Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

IoTプラットフォーム「SORACOM」 とLTE Cat.1について

Sponsored · SiteGround - Reliable hosting with speed, security, and support you can count on.

IoTプラットフォーム「SORACOM」 とLTE Cat.1について

June. 18, 2026 SORACOM UG 九州#17 のセッションスライド

Avatar for takao@SORACOM

takao@SORACOM

June 18, 2026

More Decks by takao@SORACOM

Other Decks in Technology

Transcript

  1. ソラコムのビジョンとミッション Making Things Happen for a world that works together

    私たちがつくるのは、共鳴し合う世界です。 モノや人がつながり、それぞれの価値が増幅しあい 想像を超える未来が次々と生まれていく。 通信、クラウド、AIといったテクノロジーを だれもが使えるようにして、 志を共にするパートナーたちと共に世界をよくする イノベーションへとつなげる。 IoTと、その先へ。 株式会社ソラコム / SORACOM, INC. 代表取締役社長 玉川 憲 拠点 日本、英国、米国 事業概要 AI / IoT プラットフォームサービスの提供 証券コード 147A (東京証券取引所 グロース市場) コーポレートサイト soracom.com
  2. ソラコムの戦略「リアルワールドAIプラットフォーム」 IoT / AI デバイス AI・クラウド SORACOM デバイス 通信モジュール センサー

    クラウド型カメラ SORACOM IoT コネクティビティ IoT SIM LTE / 5G / LTE-M / NB-IoT LPWA / 衛星通信 Wi-Fi・有線向け VPN 現場のデータ《フィジカル》と、社内外のデータ《デジタル》のすべてを《AI》につなぐ パートナーデバイス AIカメラ IoT コネクティビティ AI フィジカルAI向け 大容量プラン AI SORACOM クラウド リモート制御 AIデータ処理 IoTオートメーション パートナークラウド/AIサービス AWS / Microsoft Google / OpenAI AIチャットボット AI
  3. IoT の手間を解決できる SORACOM ― IoT 向けデータ通信サービス 特定地域向け 日本国内の利用に特化 plan-D plan-DU

    plan-K2 SORACOM IoT SIM NTTドコモ 3G / LTE / LTE-M plan-KM1 KDDI LTE / 5G KDDI LTE-M グローバル 日本の3キャリアを含む 世界180を超える国と地域 plan01s planX3 planP1 ・・・ オンラインで1回線から調達、届いてから即時に開通
  4. IoT テクノロジー民主化のためのプラットフォーム CLI & SDK SORACOM CLI(Go) Web インターフェース User

    Console データ転送支援 SORACOM Beam クラウドアダプタ SORACOM Funnel データ収集・蓄積 SORACOM Harvest プライベート接続 SORACOM Canal IoT向けデータ通信 SORACOM Air for Cellular (2G, 3G, LTE, LTE-M, 5G) LPWA (Sigfox, LoRaWAN) 専用線接続 SORACOM Direct 仮想専用線 SORACOM Door API Web API Sandbox コネクティビティ ネットワーク インタフェース SIM認証・証明 SORACOM Endorse デバイス管理 SORACOM Inventory 透過型トラフィック処理 SORACOM Junction データ分析・検索 SORACOM Query セキュアプロビジョニング SORACOM Krypton アクセス権限管理 SORACOM Access Management アプリケーション デバイスLAN SORACOM Gate 24/365サポート 診断機能 Technical Support USB ドングル / セルラーモジュール / マイコンモジュール / ボタン / カメラ デバイス オンデマンドリモートアクセス SORACOM Napter クラウドファンクション SORACOM Funk ダッシュボード作成/共有 SORACOM Lagoon パケットキャプチャ SORACOM Peek インラインプロセッシング SORACOM Orbit VPG 監査ログ API Audit Log Wi-Fi, 有線 インターネット セキュアリンクサービス SORACOM Arc Satellite(衛星) インターネット/ メッセージングサービス メディア転送 SORACOM Relay ソリューション クラウド型カメラサービス ソラカメ SMS 配信 Cloud SMS Delivery 多要素認証サポート Cloud MFA SORACOM Global Platform エッジプロセッシング SORACOM Mosaic eSIM データ通信 Soracom Mobile
  5. プラットフォームと SORACOM プラットフォームとは 非機能要件を解決する機能が パーツ・サービスとして提供 SORACOM は IoT の手間を解決する機能が パーツ・サービスとして提供

