「共創×熱狂×狂騒マーケティングの「現場」はいかに設計されているか:なぜそこにユーザーは参加し、没入するのか〜ニコニコ動画からAKB48まで」
・日時:2017年3月18日(土) 13:00-14:30
・場所:中央大学ビジネススクール(中央大学後楽園キャンパス 3号館 11階)東京都文京区春日1-13-27
・イベント:「春のリサプロ祭り(日本マーケティング学会リサーチプロジェクト合同研究会)」: 第1回ユーザー・コミュニティとオープン・メディア研究会
・テーマ:ユーザー・コミュニティと参加型プラットフォームが共創する「初音ミク」と「アイドル」たち」
http://www.j-mac.or.jp/research-project-new/13554/
・ゲストスピーカー:
濱野 智史(社会学者/評論家・rakumo株式会社リサーチャー・元アイドルプロデューサー)
・概要:
共創/熱狂マーケティングや、注目経済/経験経済などが注目されて久しいが、なぜ、そこまで人々は何かにそこまで参加し、没入し、お金をつぎ込むのだろうか?
やはり重要なのは、その核となる「ユーザー体験(UX)」と、次々と没入していく「カスタマージャーニー(没入していくまでの道と段階)」が、いかに”設計"されているかにある。
筆者は、あくまで1人の「ユーザー/オタク」として、徹底的にニコニコ動画やアイドルといったバーチャル/リアル関係なく様々な「現場」に潜入し、自らそこに熱狂しながら参与観察・フィールドワークを行い、著作にまとめてきた(『アーキテクチャの生態系』『前田敦子はキリストを超えた』)。
今回はその成果を、定性的な観点から濃縮して報告する。