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大阪AIハッカソン フォローアップ勉強会 : Vibe Coding勉強会 Day 2

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October 27, 2025

大阪AIハッカソン フォローアップ勉強会 : Vibe Coding勉強会 Day 2

【オンライン開催】大阪AIハッカソン フォローアップ勉強会(全2回)— アプリ開発 入門→実践

初めてハッカソンで開発に取り組む方向けに、大阪AIハッカソンのファシリテーターが入門から公開までを並走サポートします。 アイデアの言語化 → 試作品(MVP)実装 → 機能追加 → 公開の流れを、実装デモと各自の作業時間で着実に進めます。 また、ハッカソンのテーマである io.intelligence API を、あなたのアプリに安全に組み込む方法も解説します。

※受講時は ChatGPT/Claude/Cursor/GitHub Copilot などの有料プラン利用を推奨します(効率が上がります)。 ※ハッカソン応募者以外にも一般参加枠があります。どなたでも歓迎です。

Day 1|入門:アイデアをMVPまで形にする
「だれの・どんな課題を・どう解決するか」をユーザー視点で整理(AIとの壁打ち含む)
簡易仕様(ミニPRD)を作成(必要な画面・動き、エラー時の振る舞いまで)
基本フローのデモ実装(フォーム → サーバ経由で処理 → 画面表示)
io.intelligence APIの組み込み方(まずはモック→差し替え可能な構成)
各自の実装タイム:最小構成のプロトタイプ(MVP)を完成へ

Day 2|実践:機能追加・設計図作成・安全に公開
MVPに価値ある一手(例:履歴保存・認証・UI改善・外部API連携)を追加
システム構成図/データフロー図で、仕組みとデータの通り道を見える化
公開手順(ホスティング/CORSの考え方/簡易監視の入れ方)
APIキーの安全管理(環境変数・Secretsの使い方、漏えい時の対応)
各自の実装タイム:機能追加と公開URLの用意まで仕上げ

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October 27, 2025
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Transcript

  1. 分散型GPUクラウド io.net、IO Intelligenceとは? • io.netとは? ◦ 分散型GPUクラウドを提供する Web3 プロジェクト(NY拠点、DePINカテゴリ)。 ◦

    DePINとは、ブロックチェーン技術を活用し、現実世界の物理インフラ( e.g. ストレージネットワー ク、ワイヤレスネットワーク)を分散的に管理・運用するアプローチ。 • IO Intelligenceとは? ◦ オープンソース系 LLM を扱える推論基盤 (OpenAI GPT-OSS-120BやDeepSeek, Qwen3の利用にも対応)。 ◦ チャット100万トークン/API 50万トークンを無料開放中。 ◦ VS Code 拡張「Roo Code」と IO Intelligence API の連携で、 無料のAIエージェント構築が可能。
  2. ルール説明 • 個人またはチーム で参加(Day 1 にチームビルディング可)。 • 社会課題は、各自の提案または提示リスト(後述)から選定。 • 最終ピッチで、成果物(Webアプリ,

    モバイルアプリ , チャットボット , IoT, ハードウェア連携 など, 何でもOK)を発表。 • 【スケジュール】 ◦ エントリー(6〜10チーム): 10/18 [Day 1 (10/18)] ◦ 開発期間: 10/18〜11/1 (2週間) ◦ 最終ピッチイベント: 11/1 [Day 2 (11/1)]
  3. Day 2 の ハンズオンタイム IO Intelligence 連携 MVPに価値ある一手(例:履歴保存・認証・ UI改善・外 部API連携)を追加

    ・IO Intelligence 連携が必須 ・課題を解決する特徴的な機能を追加しよう 特徴的な機能追加 基本機能追加
  4. IO Intelligence APIの組み込みに関して • どのLLMモデルを使用するか? ◦ モデルごとの動作感を試す ◦ https://nurumayudatalab.com/webtool-multiLLM/index.html •

