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計測・可視化・適応のサイクルで進化するWi-Fiネットワーク Wi-Fi-スタジオ

計測・可視化・適応のサイクルで進化するWi-Fiネットワーク Wi-Fi-スタジオ

2022/6/15-6/17 に幕張メッセで開催されたInterop Tokyo 2022のShowNetスタジオでの講演資料です。

ShowNet

June 16, 2022
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Transcript

  1. ShowNet Free Wi-Fiを提供しています︕ • 「触れるShowNet」を是非ご体験ください • Interop Tokyo会場全域で利用可能です SSID パスフレーズ

    2022shownet [ Wi-Fi6 & IPv6 サービス ] messe-encore 2022shownet-owe [ Enhanced Open による実験的サービス] なし
  2. ShowNet Free Wi-Fiとは • 来場者、ShowNet関係者へ提供される無線LANサービス HALL 8 HALL 7 HALL

    6 HALL 5 HALL 4 HALL 3 HALL 2 HALL 1 東エントランス 中央 エントランス Conf (会議棟) 1F & 2F 幕張イベント ホール (1F) (2F) サービス対象エリア
  3. NAT64 Wi-Fi in e.pdf Life 登場人物 CGN NAT64 Captive Portal

    VPN装置 PoEスイッチ 無線LAN AP コントローラ クラウド コントローラ コントローラ 国際会議棟 ホール 2F
  4. 2022年のテーマの背景 高速Wi-Fiネットワークを支えるテクノロジと設計 Wi-Fi6 / mGig ⇒ シンプルとロバストの両立 レジリエントな品質の実現 刻々と変化するWi-Fi環境 有線網、Wi-Fi網の統合的な可視化と、方向付け・意思決定の支援

    コネクティビティの進化と統合 WPA3 Enhanced Open マルチバンド / ローミング支援 / キャプティブポータル 分散Wi-FiのL2延伸(L2VPN) IPv6シングルスタック構成+NAT64 計測・可視化・適応のサイクルで進化するWi-Fiネットワーク
  5. 高速ネットワークを支えるテクノロジ: 無線 • 今年度のShowNet Free Wi-Fi APは全てWi-Fi6 対応 ホール4: 華為技術日本様

    AirEngine 6761-21 ホール4: Juniper様 Mist AP33 ホール5/会議棟1F: H3C様 EWP-WA6638-FIT ホール6/会議棟2F: Ciscoさま Catalyst 9120 Catalyst 9130
  6. 高速ネットワークを支えるテクノロジ: 無線 国際会議棟 1F 国際会議棟 2F 国際展示場 ホール6 国際展示場 ホール4

    エントランス 2F 国際展示場 ホール5 Juniper様 Mist AP33 with Mist Cloud Huawei様 AE6761-21 with NCE Master H3C様 WA6638 with WX1840H Cisco様 C9120, C9130 with C9800-40 Cisco様 C9130 with C9800-40 TP-Link様 H3C様 WA6638 with WX1840H Cisco様 (Life)
  7. Enhanced Open方式の実験的提供 • SSID: 2022shownet-owe でサービス • “2022shownet”と異なりpassなしでも無線区間を暗号化 • 一部機種のみ対応のため、実験的な提供です

    • お手持ちの端末で接続できるか、ぜひお試しください。 OWE := Opportunistic Wireless Encryption コネクティビティの進化と統合
  8. IPv6シングルスタック / NAT64 構成, Captive Portal • 来場者Wi-Fiネットワークは IPv6のみを提供 •

    NAT64でIPv4インターネットへの接続性を提供 Palo Alto Networks様 PA-3260 ✓キャプティブポータル機能も集約 ✓デュアルスタックネットワーク 特有の問題を回避 コネクティビティの進化と統合
  9. Wi-Fiの利用形態が変わっても... ShowNetにおけるベストプラクティス • Wi-Fi設計・構築・運用の難しさは変わらない “汚れた”無線 クライアントの偏り 有線区間の複雑化 ・配線制約とのバランス ・APの電力需要とPoE SWの供給

    ・キャプティブポータルとの相性 ・Sticky Client問題による エリアスループットの低下 ・頻繁な切断による通信断 ・公衆Wi-Fi、モバイルルータ、 Bluetoothとの干渉 ・DFSによるチャネル移動
  10. モノを知る: APの場合 ShowNetにおけるベストプラクティス • 静的な特性の例 APの管理方式 (単体? コントローラ? クラウド?) サポートしている同時接続数

    アンテナの特性 取り付け方法 • 動的な特性の例 実際にサポートしている接続端末数 最大端末数で接続時の実効スループット 接続台数増加時のスループット低下 ?
  11. シンプル化によるラピッドデプロイ ShowNetにおけるベストプラクティス • イベントWi-Fi構築はデプロイが肝 • シンプル化で、時間内に確実なデプロイへ 無線区間 有線区間 ・APを「必要十分」に配置 ・できるだけ高い位置からサービス

    ・「低レートの禁止」「端末間通信の禁止」で BUM over Wi-Fiを抑制 ・PoEスイッチを増やしすぎないAP配置 ・LAGはスイッチ間の上流のみ ・可能な限りUTPで配線
  12. 幕張で皆様をお迎えするAP & NOCラック Wi-Fiラック: NOC#10 ホール4山側 ホール4/5/6海側 ホール5・会議棟1F ホール6・会議棟2F 2F

    華為技術日本さま AE6761-21 Juniperさま Mist AP33 H3Cさま EWP-WA6638-FIT Ciscoさま Catalyst 9130 Ciscoさま Catalyst 9120 TP-Linkさま EAP620HD