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【滋賀大学データサイエンス学部】PropTech(不動産テック)における AI・データサイエンス活用

【滋賀大学データサイエンス学部】PropTech(不動産テック)における AI・データサイエンス活用

本講義では、ビジネスにおける事例から、データサイエンティストの職業イメージをより具体化いただくとともに、演習を通じてデータサイエンスの力や楽しさを体感いただきます。

Takehiko Hashimoto

February 03, 2024
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Transcript

  1. PropTech(不動産テック)における
 AI・データサイエンス活用
 1 2024.02.03 AI Strategy Center
 General Manager 橋本

    武彦
 部長 Chief Data Scientist 福中 公輔
 
 滋賀大学 データサイエンス実践論
  2. P03 本日のガイダンス/自己紹介(5分)
 P08 PropTech(不動産Tech)の動向と事例紹介(15分)
 P18 【演習】データサイエンスによるお部屋探し(140分)
 P29 データサイエンティストのキャリアについて(20分)
 本日のガイダンス
 ✔

    ビジネスにおける事例から、データサイエンティストの職業イメージをより具 体化いただく ✔ 演習を通じてデータサイエンスの力や楽しさを体感いただく 狙いは
  3. 会社紹介
 5 設立年月日 2013年 3月 資本金 72億6247万6717円 *2023年10月末時点 代表取締役 樋口龍

    事業内容 • ネット不動産投資サービスブランド 「RENOSY」の開発・運営 • SaaS型のBtoB PropTechプロダク トの開発 従業員 1,090人 *2023年10月末時点、グループ会社を含む • 2013年創業。不動産をはじめ、様々な産業の ビジネス変革に取り組むテック企業 • IT化の遅れた業界全体のDXへの貢献を視野 * グロース市場で唯一DX銘柄に3年連続選定 • 2017/4にAI Strategy Center設立 *業界初
  4. 自己紹介:橋本 武彦
 6 氏名 橋本 武彦(はしもと たけひこ) 所属 GA technologies AI

    Strategy Center General Manager          Product Management Product Manager 電気通信大学 客員准教授 滋賀大学データサイエンス学部 インダストリアルアドバイザー 国土交通省 不動産IDルール検討会 構成員(令和 3年度) キャリア サマリ Sier(エンジニア5年/研究員2年) ⇒ 調査会社(リサーチャー3年) ⇒ ブレイン パッド(シニアデータサイエンティスト 9年)を経て2017年4月から現職にて AISCの立ち上げに参画(当初は新卒含め 3名) データサイエンティスト協会(元事務局長)やデータサイエンティスト育成の新 規事業の立ち上げ 電通大、滋賀大、立正大、慶應 SFC、早稲田大、立教大など大学や官公庁で の講義や講演・執筆など E-Mail [email protected] Socialアカウント https://www.facebook.com/hashimoto.takehikko 2023/11/8@新丸子
  5. 自己紹介:福中 公輔
 7 氏名 福中 公輔(ふくなか こうすけ) 所属 ㈱GA technologies AI Strategy Center

    部長 Chief Data Scientist 滋賀大学データサイエンス学部インダストリアルアドバイザー キャリア サマリ • 早稲田大学にて、統計学やデータ解析、テスト理論の研究を行った後、実務 への応用に興味を持ち、データサイエンティストとなる。 • 学校法人産業能率大学総合研究所に在籍時は、企業内のデータサイエンティ スト育成支援、データ解析支援、データ解析プロジェクトのコンサルティング等 に従事。 • 一般社団法人データサイエンティスト協会が主催するデータサイエンスアワー ドにて、2017年度、東京メトロとのプロジェクト「データサイエンスと働き方改 革」で最優秀賞を受賞。これまでにデータ活用による業務効率化の仕組みに 関する特許を2件取得。 E-Mail [email protected] URL https://uca-works.com/
  6. 不動産業界の市場規模
 9 • 不動産業の国内総生産(GNP) 約 43 兆円 • 国内の不動産事業者数 12

    万社   出典:インフォグラフィックで読み解く、時代が ReTechを求める理由 https://newspicks.com/news/3186786/body/
  7. 不動産業界の課題
 10 情報の非対称性 (消費者の課題) IT化の遅れ (不動産業者の課題) • 高額商材ゆえに経験機会が少ない ≒消費者に知見がたまりにくい •

