#RAKUSTechCon©2022 RAKUS Co., Ltd.©2022 RAKUS Co., Ltd.ラクスのエンジニア組織について株式会社ラクス執行役員 兼 開発本部長公手真之1
View Slide
アジェンダ1. ラクスについて2. ラクスのエンジニア組織について3. これからのチャレンジについて2
自己紹介 1公手真之(クデ マサシ)• 執行役員 兼 開発本部長• 49歳(1972年生まれ)• 生まれだけ東京、本籍は京都、育ちは大阪• 大阪外国語大学 卒業 ※文系です。• 趣味…ボクシング音楽…Jazzファッション…Everlast, Lonsdale, Reyes※いずれもボクシングブランド3
自己紹介 2 経歴2002年 ラクスの前身であるアイティーブースト入社。13人目の社員メールディーラーのメインプログラマ(1名)⇒ プロジェクトマネージャー2006年 配配メールの立上げ(2名)2008年 東京転勤、企画開発部長。マーケティング部門も統括。2014年 ラクスベトナム立ち上げ2016年 再び技術部門専任としてSaaS開発部門を統括することになり、現在に至る。4
5ラクスについて
ITサービスで企業の成長を継続的に支援します6
https://www.rakurakuseisan.jp https://www.rakurakumeisai.jp7
12.0%13.8%17.5%13.9%17.2%20.4% 19.1%21.7%30.7%0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%70.0%80.0%90.0%100.0%2017年秋 2018年春 2018年秋 2019年春 2019年秋 2020年春 2020年秋 2021年春 2021年秋エンジニア 社名認知率(%)社名の認知率8
バックオフィス系サービス経費精算システム 累計導入者数No.1 ※1100万人利用 ※2※デロイト トーマツ ミック経済研究所「電帳法対応進むクラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2021年6月号:https://mic-r.co.jp/micit/)よりWEB帳票発行システム 売上シェアNo.1※デロイト トーマツ ミック経済研究所「2020年10月号 クラウド帳票発行サービスの市場の実態と展望」より販売管理業務システム 2020年 ITトレンド年間ランキング販売管理部門1位労務管理システム勤怠管理システム9フロントオフィス系サービスメール共有・管理システム 13年連続 売上シェアNo.1※ 出典:ITR「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2022」メール処理市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア2009-2021年度(予測値)※各種データから当社調べWebチャットシステムメルマガ配信システム国内メール配信システム市場売上高シェア3位※子会社のblastmailを含んだ月山の売※各種データから当社調べメルマガ配信システムラクスのサービス
累計導入社数 実績10ラクスライトクラウドのクラウドサービスは除く。010,00020,00030,00040,000累計導入社数 実績)
当社のこれまでの成長11公手が入社したのはこの頃
ラクスのエンジニア組織について12
開発拠点東京、大阪、ホーチミンの3拠点で開発(名古屋・福岡は営業所のみ)17080 5013
組織図(概要)クラウド事業本部メールディーラー事業部楽楽販売事業部楽楽精算事業部楽楽明細事業部営業企画CS営業企画CS営業企画CS営業企画CS開発本部メールディーラー開発課楽楽販売開発課楽楽精算開発部楽楽精算開発課ラクスベトナム子会社ビジネス部門 エンジニア組織 14各プロダクト開発組織
現状の組織構成開発本部〇〇開発課メールディーラー開発課 楽楽精算開発部 楽楽販売開発課メールディーラー事業部楽楽明細事業部楽楽精算事業部UI/UXインフラ営業企画CS営業企画CS営業企画CSEM EM EMPdMPM PG PdMPM PG PdMPM PGUI/UX UI/UX UI/UXインフラ インフラ インフラ各種開発ルールの策定、品質管理、情報共有●●事業部部明細事業部EMPdMPM PGUI/UXインフラ各プロダクト開発組織には、ビジネス要求の実現をミッションとしたEMを配置開発本部の縛りを強くするとビジネス要求とのコンフリクトが起こるため、縛りは緩め。プロダクト開発の最速化を支援をする組織へ。15職能型組織として業務品質を一定以上に保ちやすくしておいた方がメリットが大きい
