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日本最大級のマッチングアプリ「タップル」で実現する Datadog を活用したセキュリティとパ...

akano yuki
December 20, 2024

日本最大級のマッチングアプリ「タップル」で実現する Datadog を活用したセキュリティとパフォーマンスの統合オブザーバビリティ

Datadog Live Tokyo 2024 Reprise で発表した資料です
イベントページ:https://www.datadoghq.com/ja/event/datadoglive-tokyo202412/

akano yuki

December 20, 2024
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Transcript

  1. APM Trace Queries について Span間 関係に基づいて Trace 検索、集計ができる機能 Service A

    から直接呼び出されている Service B また Service C Spanを含むトレースを検索するクエリ 例
  2. ボトルネック特定までの流れ 1. BFF レイテンシに対して処理時間 割合が大きいマイクロサービス APIを可視化 処理時間 割合が大きい API =

    パフォーマンス改善する価値が大きい API 価値が大きい APIから優先的に調査・改善することで効率良くレイテンシ改善できることに期待 2. API毎にAPM Traceを確認して怪しい Spanがないか探す 3. Continuous Profiler でボトルネックになっている関数を特定
  3. アプリケーション脆弱性へ オートトリアージ 他の機能とのシナジー ※ サンプル画面 APMを使っていれ ランタイムコンテキストを考慮して Severity を決定 してくれる

    • 🚀 In Production:本番環境である • 💣 Exploit Available:攻撃手法が公開されている • ⚠ Exposed to Attacks:攻撃リクエストを受けている
  4. 運用について • Severity Medium 以上 Vulnerability • Severity Low 以上

    ‘Exposed to Attacks’ Vulnerability • Severity Low 以上 Signal を 0 にすることを目標とし、 上記 条件に当て まる Vulnerability, Signal が検出されたら Slackに通知される Notificationを設定して運用している Vulnerability :脆弱性👾 Signal :脅威 あるイベント 🧨
  5. 今後の展望 • セキュリティリスク対処 シフトレフト Datadog IDEプラグイン 活用や SAST + Quality

    Gates 導入を検討して 開発段階でセキュリティリスクに対処できるように • SIEM 利用範囲 拡大 内製 管理画面などクラウドインフラ以外 監査ログも取り込むことで、 リスク ある操作を検知・予防できるように