Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

コミュニティと共に歩む、OSSと共に生きる / Life with OSS and Community

コミュニティと共に歩む、OSSと共に生きる / Life with OSS and Community

soudai sone

June 22, 2023
Tweet

More Decks by soudai sone

Other Decks in Technology

Transcript

  1. コミュニティと共に歩む、
    OSSと共に生きる
    Fusic x リンケージ 交流会

    View Slide

  2. コミュニティと


    共に合う歩む

    What is it?

    View Slide

  3. OSSと共に生きる



    What is it?

    View Slide

  4. それはなぜか


    そしてどうやって実現するか

    What is it?

    View Slide

  5. What is it?
    https://www.pasonacareer.jp/article/181018/

    View Slide

  6. そーだいなる経験から


    実践するために必要な話をします

    What is it?

    View Slide

  7. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  8. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  9. 自己紹介

    曽根 壮大(38歳)

    Have Fun Tech LLC 代表社員

    株式会社リンケージ CTO


    そ  ね   たけ とも

    ● 日本PostgreSQLユーザ会 勉強会分科会 担当

    ● 3人の子供がいます(長女、次女、長男)

    ● 技術的にはWeb/LL言語/RDBMSが好きです

    ● コミュニティが好き

    View Slide

  10. 突然の宣伝

    
予防医療のリンケージ



    ● リモートワークの不安を数値にするストレスチェック
    ● 女性の健康課題をサポートする
    ● リモートワーク、ちょっとした心配を相談できる安心をご提供

    View Slide

  11. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  12. コミュニティに触れる



    コミュニティに触れる

    View Slide

  13. コミュニティとの関わり方は


    一つじゃない

    コミュニティに触れる

    View Slide

  14. コミュニティに触れる
    ● 勉強会に参加する

    ● SNSやSlackで交流する

    ● OSSを使う、フィードバックする

    ● OSSを作る、育てる、支援する

    ● ドキュメントを見る、作る、メンテする


    View Slide

  15. コミュニティに触れる

    ↓

    新たな出会い

    コミュニティに触れる

    View Slide

  16. 出会いには


    人生を変える力がある

    コミュニティに触れる

    View Slide

  17. 人生を変えた言葉



    コミュニティに触れる

    View Slide

  18. 第一回 オープンラボ備後


    2010年7月31日(土曜日) 13:00~17:00

    人生を変える言葉との出会い

    View Slide

  19. 若かりし頃のそーだいさん

    View Slide

  20. “そーだい君はまだ自分の柱を決めてないの?

    僕が25歳のときには、

    もうLinuxカーネルで生きていくって決めてたよ”


    ひらさん

    そーだいさんの人生を変えた言葉

    View Slide

  21. “PostgreSQLが機能不足なのは分かる。

    だけど、OracleDBには自分でパッチを当てることすらまま
    ならないけれど、PostgreSQLはOSSだから、

    自分で機能を追加していいんだよ”


    大垣靖男(@yohgaki)さん

    そーだいさんの人生を変えた言葉

    View Slide

  22. 本物のハッカーの出会いが


    自分の新しい道を気付かせてくれた


    人生を変える言葉との出会い

    View Slide

  23. 多くの人に


    影響を与えた言葉たち


    人生を変える言葉との出会い

    View Slide

  24. 人生を変える言葉との出会い

    View Slide



  25. Better late than never. 


    遅くても、やらないよりはやったほうがいい



    – @miyagawa

    人生を変える言葉との出会い

    View Slide

  26. コミュニティには


    多くの人を変える力がある


    人生を変える言葉との出会い

    View Slide

  27. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  28. OSSを作るのは


    ソースコードを書くことだけではない

    OSSを使う側から作る側へ

    View Slide

  29. OSSの参加の仕方
    ● OSSを使ってバグを見ける、Issueを作る

    ● OSSを使って、より良い使い方、機能を提案する

    ● OSSの使い方や機能をドキュメントにする

    ● OSSを新しく使い始めた人たちをサポートする

    ● OSSのテストに参加し、品質を高める


    View Slide

  30. “僕らは技術で問題を解決することで価値を高め
    たり、対価を頂いている。例えば使っている
    OSSに
    バグがあったらどうだろう?

