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The history of acemic journal

The history of acemic journal

【WIP: 7月完成予定】
現在と未来は追記予定

KERNELのアカデミア会にて発表した資料です

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Ryota Yamada

June 03, 2021
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Transcript

  1. 学術誌の歴史 〜いい感じのサブタイトル〜 fuku株式会社 山田涼太 @roy29fuku

  2. 目次 過去 現在 未来

  3. 目次 過去 現在 未来

  4. 学術誌が生まれる前 ~before 科学革命~ 学術誌が生まれる前、科学者どのように情報を交換して いたか? 口伝? そもそも情報を公開するモチベはあったのか? なかった。むしろ秘術として秘匿されていた 書籍はあったよね それによる弊害は?

    科学は哲学的だった 現代科学が生まれてきたのはいつ?  どういったことが特徴? 科学史駆け足 WIP
  5. どのようなニーズのもと生まれたか 起源はInvisible College(学者が顔を合わせ意見交換を行う小さなコミュニティ) 前身となる存在に諸説あるが、1660年11月28日ロンドンのグレシャム大学の講義後にロ バート・ボイルやジョン・ウィルキンソンら12人の科学者が集まって設立を決議したのが 始まりとされている その後すぐに国王チャールズ2世に承認と奨励を受けた会は、始め名を持たなかったが 1661年にThe Royal Societyという記述が登場、1663年にThe

    Royal Society of London for Improving Natural Knowledgeへ名称変更した モットーは「Nullius in verba = 誰の言葉も借りない」 権力の支配に耐え、 という決意 設立当初から王国の庇護を得ていたが常に国家から独立した団体であった 全ての記述を実験結果に基づいて検証する 現存する最古の学会 The Royal Society of London for Improving Natural Knowledge ベ ーコン主義の現れ \ 儀仗を下賜したぞ / \(金銭的援助はなし)/ 出典: The Royal Society
  6. どのようなニーズのもと生まれたか 学術誌への期待 「特定の編集意図のもとに、複数の寄稿者による署名もしくは無署名の記事を集め、整理、配列して、特定の読 者層をターゲットに特色のある知識や情報の束として、定期的に提供する」雑誌が生まれた 科学者は仲間同士書簡でやりとりをしており、手紙を何通も書かなくてはならないというペインを抱えていた (当時の郵送は届かないことがザラにあったので予備のために2通、3通送っていた) 学術的な内容をまとめた雑誌 = 学術誌の誕生が求められていた 1

  7. どのようなニーズのもと生まれたか 現存する最古の学術誌 Philosophical Transactions of the Royal Society 出典: Philosophical

    Transactions of the Royal Society - Wikipedia 王立協会初代事務総長オルデンバーグの個人編集雑誌  オルデンバーグを介する科学者同士の手紙のやりとりは集会で読み上げられ、新規性があ ればTransactionsに掲載された 自然哲学に重点を置いており、初号には望遠鏡、木星の斑点、彗星の運動、寒冷の自然 史、奇形胎仔、鉱物、捕鯨、振子時計実験などに関する論文が掲載された (最古の学術誌Journal des sçavansが科学だけでなく文学、法律、政治、神学など幅広 く扱ったのと対照的) 学者たちの集会は集積する知見が評価・記録・伝達されることでアカデミーに成った コソコソ噂話 (オルデンバーグは7年間無給で事務総長の任を務めたんだって...) (Transactionsは月刊1シリング、販売収入は年間50ポンド*くらいだって) *一家6人の学者で60ポンド
  8. 学術誌の登場がもたらしたもの 2つの精神的規範 先取権と認知度 科学者が発見を 公開する 発言や発見の先取権が 認められる 研究費や賞で 報われる 評判・認知度が向上する

    認知サイクル システム
  9. (箸休め)学術誌歴史 1665/01/05: Journal des sçavans 1665/03/06: Philosophical Transactions of the

