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AI時代の開発生産性を加速させるアーキテクチャ設計

 AI時代の開発生産性を加速させるアーキテクチャ設計

2025年7月3日/4日開催「開発生産性Conference 2025」登壇資料
https://dev-productivity-con.findy-code.io/2025

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PLAID Tech

July 03, 2025
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Transcript

  1. © PLAID, Inc. ⾃⼰紹介 Jun Kusahana ⽇⿐ 旬 Core Platform Department

    Head 2012 ~ IBM Webアプリケーション開発 2019 ~ プレイド - リアルタイム解析エンジン開発 © PLAID, Inc. 2
  2. © PLAID, Inc. KARTEについて © PLAID, Inc. 3 CX(顧客体験)プラットフォーム ⼀⼈ひとりに合わせた

    顧客体験を提供 WebやAppの訪問者の⾏動を 顧客ごとにリアルタイムに解析
  3. © PLAID, Inc. セキュリティ上の課題 © PLAID, Inc. 14 - ExternalなSourceに対してExploringが情報漏洩リスク

    - Claude Code ActionsもデフォルトWeb Searchはしない - ⼈であればチェックするが、Github Actionsでは都度 チェックは難しい - InternalなSourceに対する権限管理 - 間違うとGithub issueを通じて本来のアクセスコントー ルの抜け⽳になってしまう可能性がある
  4. © PLAID, Inc. セキュリティ上の課題に対するアプローチ1 © PLAID, Inc. 15 - ExternalなSourceに対してExploring⽤のGithub

    Repoを⽤意 - ソースコードのRepositoryと分離することで情報漏洩時のリスクを低減
  5. © PLAID, Inc. セキュリティ上の課題に対するアプローチ2 © PLAID, Inc. 16 - Internalなリソース

    -> Githubの⽅向に切り替える - Github -> Internalなリソースではなく - issue作成時にコンテキスト情報やラベルを付与して、Coding AgentにPlanのための情報を付与する
  6. © PLAID, Inc. Github Issue CentricなCoding Agentのワークフロー設計 © PLAID, Inc.

    17 - Github Issueを中⼼に、Coding AgentがExplore -> Plan -> Codingするセキュアなワークフローを構築する
  7. © PLAID, Inc. (まとめ)AI向けの開発開発環境作り © PLAID, Inc. 18 - Coding

    Agentが⾮同期で開発し、⼈がレビューするフローを⼀定作れた - Agentの進化次第で変わる可能性は全然ある - Coding Agentの⾃律性を拡張することとセキュリティの担保は難しい - (学び)Multi AgentでそれぞれのAgentの⽬的ごとに権限‧セキュリ ティを分けてOrchestrateするパターンもありかもしれない
  8. © PLAID, Inc. 本⽇のテーマ © PLAID, Inc. 19 1. AI向けの開発環境作り

    2. AI時代のデータアーキテクチャ 3. 今後の取り組み(AI Agent)
  9. © PLAID, Inc. BI Toolベースでのフロントエンド開発 Product(Message)のレポート画⾯開発 BigQueryのデータに対して - BI Tool(Codatum)でReport

    - FrontendでReportのEmbed 結果 - PdMがSQLを書き、Coding Agentを⽤ いて画⾯までの埋め込みまで作れた © PLAID, Inc. 22
  10. © PLAID, Inc. (まとめ)AI前提のデータアーキテクチャ © PLAID, Inc. 28 - サイロ化したデータを⼀箇所に集約するデータアーキテクチャが重要

    - その上で⾼速にインタラクティブに分析できる基盤がAI⾃体には不可⽋ - そもそも画⾯を作らなくてもAIがインタラクティブに分析できる世界
  11. © PLAID, Inc. 本⽇のテーマ © PLAID, Inc. 29 1. AI向けの開発環境作り

    2. AI時代のデータアーキテクチャ 3. 今後の取り組み(AI Agent)
  12. © PLAID, Inc. Productに組み込むAI Agent開発中 © PLAID, Inc. 30 mastraを活⽤

    https://mastra.ai/ https://mastra.ai/blog/plaid-jpn-gcp-agents
  13. © PLAID, Inc. mastraを活⽤したシステム設計 © PLAID, Inc. 31 Built-Inの機能が充実している -

    Agent - ワークフロー定義できる - Memory, Toolsでの拡張も可 - Evaluation - MastraStorageで保存可能 - MongoDBに保存 - BigQueryにReplication - Observability - Open Telemetry対応 - Datadogに送付 - Playground - 開発者が簡単にテスト可能 注意点 - 開発スピードが早いので追いつく必要 - 今できないことが数⽇後解消されている
  14. © PLAID, Inc. 伝えたいこと © PLAID, Inc. 32 - Coding

    Agentが⾮同期的にタスク実⾏できれば、開発の並列度はより上がる - データ可視化系サービス‧画⾯開発においては、データアーキテクチャがそ の開発⽣産性を⼤きく左右する - Product組み込み⽤のAI Agent、MCP Serverはこれから絶賛開発していく