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リクルート社内IT 2018年度の取り組み
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Recruit Technologies
March 15, 2019
Technology
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リクルート社内IT 2018年度の取り組み
2019/3/15 社内IT施策 共有会 2019での、荒井の講演資料になります
Recruit Technologies
March 15, 2019
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Transcript
リクルート社内IT 2018年度の取り組み 2019/3/15 株式会社リクルートテクノロジーズ
本日のアジェンダ 2 リクルートについて 社内ITのミッション 2018年度の取り組み
3 リクルートについて リクルートについてご説明します
リクルートについて 4 創業 1960年3月31日 「大学新聞広告社」としてスタート グループ 従業員数 40,152名 (2018年3月31日時点) 連結売上高
21,733億円 (2017年4月1日~2018年3月31日) 連結経常利益 1,917億円 (2017年4月1日~2018年3月31日) グループ 関連企業数 361社 (連結対象子会社、2018年3月31日時点) 目指す世界観 「あなた」を支える存在でありたい
リクルートにおけるリクルートテクノロジーズについて 5 リクルート ホールディングス リクルートキャリア リクルート住まいカンパニー リクルートライフスタイル リクルートジョブズ リクルートマーケティングパートナーズ リクルートテクノロジーズ
リクルートスタッフィング スタッフサービス・ホールディングス リクルートコミュニケーションズ メディア & ソリューション事業 (株)リクルート 人材派遣事業 Recruit Global Staffing B.V. HRテクノロジ― 事業 RGF OHR USA, Inc. その他海外派遣グループ会社 Indeed,Inc. リクルートテクノロジーズは、リクルートグループにおける、 IT・ネットマーケティング領域のテクノロジー開発を担う会社です。
リクルートの社内ITサービスとユーザ層 6 PC・モバイル VDI(Windows 標準/セキュア) FAT(Windows) Mac 電話/スマートフォン コミュニケーション& コラボレーション
ファイルサーバ ポータル(SharePoint) Office 365(メール/予定表/Teams) Slack/LINE WORKS 業務システム 基幹系(経理/会計/人事システム等) BPR+RPA 57,000 ID 2,000 台 3,000 台 40,000 台 4.2 PB 53,000 ID 53,000 ID 11,000 ID 40 社 15,500 h削減 リクルートテクノロジーズの社内IT部門で リクルート全社で利用するサービスを企画・開発
7 ミッションと2018年度の取り組み ミッションのご紹介と2018年度の取り組みのご紹介です
ミッション 8 ニーズのその先を見通した社内ITサービスを提供することで すべてのユーザーのProductivity向上を実現する More Productivity 社内ITのミッション
2018年度の重点取り組み 9 ①マルチソリューション ②チャネル改革
マルチソリューションについて 10 ①マルチソリューション ②チャネル改革
“マルチソリューション”化 11 “ワンソリューション”から“マルチソリューション”へ舵を切りました。 今まで これから “ワンソリューション” “マルチソリューション” 提供 モデル メリット
デメリット PC環境はVDI限定! チャットツールはTeams!… PC環境はVDIメインでFATも提供! チャットツールはTeamsのほかSlackなども!… 〇集約効果によるコスト低減 〇集約効果による利便性の向上 〇リソース集中による高い品質の維持 ×多様なユーザニーズに答えられない 〇多様な働き方を支援し、 ユーザの生産性を向上 ×一般的にはコストがかかる ×品質維持の難易度が高い ①マルチソリューション ②チャネル改革
“マルチソリューション”の3つのポイント 12 営業 スタッフ エンジニア 職種の特性に合わせた ソリューションを提供する 評価指標を設定し、 バランスを考える まとめるところは
