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Azureの料金のはなし (2014年時点)

Azureの料金のはなし (2014年時点)

2014/11/22に行われた第5回JAZUG札幌勉強会のLTで発表した内容です。

Takuya Shibata

November 22, 2014
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Transcript

  1. 自己紹介  H/N  素敵なおひげ Twitter - @stknohg Blog -

    http://stknohg.hatenablog.jp/  何者?  CLR/HとJAZUG札幌の裏方です。  札幌でSIerやってます。  残念ながらお仕事ではAzure使ってません (´・ω・`)
  2. Azureの料金について  料金概要  従量課金  最新の料金はWebで確認  http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/ 

    早わかりガイド  http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/azure/Buy/licensing- guide/default.aspx  料金計算ツール  http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/calculator/  簡易見積りシミュレータ  MSBCのツール  利用例の多いユースケースで計算できる  http://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/campaign/azure2/03_trial/azure simulator/
  3. リザーブドインスタンス(AWS)  EC2、RDS等の一部のサービスが対象  1年または3年の長期利用を予約し、予約金を払う事 で使用料を割引する  予約するAZ、インスタンスタイプを指定  軽度~重度までの種類があり、予約金の額と割引率が異

    なっている  途中解約しても予約金が返ってこないだけでペナルティ は無い  スポットインスタンスなんてのもあるがこちらは割愛  参考  http://www.slideshare.net/AmazonWebServicesJapan/20 131023-aws-meisterregeneraterispotpublic
  4. 従量課金制サブスクリプション  いわゆる通常の従量課金  基本クレジット払い  請求書払いは要承認  http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/invoicing/ 

    支払通貨は(日本においては)円  Microsoftアカウントの支払通貨で決まる?  支払通貨を変更できるのかは不明  出来なさそう  詳細  http://azure.microsoft.com/ja-jp/offers/ms-azr-0003p/
  5. オープンボリュームライセンスプログラム  リセラー(販売代理店)からAzureクレジットを購入する 方式  Azureクレジットは$100(¥10,200)単位で購入  ただし、実際の販売価格はリセラーが決める  クレジットの有効期限は12カ月

     支払方法はリセラーに応じた形  日本の商習慣にあっている…はず。  使用料に対するディスカウントは無い  リセラー毎による付加サービスがある…んだと思います。  詳細  http://azure.microsoft.com/ja-jp/offers/ms-azr-0111p/  http://www.microsoft.com/japan/msbc/Express/sbc/license/azure_ol_1508/
  6. エンタープライズ契約(EA)  ボリュームライセンスのEAと同等の内容  年払い  ユーザー規模に応じた価格レベル(A-D)に応じて使用料を割引  金額の詳細は非公開? 

    価格レベル一覧  詳細  http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/enterprise-agreement/  http://www.microsoft.com/ja-jp/licensing/licensing-options/enterprise-detail.aspx 価格レベル デバイス/ユーザー数 A 250 台(人)以上、2,400 台(人)未満 B 2,400 台(人)以上、6,000 台(人)未満 C 6,000 台(人)以上、15,000 台(人)未満 D 15,000 台(人)以上
  7. メンバープラン  MSDNサブスクリプションなどを持っていると割引 サービスを受けられる  MSDNサブスクライバー  月¥10,500のAzureクレジット  開発利用に限り使用料が値引きされる

     VM 33% 割引  Cloud Services、HDInsight、Reserved Websites 25% 割引  BizSpark メンバー  BizSparkのMSDNも割引対象  Microsoft Partner Networkメンバー  月¥10,500のAzureクレジット
  8. (まとまらない)まとめ  最初はAzureとAWSで価格比較でもしようかと思っ たんですが、無理でした。  そもそも論としてサービスが多すぎる  利用シーンやパターンがそれぞれ異なる  料金プランも結構違う

     Azureの購入オプションが地味にわかりにくかった。  個人がとりあえず従量課金する分には問題ない  オープンボリュームはもう少し詳しい説明が欲しい  既存のボリュームライセンス契約との関連がややこし い