UIが操作される場において「使いやすい」「使いにくい」などと感じたり、表現されることがよくあります。特に「使いにくい」という評価に対しては改善を施すべきでしょう。
では、この「使いやすい」「使いにくい」の正体はなんなのでしょうか。どのような改善をすればいいのでしょうか。
単に「UIを使う」といっても、ユーザーは計画・実行・知覚・解釈といった複数のプロセスを段階的に踏んで、一つの操作を完了するに至ります。
このプロセス、つまりはユーザーの行動目的と認知特性を踏まえることが、UIを設計するとき、また客観的に評価・分析するときのポイントになってきます。行動・認知プロセスを把握しておくことが、なぜ「使いにくい」のかの詳細な評価・分析に繋がるのです。
このような行動・認知プロセスモデルは、「認知的3階層モデル」「モデルヒューマンプロセッサ」「パンデモニウムモデル」など、他にもいくつか存在します。
これらは古典的ではありますが、今なおユーザビリティ評価のための指標となりえています。概念的にでも知っておくことで、UIの評価をよりユーザー本意で本質的なものにできるでしょう。
これらのモデルの概念の解説および評価の実践例を紹介いたします。
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