まとめる 【KGI例】 ユーザ満足度平均XX点以上 1人当たりコストXX円以下 【KPI例】 呼損率XX%以内 新規案件起案XX件以上 【KGI例】 ユーザ満足度平均XX点以上 1人当たりコストXX円以下 【KPI例】 呼損率XX%以内 新規案件起案XX件以上 施策 施策 施策 施策 データ アカウント 統合管理! 現状 2020年度 2023年度 単にソリューションを増やすだけではコストも上がり品質も下がるだけ。 リクルートは以下の3つのポイントでマルチソリューションをとらえています。 職種によってコミュニケーションの相手 が変わる。 それぞれの職種ごとに最適なツール を提供する。 評価指標を設け、費用対効果が出 ているかを継続的にモニタリング。 不要なものは捨ててマルチのバランス をとる。 ID/アカウントやセキュリティ、データ など まとめてしっかりと管理しておく。 ①マルチソリューション ②チャネル改革 セキュリティ
2018年度の取り組み~マルチソリューション~ 13 マルチソリューションに関連する2018年度の取り組みをご紹介します。 ①マルチソリューション PCラインナップ コミュニケーションツール ①マルチソリューション ②チャネル改革
PCラインナップ ①マルチソリューション PCラインナップ再検討 コミュニケーションツール 分散から集約を経て、 戦略的なマルチソリューションを提供することにしました。 分散したPC環境 戦略的なマルチソリューションを提供 VDIによるワンソリューション •
ユーザの個別ニーズで最適化 • 全体のサービスレベル維持が困難に 統合メリットを重視し VDIに集約 個別最適 開 発 企 画 営 業 ROIの視点で ラインナップを整備 ス タ ッ フ • リモート業務の推進に貢献 • 移動中や地方業務では接続 しづらいケースも 生産性
VDIによるスマートなWin10化 15 VDIのメリットを最大限生かし、 朝にはWin10化されている“朝テン”でWin10移行推進中です。 今まで(FAT時代) VDIによるスマートなWin10化 ・USBを製造して配送 ・業務中にユーザがOS移行・・・ 半日~1日近く業務停止・・・ ・VDI作成やデータコピーを夜間に自動で実施
・出社してすぐにWin10VDIが使える! 業務停止ほとんどなし! Win10VDI データ Win7VDI 事業 アプリ メール データ Win10VDI 準備できました 朝出社したら 10(テン)ができてる! “手動” OSの入った USBを数万本 も製造 配送 ユーザのOS移行作業 手厚いユーザサポート “自動” 内製ツールで夜のうちに Win10VDI自動作成 &データ移行 ログイン ①マルチソリューション PCラインナップ再検討 コミュニケーションツール
コミュニケーションツール 16 コミュニケーションツールはひとつに絞らず 相手や目的、ROIを重視して職種ごとに適したツールを提供しています。 営業 スタッフ ITエンジニア Microsoft Teams クライアント
システム 開発プラットフォーム CI/CD 監視システム チケット管理 コニュニケーション量 多 ▶ 同じチャットツール コニュニケーション量 少 ▶ メール、またはチャットツール複数持ち ①マルチソリューション PCラインナップ再検討 コミュニケーションツール
チャネル改革について 17 ①マルチソリューション ②チャネル改革
社内広報のWeb化 18 コミュニケーション戦略とコンテンツの磨き込みにフォーカスし 50,000人のユーザ対応をWebで完結 今まで(パワープレー) コミュニケーション戦略によって情報を活かす・人を動かす 情報の伝達のために駆け回り 利用者/IT部門双方が疲弊 ・メール/社内広報では 見てくれない
・会議や説明会の繰り返し 【社内広報~QA対応~インシデント管理】を自動で連係 より少ない投資で利用者/IT部門が活動できた ・コミュニケーション戦略の立案 何を/誰に/いつ/どのように伝えるか ・コンテンツと業務プロセスを徹底的に磨き込む ①マルチソリューション ②チャネル改革
社内広報のWeb化 – 詳細 – 19 社内広報/問い合わせサイト 説明 動画 QA 管理
情報共有/共同作業 自動連係 インシデント管理 MS FlowでWin10移行の社内広報~QA対応~インシデント管理を自動連係 各システムおよびチーム間のコミュニケーションをTeamsに統合 利用者、IT部門 双方が、場所や時間にとらわれず活動 ①マルチソリューション ②チャネル改革
20 ご清聴ありがとうございました。