Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
世界の中心でApp Runnerを叫ぶ FINAL
Search
つくぼし
May 07, 2026
Technology
320
0
Share
世界の中心でApp Runnerを叫ぶ FINAL
つくぼし
May 07, 2026
More Decks by つくぼし
See All by つくぼし
CDKで始めるTypeScript開発のススメ
tsukuboshi
1
1.8k
Mastraに入門してみた ~AWS CDKを添えて~
tsukuboshi
0
1.3k
Amazon Bedrock GenUハンズオン座学資料 #2 GenU環境でRAGを体験してみよう
tsukuboshi
0
800
Amazon Bedrock GenUハンズオン座学資料 #1 GenU環境で生成AIを体験してみよう
tsukuboshi
0
1.5k
AWSエンジニアに捧ぐLangChainの歩き方
tsukuboshi
5
2.3k
世界の中心でApp Runnerを叫ぶ ~Aurora DSQLを添えて~
tsukuboshi
0
890
初めてのGPTs ~ネコ派を〇〇派に変える技術~
tsukuboshi
0
1.1k
Amplify Gen 2ではじめる 生成AIアプリ開発入門
tsukuboshi
1
1.9k
AWSで構築するパターン別RAG構成解説
tsukuboshi
5
9.2k
Other Decks in Technology
See All in Technology
最低限これだけ押さえれ大丈夫_Claude Enterprise/Team企業展開ガバナンス入門
tkikuchi
1
630
『家族アルバム みてね』における インシデント対応との向き合い方 / Approach incident response in Family Album
kohbis
2
280
AI駆動開発が変える、大規模開発の前提 ーHuman in the Loop から Human on the Loop へ / AIE2026
visional_engineering_and_design
2
730
【Gen-AX】20260530開催_JJUG CCC 2026 Spring
genax
0
310
OpenID Connectによるサービス間連携
takesection
0
150
Oracle Cloud Infrastructure IaaS 新機能アップデート 2026/3 - 2026/5
oracle4engineer
PRO
1
100
さきさん文庫の書籍ができるまで
sakiengineer
0
330
「コーディング」しない人のための Claude Code 入門 ChatGPT の次の一歩 — 業務に組み込む 育成・共有・自動化
rfdnxbro
2
1k
Spring AI × MCP 入門〜AIエージェントへのツール公開、境界設計から始める最小構成 〜
yuyamiyamoto
0
200
Strands Agents超入門
kintotechdev
1
150
GoとSIMDとWasmの今。
askua
3
460
マーケットプレイス版Oracle WebCenter Content For OCI
oracle4engineer
PRO
5
1.8k
Featured
See All Featured
The untapped power of vector embeddings
frankvandijk
2
1.7k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
2.9k
Everyday Curiosity
cassininazir
0
220
Introduction to Domain-Driven Design and Collaborative software design
baasie
1
810
Scaling GitHub
holman
464
140k
The AI Revolution Will Not Be Monopolized: How open-source beats economies of scale, even for LLMs
inesmontani
PRO
3
3.5k
Leading Effective Engineering Teams in the AI Era
addyosmani
9
2k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
75
12k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1370
210k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
12k
Building Adaptive Systems
keathley
44
3k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
61
9.9k
Transcript
世界の中⼼でApp Runnerを叫ぶ FINAL 2026/5/8 JAWS-UGコンテナ⽀部 #29 App Runnerありがとう会
2 ⾃⼰紹介 • 部署 ◦ クラウド事業本部 • ニックネーム ◦ つくぼし
• 推していたAWSサービス ◦ AWS App Runner • SNS/ブログ ◦ X(@tsukuboshi0755) ◦ DevelopersIO(つくぼし) 職種歴: 1. インフラエンジニア:3年 2. クラウドエンジニア:3.5年 3. 開発エンジニア:2年
本LTは以前語れなかったApp Runnerとの思い出ベースで話します 3 世界の中⼼でApp Runnerを叫ぶ ~Aurora DQSLを添えて~
⽬次 4 1. App Runnerとの思い出を振り返ってみる 2. App Runnerへの想いを叫んでみる 3. App
Runner難⺠が辿り着くAWSサービスはどれか 4. まとめ
App Runnerとの思い出を振り返ってみる
6 私とApp Runnerの経歴 • とあるパッケージ開発PJのインフラ担当に任命される • このパッケージが当初検証⽤途だった事もあり、インフラ設定が簡単 なApp Runner(とAWS Copilot
CLI)で動いていた • このインフラ基盤のIaCを改修する所から全てが始まった • …結果1年半以上の⽉⽇をApp Runnerと共にする事になった
7 最初のApp Runnerの印象 ネットワークを意識せずに動くアプリってありえるのか???
