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Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る

Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る

2025年10月6日(月)に開催された、神戸市とデザイン会社コンセントによる共催オンラインイベント「Play Lens!『遊びのレンズ』を通して公園の可能性を探る」の発表資料です。
身近で小さな公共空間である「街区公園」。この馴染み深い場所を「遊び」の視点で見直すと、子どもにとっての冒険、高齢者にとっての健康づくり、地域にとっての防災拠点など、さまざまな可能性が見えてきます。
本資料では、神戸市とコンセントが共同で進める課題解決プロジェクト「So-i(そうい)」における公園管理の取り組みをご紹介。行政職員やデザイナーの視点から、ソーシャルビジネスやシビックテックを活用した「ボランティア活動だけに頼らないこれからの公共空間の可能性」を探ります。

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Nayuta Oyamada

October 06, 2025

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Transcript

  1. 「遊びのレンズ」を通して 公園の可能性を探る 2025年10⽉06⽇ Photo by Daniel Gregor on Unsplash Play

    Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 1
  2. ご参加にあたって マイク(⾳声) l イベント中は「ミュート」にしてください l ご発⾔の際は「⼿を挙げるボタン」をお使いください カメラ(映像) l 顔出しは任意です ※ネットワークが不安定な場合はオフにしてください

    チャット l 他参加者へのDMはお控えください ※全体宛のチャットは⾃由にお使いください 録画について l 主催者側で記録のため録画しています ※ご参加者での録画はご遠慮ください トラブル対応 l ⾳が聞こえない場合、再接続 or オーディオ設定を確認してください l 不具合が続く場合はチャットでお知らせください Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 2
  3. 登壇者(1/2) 五⼗⾳順・敬称略 小山田 那由他 砂川洋輝 原 裕佳子 株式会社コンセント Code for

    Japan 株式会社コンセント 企業・行政組織のサービス開発・改 善支援、デザイン組織化支援に従 事。武蔵野美術大学ソーシャルクリ エイティブ研究所客員研究員。HCDNet認定 人間中心設計専門家。公共 分野でのサービスデザインアプロー チを研究・実践するコンセント 「PUBLIC DESIGN LAB.」責任編 集。著書に『これからのデザイン思 考』(MdN、2021年)がある。 国内家電メーカーで半導体設計や電 気回路設計に従事したのち退職。 2015年よりフィンランドAalto大学に 留学し、サービスデザインを学ぶ。 2017年に帰国後、神戸市役所で3年間 のICT業務改革専門官として働き方改 革の推進に従事。現在、一般社団法 人Code for Japanで行政DXやまちづ くりDXに取り組む。神戸大学 V.Schoolの客員准教授も務める。 インハウスデザイン組織でのデザイ ン業務経験を経て、コンセントに入 社。大学にて産学連携による教育プ ログラム開発にも従事する。現在は 企業・行政を対象に、研修やデザイ ン組織支援に取り組む。遊びについ ての研究に『創造社会に向けた「遊 力」の提案:遊力研究①共同研究を 通じて見出した「遊力」の概念とそ の意義』(東京学芸大学紀要)があ る。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 4
  4. 登壇者(2/2) 五⼗⾳順・敬称略 本田 亙 吉永隆之 神戸市 建設局 公園部 企画課 Urban

    Innovation JAPAN 設計・まちづくり事務所でのフリー ター生活後、神戸市役所入庁。再開 発、密集市街地の住環境改善、KIITO の創設やできますゼッケン等の「+ デザイン」の取組など、創造都市戦 略「デザイン都市・神戸」の推進、広 報クリエイティブユニット創設など、 庁内の広報媒体の一元化を経て、公 園部に配属。公園・緑化施策につい て試行的取組なども交え、検討・推 進・格闘中。 SIerにて10年間システム開発の現場 に携わったのち、2014年から約2年 間、福島県浪江町役場に勤務。2016 年4月より神戸市 ITイノベーション専 門官として、100社を超えるスタート アップをサポートしてきた。2020年 に任期満了により市役所を離れ、ス タートアップと自治体が協働し行政 課題解決を目指す「Urban Innovation JAPAN」を運営してい る。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 5
  5. あそびご こ ろで、暮ら しを豊か に。 暮らしに寄り添う公園は、子どもたちの笑い声や地域のさ まざまな憩い、地域防災につながる住民交流を支える場 所です。 少子高齢化や税収減少でその維持が難しくなる中、 Play

