Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Adapty_東京AI祭ハッカソン2025ピッチスライド
Search
shino
October 07, 2025
Technology
0
600
Adapty_東京AI祭ハッカソン2025ピッチスライド
東京AI祭ハッカソン2025の決勝戦で発表した「Adapty」のピッチスライドです
shino
October 07, 2025
Tweet
Share
More Decks by shino
See All by shino
マルチエージェントのチームビルディング_2025-10-25
shinoyamada
0
280
Other Decks in Technology
See All in Technology
シンプルを極める。アンチパターンなDB設計の本質
facilo_inc
1
1k
私のRails開発環境
yahonda
0
180
プロダクトマネジメントの分業が生む「デリバリーの渋滞」を解消するTPMの越境
recruitengineers
PRO
3
430
Oracle Database@AWS:サービス概要のご紹介
oracle4engineer
PRO
0
120
AI時代の開発フローとともに気を付けたいこと
kkamegawa
0
260
小さな判断で育つ、大きな意思決定力 / 20251204 Takahiro Kinjo
shift_evolve
PRO
1
300
オープンデータの内製化から分かったGISデータを巡る行政の課題
naokim84
2
1.3k
Contract One Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
0
9.9k
なぜフロントエンド技術を追うのか?なぜカンファレンスに参加するのか?
sakito
9
2k
Ryzen NPUにおけるAI Engineプログラミング
anjn
0
210
手動から自動へ、そしてその先へ
moritamasami
0
180
Docker, Infraestructuras seguras y Hardening
josejuansanchez
0
150
Featured
See All Featured
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.8k
Building Adaptive Systems
keathley
44
2.9k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
9.3k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
280
24k
BBQ
matthewcrist
89
9.9k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
31
2.6k
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
128
54k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
990
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
196
69k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
80
6.1k
Transcript
Adapty AI Agentsと親の共同体制で⼦供のネットリテラシーを育成 Shino Yamada
Adaptyの3つの機能 3つの機能で、親⼦の共同学習と対話をサポート 事例検索機能 最新トラブル事例と 予防策をキャッチアップ RPG機能 ネットリテラシーを楽しく向上 親⼦ナビ機能 ⼦供への適切な助⾔をサポート 👫親向け
👶⼦供向け 👫親向け
None
親⼦を⽀えるMulti-Agent-System ⼈間に価値を届けるAgentsと彼らのコンテキストを更新するAgentsが協働 親⼦ナビAgent 親 プロファイル DB 司書Agent 専⾨家として知⾒提供 事例ナレッジ Web検索Tool
教材更新Agent ⼦のリテラシーレベルを コンテキストとして活⽤ パーソナル トレーナーAgent 分析Agent シナリオDB AgenticRAG ⼦ 親 コンテキスト更新 コンテキスト活⽤
コンテキストエンジニアリング設計 コンテキストエンジニアリングを意識した設計により効率的な情報管理を実現 教材更新Agent 親⼦ナビAgent プロファイル DB 司書Agent 事例ナレッジ Web検索Tool パーソナル
トレーナーAgent 分析Agent シナリオDB RAG コンテキスト更新 コンテキスト活⽤ 各Agentの関⼼領域分離 コンテキストDBの独⽴ タスク関連情報の抽出 1 2 3
コンテキスト最適化の実証結果(W&B Weave) 親⼦ナビAgentではDBから抽出した変数を使ってプロンプトを構成、DB全データを 参照する⽅式と⽐較して消費トークン‧コスト43%減 全データ参照⽅式 変数抽出⽅式 消費トークン コスト
None
Appendix
収益化戦略 保護者向けにフリーミアムモデルを導⼊してブランド認知度を確⽴し、段階的に 学校‧学童保育市場へ展開 Phase1 Phase2 B2C 保護者向けフリーミアムモデル B2B2C 学校‧⾃治体とのライセンス契約モデル ⽉額880円
(※1) 年額1500円 /⽣徒あたり (※2) ユーザー基盤の構築‧拡⼤ スケーラブルな収益モデル確⽴ ※1 教育アプリの相場は⽉額700〜1000円 ※2 学校向けEdTech (Qubena等) の標準的な価格帯
競合優位な提供価値 2つの独⾃ループがかみ合って⽣まれる「⾃⼰進化する教育エコシステム」
システムアーキテクチャ フロントエンドはReact, バックエンドはExpress, AI層はDifyを使⽤ DB層 Dify KB/GD フロントエンド React バックエンド
Express 親⼦ナビ画⾯ RPG画⾯ 事例検索画⾯ API Routes AI層 Dify 親⼦ナビAgent トレーナーAgent 司書Agent 教材更新Agent 分析Agent 事例ナレッジ Perplexity Tool シナリオDB プレイ履歴DB プロファイルDB
コンテキストエンジニアリングの指針 「Adapty」のマルチエージェントシステムは、Anthropic発表の技術ブログで⾔及 されているコンテキスト戦略に沿った設計となっている 1. Separation of Concerns 2. “just in
time” approach 3. smallest possible set コンテキスト戦略
AgenticRAGの実装 司書Agentでは、従来のRAGを超え、動的な検索選択‧適応的なツール利⽤‧⾃律 的な知識ベースの更新(AgenticRAG)を実現 Tool Agent 👤ユーザー 質問 🕐時刻取得 🌐Web検索 ✨知識
ベース更新 📚知識 ベース 💬回答 🤖⾃律的 判断 既存知識で⼗分 追加情報必要 期間指定あり ⾃動追加
事例ナレッジのデータ形式 ネットトラブル事例のナレッジベースには、事例カテゴリ‧タイトル‧概要‧教訓 を定型フォーマットで記載したドキュメントが格納されている
WeaveによるQCT評価とLLM選定 品質要件(Q)‧速度要件(T)を満たすものの中で安価(C)なLLM(gpt-5-chat)を選定