    目的に合わせたシステム・IoT サービスが 素早く・無駄なく創れる 1. セキュリティ 2. 法令順守 3. アクセシビリティ 4. 性能確保 5. 可用性 6. 拡張性 7. メンテナンス性 8. 初期と維持費 9. 持続可能性 非機能要件 AWS re:Invent 2023 CTO キーノートより
  6. 株式会社MIXI 導入事例 SORACOM BeamとeSIMを組み合わせによるデバイスの認証と通信の暗号化を行 うことにより、セキュリティの強靭化と同時に機器の開発やキッティングの手間 をオフロード。 位置情報 SORACOM Beam UDP

    HTTPS みてねみまもりGPS AWS Cloud eSIM 回線(SIM)情報により デバイスを認証 SORACOM Beamのプロトコル変換機能により、 デバイスがやり取りする軽量なUDP通信を 安全なHTTPSに変換してクラウドとやり取り。 サービス
  7. 外部クラウドにセキュアに中継 本来デバイスに実装するべき接続先設定や暗号化等をSORACOM へオフロー ド(負荷を移動)することで、デバイスをシンプルにし開発工数を削減 SORACOM Beam/Funk/Funnel HTTP,MQTT, TCP,UDP HTTPS, MQTTS,

    TCPS セキュア&クラウドネイティブな プロトコル セキュアな無線空間 インターネット空間 シンプルなプロトコル 連携先システム カスタム エンドポイント Funnel Funk Beam Function as a Service その他クラウドサービス/ パートナーソリューション
  8. クラウドと「つなぐ」を簡単に SORACOM Beam / Funnel / Funk データ転送 SORACOM Beam

    クラウドアダプタ SORACOM Funnel クラウドファンクション SORACOM Funk ビーム ファネル ファンク ✔ MQTT(S) 中継 ✔ TCP/UDP/HTTP の HTTPS 変換 ✔ HTTP ヘッダ追加、編集 ✔ メッセージ認証用署名追加 ✔ 6つのパブリッククラウド用 アダプタ ✔ 11の SORACOM パートナ ソリューション用アダプタ ✔ パブリッククラウドの FaaS を 直接呼出し ✔ 実行結果をデバイスへ 返送可能 既存システム接続や MQTT 利用に 新規 IoT システムを 迅速に展開 クラウドを 「デバイスの関数」化
  9. IoT の手間を解決できる SORACOM 遠隔操作 IoT アプリ構築 ダッシュボード作成・共有 SORACOM Lagoon データ転送支援

    SORACOM Beam 閉域ネットワーク オンデマンドリモートアクセス SORACOM Napter 専有ゲートウェイ Virtual Private Gateway SORACOM アイコンセット 情報セキュリティ チェックシート クラウド連携 Web コンソールと API サポートプラン ?→!
  10. SORACOM は IoT の「つなぐ」を簡単に IoT デバイスの データ蓄積先は? 技術やビジネス検証をする IoT アプリケーションは?

    AI やビッグデータ等の SaaS / クラウド連携は? 検証 / スモールスタート 大規模 / ビジネス利用 データ収集・蓄積 SORACOM Harvest ダッシュボード作成・共有 SORACOM Lagoon クラウドアダプタ SORACOM Funnel データ転送支援 SORACOM Beam クラウドファンクション SORACOM Funk 現場のデジタル化を担う IoT デバイスは? ✔ SORACOM IoT ストア ✔ IoT SELECTION SORACOM の役割
  11. セルラー網(LTE, 5G 等) につなげるための鍵(と機能) が 入っている IC チップ 形状にはカード型・eSIM(チップ型)・iSIM がある

    SIM (Subscriber Identity Module) とは Integrated SIM; SIM の機能を SoC に統合 セルラー通信自体が 暗号化されている セルラーモデム ISO 7816 SIM MCU UART 無線区間 基地局 インターネット
  12. 3G/LTE のSIM認証 VPC 加入者情報DB 2.認証情報レスポンス Auth Token(AUTN), Random(RAND) 4.ネットワーク の認証&鍵生成