    Royal Society 1733: Medical Essays and Observation 1869: Nature 1880: Science 1990: Postmodern Culture 1991: arXiv 2006: PLoS One 出典: Journal des sçavans - Wikipedia 現存する最古の学術誌 フランス人作家・弁護士の Denis de Salloが創刊 科学に限らず法律・政治・神学などを 扱い激しい議論及びトラブルが相次ぐ 1792年、フランス革命中に休刊、 その後Journal des savantsと改題し 現在に至る
  10. (箸休め)学術誌歴史 出典: Medical Essays and Observations - Google Books 最古の査読付き雑誌

    1665/01/05: Journal des sçavans 1665/03/06: Philosophical Transactions of the Royal Society 1869: Nature 1880: Science 1990: Postmodern Culture 1991: arXiv 2006: PLoS One 1733: Medical Essays and Observation
  11. (箸休め)学術誌歴史 1665/01/05: Journal des sçavans 1665/03/06: Philosophical Transactions of the

    Royal Society 1733: Medical Essays and Observation 1869: Nature 1880: Science 1991: arXiv 2006: PLoS One 1990: Postmodern Culture 初の完全電子ジャーナル no image
  12. (箸休め)学術誌歴史 1665/01/05: Journal des sçavans 1665/03/06: Philosophical Transactions of the

    Royal Society 1733: Medical Essays and Observation 1869: Nature 1880: Science 1990: Postmodern Culture 2006: PLoS One 1991: arXiv 出典: arXiv - Wikipedia プレプリントサーバー プレプリントとは査読付き 学術誌に掲載される前の論文
  13. (箸休め)学術誌歴史 初のメガジャーナル 1665/01/05: Journal des sçavans 1665/03/06: Philosophical Transactions of

    the Royal Society 1733: Medical Essays and Observation 1869: Nature 1880: Science 1990: Postmodern Culture 1991: arXiv 2006: PLoS One 出典: PLOS メガジャーナルの特€ „ 広い分野をカバーしていr „ 重要性ではなく技術的に優れて いるかどうかで受理すr „ オンラインオンリo „ 完全オープンアクセス
  14. 学術誌の商業化 学術誌の出版は割りに合わない... G オルデンバーグは事あるごとに経済的窮状を訴えていた G Natureは1869年の創刊から30年間赤字だった G Scienceは1880年の創刊から2年後、読者が増えず廃刊になっている
 さらに1894年にも財政難に陥っている “個人財産に関する限りでは自分は「物乞い」に等しい、

    「この六年間自分の力の及ぶ限り無償で(graits)」王立協会にサービスしたことを述べている”1
  15. 学術誌の商業化 学術誌の出版は割りに合わない...? H オルデンバーグは事あるごとに経済的窮状を訴えていた H Natureは1869年の創刊から30年間赤字だった “個人財産に関する限りでは自分は「物乞い」に等しい、 「この六年間自分の力の及ぶ限り無償で(graits)」王立協会にサービスしたことを述べている”1 →2019年 Springer

    Natureの収益は17.2億ユーロ H Scienceは1880年の創刊から2年後、読者が増えず廃刊になっている
 さらに1894年にも財政難に陥っている
  16. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~Side Macmillan~ 1843年 アレクサンダー・マクミランがイギリス ケンブリッジに書店と出版社を設立 科学や芸術について議論する「tobacco parliaments(タバコ議会)」を主宰 物理学者ジョン・ティンダルや生物学者トマス・ヘンリー・ハクスリーなどと交流

    彼らはマクミランのために執筆することを熱望した 1859年 科学、文学、芸術を1つ旗の下に統合することを目指して 月刊誌Macmillan’s Magazineを創刊 チンダル現象 ダーウィンの番犬
  17. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~Side Lockyer~ 1863年 天文学者ノーマン・ロッキャーは芸術、文学、科学をカバーする 週刊誌The Reader(Natureの前身)の科学担当編集長に任命 しかしこの時期の多くの出版物と同様、財務成績は振るわず... 中でも著名な科学者の出版実績は悲惨なものだった...