8 出会った頃に気づいたApp Runnerのすごさ • VPCが必要ないサービスのみに接続を閉じておけば、基本VPC回りの エラーに遭遇する事がない • ALBの機能も抱き合わせているので、ロードバランサーもよしなに やってくれる •
デプロイ周りの設定もGitHubやECRと統合し、簡単に設定できる →こいつすごくね?
9 短絡的な私はこう考えた App Runnerを布教して簡易アプリからVPCを撲滅するぞ!!!
そして付き合っていく内にApp Runnerがどんなサービスなのか 私は思い知らされる事になった... 10
App Runnerへの想いを叫んでみる
VPCレスのコンテナ基盤は想像より需要がある 12
13 VPCレスのコンテナ基盤は想像より需要がある • 開発を主戦場とする⽅は、クラウドであろうとNWインフラに苦⼿意 識を持つ事が多い印象がある • App Runnerはそのような開発者の⽅がファーストチョイスする際に すごい刺さりやすいサービスであった •
Webサービスは基本VPCの中で動かさないといけないという固定観念 がどこかにあったが、App Runnerのおかげで完全に崩れた
やっぱりWebSocketに対応できなかったのが痛かったと思う 14
15 やっぱりWebSocketに対応できなかったのが痛かったと思う • ⽣成AI時代に⼊ってからStreamlit(WebSocket)でAIエージェントアプ リを動かしたい需要が爆増した • 当時App Runnerはエージェントアプリと相性が良さそうに⾒えたた め、エージェント基盤としての対応が注⽬されていた...
16 やっぱりWebSocketに対応できなかったのが痛かったと思う
17 やっぱりWebSocketに対応できなかったのが痛かったと思う
⽇に⽇に落ちていくサービスの更新頻度が悲しかった 18
19 • 最初は今後のロートマップがGitHubで公開されるくらい期待された サービスだったんですよ? • それがいつの間にかロードマップがクローズされた後は、新機能がな いどころかNode.jsやPythonのランタイムバージョンも期限切れまで 中々バージョンアップされない事態に... • あまりにもサービスの更新頻度が少ない上に、ランタイムも中々更新
されない不安がパッケージをECSに移⾏する決断を後押ししてしまっ た ⽇に⽇に落ちていくサービスの更新頻度が悲しかった
App Runner難⺠が辿り着くAWSサービスはどれか
VPCレスな基盤でWebアプリケーションを動かしたい!!! 21 App Runner難⺠が求めていたこと
候補①Amplify 22 • フロントエンドフレームワークをベースとしたフルスタックな基盤と して利⽤可能 • Gen 2でCDKベースになった事でIaC管理もしやすくなった • バックエンドを任せようとするとAppSync周りの管理が結構しんど
いので注意 • そもそもコンテナが動かないのでdockerも使えない
候補②Lambda Web Adaptor 23 • 通常のアプリケーションの書き⽅でLambdaコンテナが動く • Functions URLやNext.jsのstandaloneモード等を組み合わせる事で フロントエンドも組み込めたりする!
• Lambda特有の仕様(コールドスタート/tmpディレクトリ以外の書き 込み不可/コネクションプールの扱い等)はそのまま引き継がれる • なのでアプリの要件をしっかり固めておかないと、使い始めてからし んどい時があるのに注意
24 • 制限の少なさやチューニング項⽬の多さにより、様々なアプリケー ション要件に対して柔軟に対応できる • 最近はExpress Modeも出たので構築難易度も下がっている • VPCの運⽤が必要な点を踏まえたとしても、本番環境で使うなら実績 ‧安定性‧運⽤負荷のバランスがとても優れている
最終的に⾏き着く先はECSになってしまうのでは...?
まとめ
最後に 26 • App RunnerはVPCレスなAWSのコンテナ基盤としては今でも唯⼀無 ⼆のサービスです • App RunnerはVPCレスなWebアプリ構成がアリだというのを気づか せてくれた点で、間違いなく私の推しだった
• やはり元App Runner⺠はVPC管理に⽂句をいいながらも、ECSの柔 軟さには叶いません
改めてApp Runnerというサービスを推せて感謝です 27
お願い:次の推しAWSサービスを急募中です!!! 28
None