    5.認証レスポンス RES 6.SIMの認証 Secret Key Sequence Number N Secret Key Sequence Number N 7.鍵の派生 7.鍵の派生 SIM SIM 端末 接続要求 1.認証情報リクエスト 基地局・制御局 3. 認証リクエスト ATUN, RAND, XRES, Security Key (CK + IK) CK + IK RES, (RES==XRES) RES, Security Key (CK + IK)
  13. 消費電力 データレート 移動 監視カメラ (静止画) 建機 ロボット 自動販売機 ウェアラブル 動態管理

    POSレジ LTE-M, NB-IoT, Sigfox Cat.1, LTE-M Cat.4 ~ サイネージ 監視カメラ (動画) 自転車 スマートメーター 工場機器監視 環境センシング 用途ごとの適用例
  14. LPWA=Low Power Wide Area (Network) LPWAN アンライセンス系 Sigfox LoRaWAN その他

    920Mz帯通信 ライセンス系 (セルラー) LTE-M NB-IoT Cat.1もLPWAに含むケースもあり
  15. Cat.1/4 と Cat.M NB-IoTの違い スピード制限ではなくインフラの使い方が根本的に違う (帯域の使い方によって省電力を実現している) 周波数 Cat.1 / Cat.4

    Cat.M1(LTE-M) NB-IoT 1.08MHz 180kHz 通常LTE周波数全体を使用 Cat.1は帯域内で低速動作 周波数内の狭帯域(約1.08MHz) で動作 超狭帯域(180kHz)
  16. Cat.1/4 と Cat.M / NB-IoTの違い Cat.1 / Cat.4 Cat.M1(LTE-M) NB-IoT

    使える周波数が異なり、通信モジュールの能力も異なる → 道の走ってよい場所が違い、車の能力も違う
  17. Cat.M1(LTE–M) と NB-IoT は・・・ • 省電力を実現するための仕組み ◦ 基本的には電池で動かさないといけないときに(仕方な く)使うもの •

    電源が取れるデバイスの場合、得られるメリットが 少ない • LTE Cat.M1(LTE-M) or NB-IoTは国によって変わる • 日本では基本的にLTE Cat.M1(LTE-M)優勢
  18. スペックを見てみましょう 能力項目 Cat.1 Cat.4 大まかな意味 DL-SCH 最大 bits / TTI

    10,296 150,752 下りデータ転送の処理能力 UL-SCH 最大 bits / TTI 5,160 51,024 上りデータ転送の処理能力 DL HARQ soft buffer 250,368 bits 1,827,072 bits バッファのサイズ1 Layer 2 buffer 150,000 bytes 1,900,000 bytes バッファのサイズ2 DL spatial multiplexing layer 1 layer 2 layers MIMOへの対応 意味不明!
  19. Cat.1bis / Cat.1 / Cat.4 の違い 下りは「受信アンテナ × MIMO」、上りは「1系統の太さ」 下り(基地局

    → 端末) 受信アンテナ (Rx系統) 1本 2本 Cat.1bis 下り:受信1本 / 1つの流れ 小型化のため 2本目の受信系を省く この組み合わせのカテゴリはない Cat.1 下り:受信2本 / 1つの流れ 同じ通信を2点で見る → 受信を安定させる Cat.4 下り:受信2本 / 2つの流れ 両方に混ざった電波を PHYで2つに分ける 1つの流れ 2つの流れ(2-layer MIMO) 下りで同時に運ぶデータの流れ(MIMO layer) 上り (端末 → 基地局) 送信は基本1系統 Cat.1bis 1系統 Cat.1 1系統 Cat.4 太い1系統 Cat.4は送信を2本にするのではなく、 1回に運べるデータの塊が大きい
  20. 選び方(簡易版) 高速 LTE Cat.4 以上 中速 IoT Cat.1 / 1bis

    省電力 IoT LTE-M/NB-IoT データ量 レイテンシ 重視点 代表的用途 大容量 Video 中容量 Logs/FOTA/ 画像 小〜中,極小 低遅延 比較的低い 許容 高速 スループット 汎用 LTE 網での 確実な通信 省電力 スマホ / ルーター 決済端末 / ゲートウェイ トラッカー / スマートメーター 電池駆動の場合の第一選択肢 eDRXやPSMをしっかり使う 高速・大容量・低遅延を求める場合 だいたいのIoTの用途で ちょうどいい