    情報やデータの整備や公開が十分 でない • 紙・FAXが現役(≒低い生産性) • 大半が零細企業でIT投資力不足 • 高齢化が進みITリテラシーが低い
  8. AI Strategy Centerの紹介
 11 • GA technologies Group 16社の研究開発組織
 •

    ミッションは「先進技術により事業に貢献する組織 」
 • バックグラウンドや国籍が多様なメンバが研究成果を業務に反映 
 研究領域 プロトタイプ ※TechLab プロダクト
  9. 12 TechLab
 • 社内向けテクノロジーショーケース ◦ 現場で困りごと発見 ◦ プロトタイプを開発し公開 ◦ 現場へ提供して即時価値検証

    ◦ 効果があればプロダクトへ反映 ◦ 昨年末に不動産業界の生産性向上と 生活者の利便性向上を期して研究を公 開
  10. 13 ハザードマップ Cheker
 • 2020年8月の宅建業法改正により、賃貸物件の重説時に水害ハザードマップ上で対象物件の所在地を 説明することが義務化 ◦ 自治体のWebからハザードマップを調べてダウンロード ◦ 洪水・雨水出水・高潮の3種類の水防法に基づく水害リスクに該当するか確認

    ◦ ハザードマップに対象物件の所在地に印をつけて説明 • PDFにジオリファレンスで位置情報を埋め込み • リーシング・仕入れ等、幅広い部署で使用 ◦ 月200時間以上の効率化に貢献! • プロダクト(OHEYAGO)で採用
  11. 成功要因の考察:③ビジネス現場へのRESPECTとSUPPORT
 16 RESPECT SUPPORT • (前提)感謝の気持ち • 今までの仕事のやり方を過度に否定 しない。経緯や理由をきちんと伺う •

    勘と経験は貴重(KDD ⇒ KDD+D) • まずはSmall Start & Quick-Win • リアル側と距離を近づける(物理/心理) • 業務フロー全体を考慮し、変更は少なく • ビジネスへの影響も最小限に抑える • 繰り返し啓発 & トレーニング
  12. 19 • 賃貸募集データ 約13000件 • エリア :滋賀県 • 期間 :2020年以降

    • 項目 : ◦ ID、建物名、住所、都道府県、市区、町村、緯度、経度 ◦ 建物構造、階建て、階、築年 ▪ *建物構造:1_木造, 3_鉄骨造, 4_RC, 5_SRC, 8_軽量鉄骨 ◦ 方角、間取り、部屋面積 ▪ *方角:1_北, 2_北東, 3_東, 4_南東, 5_南, 6_南西, 7_西, 8_北西 ▪ *間取り:1_1R, 2_1K, 3_1LDK ◦ 路線名、最寄り駅、駅_徒歩分数、バス停、バス停_徒歩分数 ◦ 家賃、管理費、敷金、礼金、駐車場料金 提供データの概要

  13. 21 • 分析の基本的な流れ • ①基本統計量 • ②集計 • ③可視化 •

    ④予測(単回帰) • ⑤複数の変数間の関係(重回帰) ※公開版では掲載割愛

  14. 2024年時点の振り返り *半径5mの世界
 26 • ブーム(バブル) ◦ Bigdata、Data Scientsit、IoT、AI、DX etc • 名称の変遷/細分化 ◦

    分析官/アナリスト ⇒ データサイエンティスト ⇒ AIエンジニア・機械学習エンジニア / データアナリスト etc • Toolの進化 ◦ SPSS/SAS ⇒ R  ⇒ Python ◦ Google Cloud AutoML、DataRobot • 業務形態の変化(PoCの終わり?) ◦ 分析結果レポート ⇒ API、プロトタイプ
  15. 27 2024年時点の振り返り *半径5mの世界
 • データの民主化の流れ ◦ データ活用のプラットフォーム(オンプレ ⇒ クラウド化) ◦ 経営の意思決定 ⇒ 現場の意思決定

    • データマネジメントの必要性・重要性 ▪ データセントリック • 生成AIの活用(≠モデル作成)? AI活用人材とは? ※データサイエンティスト協会 スキル定義委員資料より引用  https://www.datascientist.or.jp/news/n-pressrelease/post-1757/