    IO Intelligence API keyの取得 ◦ https://io.net/intelligence • APIのエンドポイント ◦ Model Json: https://api.intelligence.io.solutions/api/v1/models ◦ LLM: https://api.intelligence.io.solutions/api/v1/chat/completions
  5. curl https://api.intelligence.io.solutions/api/v1/chat/completions \ -H 'Content-Type: application/json' \ -H "Authorization: Bearer

    $IOINTELLIGENCE_API_KEY" \ -d '{ "model": "openai/gpt-oss-120b", "messages": [{"role":"user","content":"Say this is a test"}], "temperature": 0.7 }' curl https://api.intelligence.io.solutions/api/v1/models モデル情報(JSON)の取得 openai/gpt-oss-120bの実行例(IOINTELLIGENCE_API_KEYを環境 にすることをお忘れなく!!) curlコマンドをそのまま読ませて、あとは AI任せ
  6. システム構成図の事例 https://nurumayudatalab.com/ Workers Storage Database LLM LLM Image Gen Frontend

    / UI クラウドフレア Workers をUIと外部APIの橋渡しとし て配置し、低遅延、Secret、安全な中継、CORS 一元 化を行う “エッジAPIゲートウェイ” として運用。
  7. Day 2 の ハンズオンタイム 公開手順(ホスティング/ CORSの考え方/簡易監視の入れ方) APIキーの安全管理(環境変数・ Secretsの使い方、漏えい時の対応) 【良くハマるポイント】 CORS

    (コーズ / コアーズ / Cross-Origin Resource Sharing): ブラウザの他オリジン制約 。別オリジンへのアクセス結果を“読んでよいか”を、 サーバがAccess-Control-Allow-Origin等で宣言し、ブラウザがそれに従って許可/ 拒否する。 APIキーの保管 : API keyを環境変数として与える。
  8. 基準 評価のポイント Problem Perspective 課題設定の深さ、社会的意義、独自性 Solution Quality プロダクトの完成度、UI/UX、デモの実用性 AI Tech

    Depth モデル活用の工夫、技術的な挑戦 IO特性活用度 分散型GPUや低コスト性をどう活かしたか ハッカソンでの審査基準 https://www.notion.so/AI-2025-257b49fddb6180028debd9d43538aa66 【重要】Readmeやコードを AIに読み込ませて、この 評価のポイント に合 致するように、説明スライドや原稿を作成してください。 プロダクトの完成度を示すために、事前に画面録画で、動画を作成してください。
  9. ハッカソンの審査に向けて AIに推薦文、強みを書いてもらおう あなたは「コードベース読解+ピッチ編集」の専門家です。現在ワークスペースにあるリポジトリ(コードベース全体)を読み込み、実 装から事実を抽出して、審査4軸に最適化した日本語Markdownのピッチ骨子(ちょうど10枚)を作成してください。 # 4審査軸(必ず反映) - Problem Perspective(課題の深さ・社会的意義・独自性) -

    Solution Quality(完成度・UI/UX・デモ実用性) - AI Tech Depth(モデル活用の工夫・技術的挑戦) - IO特性活用度(分散GPU/低コスト/レイテンシの活かし方) # 出力仕様(厳守) - 10枚ちょうど、各スライド= 「タイトル」「要旨<=40字」「箇条書き3点(各<=16字)」 - スライド構成: 1 タイトル/タグライン 2 誰の何の痛みを解決するか?(定量) 3 社会的意義と独自性 4 解決アーキ概要(Mermaid構成図を1つ含める) 5 UI/UX見どころ 6 デモの流れ(Mermaidデータフロー図を1つ含める) 7 AI Tech Depth(プロンプト/評価/ストリーミング/フォールバック) 8 IO特性活用(分散GPU/コスト/レイテンシ、互換API) 9 Before → AfterのKPI(表)※推定可・式は脚注 10 次の一手・リスク対策・今後の開発目標 - 事実はコードから引用要約、推定は「※推定」で区別 - 余計な前置きや解説は不要。完成物のみ出力