Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
2024/06/19_CHUO_Tech
Search
takochuu
June 18, 2024
Programming
0
45
2024/06/19_CHUO_Tech
https://chuo-tech.connpass.com/event/319436/
での発表資料です
takochuu
June 18, 2024
Tweet
Share
More Decks by takochuu
See All by takochuu
プロダクトヒストリーカンファレンス2024 - 登壇資料
takochuu
0
13
LayerX Fintech事業部の開発について
takochuu
0
96
これまでとこれからのサーバーサイド
takochuu
0
50
Dive panic & type
takochuu
0
480
Go Conference 2018 Autumn - 3カ国を支えるAPI基盤の構築
takochuu
1
2.3k
C Channel x Retty x eureka LT
takochuu
0
10
Global Architecture
takochuu
0
570
Other Decks in Programming
See All in Programming
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
240
Асинхронность неизбежна: как мы проектировали сервис уведомлений
lamodatech
0
740
たのしいparse.y
ydah
3
120
tidymodelsによるtidyな生存時間解析 / Japan.R2024
dropout009
1
770
17年周年のWebアプリケーションにTanStack Queryを導入する / Implementing TanStack Query in a 17th Anniversary Web Application
saitolume
0
250
nekko cloudにおけるProxmox VE利用事例
irumaru
3
430
Scalaから始めるOpenFeature入門 / Scalaわいわい勉強会 #4
arthur1
1
310
テストケースの名前はどうつけるべきか?
orgachem
PRO
0
130
CSC305 Lecture 26
javiergs
PRO
0
140
クリエイティブコーディングとRuby学習 / Creative Coding and Learning Ruby
chobishiba
0
3.9k
Haze - Real time background blurring
chrisbanes
1
510
useSyncExternalStoreを使いまくる
ssssota
6
1k
Featured
See All Featured
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
51
7.3k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
20k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
33
1.5k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
10
810
Docker and Python
trallard
42
3.1k
How GitHub (no longer) Works
holman
311
140k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
460
33k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
222
9k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
I Don’t Have Time: Getting Over the Fear to Launch Your Podcast
jcasabona
29
2k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Transcript
© LayerX Inc. Fintech事業部流・爆速開発 Kentaro Takahashi, 2024/06/19
自己紹介
© LayerX Inc. 3 Fintech事業部 VPoE Fintech事業部にて、ALTERNA(個人向け投資サービス)と ODX(Operation DX)チームのマネジメントを担当 趣味は酒と保護猫を飼うこと
以前はPairs(エウレカ) / DeNAなどに在籍 自己紹介 Kentaro Takahashi
事業紹介
5 © LayerX Inc. 「すべての経済活動を、デジタル化する。」をミッションに掲げ、 法人支出管理サービス「バクラク」や企業内業務のデジタル化を支援するサービスを提供しています。 事業紹介 バクラク事業 企業活動のインフラとなる法人支出 管理(BSM)SaaSを開発・提供
Fintech事業 ソフトウェアを駆使したアセットマネジメ ント・証券事業を合弁会社にて展開 AI・LLM事業 文書処理を中心とした、LLMの活用による プロセスのリデザイン
© LayerX Inc.
© LayerX Inc.
© LayerX Inc.
開発生産性 ≠ プロダクトの生産性
© LayerX Inc. 10 Four Keys • デプロイ頻度 • 変更のリードタイム
• 変更障害率 • サービス復元時間 開発生産性 ≠ プロダクトの生産性
© LayerX Inc. 11 開発生産性 ≠ プロダクトの生産性
© LayerX Inc. 12 開発生産性 ≠ プロダクトの生産性 2年で4000個のP-Rなので生産性は悪くなさそうだけど...
© LayerX Inc. 13 大事なことは、ちゃんと「成果」が 狙った通りに出ていること 開発生産性 ≠ プロダクトの生産性 =
使われないものを作らない
プロダクト開発の生産性をあげるために
© LayerX Inc. 15 成果 = 打率(施策の成功確率) × 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために
© LayerX Inc. 16 成果 = 打率(施策の成功確率) × 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために
© LayerX Inc. 17 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために -
マーケティングメールは「特定電子メール法」という法律でオプトインが義務づけられている - 金融商品取引法によって、投資家から預かった資金は明確に分別して管理すること - このような制約を理解しておくことでコミュニケーションのスピードが上がる - 制約を正しく理解できていないと、コミュニケーションが複雑になりスピードが下がる
© LayerX Inc. 18 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために
© LayerX Inc. 19 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために 「よーし、エピックレベルの企画を作るぞ!」
「企画の目的Aはこれで、目的Bはこれ」 「Aに対してのストーリーはこの4つで、Bはこの3つ」 「これをこうして...」
© LayerX Inc. 20 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために 「よーし、エピックレベルの企画を作るぞ!」
「企画の目的Aはこれで、目的Bはこれ」 「Aに対してのストーリーはこの4つで、Bはこの3つ」 「これをこうして...」 ✗
© LayerX Inc. 21 施策の開発は、1つの目的に対して1つの解決策が基本 → 1つの施策で複数の課題を解決しようとすると、論点がブレがち そのために、やらないことをしっかり決めることも重要 プロダクト開発の生産性をあげるために
© LayerX Inc. 22 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために 「よーし、エピックレベルの企画を作るぞ!」
「企画の目的Aはこれ、Aに対してのストーリーはこの4つ」 「この機能もあればユーザーが喜びそう!」 「使い勝手を考えたら、こういう風に作りたい」
© LayerX Inc. 23 = ドメインの理解 × 最速での価値検証 打数(デリバリーのスピード) プロダクト開発の生産性をあげるために 「よーし、エピックレベルの企画を作るぞ!」
「企画の目的Aはこれ、Aに対してのストーリーはこの4つ」 「この機能もあればユーザーが喜びそう!」 「使い勝手を考えたら、こういう風に作りたい」 ✗
© LayerX Inc. 24 それっぽい思い込みで開発せず、仕様をシンプルに保つ また、仕様検討時に「どうしたらこの機能が成功か」を定義する → 成功指標が定義できないと「使われているがそのプロダクトに とって意味があるのかわからない」機能になりがち プロダクト開発の生産性をあげるために
まとめ
© LayerX Inc. 26 - それっぽい思い込みで開発せず、仕様をシンプルに保つ - 施策の成功指標を定義する - 施策の開発は、1つの目的に対して1つの解決策
- やらないことを決める - ドメインを理解することによりコミュニケーション・実装の質を上 げる まとめ
おわりに
© LayerX Inc. 28 まとめ https://note.layerx.co.jp/n/nd989c05bf9b1
© LayerX Inc. 29 - それっぽい思い込みで開発せず、仕様をシンプルに保つ - 施策の開発は、1つの目的に対して1つの解決策 - ドメインを理解することによりコミュニケーション・実装の質を上
げる まとめ