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MS Ignite 2025で発表されたFoundry IQをRecap

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November 29, 2025

MS Ignite 2025で発表されたFoundry IQをRecap

JAZUG Shizuoka #3にて発表した資料です。
https://jazug.connpass.com/event/368296/

Miscrosoft Ignite 2025で発表されたFoundry IQについて内容をまとめました。

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November 29, 2025
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  1. 佐藤 陽 / Sato Akira サイオステクノロジー株式会社 Professional Service SL in

    静岡 仕事 Azureクラウド構築 生成AIを活用したアプリ開発 ブログ執筆 / 外部登壇 趣味 運動(ロードバイク/ランニング) 音楽(FUJI ROCK FESTIVAL) 読書(森博嗣/有栖川有栖) @satodayo1115 自己紹介
  2. はじめに 先日開催された Microsoft Ignite 2025 にて発表され た数多くの新機能の中でも、個人的に特にインパク トが大きかった 「Foundry IQ」

    について取り上げま す。 免責事項 本発表は、現時点で公開されているドキュメントや 記事に基づく「所感」です。 実際の検証結果は今後別途公開予定ですので、その 点ご承知おきください。 Introduction
  3. LLMが学習していない外部の知識(社内データ等)を組み合わせて回答する技術 1. Retrieval (検索) 質問に関連する社内ドキュメン トを検索し、関連情報を抽出し ます。 2. Augmented (拡張)

    検索結果をプロンプト(命令文 )に追加し、LLMへの入力を補強 します。 3. Generation (生成) 拡張された情報を元に、LLMが正 確で文脈に沿った回答を生成し ます。 前提:RAG (検索拡張生成) とは?
  4. LLM単体の課題 RAGのメリット • 知識の期限切れ: 学習カットオフ以降の出来事を 知りません。 • 社内情報の欠如: 非公開の社内データは学習して いません。

    • ハルシネーション: 事実に基づかないもっともら しい嘘をつくリスクがあります。 • 「カンニングペーパー」効果: 正しい情報を参照 しながら回答します。 • 最新・固有情報の活用: 常に最新のデータソース を参照可能です。 • 透明性: 回答の根拠となる参照元ドキュメントを 提示できます。 なぜ RAG が必要なのか?
  5. ナレッジの形式ごとに最適な処理が必要となり、設計と保守 のコストが肥大化します。 これらを個別にゼロから設計するのは大きな負担です。 • 多様なデータ形式: PDF, Office, 画像, DBなど形式は様々。 •

    処理の複雑化: チャンク戦略、OCR、ベクトル化モデルの 選定が必要。 • サイロ化: 部署ごとに異なるパイプラインが乱立しがちで す。 課題1:パイプライン設計の負担
  6. "One Size Fits All" は通用しない 全てのデータに同じ処理を適用しても精度は出ません。 • ファイル形式の壁: PDFの表組とWordのベタ打ちでは最適 な処理が異なります。

    • 内容の壁: 専門用語が多い技術書と一般的な社内報では戦 略が変わります。 • 調整パラメータの沼: チャンクサイズ、オーバーラップ率 、次元数など、無限の調整が必要です。 【詳細】データの「性格」に合わせた前処理の壁
  7. DEFINITION Foundry IQ とは "A unified knowledge layer for agents"

    (エージェントのための統一された知識レイヤー)
  8. Ubiquitous Knowledge for Agents Foundry IQは、パイプライン構築やアクセス制御を一括して 引き受けます。 チャンク化、ベクトル化、検索戦略をプラットフォーム側が 吸収し、開発者を解放します。 1.

    Knowledge Base という箱を作成 2. Blob, SharePoint, Web等のソースを接続 3. エージェントはこれを 1つのAPI として参照 Foundry IQ による解決策
  9. データタイプ データソース例 Foundry IQの処理 インデックス型 Blob Storage, Azure AI Search

    Indexes コンテンツ取り込み、チャンク化、ベクトル化を 自動実行。検索用に最適化されます。 リモート型 M365 SharePoint, Web Sites 直接参照するため、常に最新データを同期不要で 利用可能。データの鮮度を保ちます。 注目点1:データ投入と管理の自動化
  10. タスクの性質に応じて、エージェントが検索・推論にかける「思考の深さ」を調整可能です。 Fast / Shallow FAQや単純な事実確認向け レスポンス速度を最優先します。最小限のステップ で検索を行い、素早く回答を生成します。 Deep / Slow

    複雑な調査や多角的な分析向け 時間をかけて複数のソースを深掘りし、情報の網羅 性と精度を優先します。推論プロセスが増加します 。 Retrieval Reasoning Effort