    Lens は、遊びの視点で発想を広げ、ICTを活用して 管理負担を軽くし、防災力を高める仕組みを、市民ととも に育てる方法を探ります。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 7
  6. プログラム l 開会・趣旨説明・登壇者紹介(5分) l プロジェクト概要紹介(10分) l 公園についてのリサーチ結果共有(30分) l 新たな維持管理の可能性について (パネルディスカッション)(25分)

    l 参加者ディスカッション・質疑応答(15分) Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 8
  7. リサーチ【 1 】こんな⼈いるなぁワーク(2/2) サイコグラフィック属性(心理的・行動的特性)で公園を取り巻くステークホルダーを整理。 お世話好 きマイン ドがある ⼈ 関わり⽅の強度の 違いで上下に配置

    サイコグラフィッ ク属性ごとにグ ルーピング Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る ıı たとえば「お世話好きマインドがある⼈」という 切り⼝で⾒ると、⼩学⽣から70代まで共通する価 値観が⾒えてくる。 価値観が共通するということは、価値があると感 じる体験の⽅向性が似ている可能性を⽰している。 こうした⼼理的・価値的なセグメントは、公園で の新しい体験を考える際に、誰にとって何が⼼地 よいかを⾒つける⼿がかりになる。 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 11
  8. リサーチ【 2 】フィールドワーク 小さな公園の持つポテンシャルを見つけるためのリサーチ。 A 篠原北町公園 管理会: △ 課題:可能性:若年層(児童館) B

    倉⽯公園(⼯事中) 神⼾市役所 脇浜⻄公園 管理会:◯ 課題:⽝の糞 可能性:若年層 ⼆班に分かれて神⼾市各所の住宅 街・市街地にある街区公園をリ サーチ。 対象は、街区公園であることを ベースに次世代の担い⼿の可能性 や課題の有無、ルートなどの各種 の条件を踏まえて選定した。 管理会: △ 課題:⽇陰(昼も暗い?) 可能性:若年層(単⾝者) 平⽥公園 管理会:△ 課題:タバコ 可能性:⾼齢層 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る ⽚⼭町⼩公園 湊川公園(近隣) 管理会:× 課題:閉鎖的・⽼朽化 可能性:? 管理会:◯ 課題:ゴミ・タバコ 可能性:⾼齢層 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 12
  9. リサーチ【 2 】フィールドワーク リサーチからさまざまな「ポテンシャル(可能性)」を抽出。 ステークホルダーと そのニーズやリソース 例えば商店街は商業を 通じて、周辺住⺠と連 携できる可能性がある かもしれない。

    連携を考える際は、そ れぞれのステークホル ダーの顕在・潜在ニー ズを把握しておくこと が重要になる。 近隣に賑わいを生む商店街がある公園も。商店 子どもが描いた絵のギャラリー。こうしたコン 主や顧客など多様な人々が集う。 テンツを通してつながりがつくれないか。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 14
  10. リサーチ【 2 】フィールドワーク リサーチからさまざまな「ポテンシャル(可能性)」を抽出。 設備や環境による 体験価値 例えば、⾒慣れた公園 のベンチも新しい視点 で⾒ると新しい価値が あるかもしれない。設

    備や環境を“価値ある体 験”として捉えることが できるのではないか? こうしたものの⾒⽅を 広めることで公園の利 ⽤者を増やせる可能性 公園のベンチ。ベンチごとに座り心地や見える 震災をきっかけに導入された井戸水くみ上げの 景色が異なる。 ポンプ。水遊びにぴったり? がある。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 15
  11. リサーチ【 2 】フィールドワーク リサーチから新しい「課題」も発見した。 ゴミの捨て⽅ 備品の管理 実際に公園のフィールドワーク中に多数のゴミを⾒か けたが「リサーチ後に拾う」ことができなかった。道 具がない、捨て⽅が分からない、など⾏為に到るまで の筋道が無いことに事後的に気づいた。

    清掃のための道具は、公園にある物置に保管されてい ることが多いが、施錠されているため⼀般の⽅がアク セスすることは難しい。 公園空間の事故・犯罪リスク 公園空間に対するバイアス カベに囲まれた閉鎖的な空間や夜間の⼈の⽬がない時 間帯などは事故や犯罪のリスクがある。こうした状況 のリサーチは今回⼗全にはできなかった。 例えば、⼦ども向けの遊具が多く保育施設の隣にある 公園は⼤⼈にとってはちょっと使いずらい。逆に遊具 が何もなく禁⽌事項が多い公園は⼦どもは使いにくい。 Play Lens! 「遊びのレンズ」を通して公園の可能性を探る 2025 © Concent, Inc. All Rights Reserved. 16