    出典: Nature
  18. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~Nature爆誕~ 正確な時期は不明だがマクミランとロッキャーは科学と出版という共通項で親しくなる 1869年 ロッキャーがマクミランに新しい科学雑誌を持ちかける ロッキャーは1868年にヘリウムを発見し、翌年には王立協会フェローに選出されるなど 科学者として腕を鳴らしていた 一方マクミランは長期戦略の中で科学出版に重きを置いていた 2人の利害関係が一致しNatureが生まれた

    “First, to place before the general public the grand results of scientific work and scientific discovery, and to urge the claims of science to a more general recognition in education and in daily life; and secondly, to aid scientific men themselves, by giving early information of all advances made in any branch of natural knowledge throughout the world.”
  19. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~Nature爆誕~ 正確な時期は不明だがマクミランとロッキャーは科学と出版という共通項で親しくなる 1869年 ロッキャーがマクミランに新しい科学雑誌を持ちかける ロッキャーは1868年にヘリウムを発見し、翌年には王立協会フェローに選出されるなど科 学者として腕を鳴らしていた 一方マクミランは長期戦略の中で科学出版に重きを置いていた 2人の利害関係が一致しNatureが生まれた

    “First, to place before the general public the grand results of scientific work and scientific discovery, and to urge the claims of science to a more general recognition in education and in daily life; and secondly, to aid scientific men themselves, by giving early information of all advances made in any branch of natural knowledge throughout the world.” 科学者と出版者のタッグで 成功は約束されたかに見えたが...
  20. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~相次ぐ苦難~ 広告収入は製作費の半分にも満たない... 初年度の購読者数は200人未満... 仕事上のプレッシャー及び病気の妻と子の病状悪化が相まってロッキャーは1877年に3度 目のうつ病を発症

  21. 学術誌の商業化 Nature黒字までの道程 ~悲願達成~ 1890年代初頭マクミランが引退した後、 雑誌が創刊から30年後の19世紀末にNatureはついに黒字へと転じた マクミランの「財務大臣」であるジョージ・クレイクはロッキャーに次のような手紙で労った 出典: Nature “I am

    glad that your diligence and tenacity has been at last rewarded by money besides all the honour that Nature has brought you. We have waited many years.”
  22. 学術誌の商業化 怒涛の商業化① イギリス政府の焦り 17世紀から19世紀までの学術誌は科学コミュニティによって運営されるものと出版社によっ て運営されるものがあったが、主に非効率のために赤字で廃刊になるものも多かった 第二次世界対戦(1939-1945)後、科学は進歩の象徴とみなされ政府による支援が拡大した イギリス政府は自国の科学者が世界的に優れているにも関わらず出版という観点では悲惨な 状態を懸念していた そこで政府はイギリスの老舗出版社Butterworths(現Elsevier)とドイツの名門出版社 Springerを提携させ他国のノウハウを取り入れようとした

    Butterworthsの役員はSpringerの学術誌をイギリスに発送するビジネスを手掛けていた元 英国情報将校のユダヤ系チェコ人、後のメディア王である を会社の 管理者として、同じく元スパイのポール・ロスバウトを科学編集者として登用した... ロバート・マクスウェル 出典: Wikipedia
  23. 学術誌の商業化 怒涛の商業化② 学術誌の量産 1951年Butterworthsは先述のプロジェクトの放棄を決定した時、マクスウェルがButterworthsとSpringerの株 式を13,000ポンド(現在の42万ポンド)で買い取り経営権を得て、新しい出版社Pergamonを設立した 従来の学術誌を作っていた学術団体は会員同士で分野の境界に関して議論が白熱しすぎて動きが鈍かった ロスバウトは科学の発展に伴い新しい研究分野をカバーする学術誌が必要だと気づき、 形で取り扱う雑誌の数を増やしていった マクスウェルはロスバウトの手法を素早く学習し、学術会議に赴き同様の手法で雑誌を増やしていった しかし利益追求のため内容を無視して科学者をすくい上げるやり方にロスバウトは嫌悪感を抱く

