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プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考える

 プロダクトの理想と現実はなぜ乖離しがち?プロダクト作りに潜む問題を考える

2022/05/24の開発PM勉強会vol.11で登壇した内容になります。

suzukentaro

May 24, 2022
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Transcript

  1. 各所からの要望に優先順位がつけられないから • 横やりが止められない ◦ 整合性のとれない要望を受けまくると、開発チームは疲弊混乱 ◦ 「その要望、対応しないと本当に問題が起こりますか?」 • 解決案 ◦

    誰がプロダクトの最終意思決定者かはっきりさせる ▪ 影の意思決定者がいたら、表に引きずり出すのもPdMの仕事 ▪ 複数部署から要望が来たら、各部署に優先度整理してもらう ▪ プロダクトゴールに合ってない要望は「No」の説明を
  2. リリース予定日 > 品質になってしまっているから • リリース予定日が優先されすぎている ◦ リリース予定日 > 顧客の期待になぜかなってしまっている ◦

    間に合わない量を期限までに作ろうとしている • 解決案 ◦ 希望リリース日の必然性を早めに握っておく ▪ リリース予定日を対外公表しない ▪ リリース予定日に出せないと何が起こるのか想定 ▪ リリース予定日が変えられないなら、実装要件を減らせないか
  3. まとめ 1. 開発者の理解(解像度)が低い問題 ◦ プロダクト提供価値が説明不足だから 2. 営業が売りたいものが想定外すぎる問題 ◦ 営業チームの事情を理解してないから 3.

    リリース内容が理想からかけ離れる問題 ◦ 各所からの要望に優先順位がつけられないから ◦ リリース予定日 > 品質になってしまっているから