Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

[E2]CCoEはAI指揮官へ。Bedrock×MCPで構築するコスト・セキュリティ自律運用基盤

 [E2]CCoEはAI指揮官へ。Bedrock×MCPで構築するコスト・セキュリティ自律運用基盤

JAWS DAYS 2026 登壇資料

多くの運用では「検知の自動化」は進んでいる一方で、
判断や是正は依然として人手に依存しています。

本セッションではこの限界を突破するため、 Amazon Bedrock と MCP を活用し、
AWSツールをAIが操作する自律型運用基盤のアーキテクチャを紹介します。

単なるチャットボットではなく、以下のような能動的エージェントを目指した実装アプローチを解説します。

設計支援
構成図を元に Guardrails を用いたレビューを実行し、設計段階でリスクを検知

障害調査
アラートを起点にログを横断検索し原因特定を行うイベント駆動型エージェント

コスト診断
Billing 情報を巡回し、環境の健康診断レポートを生成する定期タスク

人間が戦略に集中するための、 AIネイティブなCCoEアーキテクチャを共有します。

JAWS DAYS 2026 セッション資料
https://jawsdays2026.jaws-ug.jp/
https://fortee.jp/jawsdays-2026/proposal/965c03e3-380d-4faa-a1af-74b47fc29103

Avatar for ishii-takuya

ishii-takuya

March 09, 2026
Tweet

Other Decks in Technology

Transcript

  1. JAWS DAYS 2026 Mashup for the Future CCoEはAI指揮官へ Bedrock ×

    MCPで構築するコスト・セキュリティ自律運用基盤 石井 拓也(株式会社ぐるなび)
  2. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e 自己紹介 石井 拓也 <Takuya Ishii> 所属: 株式会社ぐるなび

    開発部門 技術戦略室 CCoE 好きなこと: テニス、子供と遊ぶ(2児のパパ) 好きなAWSサービス: AWS Security Hub AWS Cost Explorer 好きなお姉さん: まやお姉さん (おかあさんといっしょ)
  3. 6

  4. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e AI 人 ・ 最新仕様検索 ・ 設計との照合 ・

    根拠提示・論点整理 ・ 正確なデータの用意 ・ 決定 AIは意思決定しない 「知識」アクセスと構造化を担う 責任境界(Case1 : 知識アクセス)
  5. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e 最初の設計:AIにすべて任せてみた 結果:信頼できなかった コスト情報取得 予実計算 改善案生成 レポート生成 問題はAIの精度ではない

    計算や判断を、AIに丸投げしていること 計算ミス(合計が合わない) 別アカウントのコスト混入 架空の改善案
  6. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e 解決アプローチ:事実層は固定。AIは説明 計算はコードで確定させ、AIに確定値を渡す ・ JSON Schema で構造化 ・

    Lambda / Athena で確定値算出 設計のポイント: ・ AIには数値を渡すだけ コードで算出したデータ例:
  7. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e AI 人 ・ 数値の構造化 ・ 変動要因の説明 ・

    定義済みアクション提示 ・ データの確定(前処理) ・ アクション定義 AIは決めない。事実を、判断できる形にする ・ 決定 AIとの責任境界(Case2 : レポート作成)
  8. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e Case3:Security Hub一次調査の自律化 AWS Security Hub Security Hub

    Finding Amazon Bedrock AgentCore (Orchestrator + CloudTrail MCP) CloudTrail Lake Slack Investigation Results & Remediation Guide Finding情報を ”固定コンテキスト”として渡す ・ 検索範囲を限定 ・ 精度のブレを抑制 設計のポイント: ・ ハルシネーション余地を縮小 「ログ横断検索をAIにやらせる」ではなく Findingで検索条件を固定している
  9. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e AI 人 ・ ログ検索 ・ 時系列整理 ・

    原因候補提示 AIは“原因候補を提示する”。断定はしない ・ 対応案提示 AIとの責任境界(Case3 : セキュリティ一次調査) ・ 正確なデータの用意 ・ 決定
  10. #jawsug #jawsdays2026 #jawsdays2026_e Guardrailsは万能ではない 実装: ・Amazon Bedrock Guardrails ・ 機密ワード検知

    ・ クレデンシャルマスク ・リモートMCP接続前フィルタリング セキュリティは機能ではない。設計である しかし、Guardrailsは防ぎきれない。 ・入力ポリシーを策定 ・ 検索範囲の制限 ・ IAM最小権限 ・運用レビュー