    マクスウェルを指して利益のために学術誌を屠殺する存在だと語り2人は決裂 1956年ロスバウトはPergamonを去っていった... それでもマクスウェルは止まらない 科学者をパーティでもてなしたり、飛行機をプレゼントしたり、あらゆる手段で囲い込みを続けた その結果、 するようになっていた 著名な学者に彼らの専門 雑誌が必要だと説き、その人をその雑誌の責任者に据える 1959年には40誌のみだったPergamonは6年後には150誌を発行
  24. 学術誌の商業化 怒涛の商業化③ 大富豪マクスウェル 出典: The Guardian マクスウェルは運転手付きのロールスロイスに乗るようになり、 自宅と事務所をオックスフォードの豪邸へ移した マクスウェルの屋敷で豪華なディナーをご馳走された科学者はこう語った 1970年代、日本の学会は自分たちの研究結果を英語で出版してもらおう必死になって

    会員の研究成果の権利をマクスウェルに無償で提供していた... “彼はとても印象的な大企業家でした 私たちはディナーと高級ワインをいただき 最後に学会のために数千ポンドの小切手をもらいました 私たち貧しい科学者が見たこともないような大金でした”
  25. 学術誌の商業化 怒涛の商業化④ 際限ない財源 マクスウェルは学術誌のある性質を見抜いていた それは競合とパイを食い合わないということ 科学論文は独自の発見をするものであり、1つの論文が他の論文を代替することはあり得ない 新しい雑誌が出れば科学者は図書館に購読を依頼する マクスウェルが新しい学術誌を作ればその分だけ講読料を稼ぐことができた 政府の財源も底無しだった 1960年代にはケネディが宇宙開発に資金を提供し、1970年代初頭にはニクソンが「war

    on cancer」を 宣言(45年間で900億ドルを費やした )、同時にイギリス政府は独自の核プログラムを開発した(いわ ゆるビッグサイエンス)   ... 9
  26. 学術誌の商業化 学術誌のブランディング① マクスウェルが出版ビジネスに変革をもたらしたものの、科学者の日々の営みは変わらなかった 自分の専門に適した学術誌に論文を投稿していた しかし1970年代半ば、出版社が科学そのものに干渉をし始めた 科学者のキャリアを出版システムに組み込み始めたのだ その象徴ともいえるのが1974年に創刊された だった ノーベル生理学・医学賞を受賞した細胞生物学者ランディ・シェクマンはこう語る Cell

    “私がキャリアをスタートさせた時、 誰もどこの学術誌に投稿したかなんてそれほど気にしていなかった 全ては1974年にCellと共に一変した”
  27. 学術誌の商業化 学術誌のブランディング② Cellを編集していたのはベン・リューインという若手の生物学者であり、大きな疑問に答える長くて厳密な論文 を重視した 他の雑誌なら何本の論文にもなるような長年の研究結果を掲載した そのため掲載可否の判断は厳しく、掲載した数よりリジェクトした数が多かった シェクマン曰く “リューインは賢かった 彼は科学者の虚栄心が強く、 ことに気づいていた

    私もそのようなプレッシャーにさらされていた” 選ばれたメンバークラブの一員になりたがる
  28. 学術誌の商業化 学術誌のブランディング③ 突然、どの学術誌に論文を投稿するかが重要になった 図書館も1960年に考案されていたインパクトファクターという指標を採用した 出版社はインパクトファクターを学術誌の素晴らしさを喧伝するのに利用した 「インパクトのある」学術誌に論文が掲載された科学者は資金提供などの面で報われた 一夜にして科学界に新たな通貨が誕生した

  29. 学術誌の商業化 購読料の引き上げ... 1975年から1985年にかけて学術誌の平均購読料は2倍に引き上がった... Brain Researchに至っては1984年に2,500ドルだったが1988年には5,000ドル以上になっていた 同年、ハーバード大学図書館の研究雑誌予算は50万ドルも超過した 学術誌が科学的名声を得るための門番として確固たるものとなったため、科学者は学術誌以外の方法で研究成果 を共有することができなくなり、図書館は出版社の希望する価格で学術誌を購読する他なかった...

