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出してみてわかったAIエージェントプロダクトの舞台裏 〜楽楽AIエージェント for 楽楽精算...

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January 25, 2026
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出してみてわかったAIエージェントプロダクトの舞台裏 〜楽楽AIエージェント for 楽楽精算〜 / Behind the Scenes of Rakuraku AI Agent

◆イベント名
RAKUS AI Meetup Vol.2
https://rakus.connpass.com/event/378121/

◆発表タイトル
出してみてわかったAIエージェントプロダクトの舞台裏 〜楽楽AIエージェント for 楽楽精算〜

◆登壇者
株式会社ラクス AIエージェント開発課 課長 石田 浩章

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January 25, 2026
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Transcript

  1. 経歴とか - ⼊社前は、⼤⼿SIerにてPMやITコンサルやUXデザイナー 「Agile開発×Global開発 」(11年以上) - ベトナム(ハノイ)に3.5年移住 - 副業で⽇本やベトナムの⼤学/⼤学院での⾮常勤講師経験 -

    情報⼯学やプロジェクトマネージメント - デザインシンキングを⽤いたビジネスデザイン講座 AIエージェント開発課 ⽯⽥ 浩章 Hiroaki ISHIDA   自己紹介 社歴 2024年 10⽉⼊社 • 明細開発部 明細2課を担当 2025年 5⽉ • AIエージェント開発課を担当
  2. 7 楽楽AIエージェント for 楽楽精算 12⽉1⽇にリリース‧CM公開 楽楽精算「盛り上がる社員」篇 https://youtu.be/7UWPMHsZZwI?si=Q35iUlk2XgYOU0dE リリース後の反応 メディアへの掲載: 5

    ※ ⽇経(電⼦版)やEnterpriseZineなど お問い合わせ数: 143件 希望社数: 数⼗社以上 → 随時提供開始 社内利⽤: 11⽉より開始
  3. 関連帳票の紐付けの⾃動化 11 楽楽AIエージェント機能の特徴 申請者との対話的に進⾏ 過去申請情報も参考に 従来⽐ 30%〜50%短縮 領収書の内容を元に、意味的推論を⾏い ながら、紐づける事前申請やクレジット カード利⽤明細を提案

    わずか3ステップで申請直前まで到達 (領収書選択 → 紐づけ結果の確認 → 内 容の最終確認と申請) 選択した領収書や紐づける関連帳表だけ でなく、過去申請の⼊⼒内容もコンテキ ストとして活⽤ 各段階(プランニング→帳票作成)ごと に、申請者の確認を⼊れながら進⾏
  4. 16 ②精度問題 16 ⽣成したデータの品質もバラバラ 加えて、経費精算ルールもベツベツ AIで作成したデータの品質が不安定 顧客の経費精算パターンは多様 補⾜: 経費精算パターンの例 Case1:

    事前申請と経費精算が1:N • 1ヶ⽉分の予算を1回の事前申請で確保 • 複数回の経費利⽤ → N回の経費精算 Case2:事前申請と経費精算がN:1 • 複数回の経費を利⽤ → ⽉末に、1回にまとめて経費精算
  5. 「帳票紐付けと作成の分離」 当初の想定(右上図) 『作成指⽰』〜『経費申請』⼀気通貫 フローの修正後(右下図) 『作成指⽰(→ 精算書作成)』を並列実⾏可 より⼀層エージェンティックな流れへ変化 19 速度問題への対策 作業

    終了 作業 開始 作成指⽰ 作成指⽰ 作成指⽰ 内容確認 内容確認 内容確認 経費申請 経費申請 経費申請 作業 終了 作業 開始 作成指⽰ 作成指⽰ 作成指⽰ 内容確認 内容確認 内容確認 経費申請 経費申請 経費申請 Before: 同期的に進める流れ After: ⾮同期化した流れ
  6. 事業継続性 (Viability) 実現可能性 (Feasibility) 複数の技術的や既存機能を活⽤することで、 原価削減や申請書の品質向上に繋げられた。 ただし、今後も継続的に改善に取り組む。 実現可能性のトレードオフとして妥協。 当初予定していたものと⽐べると、体験として使い 勝⼿が良いとは⾔えない状態になってしまった。

    24 有⽤性 (Desirability) 3観点からみる現状のプロダクト評価 年内リリースの前提に、実装可能な⼿段を選択。 今後も、エージェントの実装技術やLLMの活⽤ナレッジ の蓄積を⾏い、⾼い要求にも応えられるようにする
  7. まだ⼈間が介在が多い → 次の様な体験を提供 ‧領収書を選択すれば ⼀時保存まで⼀気通貫へ ‧まとめて領収書を選択して も、⾃動的に分類し、複数の 精算書を作成 現在は経費精算だけ →

    今後は以下の種別へ ‧交通費精算 ‧出張精算 ‧交際費精算 ①「事前申請 ✖ クレ カ」は利⽤ハードルが⾼ い → 必須情報を減らす ②スマホだけ対応 → PCでの利⽤も 25 いまはまだ25%程度の完成度 多様な精算種別への対応 利⽤条件の緩和 ⼈の⼿間を減らす
  8. 26 SaaS ✖ AIエージェントの⼭場はこれから クローズド版を通して、より使いやすいケース突き詰める ⻑期的にSaaSとして提供し続けられる、有⽤性と事業継続性のバランスを取る 4段階12サイクルを想定 • PoC版: プロトタイプによるAIエージェントのあるべき姿を⾒つけ出す

    # => Vol.1時 • α版: 社内データ基盤との接続やAIエージェントフレームワークを⾒つけ出す • β版: 既存データや顧客ごとの運⽤ルールに照らし合わせて価値を⾼める # => 今ここ • γ版: 実際の顧客へ提供開始し、スケーラビリティを検証する
  9. 前提: 経費精算をしたい⼈はいない • 「経費精算は⾯倒くさい」 • 「精算作業を始めるのも億劫」 • 「私の代わりに、作ってくれない?」 これからの経費精算 起点:

    AIエージェントが状況を理解し主導 責任: ヒトが確認や承認だけを担当 27 経費精算エージェントのVISION ヒトが経費精算から解放される世界へ