Live SDK で SkyDrive連携アプリを作ろう

2013/3/30 めとべや東京でのセッション

Transcript

1. Live SDK で SkyDrive連携アプリを 作ろう @tanaka_733 Room metro #15 東京 3/30 (Sat)
2. Agenda はじめに SkyDriveとは Live Connect SDK とは SkyDrvie SDK をストアアプリで使ってみよう
3. 自己紹介 (@tanaka_733) めとべや東京のスタッフです 趣味の開発でC# • Windows ストアアプリ • Windows Phone アプリ • Kinect ストアアプリは数本リリース • はてな動画(仮) • SkyRecorder <= 開発中、今回のテーマ
4. めとべや東京はCOD2013 に出ます COD2013とは… • 全国のコミュニティが集まって各地で勉強会を開きます • http://cod.ms/Pages/default.aspx めとべや東京は… • 東京会場にて、私が話します！ • テーマは ストアアプリのプッシュ通知 • 先日話したセッションから、サーバーサイドを掘り下げます
5. セッションの目的 SkyDrive を APIから操作してみる ストアアプリで SkyDrive連携をやってみる
6. Agenda はじめに SkyDriveとは Live Connect SDK とは SkyDrvie SDK をストアアプリで使ってみよう
7. SkyDrive とは Microsoftのオンラインストレージ Windows8 から標準対応（通常のファイルシステムと同じ感覚） 現在は7GBまで、以前から利用している場合は25GBのことも • 有償オプションで追加可能 (¥800/年・20 GB から)
8. SkyDrive を使えるデバイス デスクトップ/ネイティブアプリ •Windows Vista, Windows 7, Max OS X •Windows Phone, iOS(iPhone iPad), Android その他、Webページ経由
9. 他クラウドストレージ ストレージ • iCloud • Google Drive • Dropbox （最近話題の）ノート系 • Evernote • Google Keep http://windows.microsoft.com/ja-jp/skydrive/compare
10. Agenda はじめに SkyDriveとは Live Connect SDK とは SkyDrvie SDK をストアアプリで使ってみよう
11. Live Connect SDK • ドキュメントとメディアの操作 SkyDrive • 連絡先とカレンダーの操作 Hotmail • インスタントメッセージ Messenger • ユーザーの認証とプロファイル情報へのアクセス Live
12. SkyDrive API 使用上の制約 ユーザーが明示的に要求したとき以外はSkyDrive にファイルをアップロードしない • 自動バックアップの保存先としては使えない SkyDrive が適した状況では SkyDrive を使う。 • ドキュメントや写真の管理はSkyDriveで SkyDrive に対する信頼を損なわないようにする • いかがわしいファイルを置いたりしない http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/live/hh826521.aspx
13. Live Connect SDKの特徴 •どの情報にアクセスできるか、作成できるかを「スコープ」と呼ばれる概念でサポート •いわゆる認証・認可の認可 スコープとアクセス許可 •APIはいわゆるREST形式 •SDKで使う場合はパスを指定(後でサンプルにて) RESTアクセス •認証はマイクロソフトアカウントを使用 •Windowsストアアプリでは、Windows8 のサインイン機能を使用 シングルサインオン •認証はOauth 2.0形式 •SDKを使う場合、ほぼ意識しない OAuth 2.0
14. API使いたい、でもいきなりはめんどそう… photo credit: Tambako the Jaguar via photopin cc
15. Interactive Live SDK http://isdk.dev.live.com/ISDK.aspx
16. Agenda はじめに SkyDriveとは Live Connect SDK とは SkyDrvie SDK をストアアプリで使ってみよう
17. 準備：SDKのインストール http://msdn.microsoft.com/ja-JP/live/ff621310
18. 準備：プロジェクトへの参照の追加
19. 準備：アプリの登録と関連付け Live SDKを使う場合、ダッシュボードからアプリの名前を登録し、 プロジェクトで関連付けておく必要があります。 ※ 開発者アカウントが必要です
20. シナリオ①: ログイン 明示的にログインボタンを作成 • Guideline に従う必要あり • http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/windows/apps/xaml/Hh968445(v=win.10).aspx 自動でログイン • ログインしないとアプリの機能が実現できないような場合、 • 起動直後にログイン画面に移行 いずれの場合も、ログイン画面はSDKにより提供されます アカウントはSSOのみの模様(別ユーザーを選択できない) UI経由のユーザーの同意が必要なので自動テスト不可…
21. シナリオ①: ログイン 今回載せているコードはこちらにあります https://gist.github.com/tanaka-takayoshi/5272456
22. シナリオ②: ユーザー情報の取得
23. 返り値が Dictionary … 実装が、Dynamic サポートしている型になっている
24. Dynamic で dynamic に解決…? メリット: DictionaryのKeyによるアクセスをプロパティ的に記述できる デメリット: LINQなどラムダ式を使ったメソッドを呼び出せない =>(発表後注): IEnumerable<dynamic> もしくは LINQでCast<dynamic> すればよい。gistのコードは更新済みです
25. アルバムディレクトリを取得して、 サムネイル付きで表示する
26. アルバムディレクトリを取得して、 サムネイル付きで表示する
27. アルバムディレクトリを取得して、 サムネイル付きで表示する
28. ストレージクォータを取得する
29. ファイルをアップロードする
30. まとめ ストアアプリからSkyDriveはSDKでお手軽にアクセスできる (SDKでは)サインインはSSOのみ 返り値が IDictionary<string, object> なので、 Interactive Live SDK でJSONの構造を確認しながらコーディング
31. おまけ: Metro Icons Maker Store App, WP8, WP7 対応のアイコンを作成できるツールです。 • Windows Phone Icons Maker からフォークさせていただきました。 プロジェクトページはこちら • http://techblog.hilife-jp.info/metro-icons-maker/ アルファ版です • 正式版を WPF4.5+Livet で作成中… (と言って早2か月) • MS-PLなOSSです: https://github.com/tanaka-takayoshi/Metro-Icons-Maker
32. おまけ: Metro Icons Maker