  30. 学術誌の商業化 購読料の引き上げ... 1991年、マクスウェルはNew York Daily Newsの買収のためにPergamonを競合であるElsevierに4.4億ポンドで 売却した マクスウェルは拡大の天才だったが、Elsevierは統合の天才だった Pergamonの400誌を買収したことでElsevierは1,000誌を抱える世界最大の科学出版社になった Pergamon社を買収した3年後の1994年に

    大学は予算が限界に達したと訴え始める... Elsevierは価格を50%引き上げた
  31. 過去編まとめ 学術誌は17世紀に生まれた 長らく学術誌は赤字産業だった 学術誌が量産され、ブランディングがなされ 研究者のキャリア上、論文投稿の重要性が変化した ※Springerの歴史を追ってNatureを取り込むまでを明らかにしたい ※他に触れて欲しいところありますか?

  32. 目次 過去 未来 現在

  33. 学術誌が抱える課題... Serials crisis Paywall, Shadow library (出版社と研究者の搾取構造) Reproducibility crisis

  34. (箸休め)学術誌のタイプ Subscription VS Open access 出典: 日本経済新聞

  35. (箸休め)学術誌のタイプ いろいろなOA 出典: issuu Gold 著者がAPC (Article Processing Charge) を支払

    うことで出版費用を賄い、読者は無料で閲覧で きる Green 文書のコピーを自らウェブ上で公開(セルフ アーカイブ)する (Hybrid) 雑誌としては従来型の購読型だが、著者がAPC を支払うことで論文をOAにできる (ダイヤモンド・プラチナ・ブラック とかもあるらしいよ)
  36. Serials crisis: 高騰する購読料 PayPerViewへ切り替えて購読費削減 東邦大学では2002年からElsevierとBigDeal契約を結んでいたが、毎年増加する契約額に財政的に苦しめられて いた 利用状況を調査したところ契約対象の だった。 2008年ElsevierとのBigDeal契約からPayPerView契約に切り替えることで、利用可能なタイトル数は同等を維持 したまま、23%のコストダウンに成功した

    1,431誌中、416誌は年間の利用回数が0回もしくは1回 出典: 東邦大学学術ライブラリ 出典: 東邦大学学術ライブラリ
  37. Shadow library: 違法論文サイト Sci-Hub: removing barriers in the way of

    science OA化は痛みと時間を伴う戦略 Paywallに阻まれる現在の科学者はどうすればいいのか アレキサンドラ・エルバキアンはサバエフ大学卒業後、モスクワ のコンピューター・セキュリティ企業で働いたのち、2011年に Sci-Hubを創設 在学時にPaywallに阻まれた経験から出版システムが不当に研究 者を搾取していると訴える 現在8,500万件のドキュメントを公開している 2020年12月以降新しい論文が増えておらず凍結状態 2021年01月08日Sci-HubのTwitterアカウントが停止される 2021年05月14日RedditにてSci-Hubのデータの保存への協力が 呼びかけられており、898ものコメントが投稿されている 出典: Sci-Hub 出典: reddit
  38. Shadow library: 違法論文サイト Sci-Hub: removing barriers in the way of

