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AIでテストプロセス自動化に挑戦する

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July 15, 2025

 AIでテストプロセス自動化に挑戦する

AI x Playwrightで“退屈なテスト”から自分を解放しよう!

本スライドは、現場QAエンジニアが抱える「自動テストの実装・修正の手間」「定型チェックに追われて本質的な分析ができない」といった課題を、AIとPlaywrightの力で一気に解決する最新のアプローチを紹介します。

プログラミング経験が少なくても、「やりたいテスト」を自然文で入力するだけでOK。AIがテスト観点の生成、ケース作成、DOM解析、実行、失敗時の自動修復、さらに未テストシナリオの自動発見まで完全自動ループを実現!

MITライセンスでオープンソース公開中。
現場の業務効率化やテスト自動化の新たな一歩を踏み出したい方に。

現場QAや開発エンジニア、テスト自動化に悩んでいる方におすすめ

ノースキルでもできる「AI活用×現場フィット」の工夫ポイントを解説
開発コストや実践ノウハウもリアルに公開!

GitHub: https://github.com/k-sakQA/autoplaywright
X (旧Twitter): https://x.com/Test_K_SAK

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July 15, 2025
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Transcript

  1. 自己紹介 坂田 一徳 (SAKATA KAZUORI) https://x.com/Test_K_SAK 業務委託、フリーランス4年目 社会人デビュー:2002年 QA約12年(ファーム、ミドル、在庫管理…etc, 50以上のプロダクト を担当) その他の職歴:製造業品証

    / 金属加工 / 塾の室長/ 食品製造…etc, 長野県上田市 出身&在住(フルリモートで渋谷 3年半) 住宅ローン35年 (残り14年) 特技:フォークリフトの運転 上田市消防団 第15分団 元部長 PTA 元支部長 公民館役員
  2. 技術的な工夫ポイント 1 観点リストで AIの発想をコントロール 生成AIの"思考の暴走"やトンチンカンなケース生成を抑制する▶「観 点リスト」を投入することで「やりたいテスト」だけを生成させる 2 DOM解析で「実行できるテスト」に限定 AIは対象画面のことが分からない状態でテストを生成する ▶ハルシネーション対策として、対象画面をDOM解析し、"本当に操

    作できる要素だけ"でケース生成する。 ※ツール側でDOM解析してAIに渡す。夢から醒ます 3 失敗テストの自己修復 失敗時のDOMを再解析し、AIがPlaywrightコードを自動修正。▶"観 点"はキープしつつ操作手順だけを柔軟に修正する。動的要素にも 対応 4 未到シナリオの自動探索 生成されるテストは一期一会。カバレッジを確保できない ▶テスト履歴をAIが解析し、カバレッジ不足や"未踏パターン"を洗い 出して提案。テストの「漏れ」をAIが自動で発見・追加する ハルシネーションと、冪等性の低さへの対策
  3. おまけ:リアルなコスト(開発はじめて 1ヶ月) 項目 費用目安 OpenAI $20(約3,000円) API利用 $25(約3,750円) Cursor(claude-4) $100(約14,500円)

    合計 $145(約21,250円) • "ノースキル開発 "だとコーディングエージェント代がかさむ • AI活用ノウハウでコスト最適化していく • (ファインチューニング課金も考え始めた)
  4. まとめ・今日の Takeaway 「誰もが自分で問題解決に向けて走れる!」 ノースキルでも可能 アイデア&情熱があれば"ノースキル"でも問題 解決手段を手にできる オープンソース 本ツールはMITライセンスで提供。ご自由に利用 ください。 ※ローカルで駆動

    車輪の再発明 AIを組み込んだテスト自動化製品は時を同じくし て同じような進化を遂げていた…が!! ループさせるような新たなイノベーションは生み 出せた気がする ※API契約は別途ご自身でお願いします