors. ORA-01034: ORACLE not available2021-05-23 18:09:12.045816 - OREC:: DB Status : 0 ORA-01034: ORACLE not available * RETURN CODE:0 ##################################################
  59. • ユーザー TESTUSER の存在を確認して、表の内容を確認 bkup_api を使用したリストア簡易確認: リストアの確認 既存データベースのリストア Copyright ©

    2021, Oracle and/or its affiliates 73 SQL> show pdbs CON_ID CON_NAME OPEN MODE RESTRICTED ---------- ------------------------------ ---------- ---------- 2 PDB$SEED READ ONLY NO 3 PDB1 READ WRITE NO 4 PDB1C MOUNTED 5 PDB1CS11 MOUNTED 6 PDB1CS1 MOUNTED SQL> alter session set container=PDB1; Session altered. SQL> select username from dba_users where username='TESTUSER'; USERNAME -------------------------------------------------------------------------------- TESTUSER SQL> connect testuser/Welcome101@PDB1; Connected. SQL> select * from test_table1 order by 1; COL1 COL2 ---------- ---------- 1 AAA 2 0522-0220 3 0523-0450
  60. マニュアル • Exadata データベースのバックアップの管理 (UI/API (Control Plane ベース) のバックアップ) https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Database/Tasks/exabackingup.htm

    (日本語版) https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Database/Tasks/exabackingup.htm (英語版) • bkup_api を使用した Exadata データベースのバックアップの管理 https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Database/Tasks/exabackingupBKUPAPI.htm (日本語版) https://docs.oracle.com/en-us/iaas/Content/Database/Tasks/exabackingupBKUPAPI.htm (英語版) ホワイトペーパー • Oracle Cloud Infrastructure Exadata Backup & Restore Best Practices using Cloud Object Storage https://www.oracle.com/technetwork/jp/database/availability/oci-exa-br-bp-objectstore-5573845-ja.pdf (日本語版) https://www.oracle.com/technetwork/database/availability/oci-exa-br-bp-objectstore-5573845.pdf (英語版) 参考情報 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates 74