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現場のリアルをカメラで変える!小売・商業施設の「現場改革」最前線【SORACOM Discov...

現場のリアルをカメラで変える!小売・商業施設の「現場改革」最前線【SORACOM Discovery 2025】

手頃な価格のクラウド型カメラの登場により、防犯用途にとどまらず、現場の業務改善を目的とした導入が広がっています。スーパーマーケットや商業施設といった「人・モノ・動き」が集まる現場において、クラウド型カメラ「ソラカメ」がどのように活用され、在庫の最適化や運営改善につながったのか。2社の先進的な導入事例を通して、さまざまな現場での活用方法につながるヒントが満載です。

生活協同組合コープさっぽろ 店舗本部 店舗運営部部長 兼 管理部部長 栗山 貴史
株式会社 東京ドームマーケティング企画部・統括主任 矢倉 和雄
株式会社ソラコム ソラカメ事業責任者 高見 悠介

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SORACOM PRO

July 31, 2025
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  1. 株式会社ソラコム 事業責任者(ソラカメ&SORACOM Flux) 高見 悠介 株式会社東京ドーム マーケティング企画部 統括主任 矢倉 和雄

    氏 生活協同組合コープさっぽろ 店舗本部店舗運営部部長 兼 管理部部長 栗山 貴史 氏 現場のリアルをカメラで変える! 小売・商業施設の「現場改革」最前線
  2. 自己紹介 株式会社ソラコム /事業責任者(ソラカメ&SORACOM Flux) 高見 悠介 (たかみ ゆうすけ) 新事業開発(ソラカメ&SORACOM Flux)を担当

    経歴: 大手システムインテーグレーターにて 国内外の通信や決済サービスの事業開発を経て現職
  3. 様々な設置方法に手軽に対応可能 そのまま ポン置き ATOM Cam 2は 底面マグネットで天井、壁面取付 どちらのカメラも底面に 1/4インチネジ穴があります!! 市販汎用金具で

    ライティングレールへの取付可能! 市販汎用金具で ポール取付や三脚取付 市販屋外収容BOXに ルーター含めて取付も!
  4. 組合員数:2,017,607人 設立:1965年7月18日 出資金額:897億円 総事業高:3,186億円 ▪世帯加入率:81.3% ▪店舗:1,983億円 ▪宅配:1,134億円 ▪共済(代理店収入):22億円 ▪その他:46億円 ※4年連続

    3,000億円突破! 企業概要(2024年3月時点) 60周年を迎えました! 全職員数:15,429人 ▪正規職員:2,464人 ▪専任職員:2,179人 ▪パート/アルバイト:10,016人 ▪正規職員平均年齢:42.7歳 ▪平均在職年数:12.3年
  5. 店舗事業 「おいしいお店」をコンセプトに道内へ展開中! 過疎地域への出店や地元スーパーとの物流支援等も。 事業高:1,983億円(2024年3月20日) 拠点数:109店舗 部 門:農産、畜産、水産、デリカ、食品、日用品、サポート 事業紹介 都市型店舗出店 無印良品とのコラボ

    2021年11月「やまはな」店よりスタート。 1階「コープさっぽろ」2階「無印良品」との連携開始。 「そうえん店」ではバナナの量り売り、卵のばら売りな どの単身者、若年層向けの売場も展開。 24年10月より無印インショップ展開を 釧路貝塚店からスタート
  6. 20 ソラカメと従来設置カメラ比較 導入のプロセス 防犯カメラ(従来の設置) ソラカメ 目的 防犯、内部不正牽制 売場状況確認 カメラコスト 高額

    安価 設置作業 業者依頼 最低半日 簡単 10分程度 カメラ設置場所変更 変更時は業者依頼 簡単 ネットワーク環境 整備時は業者依頼 簡単 WifIがつながっていればすぐに 遠隔操作 可能 可能 運用面 シンプル 汎用性なし シンプル 汎用性あり 以上を踏まえ導入コスト、設置のハードル含め十分投資効果アリと判断
  7. 24 先行導入から見えた店別の課題 導入のプロセス ①RNオープンした、すみよし店の最終値引き時間が一定であり7時には売場に商品が無 くなっていた 夜間担当者に任せきりになっており、問題の発見につながった 対策:日報の活用を更に行い、時間帯別の傾向から値引き時間を日時設定 決まった時間での値引き(15時2割 17時3割 19時半額等)を止めさせる

    ②3月3日(ひな祭り)えんべつ店のハレ商材(ちらし寿司等)が昼で売り切れていた 開店が24年2月と初めてのハレの日だったが予測が甘く発注が足りなかった 対策:町内唯一のスーパーであり(2店舗併合の為)ハレの日は更に強気な発注が必要 発注量の点検を地区のSV(スーパーバイザー)と実施
  8. 35 合計約1000台を現在運用中 コープさっぽろとソラカメの今後 25年度はデリカ24年度対比値廃1.5%改善として設定。 その他に昨年末に年末売場保存の為、農産、畜産、水産にソラカメを設置完了。売場 の現状分析、対策ツールとして運用。 ・昨年のお盆等の売場の確認 前年データだけでは見れない視覚的な部分 ・遠隔地店舗の更なる売場確認 移動距離分を市内店舗への指導時間に充てられる

    ・デリカのみだった現状分析が生鮮部門全体で可能に 部門が広がる事で今まで見えてこなかった部分の検証が可能に ソラカメは使用用途によりまだまだ可能性があり、現場力を高 めながら更なる好事例を全道で収集し改善を進めます 競争環境が激しい北海道の中で戦う「現状分析/対策ツール」と してソラカメ運用を更に進めていきます。