Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考える
Search
suzukentaro
May 24, 2022
Technology
1.3k
0
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考える
2022/05/24の開発PM勉強会vol.11で登壇した内容になります。
suzukentaro
May 24, 2022
More Decks by suzukentaro
See All by suzukentaro
ざんねんなプロダクト開発事典
suzukentaro
6
14k
株式会社TimersがLeSSを導入後 1年半の成長記録
suzukentaro
2
920
リモートでもできる!オンラインユーザーインタビュー
suzukentaro
0
1.9k
PMとして信頼を勝ち得るコミュニケーション術
suzukentaro
0
160
プロダクト開発というスポーツ/Sport of product development
suzukentaro
2
810
開発チームにカンバンを導入した理由とその変遷 / The reason and history of introducing KANBAN to our development team
suzukentaro
0
370
対話から改善を生み出し、ROIを高める 〜とあるプロダクトオーナーの軌跡〜/Make good ROI from dialogue
suzukentaro
0
960
Other Decks in Technology
See All in Technology
【書籍出版記念】 10周回って、エージェント開発は RAGがすべてだった。〜RAGの歴史と開発現場で見えた実践知〜
akiratameto
19
6.8k
【GCC2026】大規模言語モデルを活用した内製検索サービスの社内展開や業務活用
bandainamcostudios
PRO
0
520
LLM・AIエージェントシステムベストプラクティス
shibuiwilliam
6
1.6k
SmartHR Engineering Team Deck
smarthr
1
3.6k
平文パスワードはログに“残り” ── 肝心の侵入は“痕跡すら残らない”
kuroneko13
0
120
サイボウズ 開発本部採用ピッチ / Cybozu Engineer Recruit
cybozuinsideout
PRO
12
85k
2027年のMetricKit
kantacky
0
160
AWS Blocks が楽しい #ゆるWeb札幌
tacck
PRO
0
120
Kiro Crew入門 - 常駐エージェントの仕組みと使いどころ / Intro to Kiro Crew
k_adachi_01
1
820
三人寄ればチューリング完全
puhitaku
6
3k
Genie Codeハンズオン応用編
taka_aki
0
140
Rust×eBPFでEDRっぽいものをつくる
sunlife3
2
870
Featured
See All Featured
We Are The Robots
honzajavorek
0
310
How GitHub (no longer) Works
holman
316
150k
AI Search: Implications for SEO and How to Move Forward - #ShenzhenSEOConference
aleyda
1
1.3k
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
1
2.1k
How to Grow Your eCommerce with AI & Automation
katarinadahlin
PRO
1
250
How to build an LLM SEO readiness audit: a practical framework
nmsamuel
1
870
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
59
6.9k
How to optimise 3,500 product descriptions for ecommerce in one day using ChatGPT
katarinadahlin
PRO
2
3.8k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.8k
Evolution of real-time – Irina Nazarova, EuRuKo, 2024
irinanazarova
9
1.5k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
254
22k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
367
27k
Transcript
プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち? プロダクト作りに潜む問題を考える 2022/05/24
自己紹介 • 鈴木 健太郎(Twitter:@suzukentaro) • 年齢:39歳 • 開発ディレクター歴:17年 • 現職:株式会社Timers
Lead Product Manager
運営サービス紹介
Famm Famm(ファム)とは、お子様の写真・動画共有/子育て費用の相談会つき撮影会/ママのための キャリアスクール/出張撮影など、子育て家族の理想のライフデザインに寄り添うブランドです。
詳しくは https://famm.us/
本日お話したいこと
こんな投稿が最近バズりました
本日お話したいポイント 1. 開発者の理解(解像度)が低い問題 2.営業が売りたいものが想定外すぎる 問題 3.リリース内容が理想からかけ離れる 問題
1. 開発者の理解(解像度)が低い問題
プロダクト提供価値が説明不足だから • 開発メンバーに、開発機能の説明で終始している ◦ プロダクトの顧客課題や価値の説明をしてない ◦ 開発メンバーは機能仕様書通りの開発しかできない状況では? • 解決例 ◦
開発内容のWhyとWhatを説明し、共感してもらう ▪ リーンキャンバス ▪ バリュープロポジションキャンバス ▪ ユーザーインタビュー
2. 営業が売りたいものが想定外すぎる問題
営業チームの事情を理解してないから • 営業がなぜそんなこと言い出すか、知ってますか? ◦ 担当営業の追っている目標を知ってますか? ◦ 営業が対面する顧客の反応を想像できますか? • 解決案 ◦
営業の事情を理解してみる ▪ 部署目標のヒアリング ▪ 営業の席に同席させてもらう
3. リリース内容が理想からかけ離れる問題
各所からの要望に優先順位がつけられないから • 横やりが止められない ◦ 整合性のとれない要望を受けまくると、開発チームは疲弊混乱 ◦ 「その要望、対応しないと本当に問題が起こりますか?」 • 解決案 ◦
誰がプロダクトの最終意思決定者かはっきりさせる ▪ 影の意思決定者がいたら、表に引きずり出すのもPdMの仕事 ▪ 複数部署から要望が来たら、各部署に優先度整理してもらう ▪ プロダクトゴールに合ってない要望は「No」の説明を
リリース予定日 > 品質になってしまっているから • リリース予定日が優先されすぎている ◦ リリース予定日 > 顧客の期待になぜかなってしまっている ◦
間に合わない量を期限までに作ろうとしている • 解決案 ◦ 希望リリース日の必然性を早めに握っておく ▪ リリース予定日を対外公表しない ▪ リリース予定日に出せないと何が起こるのか想定 ▪ リリース予定日が変えられないなら、実装要件を減らせないか
まとめ
まとめ 1. 開発者の理解(解像度)が低い問題 ◦ プロダクト提供価値が説明不足だから 2. 営業が売りたいものが想定外すぎる問題 ◦ 営業チームの事情を理解してないから 3.
リリース内容が理想からかけ離れる問題 ◦ 各所からの要望に優先順位がつけられないから ◦ リリース予定日 > 品質になってしまっているから
最後に 開発者・ビジネス各部門とも正しく 連携を取って、 どうしてこうなった...なプロダクト が世の中から少しでも減ることを 祈願しています。