    science 2021年6月3日現在、アレクサンドラは複数の出版社から訴訟を起こされいずれも敗訴している (サーバーがロシアにあり他国の判決に強制力がないため弁護をしていない) 2017年6月にはElsevierは1,500万ドル、ACSは480万ドルの損害賠償を求めた裁判を起こした これらの裁判を経て、裁判所の命令によりドメインの失効措置やCloudFlareのアカウントが解約 されている アレキサンドラは「科学は一部の大企業に支配さらるべきではない」と繰り返し訴えている
  39. 合法?なPaywallの回避方法 Researchgate Researchgateは研究者向けSNSであり研究者同士でコミュニケーションが可能 2016年時点で利用者数900万人 2018年10月3日にACSとElsevierがResearchGateを著作権侵害で提訴 2019年3月1日からSpringer NatureはNature掲載論文の一部の全文記事を ResearchGateから閲覧・ダウンロードできるように協力 その後2020年9月10日に取り組みを拡大 2020年5月6日にはWilleyがResearchGateとパートナーシップ契約を締結

    コンテンツ共有を支援 著者に直接リクエストすることで論文をもらうことができる 出典: ResearchGate
  40. OAの促進 NIH 2004年9月アメリカ国立衛生研究所(NIH)が助成し た研究の成果について、出版後6ヶ月以内にPubMed Centralに収録するよう勧告し、公開意見募集を行っ た 全米出版業界が激しく抵抗し出版後12ヶ月以内へ変更 2007年、正式に法律で定められた 出典: J-STAGE

  41. OAの促進 Transformative agreement (転換契約) 購読料(機関負担)とAPC(研究者負担)を機関契約に一本化し、機関から出る全ての論文をOAにする戦略 OA論文の比率を高めて、最終的には全ての論文をOAすることが目的 2020年10月20日ドイツのマックス・プランクデジタルライブラリーがSpringerと転換契約を締結 2021年3月16日カリフォルニア大学がElsevierと転換契約を締結 (2019年には一度交渉決裂してElsevierへのアクセスを失っていた...) コソコソ噂話

    (Nature誌に論文1本を投稿するのに9,500ユーロらしいよ...) (転換契約は一時的に機関側が購読料とAPCの二重払いの痛みを伴うよ...)
  42. Reproducibility crisis 出典: nature

  43. Reproducibility crisis 出典: nature

  44. 研究不正 撤回論文数ランキング (2021/04) e ヨシタカ・フジイ(Yoshitaka Fujii)、藤井善隆(東邦大学) (日本)(撤回論文数:183R ˜e ヨシヒロ・サトー(Yoshihiro Sato

    )、佐藤能啓(弘前大学)(日本)(103R ie ジュン・イワモト(Jun Iwamoto)岩本潤(慶應義塾大学)(日本)(79R 6e ユウジ・サイトー(Yuhji Saitoh)、斎藤祐司(東京女子医科大学)(日本) (53R Îe ヨアヒム・ボルト (Joachim Boldt)(独)(153R «e アリ・ナザリ(Ali Nazari)(イラン)・・・材料工学(63R •e ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ)・・・社会心理学(58R ‰e エイドリアン・マキシム(Adrian Maxim)(米)・・・電子工学(48R we ピーター・チェン(Peter Chen)(台湾) ・・・工学(43R ye フォジュルル・サルカール(Fazlul Sarkar)(米)(41)
  45. 研究不正 出典: 朝日新聞

  46. 研究不正 撤回論文数ランキング (2021/06) we ヨシタカ・フジイ(Yoshitaka Fujii)、藤井善隆(東邦大学) (日本)(撤回論文数:183‰ B‡ ウエシマ・ヒロノブ(Hironobu Ueshima

