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NoSQLの付き合い方

 NoSQLの付き合い方

2022.06.30 LT会 江藤さん発表資料

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Transcript

  1. NoSQL is 素晴らしい • 早い + 軽量 ◦ 分散処理 •

    シンプル ◦ 巨大なjson = 扱いやすい ◦ 学習コストも低い • 柔軟性が高い ◦ json形式で巨大なデータも突っ込める
  2. NoSQL is 辛い • 検索が貧弱 ◦ 絞り込みの制約が辛い • トランザクション ◦

    保証できないもの ▪ 昔NoSQLでトランザクションを実現する黒魔術があった • 拡張性がありすぎる ◦ 同じテーブルでも 値の形が違ったりする
  3. • table ◦ RDBのテーブルに相当する。この中にデータを入れる • parimary key ◦ データを一意に絞るためにキーで partion

    key, sort key がある ▪ 後述 • Attribute ◦ primary key 以外のカラムのこと ◦ dynamoはカラムに対して型を指定できる。 • index ◦ GSI, LSI があるが、目的は検索条件を増やすため ◦ 今回はGSIを使っている(以下indexと呼称) 基礎概念
  4. • partion key(pk), sort key(sk)を使ってテーブルを作る ◦ pkは一意なIDでこれで検索をかける ▪ PKを指定したらひもづく Attributeが全て取得できる

    ◦ skはソートに使うキーで range検索やdescなどができる ▪ skだけで検索を行うことはできない。 • indexでwhere対象を増やす ◦ indexをカラムに当てるとそのカラムで検索がかけられるようになる • 検索上限は取得サイズで決まる ◦ 一度の検索で最大1MG dynamoのクエリ制約
  5. pk

  6. テーブル設計 PK SK Attribute user user_nam e(john) resgiter_at (20210312 )

    birth_day (1月2日) profile (こんにち わ) post user_nam e(john) post_at (20221203 ) title (記事1) content (テスト) like_count (12)
  7. サンプル(ユーザーの記事投稿サービス) • ユーザーの一覧情報を取得したい ◦ dynamoはデフォルトで全件取得があるからいけそう • ユーザーの一覧を登録した順にソートしたい ◦ userテーブルでregister_atをsortkeyにしてるからいけそう •

    ユーザーにひもづく記事一覧を最新順で取得したい ◦ postテーブルでpost_atをsort keyにしてるからいけそう • ユーザーにひもづく記事一覧でいいねが多い順に取得したい
  8. サンプル(ユーザーの記事投稿サービス) • ユーザーの一覧情報を取得したい ◦ dynamoはデフォルトで全権取得があるからいけそう • ユーザーの一覧を登録した順にソートしたい ◦ userテーブルでregister_atをsortkeyにしてるからいけそう •

    ユーザーにひもづく記事一覧を最新順で取得したい ◦ postテーブルでpost_atをsort keyにしてるからいけそう • ユーザーにひもづく記事一覧でいいねが多い順に取得したい ◦ index貼って,user_nameから検索がかけられる ◦ like_countをskにしてるからいけそう