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「クルマ×IoT」 この車、どうやったらコネクティッドになりますか?/ConnectedCar...

SORACOM
December 01, 2020

「クルマ×IoT」 この車、どうやったらコネクティッドになりますか?/ConnectedCarWithSORACOM

「SORACOM」は国内外で1万5千を超える様々なお客様にご利用を頂いているIoT向け通信プラットフォームサービスです。このセッションでは、事例を交えながら車両のIoT化の手法と、その実現をお手伝いするSORACOMをご紹介します。

2020年12月1日開催『SORACOM×SmartDriveが実現するIoTを活用したモビリティ業界のDXセミナー』セッション

株式会社ソラコム ソリューションアーキテクト
今井 雄太

SORACOM

December 01, 2020
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Transcript

  1. 株式会社ソラコム 概要 2017年8月よりKDDIグループ 商号 株式会社ソラコム / SORACOM, INC. 代表取締役社長 玉川

    憲 本社 東京都世田谷区玉川四丁目5番6号尾嶋ビル3階 拠点 日本、英国(ロンドン)、米国(シアトル) 事業概要 IoT/M2M向けの通信プラットフォームの提供
  2. SORACOMのSIMテクノロジーの歩み 日本をセルラーで クラウドに繋ぐ 2015年 世界をセルラーで クラウドに繋ぐ 2016年 2017年 デバイスに埋め込み 可能に

    2018年 デバイスを認証・ プロビジョニングする鍵に 2019年 2020年 コンシューマー向け ブランド eSIMプロファイル ダウンロード対応
  3. モノ・コト 基地局 セキュアな セルラー通信 自由度の高い データ通信管理 ✓ SIM・デバイスの発注 ✓ 通信ステータス設定・有効期限・解約

    ✓ IMEIロック(不正利用防止) ✓ イベントハンドラー ✓ デバイス認証、遠隔管理 データセンター インターネット クラウド IoTデータの 見える化 専用線 閉域接続も可 API連携 ✓ 公開サイト ✓ API 200以上 クラウド・アダプター Webコンソール ネットワーク クラウド セキュアな デバイス管理 グローバル展開 複数無線 ソラコムのしくみ
  4. IoT テクノロジー民主化のためのプラットフォーム SORACOM Global Platform ライブラリ & SDKs CLI(Go), Ruby,

    Swift Web インターフェース User Console データ転送支援 SORACOM Beam クラウドアダプタ SORACOM Funnel データ収集・蓄積 SORACOM Harvest プライベート接続 SORACOM Canal IoT向けデータ通信 SORACOM Air for Cellular (2G, 3G, LTE) / LPWA (LoRaWAN, Sigfox, LTE-M) 専用線接続 SORACOM Direct 仮想専用線 SORACOM Door API Web API Sandbox コネクティビティ ネットワーク インタフェース SIM認証・証明 SORACOM Endorse デバイス管理 SORACOM Inventory 透過型トラフィック処理 SORACOM Junction ダッシュボード作成/共有 SORACOM Lagoon セキュアプロビジョニング SORACOM Krypton アクセス権限管理 SORACOM Access Management アプリケーション デバイスLAN SORACOM Gate 開発者サポート Developer Support USB ドングル / セルラーモジュール / マイコンモジュール / ボタン デバイス オンデマンドリモートアクセス SORACOM Napter クラウドファンクション SORACOM Funk エッジプロセッシング SORACOM Mosaic オンデマンドパケットキャプチャ SORACOM Peek インラインプロセッシング SORACOM Orbit 次世代VPG
  5. IoTセレクション スマート農業 見守りGPS 車両管理 通行量調査 タブレットPOS トイレ満室管理 IoT電球 野外監視カメラ 積層信号灯監視

    スマート給餌機 電力監視 音声翻訳機 介護見守り 所在地管理 IoTオールインワン 画像監視 排尿リズム可視化 導入実績のあるIoTソリューションを、 初期導入費用を抑えたサービス利用料課金モデルで提供!!!
  6. • 位置情報(等のセンサーデータ) • 車両 -> クラウド • 定期送信 • 車両自体の情報

    • 車両 -> クラウド • 定期送信 • CANによる車載器と車両の接続が必要 • 解錠等のコマンド • クラウド -> 車両 • 任意のタイミングで送信 • CANによる車載器と車両の接続が必要 クラウドとやり取りするデータにはどんなものが?
  7. • スマートフォン • 入手性が高く、価格帯も柔軟。 • プログラマブル。既存のアプリをそのまま利用することができる場合もある。 • 給電手段は別途用意。 • 汎用GPSトラッカー