    )、上嶋浩順(昭和大)(日本)(117E Pe ヨシヒロ・サトー(Yoshihiro Sato )、佐藤能啓(弘前大学)(日本)(103‰ 6e ジュン・イワモト(Jun Iwamoto)岩本潤(慶應義塾大学)(日本)(79‰ ee ユウジ・サイトー(Yuhji Saitoh)、斎藤祐司(東京女子医科大学)(日本) (53‰ ìe ヨアヒム・ボルト (Joachim Boldt)(独)(153‰ Ýe アリ・ナザリ(Ali Nazari)(イラン)・・・材料工学(63‰ ¶e ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ)・・・社会心理学(58‰ ¦e エイドリアン・マキシム(Adrian Maxim)(米)・・・電子工学(48‰ we ピーター・チェン(Peter Chen)(台湾) ・・・工学(43) new!!
  47. 研究不正 撤回論文数ランキング (2021/06) we ヨシタカ・フジイ(Yoshitaka Fujii)、藤井善隆(東邦大学) (日本)(撤回論文数:183‰ B‡ ウエシマ・ヒロノブ(Hironobu Ueshima

    )、上嶋浩順(昭和大)(日本)(117E Pe ヨシヒロ・サトー(Yoshihiro Sato )、佐藤能啓(弘前大学)(日本)(103‰ 6e ジュン・イワモト(Jun Iwamoto)岩本潤(慶應義塾大学)(日本)(79‰ ee ユウジ・サイトー(Yuhji Saitoh)、斎藤祐司(東京女子医科大学)(日本) (53‰ ìe ヨアヒム・ボルト (Joachim Boldt)(独)(153‰ Ýe アリ・ナザリ(Ali Nazari)(イラン)・・・材料工学(63‰ ¶e ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ)・・・社会心理学(58‰ ¦e エイドリアン・マキシム(Adrian Maxim)(米)・・・電子工学(48‰ we ピーター・チェン(Peter Chen)(台湾) ・・・工学(43) new!!
  48. 研究不正 撤回論文数ランキング (2021/06) we ヨシタカ・フジイ(Yoshitaka Fujii)、藤井善隆(東邦大学) (日本)(撤回論文数:183‰ B‡ ウエシマ・ヒロノブ(Hironobu Ueshima

    )、上嶋浩順(昭和大)(日本)(117E Pe ヨシヒロ・サトー(Yoshihiro Sato )、佐藤能啓(弘前大学)(日本)(103‰ 6e ジュン・イワモト(Jun Iwamoto)岩本潤(慶應義塾大学)(日本)(79‰ ee ユウジ・サイトー(Yuhji Saitoh)、斎藤祐司(東京女子医科大学)(日本) (53‰ ìe ヨアヒム・ボルト (Joachim Boldt)(独)(153‰ Ýe アリ・ナザリ(Ali Nazari)(イラン)・・・材料工学(63‰ ¶e ディーデリック・スターペル(Diederik Stapel) (オランダ)・・・社会心理学(58‰ ¦e エイドリアン・マキシム(Adrian Maxim)(米)・・・電子工学(48‰ we ピーター・チェン(Peter Chen)(台湾) ・・・工学(43) new!!
  49. 目次 過去 現在 未来

  50. wip いいアイディアください

  51. Reference ª¶ オルデンバーグ―十七世紀科学・情報革命の演出ˆ †¶ Acacemic journal - Wikipediy i¶ Royal

    Societ˜ ›¶ Royal Society - Britannicy ”¶ Scholarly Publishing: a Brief Histor˜ –¶ メディア王ロバート・マクスウェルが「科学」から巨万の富を搾り取る科学出版システムを作った方法とは? - Gigazin€ Ÿ¶ History of Nature - Natur€ F¶ Big Publishers, Bigger Profits: How the Scholarly Community Lost the Control of its Journal‡ Q¶ Are We Wasting Billions Seeking a Cure for Cancer@ ª9¶ ICOOON MON­ ªª¶ 東邦大学における外国雑誌価格高騰への対$ ª†¶ カリフォルニア大学、エルゼビア社との転換契約を発… ªi¶ Sci-Hub - Wikipediy ª›¶ 研究助成機関とオープンアクセス―NIHパブリックアクセスポリシーに関して - J-STAGÉ ª”¶ 1,500 scientists lift the lid on reproducibility - natur€ ª–¶ 白楽の研究者倫理