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組織横断部門におけるバグ数可視化の全社導入の事例/Example_of_company-wide_bug_number_visualization in_cross-organizational_departments

組織横断部門におけるバグ数可視化の全社導入の事例/Example_of_company-wide_bug_number_visualization in_cross-organizational_departments

SHIMANE, Yoshikazu

July 08, 2021
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Transcript

  1. 4 自己紹介 • 島根義和 @shimashima35 • Webサービス企業でQA・テストを担当 ◦ 2021/06 末で退職済み

    • 元サーバサイドJavaエンジニア • 2019年 Selenium Conf Tokyo 実行委員 • 「エキスパートが教えるSelenium最前線」を共著 • 2012年からJaSST Tokyo実行委員
  2. 15 課題管理ツール外の可視化ツールの利用 After GitLab Google Spreadsheet BigQuery Looker ClickUp Google

    Spreadsheet BigQuery Zapier 単一ツールに 全てのデータを 集約 自作バッチ
  3. 17 最小限にルールで実現する仕組みを作る 以下のルールを守るだけでよい仕組みを実装 • バグを見つけたら課題管理システム上のタスクに `bug` というラベルを つける。 • 課題管理システム上のタスクに着手したときのステータス名を`in

    progress` という名前にする。 • タスクが完了したら、課題管理システム上でタスクを閉じる。 このルールを守るだけでバグの集計と解決にかかった時間を自動計測す る仕組みを作った。
  4. 20 役員を巻き込み後ろ盾になってもらう 役員を説得するために行ったこと • 自分がどんなに会社にとってよいと思っても役員が同じ意見とは限ら ない。 • 役員を説得した際のポイント • 会社全体や役員の視点で何が嬉しいかを示す。

    • 品質状況によりテコ入れ(投資)が必要かどうかの判断材料に なる。 • バグ=手戻りなので、バグを減らすことで無駄を減らせる。 • 先行実装を行い、少ないデータでも実際に可視化できた結果を見 せる。