1 2 3 4 5 6 7 8 D E 2 1 0 A B C 7 6 5 4 3 6 7 0 1 2 3 4 5 E D C B A ◎ S 前衛MBがマイナステンポで助走し、他のアタッカーが1st ないしは2nd テンポで助走するパターン セッターが向いた側のスロット3ヶ所と、背中側のスロット 1ヶ所(スロットC)から攻撃を仕掛けるパターン 2nd 1st 1st 3ヶ所 1ヶ所 minus TEMPO SLOT が主流であった。
刺激が多数ある場合、1つだけに反応してそれ以外には反応しない 場合の反応時間( 弁別反応時間 )と、各刺激ごとに別々の反応を する場合の反応時間( 選択反応時間 )があり、前者に比べて後者 の方がさらに長くなることを、Dondersは報告している。 ‣ またHenryらは、反応後の課題が複雑になるほど、反応時間が長く なることを報告している。 Henry, F.M, and Rogers D.E.(1960): Increased Response Latency for Complicated Movements and A “Memory Drum” Theory of Neruromotor Reaction. The Research Quarterly, 31, 448-458 Donders, F.C.(1969): On the speed of mental processes. Acta Psychologica, 30, 412-431 単純反応時間 < < 弁別反応時間 選択反応時間 単純反応時間 弁別反応時間 選択反応時間
ຊʹ͍τεඞཁͳͷ͔ʁ όϨʔϘʔϧݚڀ Photo by FIVB 《 World Cup 1999 》 《 World Cup 2019 》 クイックの助走・踏切の タイミングが遅くなり、 セットアップからボール ヒットまでの経過時間が 0.5秒を超えるクイック が増えてきている。 そのため、「クイックに上がらない」という判断を早い段階で行う ことが、容易ではなくなった。
3 4 5 6 7 8 D E 2 1 0 A B C 7 6 5 4 3 6 7 0 1 2 3 4 5 E D C B A ◎ S 1st 1st 2ヶ所 2ヶ所 こうした2010年代以降に生じた、同時多発位置差攻撃の質的変化 にも関わらず、World Cup 2019 男子大会でデディケートシフト が再びトレンドとなってきており、ブロック戦術の世界のトレンド について、今後も継続的に研究していく必要があると考える。 セッターの背中側2ヶ所の スロットから、アタッカー が攻撃参加するパターンが 増えており、デディケート して相手セッターが背中側 にセットするのを見極めら れても、選択肢が絞れなく なっている。 さらに、4人のアタッカーが助走に入るスロットの組み合わせも、 従来から変化が生じ、 https://note.com/suis_vb/n/n72efe9a63a19ɹhttps://note.com/suis_vb/n/n6d7ee9f13497 1st 1st