     これは自戒をかなり含むが不満をSNSで書き散
    らかし、コード側には場当たり的は追加をしてない
    だろうか。

     我々はソフトウェアエンジニアだしOSSは公開さ
    れているので問題があるならパッチを送ればいい
    し、不満があるなら要望を出せば良い。
    愚痴は
    Twitterに書いても作者に届かないし、場当たり的
    なコードを書いても根本的な問題は解決しない
    。

     勿論、みんながみんなコードを書くことが得意で
    はない場合もある。 でもせめてそれは作者に届く
    形で伝えるべきである。”

    https://soudai.hatenablog.com/entry/2018/02/09/131638

    View Slide

  31. プロフェッショナルは自認


    エキスパートは他認

    OSSを使う側から作る側へ

    View Slide

  32. プロフェッショナルの道は


    今日の振る舞いを変えるところから

    OSSを使う側から作る側へ

    View Slide

  33. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  34. 正解はない



    正解にする技術

    View Slide

  35. 様々な過程の結果


    これが正解だった、がある

    正解にする技術

    View Slide

  36. まず、組織における技術選定とは「正解を選ぶ」こと
    ではないと思っています。 

     これはその技術選定結果はその人個人についてま
    わるのではなく、組織として維持し続けなければなら
    ないからです。 また、選定した人だけでなく、組織の
    他の人も同じように技術を活用している状態を作るこ
    とも必要です。 採用理由がいかに合理的であろう
    が、判断基準を満たしていようが、世の中のデファクト
    だろうが、賛同者がいなければ独りよがりになってし
    まいます。

     なので重要なのはその選択を「正解にする力」なの
    です。 もちろん選択も「正解にしやすい」「正解にし続
    ける」ためにより確度が高い選択はあると思っていま
    す。 それは前に述べた、採用理由や基準というもの
    です。

    「正解にする力」とは分解すると「正解にしやすくす
    る」と「正解にし続ける」となります。

    https://techlife.cookpad.com/entry/2022/08/10/134844

    View Slide

  37. 正解にする力をつける



    正解にする技術

    View Slide

  38. 正解にする力をつける

    ↓

    正解にする技術

    正解にする技術

    View Slide

  39. 正解にする技術は


    身近なところから学べる

    正解にする技術

    View Slide

  40. 身近な例
    ● 流行りのOSSがなぜ流行ったのか

    ● 特定のミドルウェアがどんな問題を解いているのか

    ● 自分たちがどうやって技術的負債を返済するか

    ● 運用を如何に改善し、ビジネスに貢献するか

    ● 体系的な知識や歴史から、再現性を身につける

    …etc


    View Slide


  41. 愚者は経験から学び


    賢者は歴史から学ぶ


    – オットー・フォン・ビスマルク

    正解にする技術

    View Slide

  42. 知る

    (知識の壁)

    やる

    (行動の壁)

    わかる

    (理解の壁)

    できる

    (技術の壁)

    している

    (習慣の壁)

    知らない

    (無知の知)

    正解にする技術

    View Slide

  43. 知る

    (知識の壁)

    やる

    (行動の壁)

    わかる

    (理解の壁)

    できる

    (技術の壁)

    している

    (習慣の壁)

    ステップアップしていくことが大切

    知らない

    (無知の知)

    正解にする技術

    View Slide

  44. やる

    (行動の壁)

    知らない
 知らない
 知らない

    できる

    (技術の壁)

    している

    (習慣の壁)

    いきなりやろうとすると大変

    挫折の理由になる

    正解にする技術

    View Slide

  45. 身近なところから学ぶために


    コミュニティを活用する

    正解にする技術

    View Slide

  46. 学びを身につけるために


    OSSと共に生きる

    正解にする技術

    View Slide

  47. 1. 自己紹介

    2. コミュニティに触れる

    3. OSSを使う側から作る側へ

    4. 正解にする技術

    5. まとめ

    あじぇんだ

    View Slide

  48. まとめ

    View Slide


  49. 優れた芸術家は模倣し、


    偉大な芸術家は盗む


    – パブロ・ルイス・ピカソ

    まとめ

    View Slide

  50. “僕に恩返ししたいなら

    次の人に水の場所を教えてあげて”


    オープンラボ備後 Osamu Yumimoto

    まとめ

    View Slide

  51. 水の場所は教えてあげることができるが


    水を飲むかは自分次第

    まとめ

    View Slide



  52. “手を動かした者だけが、世界を変える”




    株式会社はてな id:onishi

    まとめ

    View Slide

  53. 自律を勝ち取りましょう



    まとめ

    View Slide

  54. ご清聴ありがとうございました



    まとめ

    View Slide