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デバイス名は変わりうる
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Satoru Takeuchi
PRO
June 13, 2020
Technology
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880
デバイス名は変わりうる
以下動画のテキストです。
https://youtu.be/Wl5wSXRPnxE
Satoru Takeuchi
PRO
June 13, 2020
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Transcript
デバイス名は変わりうる Jun 13th, 2020 Satoru Takeuchi Twitter: satoru_takeuchi 1
もくじ • 伝統的なデバイス名 • デバイス名は変わりうる • デバイス名の変化への対策 • まとめ 2
もくじ • 伝統的なデバイス名 • デバイス名は変わりうる • デバイス名の変化への対策 • まとめ 3
伝統的なデバイス名 • ブロックデバイスの伝統的な名前 ◦ HDD, SSD: /dev/sda, /dev/sdb… ◦ NVMe
SSD: /dev/nvm0n1, /dev/nvm0n2… ◦ VM上の準仮想化デバイス : /dev/vda, /dev/vdb... • TIPS ◦ ブロックデバイスの一覧表示 : lsblk ◦ ブロックデバイスの情報を得る : /sys/block/<名前>以下のファイルを見る • 主な用途: 起動時のマウント: /etc/fstab ◦ デバイス名ではなくUUIDというものを使っている。なぜ ? 4
もくじ • 伝統的なデバイス名 • デバイス名は変わりうる • デバイス名の変化への対策 • まとめ 5
デバイス名のつけかた • カーネルは起動時にデバイスの認識順に/dev/sda,/dev/sdb...と名前をつける 6 Disk A Disk B 最初に認識したから /dev/sda
Disk C 2番目に認識したから /dev/sdb 3番目に認識したから /dev/sdc
デバイス認識順が変わると… • デバイス名が変わってしまう ◦ この状態でdisk Cを初期化するつもりで dd if=/dev/zero of=/dev/sdcとすると死ぬ 7
Disk A Disk B 最初に認識したから /dev/sda Disk C 3番目に認識したから /dev/sdc 2番目に認識したから /dev/sdb
デバイス名が変わる典型例1: デバイスの故障 8 Disk A Disk B 最初に認識したから /dev/sda Disk
C 2番目に認識したから /dev/sdb 3番目に認識したから /dev/sdc Disk A Disk B 最初に認識したから /dev/sda Disk C 2番目に認識したから /dev/sdb 故障
演習 • やること: デバイス故障によってデバイス名が変更されることを確認 ◦ /dev/vda(ディスクA), /dev/vdb(ディスクB), /dev/vdc(ディスクC)がある仮想マシン環境を使う • 手順
1. 仮想マシン上で以下を確認 ▪ /dev/vdb(ディスクB)の先頭には”scratch1”という文字列データが入っている ▪ /dev/vdc(ディスクC)の先頭には”scratch2”という文字列データが入っている 2. 仮想マシンをシャットダウン 3. ディスクBを取り外す(故障のエミュレーション ) 4. 仮想マシンを再起動後 5. /dev/vdbの先頭に”scratch1”ではなく”scratch2”が入っていることを確認 9
もくじ 伝統的なデバイス名 デバイス名は変わりうる デバイス名の変化への対策 まとめ 10
代表的な対策 • Udevのpersistent device nameを使う ◦ Udevというサービスはデバイスを認識するごとに様々な別名をつけてくれる ▪ /dev/disk/by-uuid以下のファイル ▪
/dev/disk/by-label以下のファイル ▪ /dev/disk/by-path以下のファイル ◦ 詳細はarch wikiの”Persistent block device naming”のページなどを参照 • fstabには”UUID=”や”LABEL=”によるデバイス名指定もできる 11
もくじ 伝統的なデバイス名 デバイス名は変わりうる デバイス名の変化への対策 まとめ 12
まとめ • カーネルは起動時にディスク認識順に/dev/sda,/dev/sdbなどの名前をつける • 上記デバイス名は状況によって変わりうるのでfstabなどに指定するのは危険 • Udevのpersistent device nameなどをかわりに使う 13