開発本部の社員数推移1 3 7172532 33 37 384856 61 648295121159186251050100150200250300エンジニア組織の人員数の推移16
1 3 7172532 33 37 384856 61 648295121159186251050100150200250300エンジニア組織の人員数の推移サービスリリース時期と社員数の推移17今の組織体へ
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021AjaxStruts 1.1 Struts1.2 Struts1.3Seaser2SAStruts「継続的デリバリー」 発売PHP4 PHP5 PHP5.5 PHP7MVC Microserveceガラケー iPhone Android (スマホ全盛)AWS(東京リージョン)RailsAjaxjQuery Node.js JSFramework(Angular React Vue)サーバー仮想化技術(VMWare)Swift KotlinSpringDeocker(コンテナ技術)TensowFlow「Accelerate」発売サービスリリース時期と技術トレンド18
2003年のメールディーラー ver3.019
大小の様々なプロダクト開発チーム50 20 10東京・ホーチミン東京・ホーチミン大阪・ホーチミン大阪・ホーチミン大阪東京・ホーチミン大阪大阪・ホーチミンワンプロダクトのSaaS企業様と違い、実は各プロダクト開発チームがそれほど大きいわけではありません。 20
多様なプロダクト開発組織の状況• 技術・ツール選定、開発プロセスはそれぞれのチームで選択。エンジニアの確保、安定性、継続性、コスト、リリース速度などから合理的に判断。エンジニアのモチベーションも重視。それ以前のプロダクトの反省が生かされて選択されていく。• インフラは、パブリッククラウド登場前からSaaSをやっていたこともあり、オンプレ環境が多い• サービスごとに課題は違うUI/UX、プロダクトマネジメント、開発プロセス、オペレーションの自動化、レガシーとの付き合い方、スケーラビリティレガシーに絡む課題が多く、我々は先端を走れているわけではなく、むしろこれからの組織。21
• 共通ルール等を管理する部門の強化(開発管理課)• エンジニア用評価制度の作成• 新しい技術の習得(研究開発プロジェクト推進など)• 情報共有の仕組みづくり。• カルチャー醸成、勉強会の推奨、イベント登壇の推奨、イベント開催ミッション・ビジョン・バリューの浸透エンジニア組織をまとめるために取り組んでいることエンジニアが しく成長できる組織。エンジニアの 園「月曜日に出社するのが楽しみで仕方がない!」という組織を目指す。22
開発本部〇〇開発課メールディーラー開発課 楽楽精算開発部 楽楽販売開発課会社または事業本部メールディーラー事業部楽楽明細事業部楽楽精算事業部UI/UXインフラ現状の組織構成営業企画CS営業企画CS営業企画CSEM EM EM開発管理PdMPM PG PdMPM PG PdMPM PGUI/UX UI/UX UI/UXインフラ インフラ インフラ各種開発ルールの策定、品質管理、情報共有技術広報採用広報研究開発●●事業部部明細事業部EMPdMPM PGUI/UXインフラ23
これからのチャレンジ200名 ⇒ 500名強の組織へ24
ラクスの中期経営計画25
• 新サービスの立ち上げ• 大規模に耐えうるシステムへ• プロダクト間の連携機能の開発• 開発組織のモダナイズ(DX:Developer Experieceの向上)• オフショア開発の強化中期経営計画支えるこれからのチャレンジ26
1 3 7 17 25 32 33 37 38 48 56 61 64829512115918625101002003004005006007002003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年エンジニアの推移27開発本部の社員数推移
ラクスの開発本部のビジョン日本を代表するSaaSエンジニア集団となる日本中のエンジニアにSaaS開発の第一人者として認められている。自分達がNo.1技術者集団であるという自信と誇りを持って働いている。28完成された組織ではない。むしろ遅れている部分がたくさんある。
ご清聴ありがとうございました!29