    • 車に持ち込んで電源をいれれば使い始められる。 • 給電手段は別途用意。 • 車載用GPSトラッカー: シガーソケット型 • シガーソケットに挿しておけば車のエンジンと連動して動作する。 • 車載用GPSトラッカー: CAN接続型 • GPSなどのセンサー情報に加え、CAN経由で車両からデータを取り出したり、 車両に対してコマンドを送ったりできる。 • 取り付けや配線にはある程度知識と経験、そして手間が必要。 GPSトラッカーの選び方
  8. SORACOMのアプリケーションサービス GPSトラッカーからの データを 安全かつ簡単にクラウド に送信 GPS SIM 加速度 GPSトラッカー eSIM

    内蔵センサー データセンター AWS Google Azure 専用線やVPN クラウドとの接続 Funnel クラウドアダプタ Beam データ転送支援 Funk クラウドファンクション Direct 専用線接続 Door VPN接続 Canal VPC接続
  9. 暗号化により保護 SORACOMのアプリケーションサービス SORACOM Funnel クラウドアダプター SORACOM Beam データ転送支援 例えばAWSやGoogleとデータを やり取りするなら

    SORACOM Funk クラウドファンクション AWS Lambda Google Cloud Functions Azure Functions クラウド Amazon Kinesis AWS IoT Core Microsoft Azure EventHubs Google Cloud Pub/Sub GPS SIM 加速度 GPSトラッカー eSIM 内蔵センサー
  10. APIによるデバイスへのSMS送信も可能 SMS Cloud SMS OK, let’s use this car! Unlock

    command is sent via SMS GPS SIM 加速度 GPSトラッカー eSIM 内蔵センサー API
  11. • 位置情報・温湿度・加速度センサーを内蔵 • 省電力なセルラー通信 LTE-Mに対応 (plan-D/plan-KM1にて利用可能) • バッテリー内蔵でどこにでも設置可能 • ウェブから各種設定が可能(デバイスでの設定不要)

    GPSマルチユニット SORACOM Edition GPSマルチユニット SORACOM Edition (plan-D SIM 1枚同梱) 11,000円 (税抜) 車両に載せて電源を入れるだけでSORACOM Lagoonで可視化開始
  12. ZTV サービス 導入事例 GPSマルチユニット SORACOM Edition, SORACOM Beam経由で 動態管理システム ”ugomeki”と連携することで課題解決

    z GPSマルチユニット SORACOM Edition SORACOM IoT SIM Unified Endpoint SORACOM Beam ugomeki PC/スマートデバイス
  13. 1. ユースケース/要件を整理する • どんなデータをやりとりしたいのか • 車両自体のデータは必要か • 車両へのコマンド送信は必要か • デバイスの開発や導入にあたって

    どの程度の手間がかけられるか 2. GPSトラッカーを選択する 3. クラウドサービスを選択する このクルマ、どうやったらコネクティッドになりますか? SORACOMのパートナー 様のデバイスや SORACOM IoT ストア クラウドとのやり取りを安全か つ簡単に実現するサービス群 事例やパートナー様のソリュ ーションをベースにした各種 アドバイス ソラコムの提供する価値
  14. アーキテクチャ UART CAN GPIO GPS SIM 加速度 SMS(or TCP) GPSトラッカー

    お客様 クラウド SORACOM Beam SMS SORACOM Harvest SORACOM Lagoon Unified Endpoint TCP(バイナリ) eSIM HTTPS(JSON) 内蔵センサー
  15. アーキテクチャの考慮点など UART CAN GPIO GPS SIM 加速度 SMS(or TCP) GPSトラッカー

    お客様 クラウド SMSはSORACOM API経由でのみ利 用可能(外部から電話番号向けに送信 できない)のでセキュア Unified Endpointを挟んでおくことに より、SORACOM Lagoonでの可視化 とクラウドへの転送を並行で実現 GPSトラッカーが送信するバイナリを SORACOM BeamがJSONへパースし てクラウドへ送信 必要なIOインターフェイスに合わせて GPSトラッカーの機種を選択 SMS待受は低い消費電力で実施可能 なので、車のエンジンオフ時に外部 からの鍵開けなどの実現が可能。 SORACOM Beam SMS SORACOM Harvest SORACOM Lagoon Unified Endpoint TCP(バイナリ) eSIM HTTPS(JSON) 内蔵センサー eSIMを利用することで耐 環境性を高めることも可能 暗号化と署名付与によりクラ ウドまでセキュアにデータを お届け